JPH04128166U - スクリユドライバの粉塵排出装置 - Google Patents
スクリユドライバの粉塵排出装置Info
- Publication number
- JPH04128166U JPH04128166U JP3545191U JP3545191U JPH04128166U JP H04128166 U JPH04128166 U JP H04128166U JP 3545191 U JP3545191 U JP 3545191U JP 3545191 U JP3545191 U JP 3545191U JP H04128166 U JPH04128166 U JP H04128166U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- dust
- tip
- stopper
- flinger
- Prior art date
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- Pending
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 title claims abstract description 22
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スピンドルの回転方向が変わっても排出能力
が同じで、かつ本体を短くすることを可能とする。 【構成】 フリンガ6の先端部に複数個のフィン6aを
放射状に形成し、かつストッパ5の排出口5aを径方向
寸法が軸方向寸法より長寸となる長方形断面にすると共
に、その右側出口端面および上下出口端面に傾斜部5
b、5cを設けることを特徴とする。 【効果】 ストッパ内に侵入した粉塵はスピンドルと一
体回転しているフリンガのフィンに当たり、フィンの回
転運動により強制的に排出口から外部に押し出されるよ
うになる。
が同じで、かつ本体を短くすることを可能とする。 【構成】 フリンガ6の先端部に複数個のフィン6aを
放射状に形成し、かつストッパ5の排出口5aを径方向
寸法が軸方向寸法より長寸となる長方形断面にすると共
に、その右側出口端面および上下出口端面に傾斜部5
b、5cを設けることを特徴とする。 【効果】 ストッパ内に侵入した粉塵はスピンドルと一
体回転しているフリンガのフィンに当たり、フィンの回
転運動により強制的に排出口から外部に押し出されるよ
うになる。
Description
【0001】
本考案は、スクリュドライバの粉塵排出装置に関するものである。
【0002】
従来の粉塵排出装置は実開昭56−40529号公報に記載のように、羽根部
とフリンガとをスピンドルに装着する構造になっている。
【0003】
上記従来技術によれば、フリンガに形成されたリード溝がスピンドルの回転方
向によって切粉を逆もどりさせる構造のため、通常の右ねじの場合は有効である
が、左ねじの場合は逆に切粉を引張り込むようになり、排出効果が悪くなる欠点
があった。また、リード溝は適度の長さがないと効果を発揮しないため本体の長
さが長くなり、部品が高価になると共に、軸受部とビットとの距離が長くなるた
め、ビットの振れが大きくなる欠点があった。すなわちスピンドルの回転方向に
よって粉塵の排出能力に差が出てしまうと共に、本体が長くなる欠点があった。
【0004】
本考案は以上の点に鑑みなされたものであり、スピンドルの回転方向が変わっ
ても排出能力が同じで、かつ本体を短くすることを可能としたスクリュドライバ
の粉塵排出装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
上記目的は、フリンガの先端部に複数個のフィンを放射状に形成し、かつスト
ッパの排出口を径方向寸法が軸方向寸法より長寸となる長方形断面にすると共に
、その右側出口端面および上下出口端面に傾斜部を設けることにより、達成され
る。
【0006】
【作用】
上記手段を設けたので、ストッパ内に侵入した粉塵はスピンドルと一体回転し
ているフリンガのフィンに当たり、フィンの回転運動により強制的に排出口から
外部に押し出されるようになる。
【0007】
次に本考案を実施例により具体的に説明する。
【0008】
〔実施例 1〕
図1には本考案の一実施例が示されてい。スクリュドライバの粉塵排出装置は
、本体1の先端に装着されたギヤカバ2の先端に取り付けられ、かつスピンドル
3に装着されたビット4の出張り量を自在に調整し、ねじの締付深さを調整する
進退自在なストッパ5の外周部に形成された排出口5aを通してスピンドル3の
先端側外周に装着されたフリンガ6によってストッパ内に侵入した粉塵を排出す
る。このように構成された粉塵排出装置で本実施例では、フリンガ6の先端部に
複数個のフィン6aを放射状に形成し、かつストッパ5の排出口5aを径方向寸
法が軸方向寸法より長寸となる長方形断面にすると共に、その右側出口端面およ
び上下出口端面に傾斜部5b、5cを設けた。このようにすることにより、スト
ッパ内に侵入した粉塵はスピンドル3と一体回転しているフリンガ6のフィン6
aに当たり、フィン6aの回転運動により強制的に排出口5aから外部に押し出
されるようになり、スピンドル3の回転方向が変わっても排出能力が同じで、か
つ本体1を短くすることを可能としたスクリュドライバの粉塵排出装置を得るこ
とができる。
【0009】
すなわち同図(イ)に示されているように、本体1の先端にはギヤカバ2が装
着されている。ギヤカバ2の先端には螺合によりストッパ5が取付けられている
。ストッパ5は進退可能で、ビット4の出張り量を自在に調整し、ねじの締付深
さを調整しうるものである。ストッパ5の外周部には排出口5aが形成されてい
る。排出口5aは同図(ハ)にも示されているように、径方向の長さAと軸方向
の長さBとの関係がA>Bとなる長方形断面の形状になっている。排出口5aの
ほぼ中央部には、ストッパ5の強度低下を防止する補強リブ5dが形成されてい
