JPH0412970Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0412970Y2 JPH0412970Y2 JP3989087U JP3989087U JPH0412970Y2 JP H0412970 Y2 JPH0412970 Y2 JP H0412970Y2 JP 3989087 U JP3989087 U JP 3989087U JP 3989087 U JP3989087 U JP 3989087U JP H0412970 Y2 JPH0412970 Y2 JP H0412970Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- metal plate
- registration
- occlusal
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 17
- 210000004283 incisor Anatomy 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 210000003254 palate Anatomy 0.000 claims description 3
- 210000004373 mandible Anatomy 0.000 claims 1
- RRAFCDWBNXTKKO-UHFFFAOYSA-N eugenol Chemical compound COC1=CC(CC=C)=CC=C1O RRAFCDWBNXTKKO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 5
- NPBVQXIMTZKSBA-UHFFFAOYSA-N Chavibetol Natural products COC1=CC=C(CC=C)C=C1O NPBVQXIMTZKSBA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000005770 Eugenol Substances 0.000 description 4
- UVMRYBDEERADNV-UHFFFAOYSA-N Pseudoeugenol Natural products COC1=CC(C(C)=C)=CC=C1O UVMRYBDEERADNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229960002217 eugenol Drugs 0.000 description 4
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 210000000214 mouth Anatomy 0.000 description 3
- 210000002200 mouth mucosa Anatomy 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 206010061274 Malocclusion Diseases 0.000 description 2
- 230000007659 motor function Effects 0.000 description 2
- 239000001993 wax Substances 0.000 description 2
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 235000013871 bee wax Nutrition 0.000 description 1
- 239000012166 beeswax Substances 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 210000001847 jaw Anatomy 0.000 description 1
- 229910001234 light alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000000178 monomer Substances 0.000 description 1
- 210000004877 mucosa Anatomy 0.000 description 1
- 210000004400 mucous membrane Anatomy 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000006116 polymerization reaction Methods 0.000 description 1
- 229920000193 polymethacrylate Polymers 0.000 description 1
- 238000004321 preservation Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、歯科咬合採得用金属プレートの改良
に関するものである。
に関するものである。
[従来の技術]
歯科咬合採得用金属プレート(バイトレジスト
