JPH0412659Y2 - - Google Patents

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JPH0412659Y2
JPH0412659Y2 JP1986088399U JP8839986U JPH0412659Y2 JP H0412659 Y2 JPH0412659 Y2 JP H0412659Y2 JP 1986088399 U JP1986088399 U JP 1986088399U JP 8839986 U JP8839986 U JP 8839986U JP H0412659 Y2 JPH0412659 Y2 JP H0412659Y2
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axis
bobbin
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winding
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は複数のコイルボビンなどに一斉に巻線
を行なう自動巻線機に、ボビン給排出作業を行な
うロボツトを一体化して装備したボビン給排出ロ
ボツト付き巻線機に関する。
(従来の技術) 従来、コイルボビンなどのボビンを、搬送され
てきた部品収納ケースや、ベルトコンベア上から
取り上げて自動巻線機に供給し、巻終わつた巻線
済みのボビンを自動巻線機からボビン運搬具等に
移すボビン給排出作業は、手作業で行われてい
た。最近になつて巻線の前後の作業を含む一貫作
業の自動化が進み、ボビンの給排出作業もロボツ
トによつて行なわれるようになつた。第3図は、
このような巻線機,ボビン搬送装置,ロボツト等
の配置の例を示す平面図(略図)である。
第3図に示すように、通常従来のシステムでは
巻線機の台座31,コンベアライン,あるいはパ
レツト供給装置などのコイルボビン搬送装置3
2,ロボツトの台座33が、この順に床面に設置
されている。なお40は巻線を供給するボビンを
配置したボビンスタンドである。
第4図aは、第3図と同じ平面図の一部を示
し、第4図bは、同図aに対応する右側面の略図
である。巻線機の台座に取り付けられたスピンド
ルヘツド35は第4図bに点線の矢印で示す同一
方向に180°ずつ回転させることができ、その回転
軸37を対象軸として、ボビン保持具を有するス
ピンドル34を、同数ずつボビン搬送装置32に
対する側と、その反対側にそれぞれ備えている。
巻線は、巻線供給ボビンスタンド40に配置さ
れた複数のボビンから一斉に繰り出され、図示し
ない巻線テンシヨン装置を経て、巻線および巻線
終了時の端末処理としてボビンの端子にからげを
行なうからげ機構36に取り付けられたノズルホ
ルダ39の図示しないノズルを通り、ノズルホル
ダ39に対向し、回転しているスピンドル34に
保持されたボビンに一斉に巻き取られる。
ロボツトの台座33に取り付けられたロボツト
41は、ロボツトハンド42を、第3図に示す矢
印Xのように左右(X軸の方向)と、第4図bに
示す矢印Yのように前後(Y軸の方向)と、第4
図bに示す矢印Zのように上下(Z軸の方向)に
動かして3次元の任意の位置に移動させることが
できる。
ノズルホルダ39の対向するスピンドル34が
一斉に回転し、その保持するボビンに巻線を行つ
ている間に、ロボツトハンド42はボビン搬送装
置から空のボビンをつまみ上げ、ロボツト側のス
ピンドル34のボビン保持具に保持させる。
ノズルボルダ39側のボビンへの巻線およびか
らげが終わると、スピンドルヘツド35は回転軸
37を軸として180°回転し、それまでノズルホル
ダ39側にあつたスピンドル34はロボツト41
側にくるので、ロボツト41側のスピンドル34
には巻線済みのボビンが保持されている。
この巻線済みのボビンをロボツト41がスピン
ドル34のボビン保持具から取り去り、ボビン搬
送装置32の上に載せる。ロボツト41はさらに
空のボビンをボビン搬送装置32の上から取り上
げ、先に巻線済みのボビンを取り去つたスピンド
ル34の保持具に取り付ける。このようにロボツ
ト41がスピンドル34に対しボビンの給排出を
行つている間、反対側では巻線が行なわれる。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のような従来の巻線機,ボビン搬送装置,
ロボツトの3者の配置は、相当広い床面積を占有
し、空間の有効利用が計られていないという問題
点がある。また、一般に巻線機の台座上面やボビ
ン搬送装置上面が、床面より遥かに高い位置にあ
るので、ロボツトのZ軸機構とその支持台は、こ
れに応じた長さと、それ相応の充分な強度を有す
