JPH04129019U - 温水床暖房用スチールパネル - Google Patents

温水床暖房用スチールパネル

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JPH04129019U
JPH04129019U JP3256191U JP3256191U JPH04129019U JP H04129019 U JPH04129019 U JP H04129019U JP 3256191 U JP3256191 U JP 3256191U JP 3256191 U JP3256191 U JP 3256191U JP H04129019 U JPH04129019 U JP H04129019U
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JP
Japan
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hot water
floor heating
pipes
water floor
panel
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Pending
Application number
JP3256191U
Other languages
English (en)
Inventor
悟 谷本
善和 山本
Original Assignee
株式会社三宝商会
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三宝商会 filed Critical 株式会社三宝商会
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Abstract

(57)【要約】 【構成】この考案の温水床暖房用スチールパネルは、内
部に配管している金属管(銅管)を連結方向から直角に
取り出した。 【効果】このようにすることにより、管の取り回しが単
純になり、管の製造・運搬の手間が簡略化するととも
に、パネル固定時の釘打ち場所の判断が簡単になり、さ
らに、連結が簡単になるという利点が生じる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、床面に固定的に設置して温水暖房をする温水床暖房用スチールパ ネルに関し、特に、その連結方式の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
床暖房設備を固定的に設置するために温水床暖房用スチールパネルが用いられ る。すなわち、設置する部屋の床形状に合わせて複数枚の温水床暖房用スチール パネルを敷き詰め釘等で床面に固定する。各パネルには銅などからなる金属管が 配管されており、これらの管を連結して温水を通じる。
【0003】 図3に従来の温水床暖房用スチールパネルの配管図を示す。図示のようにパネ ル本体50内部にはパイプ51が千鳥状に配管されており、その先端部がパネル 本体の切欠部50aから取り出されている。温水床暖房用スチールパネルは50 −50′のように長辺を接合させて敷き詰められるが、管の先端部52は、連結 の距離が短くなるように連結方向に取り出されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このように連結方向に取り出した場合、以下のような問題点が生じて いた。
【0005】 パネル内の金属管はパネル上面への熱伝導効率を高めるため、図4に示すよう に長円や半円形状をしているが、このような管の場合、小半径の取り回しができ ない。このため、51aの部分で真円の管(先端部)52を接続し、この管52 を図示のように取り回していた。
【0006】 (1) このため、パイプの製造工程が増加し、製造コストが上昇する欠点があっ た。
【0007】 (2) 金属管を製造する工場(場所)と、温水床暖房用スチールパネルを組み立 てる工場(場所)とは別になっているのが一般的であるが、図示のように製造さ れた金属管を複数本重ねて運搬すると、先端部52の曲線部が絡まりやすく、1 本づつの取り出しを慎重にする必要があり、絡まった管体を無理やり取り出すと 管を変形させてしまうことがあった。
【0008】 (3) 上述したように温水床暖房用スチールパネルは室内の床面に釘で固定する が、先端部の取り回しが複雑なため、釘打ちの場所を誤って。管を打ち抜いてし まうことがあった。
【0009】 また、2枚の温水床暖房用スチールパネルを連結する場合、両パネルの管が対 向しているため、真っ直ぐなパイプで両パネルの管を接続する必要があるが、真 っ直ぐなパイプをそのまま両管に挿入することができないため、望遠鏡型に伸縮 する2本のパイプを組み合わせて接続する必要があった。すなわち、2本パイプ を組み合わせて(一方を他方に挿入して)縮めて両金属管52の間に持っていき 、そこで2本パイプを伸ばして(一方を他方から引き出して)両金属管と結合す る。このような作業は面倒なうえ、部品点数が増加する欠点があった。