レーシヨン・プレート)は、上顎歯列に対する下
顎歯列の位置関係を精密に採得するために使用さ
れるものであつて、採得後のプレートは上下顎歯
列模型を咬合器に付着するとき、その間に挟んで
用いられるものである。
レーシヨン・プレート)は、上顎歯列に対する下
顎歯列の位置関係を精密に採得するために使用さ
れるものであつて、採得後のプレートは上下顎歯
列模型を咬合器に付着するとき、その間に挟んで
用いられるものである。
そして上記咬合採得用金属プレートには、台形
状または馬蹄形状のワツクス(蜜蝋など)製プレ
ートや台形状のアルミ合金製プレートが多く使用
されている。
状または馬蹄形状のワツクス(蜜蝋など)製プレ
ートや台形状のアルミ合金製プレートが多く使用
されている。
[考案が解決しようとする問題点]
上記ワツクス製プレートは約63度Cの湯で軟化
して口腔内に入れて咬合採得するものであるが、
これは強度と保存性に乏しく、長期の保存や繰返
しの検査に耐えないので、特に矯正患者の咬合採
得には不適格なものである。
して口腔内に入れて咬合採得するものであるが、
これは強度と保存性に乏しく、長期の保存や繰返
しの検査に耐えないので、特に矯正患者の咬合採
得には不適格なものである。
一方、アルミ合金製プレートには、第3図及び
第4図に示すように、台形のプレート1が用いら
れている。この金属製プレートにあつては、歯牙
の陰型を正確にとるため、その表面に亜鉛化ユー
ジノールペーストを塗布しており、その保持手段
としてプレートの所要部位に直径約1.2mmの保持
孔2を設け、変形を防ぐため、口蓋部分内面全体
に「U」字型のステツプ部3を形成している。ま
た、この金属プレートの後方部は第2大臼歯を咬
合させるようになつている。
第4図に示すように、台形のプレート1が用いら
れている。この金属製プレートにあつては、歯牙
の陰型を正確にとるため、その表面に亜鉛化ユー
ジノールペーストを塗布しており、その保持手段
としてプレートの所要部位に直径約1.2mmの保持
孔2を設け、変形を防ぐため、口蓋部分内面全体
に「U」字型のステツプ部3を形成している。ま
た、この金属プレートの後方部は第2大臼歯を咬
合させるようになつている。
しかして、上記アルミ合金などの軽合金を用い
た咬合採得用プレートは、軽量化と適当な強度を
保ち、さらに長期の保存や繰返しの検査に耐え得
るものであるが、前述したように、歯牙に陰型を
取る部分の金属表面に亜鉛化ユージノールを塗布
するためこの部分で長期保存や強度の点に難点が
ある。
た咬合採得用プレートは、軽量化と適当な強度を
保ち、さらに長期の保存や繰返しの検査に耐え得
るものであるが、前述したように、歯牙に陰型を
取る部分の金属表面に亜鉛化ユージノールを塗布
するためこの部分で長期保存や強度の点に難点が
ある。
また、金属製プレートの周辺は粘膜に損傷を与
えるような辺縁形状になつているので、その扱い
には特別な注意が必要である。またプレートが台
形で口蓋部全体を覆う形状では、舌の運動機能を
妨げてしまい、正確な咬合採得は不可能である。
えるような辺縁形状になつているので、その扱い
には特別な注意が必要である。またプレートが台
形で口蓋部全体を覆う形状では、舌の運動機能を
妨げてしまい、正確な咬合採得は不可能である。
加えて、上記構成の金属プレートでは、亜鉛化
ユージノールペーストの保持孔の数が少なく、か
つ孔径が大きいため、保持孔効果が十分でないこ
と、また、プレートの正中部に上下切歯の中央を
示す指標がないので、患者の正中とプレートの中
央が合わせにくいこと、また水平被蓋(オーバー
ジエツト)のバラつく不正咬合を持つ患者には上
下切歯の接触すべき前後幅が足りなさ過ぎるなど
の欠点もある。
ユージノールペーストの保持孔の数が少なく、か
つ孔径が大きいため、保持孔効果が十分でないこ
と、また、プレートの正中部に上下切歯の中央を
示す指標がないので、患者の正中とプレートの中
央が合わせにくいこと、また水平被蓋(オーバー
ジエツト)のバラつく不正咬合を持つ患者には上
下切歯の接触すべき前後幅が足りなさ過ぎるなど
の欠点もある。
[問題点を解決するための手段]
本考案は、歯科臨床で、下顎位を適切に決定す
るのに用いる咬合採得用プレートにおいて、プレ
ートは口蓋部を解放した馬蹄形となし、プレート
の辺縁は巻き込み屈曲による丸縁に形成し、プレ
ートの正中部には上下切歯の中央を示す指標を設
け、プレートの所要部分に印象部材を保持するた
めの微細孔が設けた構成により、上述した問題点
の解決を図つたものである。
るのに用いる咬合採得用プレートにおいて、プレ
ートは口蓋部を解放した馬蹄形となし、プレート
の辺縁は巻き込み屈曲による丸縁に形成し、プレ
ートの正中部には上下切歯の中央を示す指標を設
け、プレートの所要部分に印象部材を保持するた
めの微細孔が設けた構成により、上述した問題点
の解決を図つたものである。
[作用]
上記構成の金属製プレートは、口蓋部を解放し
ているので、舌の運動は自由に動かせる。またプ
レート辺縁が丸縁となつているから、強度に優
れ、かつ口腔粘膜を傷つける恐れがない。更にま
たプレートの中央部に施してある指標を正中部イ
ンジイケーターとして利用できる。また印象部材
