JPH04127949A - 金型用ガス抜き装置 - Google Patents

金型用ガス抜き装置

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JPH04127949A
JPH04127949A JP24974590A JP24974590A JPH04127949A JP H04127949 A JPH04127949 A JP H04127949A JP 24974590 A JP24974590 A JP 24974590A JP 24974590 A JP24974590 A JP 24974590A JP H04127949 A JPH04127949 A JP H04127949A
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plunger
cavity
sleeve
mold
valve hole
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Masataka Mitsui
三井 正敬
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は合成樹脂や金属の射出成形等の成形に用いられ
る金型からのガス抜ぎ装置に関する。
[従来の技術] この種のガス抜き装置を有した金型は例えば特開昭50
−131622号、同56−105861号、特公昭f
lO−26624号などに記載されている。これら公報
に記載の金型用ガス抜き装置は、ガス抜き通路を閉止す
る弁体がキャビティに向って突出するものである。キャ
ビティ内に合成樹脂や金属が充填されたときには、これ
ら材料から受ける圧力は弁体に対し着座方向に加えられ
るから、材料リークは生じない。
ところが、このように弁体なキャビティ内に突出させる
タイプの装置は、成形品が薄肉であったりすることによ
りキャビティ内に弁体の十分な突出代をとれないときに
は採用できない。
このような場合に、ガス吸引方向下情側に向って弁座を
設け、弁体なキャビティに向って付勢して該弁座に着座
させるものが採用される。かかるタイプの金型用ガス抜
き装置においては、キャビティ内の材料から受ける圧力
によって弁体が弁座から離反しないよう弁体を強力に付
勢する機構が必要となる。
このような弁体の強力な付勢機構としては金型に組み込
まれた油圧シリンダ機構が採用される。
[発明が解決しようとする課題] 油圧シリンダ機構を金型に組み込んだ場合、該油圧シリ
ンダ機構の保守管理が面倒になる。また、苦干でも油が
リークすると弁体が弁座から離反するおそれがある。
[課題を解決するための手段] 本発明の金型用ガス抜き装置は、金型内のキャビティと
金型外とを連通ずるように直線状に設けられたスリーブ
装着孔と、該スリーブ装着孔に内嵌されており、先端面
がキャビティに臨んでいるスリーブと、該スリーブに内
嵌されており、少なくとも先端側の外周面がスリーブ内
周面に対し気密に摺動するプランジャと、該スリーブの
先端側においてスリーブ内外を連通ずるようにスリーブ
に穿設された弁孔と、該弁孔と金型外部とを連通ずるガ
ス抜き通路と、該金型の外部に配置されており、前記プ
ランジャが前記弁孔を開閉するようにプランジャをその
軸心線方向に進退させるための駆動装置及び該駆動装置
が接続されたトグルクランプと、該トグルクランプとプ
ランジャとを連結している自在継手とを備えてなるもの
である。
[作用] 本発明の金型用ガス抜き装置においては、駆動装置によ
りプランジャを前進させることによりプランジャがスリ
ーブの弁孔を塞ぐ。この弁閉状態においては、トグルク
ランプがシャフトの後退を阻止する。該トグルクランプ
を介して駆動装置によりプランジャを後退させると、弁
孔がキャビティと連通し、ガス抜き通路を通してキャビ
ティからガスを抜き出せる。
本発明においては、プランジャがキャビティ内の材料か
ら受ける圧力はトグルクランプにより対抗される。従っ
て、駆動装置は単にトグルクランプを作動させるだけの
駆動出力を有するものであれば足りる。また、このトグ
ルクランプ及び駆動装置は金型外部に配置されており、
組立てや保守管理が容易である。
本発明では、プランジャとトグルクランプとの間に自在
継手が介在されているので、トグルクランプの設置精度
の緩和が図れる。
[実施例] 以下図面を参照して実施例について説明する。
第1図(a)は本発明の実施例に係る金型ガス抜ぎ装置
の縦断面図、第1図(b)は第1図(a)のB−B線矢
親図、第2図はこのガス抜き装置を備えた射出成形装置
の全体縦断面図、第3図及び第4図はスリーブ及びプラ
ンジャの説明図、第5図はトグルクランプ及びエアシリ
ンダの斜視図である。
第2図において、この金型は可動型10と固定型12と
を備えており、該可動型10と固定型12との間にキャ
ビティ14が形成されている。
15は樹脂検出センサである。このキャビティ14に対
し射出シリンダ16から材料(本実施例では合成樹脂材
料)が射出される。16aは射出スクリュ16bの位置
検出用のセンサである。
この射出にともなって発生したガスはガス抜き装置18
を経てガス吸引装置(図示略)により吸引、排出される
