JPH04125334U - 天井材の支持装置 - Google Patents

天井材の支持装置

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JPH04125334U
JPH04125334U JP3866691U JP3866691U JPH04125334U JP H04125334 U JPH04125334 U JP H04125334U JP 3866691 U JP3866691 U JP 3866691U JP 3866691 U JP3866691 U JP 3866691U JP H04125334 U JPH04125334 U JP H04125334U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】石膏ボ−ドのように比較的重い天井板を、天井
壁面まで持ち上げて、その高さの個所に保たせ、天井壁
面への固定作業を容易にする。 【構成】キャスタ9の付いた脚6を天板2の下部に取付
けて可動支持台を形成してある。天板2の上部に固定案
内筒10を直立させてある。固定案内筒10の内部に、可動
軸13を滑動可能に挿通してある。固定案内筒10の側壁に
支持板14を取付け、支持板14にワイヤ18の巻取リ−ル15
とハンドル16を取付け、巻取リ−ル15の回転軸と支持板
14の間に可逆ラチェット歯車装置17を取付けてある。ワ
イヤ18の一端は、巻取リ−ル15に固定し、中間は、可動
軸13の下端に取付けた滑車20に接し、他端は、支持板14
に固定してある。可動軸13の頂部に枠体24より成る天井
板の支持体を取付けてある。ワイヤ18を巻取り又は巻戻
すと、可動軸13が上昇又は下降する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建築物の内装工事に当って、石膏ボ−ド、ロ−ル状の遮音シ−ト又 は長尺物より成る表面クロス等のように比較的重い天井材を所要の高さに持ち上 げ保持するのに好適な装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
建築物の内装工事に当って、石膏ボ−ド等の天井板を天井壁面に取付ける場合 、従来は、例えば適宜間隔を隔てて設けた脚立の間に足場板を渡し、作業員が石 膏ボ−ド等を担いで足場板に乗り、担いだ石膏ボ−ド等を両手で頭上に押し上げ て天井壁面の所要位置に密着させた後、頭頂で石膏ボ−ド等を支えながら、又は トンボ或は突っ張りと称しているT字形の支持具の下端部を床に密着させ、頂部 の水平部分で石膏ボ−ド等の一部を天井壁面に圧着させながら釘、ホチキスのピ ン又は螺子等によって石膏ボ−ド等を所要位置に固定させている。
【0003】 遮音シ−トを天井壁面に取付ける場合、遮音シ−トは一般にロ−ル状に巻かれ ており、一巻きのロ−ル状遮音シ−トの重量がほぼ20kgのように重いため、これ を天井壁面の近くまで持ち上げた状態で作業を行うことは困難で、通常は、ロ− ル状の遮音シ−トを床面に直接置き、必要な長さだけ繰出して天井壁面に取付け ている。
【0004】 表面クロスを天井壁面に取付ける場合は、裏面に接着剤を付けた表面クロスを S字状に繰返し折り畳み、これを両腕で抱えながら手先で表面クロスを天井壁面 に貼り付けている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
石膏ボ−ドの重量は、例えば畳1枚程度の面積で、厚さ12mmの場合、1枚でほ ぼ12kgの重さを有し、これを担いで足場板に乗り、担いだ石膏ボ−ドを両手で頭 上に押し上げて天井壁面の所要位置に密着させた後、頭頂で石膏ボ−ドを支えな がら所要位置に固定する作業は、極めて多くの労力を要する。 T字形の支持具を併用した場合においても、T字形の支持具の頂部水平部分に よって支え得る範囲は石膏ボ−ドの一部に過ぎないから、他の部分を作業員が頭 頂又は片手で支えながら釘打ち等の作業を行うこととなるので、矢張り極めて多 くの労力を必要とする。
