JPH04125345U - 建築用防護シート - Google Patents

建築用防護シート

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JPH04125345U
JPH04125345U JP4010991U JP4010991U JPH04125345U JP H04125345 U JPH04125345 U JP H04125345U JP 4010991 U JP4010991 U JP 4010991U JP 4010991 U JP4010991 U JP 4010991U JP H04125345 U JPH04125345 U JP H04125345U
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JP
Japan
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band
sheet
construction
buckle
attached
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JP4010991U
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English (en)
Inventor
知久 古谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 足場への取り付け作業を容易にし、除去作業
での後片付けの作業の手数や時間を減少し、耐用年数の
長い建築用防護シートを提供する。 【構成】 布、合成樹脂シート、ネット等のシート1の
外周縁に、足場Aに止着するバンド2と、該バンド2と
対をなす尾錠バンド3とを、一定間隔で取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物の建築、橋梁等の構築物の構築や改修、修理に際し、その建 築物や構築物の周囲に設けられた足場に張り巡らして、建築物や構築物からの建 設材、その他の資材等の落下による危険、或いは建築や構築に際し発生する塵埃 が外部に飛散するのを防護したりする建築用防護シートの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこのような目的に使用される建築用防護シートは、布、合成樹脂等のシ ート、ネット等のシート材の外周縁に沿って、多数の鳩目を一定間隔で取付けて おき、建築物の建築、或いは橋梁等の構築物の構築、改修等のための足場に、前 記の鳩目に挿通した針金を結び付けて、これらの建築物、構築物の外周面に張り 巡らしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のこのような建築用防護シートを足場に取付ける際は、これを足場に縛り つける針金を、建築用防護シートとは別に、携帯する必要があるばかりでなく、 足場に縛りつける際には、片手で建築用防護シートを持ち、他の片手で針金を持 って縛りつける作業を行わねばならなかった。
【0004】 しかも、針金を縛りつけるには、これを緊締する工具も必要であり、これらが 相まって作業が大変行い難くなり、作業性が悪化したり、足場から落下する危険 性もあった。 又、建築や構築が終わり、建築用防護シートを取り外す際には、これを縛り付 けていた針金を切断するのが普通であり、この切断された針金が地面等に落下し て、散乱した状態となるので、その後片付けが面倒で、後片付け時間も長くなる 欠点もあった。
【0005】 更に、この建築用防護シートの鳩目が、1か所破損してシート地が破れたりす ると、その破れた箇所の両隣の鳩目に加わる荷重が大きくなり、この破れを元の 強度に復旧することができないため、破れが連鎖的に拡大し、建築用防護シート の寿命を短くする欠点もあった。
【0006】 本考案は、従来の建築用防護シートの前述の問題点を解決するためのもので、 足場への取付け作業を容易にすると共に、その除去作業の後での片付け作業の手 数や時間を減少し、しかも耐用寿命の長い建築用防護シートを提供することを目 的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前述の目的を達成するための建築用防護シートの手段に関し、布、 合成樹脂シート、ネット等のシート材で形成され、建築物の建築、橋梁の構築等 に際し、その周囲に張るシートにおける外周縁の複数個所に、バンドと、該バン ドと対をなす止着手段を取付けることにより、その目的は達成される。
【0008】
【作用】
本考案の建築用防護シートは、シートの外周縁に取付けられているバンドを、 建築、構築、或いはその改修の足場の上を通して、又は隣接のシートのバンド挿 通孔、もしくは予めバンドを止着手段に止着しておいて、環状としたバンドに、 他方のバンドを挿入後、このバンドを止着手段で止着することで、建築物、構築 物の外周面に張ることができるものである。
【0009】
【実施例】
次に、本考案の実施の1例を、図面について以下に説明する。 1は防水キャンバス、ビニールシート、ネット等の正方形、或いは長方形の防 護用シートで、一般的には、その外周辺は折り返し等の手段によって補強部1a となっている。
【0010】 このシート1の正方形、或いは長方形の隣接する2辺、又は3辺、もしくは全 辺の補強部1aに、差し込み孔2aが穿設されているバンド2と、止着手段であ る尾錠3aを取付けた尾錠バンド3とを一対として、一定の間隔で縫い付け、或 いは接着により、多数取り付ける。