。なお、このガス吸引装置としては真空吸引装置やエア
ブロ−によるエジェクタ式吸引装置など各種のものを用
いることができる。
つぎに、このガス抜き装置18の詳細について第1図(
a)、(b)を参照して説明する。
固定型12には、キャビティ14と金型外部とを連通ず
るように直線状にスリーブ装着孔20が穿設されている
。このスリーブ装着孔20にスリーブ22が嵌合されて
いる。このスリーブ22の先端面はキャビティ14の型
面と面一となっている。スリーブ22の先端側は小径部
22aとなっており、該小径部22aの外周面とスリー
ブ装着孔20の内周面との間には空間部24が形成され
ている。この空間部24を金型外部と連通ずるようにガ
ス抜き通路26が固定型12に穿設されている。
スリーブ22の小径部22aには、スリーブ22の内部
と空間部24とを連通ずるように弁孔28が穿設されて
いる。また、この小径部22aの内周面と気密に摺動す
るようにプランジャ30がスリーブ22に内挿されてい
る。
スリーブ22にはフランジ部22bが設けられており、
スリーブ装着孔20に形成された段部20aに該フラン
ジ部22bが係止されている。
34はそれぞれ0リングである。
固定型12にはブラケット36が固定されており、この
ブラケット36の上#に水平断面形状がコ字形のフレー
ム38が固定されている。フレーム38の上方にはエア
シリンダ40が配置され、軸42により該エアシリンダ
40がフレーム38に枢支されている。40aはエアシ
リンダ40のピストンロットを示す。
フレーム38にトグルクランプ44が設けられている。
このトグルクランプ44は、一端がロフト40aの先端
に軸46て枢着され、他端側が軸48でフレーム38に
枢支されたL形アーム50と、このL形アーム50の途
中部分に軸52で一端側が枢着されたリンク54等を備
えている。
このリンク54の他端は軸56によりリンクボール58
のボール付きシャンク60の後端(上端)に枢着されて
いる。62はボール付きシャンク60の先端に形成され
たボールであり、このボール62はリンクボール58の
一部を構成しているボールホルダ64に嵌合されている
。ボールホルダ64の一端(下端)側からは雌螺子孔が
穿設されており、この雌螺子孔にプランジャ30の後端
(上端)に刻設された雄螺子部分が螺合されている。6
6はプランジャ30をボールホルダ64に固定するため
のロックナツトを示す。
ボール付きシャンク60には鍔部68が設けられており
、前記ブラケット36にはこの鍔部68が当接する戻り
ストローク調整ストッパ70が取り付けられている。7
2はガイドカラムである。
なお、本実施例では自在継手としてリンクボール58を
用いているが、これ以外の自在継手を用いても良いこと
は明らかである。
エアシリンダ40のロッド40aを突出させると、図示
の如くL形アーム50の軸46側が第1図の下側に移動
し、リンク54及びリンクボール58を介してプランジ
ャ30が下方に移動される。L形アーム50の軸52と
軸48との間の部分がリンク54と共にプランジャ30
の軸心線上に位置した状態がプランジャ30の前進限で
ある。プランジャ30がこの前進限まで前進した状態に
あっては、該プランジャ30の先端はキャビティ14の
先端面と面一になる。
エアシリンダ40のロッド40aを後退させると、リン
ク54が上方に引き上げられ、リンクボール58を介し
てブラジャ30が後退される。
この場合、プランジャ30の先端は弁孔28よりも上方
まで後退し、弁孔28が開いた状態となる。このため、
キャビティ14内のガスは弁孔28、空間部24及びガ
ス抜ぎ通路26を介してガス吸引装置(図示路)によっ
て吸引、排出される。
本実施例にあっては、第1図(a)の如くプランジャ3
0が前進限まで前進した状態においては、トグルクラン
プ44のL形アーム50の軸52.48間がリンク54
と共にプランジャ30の軸心線上に位置する。このため
、プランジャ30に対しキャビティ14内の材料から押
圧力が加えられても、プランジャ30は全く後退しない
。従って、材料の押圧力を受けてプランジャが後退する
ことにより製品の表面に凹凸が生じることが確実に防止
される。
また、本実施例では、トグルクランプ44を用いてプラ
ンジャ30を駆動させるようにしており、エアシリンダ
40としてはその出力が小さなものて足りる。また、こ
のトグルクランプ44とプランジャ30とはリンクホー
ル58を介して連結されているので、プランジャ30が
前進限まで前進した場合にリンク54及びボール付きシ
ャンク60がプランジャ30の軸心線方向にほぼ一致す
るように配置されていれば足り、これらの設置精度の緩
和が図れる。
さらに、本実施例ではエアシリンダ40、トグルクラン
プ44及びリンクポール58がいずれも金型の外部に配
置されているので、それらの取付や保守管理も極めて容
易である。
本実施例では、プランジャ30の駆動itとしてエアシ
リンダ40が用いられているが、このエアシリンダ40
はトグルクランプ44を介してその駆動力をプランジャ
30に伝達するようにしているので、かりにエアシリン
ダ40から若干のニアリークが生したとしてもリンク5
4の姿勢は変化せず、従って、プランジャ30の位置に