【0006】 脚立の間に渡した足場板は、多くの場合、甚だ不安定で危険を伴い、作業能率 の低下を免れることができない。 天井材を取付ける天井壁面が広い場合には、天井材の取付け作業の進展に応じ て脚立及び足場板を移動させる必要があるので、移動に要する労力も大きく、作 業能率が低下することとなる。 脚立及び足場板の移動作業を省くために、天井壁面の面積に応じて多数の脚立 を適宜間隔を隔てて配置すると共に、各脚立間に足場板を渡し、足場板を乗換え ながら天井材の取付け作業を進める場合もあるが、床面全域に配置された脚立及 び足場板が他の工事作業の妨げとなるおそれが多い。
【0007】 遮音シ−ト及び表面クロスの取付け作業の場合にも足場の問題は石膏ボ−ドの 取付け作業の場合と同様であるが、この他、遮音シ−トの取付け作業の場合には 、床面に置いたロ−ル状の遮音シ−トの端部を天井壁面の所要個所まで引上げて 釘打ち作業等によって固定する間、遮音シ−トの端部からロ−ル状部分までの重 量が作業員の手に掛かるため作業が困難なばかりでなく、端部の取付けを終わっ た後、これに続く範囲の取付け作業を進めるに当って、ロ−ル状遮音シ−トの重 量に抗して遮音シ−トを天井壁面に繰り広げる作業が容易ではなく、能率の低下 を免れることができない。
【0008】 予め裏面に接着剤を付けてS字状に繰返し折り畳んだ表面クロスを両腕で抱え ながら、手先で貼り付け作業を行うことは、極めて困難で、作業能率を高めるこ とができない。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、可動支持台の天板を貫いて垂直に取付けた固定案内筒と、 前記固定案内筒内に、上下に滑動自在に挿通した可動軸と、 前記可動軸の駆動装置と、 前記可動軸の頂部に着脱自在に取付けた天井材の支持体とを備えた天井材の支 持装置を実現することによって、従来の欠点を除こうとするものである。
【0010】
【作用】
支持体に天井材を支持させて可動軸の駆動装置を操作すると、可動軸が固定案 内筒に案内されて上昇し、支持体に支持された天井材を天井壁面にほぼ密着する まで、又は天井壁面の近くまで持ち上げ、その状態を保持する。
【0011】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例を示す正面図、図2は側面図で、両図において、1 は可動支持台を形成する枠体、2は天板で、枠体1の上面に固着してある。 図3は、枠体1及び天板2の部分の底面図で、3及び4は枠体1内に設けた補 強片である。 5は脚の支持具で、横断面の形状をコの字形に形成すると共に、上部を枠体1 の隅部に固定してある。 6は脚で、その上部を支軸7及び蝶螺子8によって支持具5に支持させ、蝶螺 子8を取外すことによって、脚6を枠体1の内側に向けて支軸7の周りに回動さ せ得るように形成してある。 9は脚6の下端部に取付けたストッパ付きキャスタである。
【0012】 10は固定案内筒で、横断面の形状が角形の筒体より成り、その基部を、天板2 を貫いて天板2の下方に突出させ、図3に示すように、螺子11によって補強片3 に取付けた支持具12内に挿入し、螺子11を締付けて補強片3に固定し、固定案内 筒10が天板2の上方において垂直に保たれるように取付けてある。 13は横断面の形状が角形の可動軸で、固定案内筒10内に挿通され、固定案内筒 10に案内されて上下に滑動自在に形成してある。 固定案内筒10及び可動軸13の各横断面の形状を角形に形成する代りに、固定案 内筒10をキ−溝付きの円筒で形成し、可動軸13をキ−付きの丸棒で形成して、可 動軸13が上下に滑動する際に軸の周りに回転することのないように形成してもよ い。
【0013】 14は支持板で、図1及び図2には固定案内筒10の側壁に取付けた場合を例示し てあるが、可動支持台の天板2上に固定して設けた適宜の支柱等に取付けてもよ い。 15はワイヤの巻取リ−ル、16はその回転駆動用ハンドル、17は可逆ラチェット 歯車装置で、巻取リ−ル15の回転軸と支持板14の間に介装してある。 18はワイヤで、一端を巻取リ−ル15に固定し、他端を、可動支持台の天板2に 穿った孔隙19(図3)、可動軸13の下端部に取付けた滑車20及び可動支持台の天 板2に穿った孔隙21を経て支持板14に着脱自在に取付けてある。 ワイヤ18の他端を支持板14に取付ける代りに、例えば可動支持台の天板2又は 枠体1等の適宜個所に着脱自在に取付けるようにしてもよい。
【0014】 22は止め螺子で、固定案内筒10の側壁に設けた螺子孔に螺合させるか、固定案 内筒10の側壁に穿った孔隙の周辺に取付けた固定螺子23に螺合させてある。