【0010】 この考案は、このような従来の欠点に鑑み、パイプの取り出し方向を変えるこ とにより、このような課題を解決した温水床暖房用スチールパネルを提供するこ とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この考案は、千鳥状に配管された金属管を内蔵するパネルであって、このパネ ルを複数枚連結するとともに前記金属管も連結し、前記金属管に温水を通じて暖 房する温水床暖房用スチールパネルにおいて、 前記金属管を前記パネルの連結方向と直角方向に前記パネル側面から取り出し たことを特徴とする。
【0012】
【作用】
この考案の温水床暖房用スチールパネルは、温水を通じるための配管をパネル の連結方向と直角に取り出すようにした。温水床暖房用スチールパネルは一般的 に畳1枚大であり、その長手方向を当接させて、複数枚を連結する。管は、一般 的に、長手方向を往復させてカーブの回数を少なくする。したがって、連結方向 と直角に管を取り出すことにより、パネル内部の配管をそのまま真っ直ぐ取り出 すことができる(図1参照)。
【0013】
【実施例】
図1はこの考案の実施例である温水床暖房用スチールパネルの配管図である。
【0014】 パネル本体10は硬質発泡ウレタン樹脂からなっており、その表面にカラー塗装 鋼板の表面板が形成されている(図示せず)。パネル本体10の上面には千鳥状 に曲げられた銅管11が配置されている。この銅管11は上述したように半月状 または長円状に形成されたものであるが、湾曲形状が単純なため、真円の銅管を 接続する必要がなく、これらの接合部が無くなった。さらに、銅管11全体を1 本の管で形成したことにより、パネル内に銅管の継ぎ目が無くなり液漏れのおそ れが無くなった。実際の製造工程においては、図示しない表面板に銅管11を貼 り付け、この下に発泡樹脂のパネル本体を形成する。パネル本体10の1短辺の 両端には切欠部10aが形成されており、この切欠部10aに銅管11の先端部 11aが長辺に平行に突出している。この温水床暖房用スチールパネルは、10 −10′のように長辺を接合して連結するため、この先端部11aは連結方向と は直角にパネルから取り出されていることになる。
【0015】 この温水床暖房用スチールパネルを連結し、その銅管11を連結するためには 、図2に示すようなかすがい状の連結パイプを用いる。同図に示すように、連結 された両パネルの銅管11aおよび11a′に真っ直ぐ挿入することによって、 簡単に両管を連結することができる。パイプ挿入ののち結合部をロウ付けしてお けばよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のようにこの考案の温水床暖房用スチールパネルによれば、金属管の曲げ が単純でよいため、小半径の部分のみ真円の管を結合する必要がなくなり製造が 簡単になる。また、搬送時の管同士の絡まりがなくなり、製造時の事故が少なく なる。パネル内の管の配置が明確であるため、釘打ちのミスが無くなる。等の利 点がある。さらに、2枚のパネルを連結するときかすがい状の連結パイプを真っ 直ぐ挿入するのみでよいため、作業が簡略である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例である温水床暖房用スチール
パネルの配管を説明する図、
【図2】同温水床暖房用スチールパネルを連結するため
の連結パイプを示す図、
【図3】従来の温水床暖房用スチールパネルの配管を説
明する図、
【図4】温水床暖房用スチールパネルに用いられる金属
管の断面形状を説明する図、
【符号の説明】
10−パネル本体、10a−切欠部、11−銅管、11
a−先端部、20−連結パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】千鳥状に配管された金属管を内蔵するパネ
    ルであって、このパネルを複数枚連結するとともに前記
    金属管も連結し、前記金属管に温水を通じて暖房する温
    水床暖房用スチールパネルにおいて、前記金属管を前記
    パネルの連結方向と直角方向に前記パネル側面から取り
    出したことを特徴とする温水床暖房用スチールパネル。
JP3256191U 1991-05-10 1991-05-10 温水床暖房用スチールパネル Pending JPH04129019U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100863754B1 (ko) * 2008-03-17 2008-10-16 이한국 온수장판 및 이의 시공방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56113139A (en) * 1980-02-12 1981-09-05 Fuji Photo Film Co Ltd Preparation of color proof
JPS6041760A (ja) * 1983-08-17 1985-03-05 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水銀電池

Patent Citations (2)

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