る。また粉塵の排出効果を高めるため、右側出口端面は適度の傾斜面をを有する
傾斜部5b、更に上下出口端面にも同様の傾斜面を有する傾斜部5cが形成され
ている。ギヤカバ2の内部にはスピンドル3が配設されており、このスピンドル
3の先端にはビット4が装着されている。またスピンドル3の先端外周部にはフ
リンガ6が装着されている。フリンガ6は、スピンドル3に着脱可能に取り付け
られており、多量の粉塵に対してもある程度の耐摩耗性が必要なため、適度の硬
さを持ったゴム材により成形されたものである。フリンガ6の内径部6cはスピ
ンドル3の外周部に対して適度の締代を有しており、ゴム材の特性を利用してス
ピンドル3に着脱可能となるようにしている。更にフリンガ6は同図(ロ)に示
されているように、フィン6aと外径部6bとによって形成されている。フィン
6aは放射状に複数個形成されており、排出口5aに形成された傾斜部5bの傾
斜とほぼ平行になるような傾斜面を有しており、粉塵の排出効率を上げている。
外形部6bはストッパ5の内径部に対してほとんど隙間が生じないよう寸法決定
されている。
【0010】
以上本実施例は、ストッパ5内に進入した粉塵をスピンドル3と一体回転して
いるフリンガ6のフィン6aに当て、フィン6aの回転運動により強制的に排出
口5aに押し出し外部に排出できるものである。
【0011】
このように本実施例によれば、フリンガに放射状のフィンを形成したので、ス
ピンドルの回転方向が変わっても粉塵の排出能力を同じにすることができ、かつ
ストッパに設けた排出口を径方向が長寸となる長方形断面にしたので、従来より
効率のよい排出効果を得ることができる。
【0012】
上述のように本考案は、スピンドルの回転方向が変わっても排出能力が同じで
、かつ本体を短くできるようになって、スピンドルの回転方向が変わっても排出
能力が同じで、かつ本体を短くすることを可能としたスクリュドライバの粉塵排
出装置を得ることができる。
【図1】本考案のスクリュドライバの粉塵排出装置の一
実施例を示すもので(イ)は縦断側面図、(ロ)はフリ
ンガの斜視部、(ハ)はストッパの側面図である。
実施例を示すもので(イ)は縦断側面図、(ロ)はフリ
ンガの斜視部、(ハ)はストッパの側面図である。
1…本体、2…ギヤカバ、3…スピンドル、4…ビッ
ト、5…ストッパ、5a…排出口、5b、5c…傾斜
部、6…フリンガ、6a…フィン。
ト、5…ストッパ、5a…排出口、5b、5c…傾斜
部、6…フリンガ、6a…フィン。
Claims (1)
- 【請求項1】 本体の先端に装着されたギヤカバの先端
に取り付けられ、かつスピンドルに装着されたビットの
出張り量を自在に調整し、ねじの締付深さを調整する進
退自在なストッパの外周部に形成された排出口を通して
前記スピンドルの先端側外周に装着されたフリンガによ
って前記ストッパ内に侵入した粉塵を排出するスクリュ
ドライバの粉塵排出装置において、前記フリンガの先端
部に複数個のフィンを放射状に形成し、かつ前記ストッ
パの排出口を径方向寸法が軸方向寸法より長寸となる長
方形断面にすると共に、その右側出口端面および上下出
口端面に傾斜部を設けたことを特徴とするスクリュドラ
イバの粉塵排出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3545191U JPH04128166U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | スクリユドライバの粉塵排出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3545191U JPH04128166U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | スクリユドライバの粉塵排出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04128166U true JPH04128166U (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=31917592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3545191U Pending JPH04128166U (ja) | 1991-05-20 | 1991-05-20 | スクリユドライバの粉塵排出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04128166U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6036919A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-02-26 | ノルトドイツチエ・アフイネリー・アクチエンゲゼルシヤフト | 容器に収容された物質の表面レベルを測定及び制御する方法 |
JPS6347870B2 (ja) * | 1982-04-26 | 1988-09-26 | Yoshida Kogyo Kk |
-
1991
- 1991-05-20 JP JP3545191U patent/JPH04128166U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6347870B2 (ja) * | 1982-04-26 | 1988-09-26 | Yoshida Kogyo Kk | |
JPS6036919A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-02-26 | ノルトドイツチエ・アフイネリー・アクチエンゲゼルシヤフト | 容器に収容された物質の表面レベルを測定及び制御する方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19961126 |