【0015】 24は天井材の支持体を形成する枠体で、図4に底面図を示すように、中央部に 補強片25を設け、補強片25の中心部に結合具26を取付けてある。 結合具26は、図1、図2及び図4に示すように、開口部を下方に向け、可動軸 13の頂部に着脱自在に嵌合し得る角形の有底筒状体より成る。 可動軸13を丸棒で形成した場合には、可動軸13の頂部側壁に突起を設けると共 に、結合具26の側壁の一部に、下端縁から軸方向に適宜の長さに亙って切込みを 設け、この切込みに可動軸13の頂部側壁に設けた突起を嵌入させて、天井材の支 持体が回転するのを防ぐように形成する。
【0016】 なお、可動支持台の天板2の高さ及び面積を適当にして、作業員が天板2の上 に乗って可動軸13の頂部への天井材の支持体の着脱作業、天井材の支持体への天 井材の載置作業及び巻取リ−ル15の回転駆動用ハンドル16の回転操作等を支障な く行うことができ、天井壁面へ十分の余裕をもって作業員の両手が届くように形 成すると共に、作業員の体重及び天井材の重量に耐えられる機械的強度を有する ように構成する。
【0017】 このように構成した本案装置においては、キャスタ9を自由回転状態にして本 案装置を所要位置に移動させた後、キャスタ9のストッパを効かせて固定し、可 動軸13の頂部に支持された天井材の支持体の上面に石膏ボ−ド等の天井板を載置 して可逆ラチェット歯車装置17を正方向回転状態にセットし、ハンドル16を操作 して巻取リ−ル15を回転させると、ワイヤ18が巻取られる。 ワイヤ18の巻取りに応じて、可動軸13が固定案内筒10に案内されて上昇し、天 井材の支持体に載置された天井板を天井壁面に密着させる。 天井材の支持体に載置された天井板が天井壁面に密着した際にハンドル16の回 転を停止し、天井板の位置を微細に調整して所要の取付け個所に正確に一致させ た後、釘、ホチキスのピン又は螺子等によって天井板を天井壁面に固定する。
【0018】 天井板の取付けを終った後、可逆ラチェット歯車装置17を逆方向回転状態にセ ットし、ハンドル16を操作して巻取リ−ル15を逆転させ、可動軸13を下降復旧さ せて次の作業に備える。 可逆ラチェット歯車装置17の回転方向を切換えて、可動軸13を上昇又は下降さ せる場合、可動軸13及び天井材の支持体の重量が、可逆ラチェット歯車装置17に 掛かって回転方向の切換えを困難又は不可能となるような場合には、可動軸13を 所要の高さまで上昇させた後、又は可動軸13を下降させた後、止め螺子22を締め 付け、その内端で可動軸13の側壁を押圧して可動軸13を固定案内筒10内に固定す ることにより、可動軸13及び天井材の支持体の重量が可逆ラチェット歯車装置17 に掛かるのを防いで回転方向の切換えを容易にすることができる。
【0019】 以上は、可動軸13の頂部に取付ける天井材の支持体を、石膏ボ−ド等のように 1枚ずつ独立した平板状の天井材の支持に好適なように形成した場合を例示した が、例えば図5及び図6に示すように形成した天井材の支持体を用いることによ って、ロ−ル状の遮音シ−トの支持を行うことができる。 図5はその正面図、図6は側面図で、両図において、27は支持本体を形成する 底片、28は固定支持片で、底片27の一端に上方に向けて取付けてある。29は可動 支持片で、底片27の他端に設けた蝶螺子30の軸の周りに回動自在に取付けてある 。31及び32は固定支持片28及び可動支持片29の各内側面に取付けた円柱又は円筒 状の支持突起、26は結合具で、図1、図2及び図4に示した結合具26と全く同様 の構成である。
【0020】 結合具26を介して支持体を可動軸13の頂部に取付け、蝶螺子30を緩めて可動支 持片29を外側に回動させ、ロ−ル状遮音シ−トの円筒状の巻芯の一端に固定支持 片28に取付けた支持突起31を挿入し、可動支持片29を回動復旧させて支持突起32 をロ−ル状遮音シ−トの巻芯の他端に挿入し、蝶螺子30を締め付けることによっ てロ−ル状遮音シ−トを支持させることができる。 この場合、可動支持片29の内側面をロ−ル状遮音シ−トの端面に適宜の圧力で 押圧させることにより、ロ−ル状遮音シ−トの端面と可動支持片29の内側面との 間の摩擦によって遮音シ−トを引出す際に、必要以上に遮音シ−トが引出される のを防ぐことができる。