の保持作用が強化された。
ているので、舌の運動は自由に動かせる。またプ
レート辺縁が丸縁となつているから、強度に優
れ、かつ口腔粘膜を傷つける恐れがない。更にま
たプレートの中央部に施してある指標を正中部イ
ンジイケーターとして利用できる。また印象部材
の保持作用が強化された。
[考案の実施例]
第1図および第2図は、本考案の一実施例を示
したものである。
したものである。
図面において、4は咬合採得用金属プレートで
あつて、アルミ合金などの軽金属によつて馬蹄型
に形成されている。プレート4の内外辺縁の大部
分は「L」または「J」の巻き込み屈曲加工によ
る丸縁4aとし、プレートの変形防止と口腔粘膜
を傷つけない構造となつている。また、形状は前
述したように馬蹄型とし、口蓋部分を広く開けて
舌の運動機能を妨げないようにしてある。
あつて、アルミ合金などの軽金属によつて馬蹄型
に形成されている。プレート4の内外辺縁の大部
分は「L」または「J」の巻き込み屈曲加工によ
る丸縁4aとし、プレートの変形防止と口腔粘膜
を傷つけない構造となつている。また、形状は前
述したように馬蹄型とし、口蓋部分を広く開けて
舌の運動機能を妨げないようにしてある。
従来のアルミ合金製咬合採得用プレートの形状
寸法では、第2大臼歯まで延長した寸法となつて
いるため、変形しやすい粘膜を含んで陰型採得す
ることがしばしばあり、舌顎位の決定に正確さを
欠く恨みがあつたが、上記プレート4にあつて
は、第2大臼歯部への延長を止め、第1大臼歯ま
での後端として、プレート上の歯の印象精度の向
上を図つている。
寸法では、第2大臼歯まで延長した寸法となつて
いるため、変形しやすい粘膜を含んで陰型採得す
ることがしばしばあり、舌顎位の決定に正確さを
欠く恨みがあつたが、上記プレート4にあつて
は、第2大臼歯部への延長を止め、第1大臼歯ま
での後端として、プレート上の歯の印象精度の向
上を図つている。
さらに水平被蓋(オーバージエツト)のバラつ
く不正咬合を持つ患者のために、上下切歯が接触
する部分の前後幅を従来のものより約4mm大きく
してある。
く不正咬合を持つ患者のために、上下切歯が接触
する部分の前後幅を従来のものより約4mm大きく
してある。
前記プレート4に塗布すべき印象部材は従来の
亜鉛化ユージノールに代えてポリメタクリレート
のモノマー・ポリマーなどを使用した即時重合レ
ジンを使用して変形と経年変化に耐え得るように
した。
亜鉛化ユージノールに代えてポリメタクリレート
のモノマー・ポリマーなどを使用した即時重合レ
ジンを使用して変形と経年変化に耐え得るように
した。
そして、プレート4には前歯部と左右第1大臼
歯部とに直径が0.5mm以下の多数の微細孔が設け
られ、前記レジンの保持孔としてある。レジンの
吹き出しを防ぐ手段としては、網状構造を設けた
ものでも良い。
歯部とに直径が0.5mm以下の多数の微細孔が設け
られ、前記レジンの保持孔としてある。レジンの
吹き出しを防ぐ手段としては、網状構造を設けた
ものでも良い。
前記プレート4の正中部には、上下切歯の中央
を示す指標として、前後に延びる線にミリ単位の
目盛り線を入れた指標4cが設けられている。
を示す指標として、前後に延びる線にミリ単位の
目盛り線を入れた指標4cが設けられている。
[考案の効果]
本考案によれば、従来の咬合採得用金属プレー
トと比べ、舌の運動を妨げず、かつ口腔粘膜を傷
つける恐れがなく、かつ患者の正中とプレート中
央とを優位に合わせることができ、陰型部分の強
度に優れ、かつ長期にわたる経年変化に耐える、
極めて実用性に優れた咬合採得用金属プレートを
得ることができる。
トと比べ、舌の運動を妨げず、かつ口腔粘膜を傷
つける恐れがなく、かつ患者の正中とプレート中
央とを優位に合わせることができ、陰型部分の強
度に優れ、かつ長期にわたる経年変化に耐える、
極めて実用性に優れた咬合採得用金属プレートを
得ることができる。
第1図は本考案の一実施例を示す咬合採得用金
属プレートの平面図、第2図はそのA−A線の断
面図、第3図は従来の咬合採得用金属プレートの
平面図、第4図はB−B線断面図である。 1……従来の台形プレート、2……印象部材の
保持孔、3……ステツプ部、4……本考案の金属
プレート、4a……丸縁、4b……印象部材の保
持微細孔、4c……指標。
属プレートの平面図、第2図はそのA−A線の断
面図、第3図は従来の咬合採得用金属プレートの
平面図、第4図はB−B線断面図である。 1……従来の台形プレート、2……印象部材の
保持孔、3……ステツプ部、4……本考案の金属
プレート、4a……丸縁、4b……印象部材の保
持微細孔、4c……指標。
Claims (1)
- 歯科臨床で、下顎位を適切に決定するのに用い
る咬合採得用プレートにおいて、前記プレートは
口蓋部を解放した馬蹄形とされ、プレートの辺縁
は巻き込み屈曲による丸縁に形成され、プレート
の正中部には上下切歯の中央を示す指標が設けら
れ、プレートの所要部分に印象部材を保持するた
めの微細孔が設けられていることを特徴とする咬