る構造が必要となる。さらに、前述のように同期
した連動動作を必要とする巻線機とロボツトが離
れているため、制御系統の配線,配管が長く、か
つ複雑になるなどの問題点がある。
なお、この種の装置の中にはコイルボビン類の
供給ステーシヨンおよび取り出しステーシヨンが
巻線装置類と同一基台に取り付けられているもの
もあるが、これは単に同一平面上に並べて配置し
たもので、立体的に配置されたものではないので
占有床面積が広く空間の有効利用が行なわれてい
ない。
本考案の目的は、このような問題点を解決し、
巻線機システムの配置において空間の有効利用に
役立ち、従来より設計の容易なボビン給排出ロボ
ツト付き巻線機を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 前記の目的を達成するため、本考案のボビン給
排出ロボツト付き巻線機は、巻線を行なう複数の
スピンドルを前面および後面に横長に並べて配置
し、その長手方向に沿う回転軸を中心に180°回転
することができるスピンドルヘツド5を有し、ス
ピンドルヘツド5の前面あるいは後面のうち一方
の面にあるスピンドル4によつて巻線加工が行わ
れているとき他方の面にあるスピンドル4に対し
ボビンを給排出させる巻線機において、 ボビンを巻線機に給排出するためのロボツトハン
ド22を3次元の異なる位置に移動させるロボツ
ト11の構成要素のうち、可動部がスピンドルヘ
ツド5の長手方向に平行に左右に動くX軸アーム
機構14を、スピンドルヘツド5を左右両側から
支持する一対のスピンドルヘツド支持台2,3上
に取り付け、可動部がY軸に沿つて前後に動くY
軸アーム機構17をX軸アーム14機構の可動部
に取り付け、可動部がZ軸に沿つて上下に動くZ
軸アーム機構21をY軸アーム機構17の可動部
に取り付け、ロボツトハンド22をZ軸アーム機
構21の可動部に取り付けた構造とする。
(実施例) つぎに本考案の実施例について図面を参照して
説明する。
第1図は本考案による一実施例を簡略化して示
した斜視図である。
第2図は、第1図に示した実施例を含むシステ
ムの機器配置例を示す平面図である。
第1図に示すように巻線機の台座1の上面に、
巻線機の主要構成要素である、横長の正面に横一
列に複数のスピンドルを並べて配置したスピンド
ルヘツド5が、左右からスピンドルヘツド支持台
2および3に支持され取り付けられている。スピ
ンドルヘツド支持台3の内部にはスピンドルヘツ
ド5を駆動するサーボモータが内蔵されている。
スピンドルヘツド5の動作については従来例同様
であるので説明を省略する。
からげ機構側の一斉に回転するスピンドル5に巻
き取られる巻線の位置決めを行なうノズル(図示
しない)を保持するノズルホルダ9を備え、巻線
作業の補助とボビンに巻線が終わつたときの端末
処理として、ボビンの端子に巻線の端末をからげ
るからげ作業を行なうからげ機構6も巻線機の台
座1の上面に取り付けられている。
ノズルホルダ9は左右のからげ機構(Z軸)
7,7のノズルホルダ取付台8,8によつて支持
され、片方のノズルホルダ取付台8(図示しな
い)に装備されたモータ(図示しない)によつて
旋回可能であり、左右のノズルホルダ8,8はモ
ータ10,10によつて同時に上下に動かされ
る。またからげ機構(Z軸)7,7は1つの台板
の上に取り付けられ、全部が一体となつて前後,
左右にも動かすことができ、ボビンに対するノズ
ルの位置を各作業内容に応じて任意の位置に変え
られるようになつている。
つぎに本考案の特徴であるボビン給排出用のロ
ボツト11の配置について説明する。
ロボツト11は、アーム機構(X軸)14,ア
ーム機構(Y軸)17,アーム機構(Z軸)2
1,およびロボツトハンド22から構成されてい
る。
アーム機構(X軸)14を固定支持するロボツ
ト取付台12,13のうち12はスピンドルヘツ
ド支持台2の上面に、また13はスピンドルヘツ
ド支持台3の上面にそれぞれ接続固定されてい
る。
アーム機構(X軸)14の上面に沿つて同面の
長手方向に滑らかにスライドできるアーム機構
(Y軸)取付台15が設けられており、アーム機
構(Y軸)17は、アーム機構(X軸)14の可
動部に固定されたアーム機構(Y軸)取付板15
の上に固定されているので、X軸方向に自由に動
くことができる。図中矢印Xで示すX軸方向の移
動はモータ16によつて駆動される。アーム機構
(Y軸)17とアーム機構(Z軸)21はシリン
ダ18とアームガイド板19により伸縮自在に連
結されている。図中矢印Yで示すアーム機構(Z
軸)21のY軸方向の移動はアーム機構(Y軸)
17に内蔵されているモータ20によつて行なわ
れる。アーム機構(Z軸)21にはロボツトハン
ド22がシリンダを介して上下移動可能に取り付