【0021】 前記石膏ボ−ドの上昇の場合と同様にして可動軸13を上昇させ、天井材の支持 体に支持されたロ−ル状遮音シ−トを天井壁面の近くまで上昇させた後、ロ−ル 状遮音シ−トを引出し、引出した遮音シ−トの端部及び端部から適宜の長さの範 囲を天井壁面の所要個所に固着し、可動支持台を適宜距離だけ移動させ、既に固 着させた遮音シ−トに続く範囲の遮音シ−トを固着させ、再び可動支持台を移動 させることを繰返して、天井壁面の所要範囲に遮音シ−トを固着させた後、遮音 シ−トを切断し、可動支持台を前記遮音シ−トの固着済の範囲に隣接する個所に 移動させて前記と同様の作業を繰り返すことにより、天井壁面全域への遮音シ− トの固着を終了する。
【0022】 上記作業中、1人の作業員が遮音シ−トの引出し及び天井壁面への固着作業と 可動支持台の移動作業を交互に繰返し行うようにしてもよく、1人の作業員が可 動支持台に乗って遮音シ−トの引出し及び天井壁面への固着作業を専ら行い、他 の1人の作業員が可動支持台の移動作業を受け持つようにしてもよい。
【0023】 図7は、天井材のうち表面クロスの支持に好適な支持体の一例を示す平面図、 図8は、図7のA−A断面図で、両図において、33は底壁、34ないし36は側壁、 37は傾斜側壁で、その上端縁を外側に彎曲させて、表面クロスを引出す際に表面 クロスの辷りがよくなるように形成してある。 底壁33、側壁34ないし36及び傾斜側壁37によって上部が開放された箱状の本体 が形成される。 38及び39は案内ロ−ラで、傾斜側壁37に接近した個所において傾斜側壁37の上 端縁に平行に設けられ、下部の案内ロ−ラ39は対向側壁34及び36に設けた軸受40 及び41によって回転自在に支持され、上部の案内ロ−ラ38は対向側壁34及び36の 各上端縁から下方に向かって設けた切込み42及び43に軸端を挿入することによっ て、着脱自在かつ回転自在に支持されると共に、上部の案内ロ−ラ38の周面が下 部の案内ロ−ラ39の周面に適当な圧力で接触するように形成してある。 26は結合具で、図1、図2及び図4に示した結合具26と同様の構成である。
【0024】 裏面に接着剤を付けた表面クロスを、図8に破線で示すようにS字状に繰返し 折り畳んで箱状の本体内に収納し、上部の案内ロ−ラ38を取外して表面クロスの 端部を下部の案内ロ−ラ39の上部を通って傾斜側壁37の上端縁にまで引出し、再 び上部の案内ロ−ラ38を取付けて上下の案内ロ−ラ38及び39の間に表面クロスの 端部を挾んだ後、天井材の支持体を可動軸13の頂部に取付け、可動軸13を上昇さ せて天井材の支持体を所要の高さに保持し、案内ロ−ラ38及び39の間を通して表 面クロスを引出し、遮音シ−トの場合と同様に、表面クロスの引出し及び固着作 業と可動支持台の移動作業を交互に繰返して天井壁面への貼付を行うことができ る。
【0025】 遮音シ−ト及び表面クロスを天井壁面に取付けるに当って天井壁面が広い場合 には、可動支持台を比較的長距離に亙って直進させる必要があるが、この直進移 動を容易に確保するために、可動支持台の脚の下端部に、コの字形の素子を開放 部を下向きにして上下方向に移動自在に取付け、コの字形素子を上方に引上げた 際にはキャスタ9が任意の方向に自由に回転し、コの字形素子を下降させた場合 には、キャスタ9が一定方向に回転直進するように形成してもよい。
【0026】 図1及び図2には、可動軸13の駆動装置を巻取リ−ル15、可逆ラチェット歯車 装置17及びワイヤ18で構成した場合を例示したが、図9に要部を示すようにラッ ク、ピニオン及びウオ−ムの組合せで構成しても本考案を実施することができる 。 図9において、10は固定案内筒、13は可動軸、44は歯車支持箱で、固定案内筒 10の側壁に固定して取付けてある。45は孔隙で、固定案内筒10の側壁の一部とこ の側壁に接する歯車支持箱44の側壁に共通に設けてある。46はラックで、可動軸 13の表面に軸方向に設け、ラック46の歯面を孔隙45に正対させてある。 ラック46は、可動軸13の表面を加工して形成してもよく、可動軸13と別に形成 したラックを可動軸13の表面に一体に取付けるようにしてもよい。 47はピニオンで、その回転軸を歯車支持箱44の対向側壁に設けた軸受によって 支持させ、孔隙45を介してラック46と噛合させてある。 48はウオ−ムで、その回転軸を歯車支持箱44の対向側壁に設けた軸受によって 支持させ、ピニオン47と噛合させてある。 49はウオ−ム48の回転駆動用のハンドルである。