合採得用金属プレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3989087U JPH0412970Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3989087U JPH0412970Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63148315U JPS63148315U (ja) | 1988-09-29 |
JPH0412970Y2 true JPH0412970Y2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=30853484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3989087U Expired JPH0412970Y2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0412970Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5538790B2 (ja) * | 2009-09-18 | 2014-07-02 | 宗孝 矢羽田 | 義歯特に総義歯製作時に使用する臼歯の模擬的立体形状を備えた剛性プレート |
-
1987
- 1987-03-20 JP JP3989087U patent/JPH0412970Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63148315U (ja) | 1988-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Anderson JR et al. | Nature of contacts in centric occlusion in 32 adults | |
US3878610A (en) | Low profile dental impression tray and set of such trays | |
Ehrlich et al. | Intercuspal contacts of the natural dentition in centric occlusion | |
US20190358000A1 (en) | Tray appliance system for making a dental prosthesis | |
US3228107A (en) | Bite block | |
JP4047548B2 (ja) | 咬合輪郭が砂時計形のテンポラリークラウン及び長期的なプロビジョナルクラウン | |
JP2002511280A (ja) | 寸法自在な一時的及び長期的な仮の歯冠 | |
Lund et al. | Relations between tooth positions and focal troughs of panoramic machines | |
JPH0412970Y2 (ja) | ||
US10779913B2 (en) | Bendable impression tray and method of taking an impression therewith | |
US11116612B2 (en) | Method for making a set of dentures | |
US20060286502A1 (en) | Teeth indexing device | |
Walsh et al. | Muscle-formed complete mandibular dentures | |
JP4405506B2 (ja) | 記録板によって患者の上下の顎の位置を相互に関連して記録するための歯科用装置 | |
CN217430205U (zh) | 一种锁牵引装置 | |
KR20180017454A (ko) | 치아교정용 디지털 브라켓 | |
US6302689B1 (en) | Disposable impression trays for edentulous dental ridges | |
US4576576A (en) | Measurement templates for a dental restoration | |
US4449929A (en) | Denture alignment kit | |
Deepthi et al. | Recent interocclusal record material for prosthetic rehabilitation-A literature review. | |
CN220695367U (zh) | 一种结合数字化口扫的正畸咬合记录装置 | |
JPH0431052Y2 (ja) | ||
Hansen et al. | Clinical comparison of two mandibular major connector designs: the sublingual bar and the lingual plate | |
KR102500317B1 (ko) | 수직고경 측정 범용 부분 바이트가이드 | |
CN217014269U (zh) | 一种纠正替牙期骨性下颌偏斜的活动式矫治装置 |