【0011】 このように、シート1の隣接する2辺に対としたバンド2と、尾錠バンド3を 取り付けた場合には、シート1の残りの2辺に、又シート1の3辺にバンド2と 、尾錠バンド3とを取り付けた場合には、シート1の残りの1辺に、図2に示す バンド2を差し込む孔金具4が、バンド2の間隔と同間隔で取り付けられ、全辺 にバンド2と尾錠バンド3が取り付けられた場合には、孔金具4が用いられるこ とはない。
【0012】 前記において、尾錠バンド3に取り付けられる止着手段としては、前記した尾 錠3aの他に、図4に示す2個の角環3cを尾錠バンド3に取り付けたり、図示 しない面ファスナをバンド2と、尾錠バンド3に縫着する等の種々の手段をとる ことができる。
【0013】 この建築用防護シートは、1辺の各対のバンド2を、図2、図3に示すように 、足場Aの上を回した後、その先端を尾錠3aに差し込み、その差し込み孔2a に尾錠3aの差し込み杆3bを差し込んで止め、足場Aからこの建築用防護シー トを吊り下げる。 この建築用防護シートを吊り下げている補強部1aの反対側の辺の補強部1a にもバンド2、尾錠バンド3が対として設けられている場合には、これを下側の 足場Aに、同様にして固定する。
【0014】 この足場Aに吊り下げた辺とは反対側の辺に、バンド2、尾錠バンド3が取り 付けられておらず、孔金具4が取り付けられている場合には、その下側の建築用 防護シートのバンド2と尾錠バンド3を、これらで足場Aを挟むようにして、そ の上側の建築用防護シートの前記の孔金具4に挿通後、バンド2を尾錠3aに止 着し、建築用防護シートの下側を、足場Aに取り付ける。
【0015】 隣接する建築用防護シートの対向辺の補強部1aが、対のバンド2、尾錠バン ド3と孔金具4である場合には、バンド2を孔金具4に挿入後、バンド2を尾錠 3aで止着し、隣接する建築用防護シートを連結する。 しかし、隣接する建築用防護シートの対向辺が、何れもバンド2、尾錠バンド 3である場合には、その建築用防護シートのバンド2を、予め尾錠バンド3の尾 錠3aに止着して環状にしておき、他方のバンド2をこの環状に差し込んだ後、 このバンド2を、これと対をなす尾錠3aで止着して、隣接する2枚の建築用防 護シートを連結するものである。
【0016】
【考案の効果】
本考案は叙上のように、建築、構築、或いはこれらの改修現場の周囲を覆う建 築用防護シートを、足場等に取り付ける際、シートとバンド、および該バンドの 止着手段が一体化されているので、バンド又は止着手段を支持すれば、シートの 支持も行われるので、片方の手でシートを持つ必要性が減少する。 そのため、足場等への建築用防護シートの取り付け作業が容易となり、足場か らの転落等の事故のおそれが低減される。
【0017】 又、強風、豪雨による建築用防護シートに対する荷重の増加等でバンドへの荷 重が増加し、バンドが切断する等の破損があっても、縫いつけ、接着等の手段で 容易に修理できるため、その破損による損傷が連鎖的に急激に進行し、耐用年数 が短くなることもない。
【0018】 更に、張られた建築用防護シートを除去する際、従来のように、針金を切断し て足場から取り外すのではなく、バンドを止着手段から取り外すだけなので、そ の除去作業が容易に行われるばかりでなく、切断されて散乱している針金の後片 付け等の余分な手数を要しない等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例の一部の平面図である。
【図2】その使用状態の側面図である。
【図3】その足場への取り付け状態の断面図である。
【図4】尾錠に代える止着手段の斜面図である。
【符号の説明】
A 足場 1 シート 2 バンド 3 尾錠バンド 4 孔金具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】布、合成樹脂シート、ネット等のシート材
    で形成され、建築物の建築、橋梁の構築等に際し、その
    周囲に張るシートにおける外周縁の複数個所に、バンド
    と、該バンドと対をなす止着手段を取付けたことを特徴
    とする建築用防護シート。
JP4010991U 1991-05-02 1991-05-02 建築用防護シート Pending JPH04125345U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4010991U JPH04125345U (ja) 1991-05-02 1991-05-02 建築用防護シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4010991U JPH04125345U (ja) 1991-05-02 1991-05-02 建築用防護シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04125345U true JPH04125345U (ja) 1992-11-16

Family

ID=31921234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4010991U Pending JPH04125345U (ja) 1991-05-02 1991-05-02 建築用防護シート

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JP (1) JPH04125345U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007332556A (ja) * 2006-06-12 2007-12-27 Tokyo Electric Power Co Inc:The シート構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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