【0027】 ハンドル49を操作してウオ−ム48を正方向(又は逆方向)に回転させ、ピニオ ン47を正方向(又は逆方向)に回転させると、ラック46と共に可動軸13が上昇( 又は下降)する。 可動軸13の駆動装置を、図1及び図2に示したように、巻取リ−ル15、可逆ラ チェット歯車装置17及びワイヤ18で構成した場合には、可動軸13の下端が可動支 持台の枠体1の高さまで上昇すると、それ以上に可動軸13を上昇させることは不 可能であるが、図9に示したように、可動軸13の駆動装置をラック46、ピニオン 47及びウオ−ム48で構成した場合には、ラック46を可動軸13の下端部から適宜の 高さまで設けることによって、可動軸13の下端部をピニオン47の高さまで上昇さ せることができる。
【0028】 本案装置は、可動軸13の頂部から天井材の支持体を取除き、図1及び図2に示 した実施例においては、ワイヤ18の端部を支持板14から取外すと共に、図3に示 した螺子11を緩めて固定案内筒10を可動支持台から取外し、可動支持台における 蝶螺子8を取外して脚6を折畳むことにより、装置を分解して作業現場への運搬 等に好都合な状態にまとめることができる。
【0029】
【考案の効果】
本案装置における可動支持台は、従来のような脚立間に渡した足場板に較べて 遥かに安定で、ハンドル操作によって天井材の支持体を任意の位置において任意 の高さに上昇保持させることができ、両手を自由に使って天井材の位置決め及び 固定作業を行うことが可能であるから、作業を安全かつ能率良く行うことができ る。
【0030】 天井壁面が広い場合でも1台の本案装置で天井壁面全域に亙る作業を行うこと ができるから、従来のように、作業に先立って多数の脚立間に足場板を渡して足 場を作り、作業の終了後に足場の取り片付けを行う必要がなく、それだけ労力を 省き、作業能率を高めることができると共に、他の作業の妨げとなるおそれもな い。
【0031】 遮音シ−ト又は表面クロスを取付ける場合には、ロ−ル状遮音シ−ト又は折り 畳んだ表面クロスを、本案装置によって天井壁面の近くに保持させて作業を行う ことができるから、遮音シ−ト又は表面クロスを引出した際に手に掛かる重量が 、従来のように床面から遮音シ−トを引出す場合、又は表面クロスを両腕で保持 する場合に比し、大幅に軽減されることとなり、作業を極めて容易にして能率を 高めることが可能である。 更に、本案装置は、これを分解して小形にまとめることができるから、運搬に も好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図である。
【図2】本考案の一実施例を示す側面図である。
【図3】本考案の一実施例における要部の構成を示す底
面図である。
【図4】本考案の一実施例における要部の構成を示す底
面図である。
【図5】本考案の一実施例における要部の構成の一例を
示す正面図である。
【図6】本考案の一実施例における要部の構成の一例を
示す側面図である。
【図7】本考案の一実施例における要部の構成の一例を
示す平面図である。
【図8】本考案の一実施例における要部の構成の一例を
示す断面図である。
【図9】本考案の一実施例における要部の構成の一例を
示す断面図である。
【符号の説明】
1 枠体 2 天板 3 補強片 4 補強片 5 支持具 6 脚 7 支軸 8 蝶螺子 9 キャスタ 10 固定案内筒 11 螺子 12 支持具 13 可動軸 14 支持板 15 巻取リ−ル 16 ハンドル 17 可逆ラチェット歯車装置 18 ワイヤ 19 孔隙 20 滑車 21 孔隙 22 止め螺子 23 固定螺子 24 枠体 25 補強片 26 結合具 27 底片 28 固定支持片 29 可動支持片 30 蝶螺子 31 支持突起 32 支持突起 33 底壁 34 側壁 35 側壁 36 側壁 37 傾斜側壁 38 案内ロ−ラ 39 案内ロ−ラ 40 軸受 41 軸受 42 切込み 43 切込み 44 歯車支持箱 45 孔隙 46 ラック 47 ピニオン 48 ウオ−ム 49 ハンドル

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可動支持台の天板を貫いて垂直に取付けた
    固定案内筒と、前記固定案内筒内に、上下に滑動自在に