けられている。図中の矢印Zで示すロボツトハン
ド22の上下方向の移動はモータ24によつて駆
動される。ロボツトハンド22には2つのフイン
ガ23,23が取り付けられ、図示しないエアシ
リンダによつて開閉することができる。このよう
にロボツト11を巻線機の台座1の上に配置して
ロボツトハンド22の位置を3次元の任意の位置
に移動することができるので、第2図のように、
巻線機の台座1をボビン搬送装置の直前に配置
し、狭い床面占有の状態でボビンの供給,巻線,
ボビンの排出の一貫作業が、従来の全自動巻線シ
テスム同様に実施することができる。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案は巻線機の主要構
成要素であるスピンドルヘツドを支持するスピン
ドルヘツド支持台上に、ロボツトハンドを3次元
に移動させるアームのうち、スピンドルヘツドの
長手方向に沿つて動くX軸アーム機構を取り付け
ることによつて、巻線機の上部の空間を有効に利
用することができるので、今まで別に必要とした
ロボツトが占有する床面積が不必要となり、装置
全体の小形化にも役立つという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による一実施例を簡略化して
示した斜視図である。第2図は、第1図に示した
実施例を含むシステムの機器配置例を示す平面図
である。第3図は、従来の巻線システムの機器配
置例を示す平面図である。第4図は、第3図の一
部とこれに対応する右側面を示した説明図であ
る。 1,31……巻線機の台座、2,3……スピド
ルヘツド支持台、4,34……スピンドル、5,
35……スピンドルヘツド、6,36……からげ
機構、7……からげ機構(Z軸)、8……ノズル
ホルダ取付台、9,39……ノズルホルダ、1
0,16,20,24……モータ、11,41…
…ロボツト、12,13……ロボツト取付台、1
4……アーム機構(X軸)、15……アーム機構
(Y軸)取付板、17……アーム機構(Y軸)、1
8……シリンダ、19……アームガイド板、21
……アーム機構(Z軸)、22,42……ロボツ
トハンド、23……フインガ、32……ボビン搬
送装置、33……ロボツトの台座、37……回転
軸、40……巻線供給ボビンスタンド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 巻線を行う複数のスピンドルを前面および後面
    に横長に並べて配置し、その長手方向に沿う回転
    軸を中心に180°回転することができるスピンドル
    ヘツドを有し、前記スピンドルヘツドの前面ある
    いは後面のうちの一方の面にあるスピンドルによ
    つて巻線加工が行われているとき他方の面にある
    スピンドルに対しボビンを給排出させる巻線機に
    おいて、 ボビンを巻線機に給排出するためのロボツトハ
    ンドを3次元の異なる位置に移動させるロボツト
    の構成要素のうち可動部が前記スピンドルヘツド
    の長手方向に平行に左右に動くX軸アーム機構を
    前記スピンドルヘツドを左右両側から支持する一
    対のスピンドルヘツド支持台上に取り付け、 可動部がY軸に沿つて前後に動くY軸アーム機
    構を前記X軸アーム機構の可動部に取り付け、 可動部がZ軸に沿つて上下に動くZ軸アーム機
    構を前記Y軸アーム機構の可動部に取り付け、 前記ロボツトハンドを、前記Z軸アーム機構の
    可動部に取り付けたボビン給排出ロボツト付き巻
    線機。
JP1986088399U 1986-06-10 1986-06-10 Expired JPH0412659Y2 (ja)

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JPS62199920U JPS62199920U (ja) 1987-12-19
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5598815A (en) * 1979-01-19 1980-07-28 Tdk Corp Core conveyor for automatic continuous winder

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JPS5598815A (en) * 1979-01-19 1980-07-28 Tdk Corp Core conveyor for automatic continuous winder

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