も全く影響は生しない。
本実施例にあっては、プランジャ30の先端の小径部3
0aとスリーブ22の先端の小径部22aとが気密に摺
動するものであれは良く、これらノ卦径部30aの外周
面及び小径部22aの内周面を精度良く仕上げるだけで
足りる。
上記実施例は合成樹脂の射出成形装置に係るものである
が、本発明は金属の射出成形装置などその他の成形装置
にも通用可能である。また、上記実施例ては、固定型と
可動型との間に形成されるキャビティが上下方向に延在
するものとなっているが、このキャビティは水平方向な
どその他の方向に延在する形状のものであってもよい。
さらに、上記実施例ではいずれも金型の上面にガス抜き
孔が開口すると共に、金型の上面にエアシリンダが設置
されているが、この開口やエアシリンダは金型の側面な
どその他の部分に設けられてもよい。
本発明では、駆動装置としてエアシリンダ以外のもので
も採用できるが、本発明で用いられる駆動装置はその駆
動出力は小さなものであれば足りるから、装置構成の簡
易なエアシリンダ機構が好適である。
なお、本発明では、前述したとおりこのエアシリンダ機
構から若干のニアリークが生したとしても弁体の位置は
変化せず、弁体の開閉作動が極めて安定したものとなる
[発明の効果] 以上の通り、本発明の金型のガス抜き装置によると、キ
ャビティ内からのガス抜き用の開口を開閉するための弁
体がキャビティ内に突出するだけのスペースが存在しな
い場合であっても、この開口を開閉するための弁体(プ
ランジャ)を金型に設置することができ、確実なガス抜
きを行なうことができる。しかも、このガス抜き用の開
口を閉止するようにプランジャを前進させた場合、この
プランジャはトグルクランプによりバックアップされ、
キャビティ内の材料がプランジャを後退方向に押圧した
としても、プランジ、ヤは全く後退せず、材料のリーク
などが全く生しない。
本発明にあっては、プランジャを駆動するための機構が
金型の外部に配置されており、この駆動機構の設置や保
守点検等が極めて容易である。さらに、この駆動機構に
自在継手を組み込んでいるから、トグルクランプの設置
精度の緩和が可能である。
本発明は、プランジャの駆動装置が駆動出力の小さなも
ので足り、装置構成が簡易となる。また、この駆動装置
は例えばエアシリンダ等とすることかでき、この場合に
はエアシリンダから多少のニアリークがあっても弁体の
位置に影響はなく、ガス抜ぎ用開口の開閉作動は確実で
装置の信頼性が極めて高い。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の実施例製蓋を示す側面図、第1
図(b)は同正面図、第2図は射出成形装置の全体縦断
面図、第3図はスリーブ断面図、第4図はプランジャの
正面図、第5図はトグルクランプ及びエアシリンダの斜
視図である。 10・・・可動型、    12・・・固定型、14・
・・キャビティ、  16・・・射出シリンダ、18・
・・ガス抜き装置、22・・・スリーブ、26・・・ガ
ス抜咎通路、 30・・・プランジャ、 40・・・エアシリンダ、 58・・・リンクボール。 28・・・弁孔、 38・・・フレーム、 44・・・トグルクランプ、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金型内のキャビティと金型外とを連通するように
    直線状に設けられたスリーブ装着孔と、 該スリーブ装着孔に内嵌されており、先端面がキャビテ
    ィに臨んでいるスリーブと、 該スリーブに内嵌されており、少なくとも先端側の外周
    面がスリーブ内周面に対し気密に摺動するプランジャと
    、 該スリーブの先端側においてスリーブ内外を連通するよ
    うにスリーブに穿設された弁孔と、該弁孔と金型外部と
    を連通するガス抜き通路と、 該金型の外部に配置されており、前記プランジャが前記
    弁孔を開閉するようにプランジャをその軸心線方向に進
    退させるための駆動装置及び該駆動装置が接続されたト
    グルクランプと、 該トグルクランプとプランジャとを連結している自在継
    手と、 を備えてなる金型用ガス抜き装置。
JP24974590A 1990-09-19 1990-09-19 金型用ガス抜き装置 Expired - Lifetime JPH0734983B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016203846A1 (ja) * 2015-06-19 2016-12-22 株式会社ダイレクト21 ダイカストのキャビティ部分への直結バルブ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016203846A1 (ja) * 2015-06-19 2016-12-22 株式会社ダイレクト21 ダイカストのキャビティ部分への直結バルブ
JPWO2016203846A1 (ja) * 2015-06-19 2018-02-08 株式会社ダイレクト21 ダイカストのキャビティ部分への直結バルブ

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