    挿通した可動軸と、前記可動軸の駆動装置と、前記可動
    軸の頂部に着脱自在に取付けた天井材の支持体とを備え
    たことを特徴とする天井材の支持装置。
  2. 【請求項2】可動軸の駆動装置が、可動支持台の上部に
    設けた固定支持体に取付けた巻取リ−ル及びその回転駆
    動用ハンドルと、前記巻取リ−ルの回転軸と前記固定支
    持体との間に介装した可逆ラチェット歯車装置と、一端
    を前記巻取リ−ルに固定し、他端を前記可動軸の下端部
    に取付けた滑車を介して前記可動支持台の上部固定体に
    固定したワイヤとより成る請求項1に記載の天井材の支
    持装置。
  3. 【請求項3】可動軸の駆動装置が、前記可動軸の表面に
    軸方向に設けたラックと、固定案内筒の側壁に設けた孔
    隙を介して前記ラックと噛合するピニオンと、前記ピニ
    オンと噛合するウオ−ム及びこのウオ−ムの回転駆動用
    ハンドルとより成る請求項1に記載の天井材の支持装
    置。
  4. 【請求項4】天井材の支持体が、対向片間に補強片を設
    けた枠体と、この枠体の下面中心部に開口部を下方に向
    けて取付けられ、可動軸の頂部に着脱自在に嵌合される
    有底筒状の結合具とより成る請求項1に記載の天井材の
    支持装置。
  5. 【請求項5】天井材の支持体が、底片の一端に上方に向
    けて垂直に設けた固定支持片と、前記底片の他端に設け
    た蝶螺子の軸の周りに回動自在に取付けた可動支持片
    と、前記固定支持片及び可動支持片の各内側面に取付け
    た円柱又は円筒状の支持突起と、前記底片の下面中心部
    に開口部を下方に向けて取付けられ、可動軸の頂部に着
    脱自在に嵌合される有底筒状の結合具とより成る請求項
    1に記載の天井材の支持装置。
  6. 【請求項6】天井材の支持体が、上部を開放した箱状本
    体と、前記箱状本体の適宜の側壁に平行で、上下に2本
    重ねて、前記側壁の近傍における前記箱状本体内に設け
    た案内ロ−ラと、前記箱状本体の下面中心部に開口部を
    下方に向けて取付けられ、可動軸の頂部に着脱自在に嵌
    合される有底筒状の結合具とより成る請求項1に記載の
    天井材の支持装置。
  7. 【請求項7】固定案内筒及び可動軸の各横断面の形状が
    角形である請求項1に記載の天井材の支持装置。
  8. 【請求項8】固定案内筒がキ−溝付き円筒より成り、可
    動軸がキ−付き丸棒より成る請求項1に記載の天井材の
    支持装置。
  9. 【請求項9】可動支持台の脚が折り畳み自在である請求
    項1に記載の天井材の支持装置。
  10. 【請求項10】可動支持台の脚の下端部にストッパ付き
    キャスタを取付けた請求項1に記載の天井材の支持装
    置。
  11. 【請求項11】可動軸の滑動を抑える止め螺子を固定案
    内筒の側壁に取付けた請求項1に記載の天井材の支持装
    置。
JP3866691U 1991-04-30 1991-04-30 天井材の支持装置 Pending JPH04125334U (ja)

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Citations (4)

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JPS4959994A (ja) * 1972-10-16 1974-06-11
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JPS56106291A (en) * 1980-05-31 1981-08-24 Nippon Musical Instruments Mfg Automatic accompanying device for electronic musical instrument
JPS57178115A (en) * 1981-04-27 1982-11-02 Nissan Motor Co Ltd Knocking detector

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