JPH0412520A - アルミ電解コンデンサ - Google Patents
アルミ電解コンデンサInfo
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- JPH0412520A JPH0412520A JP11620490A JP11620490A JPH0412520A JP H0412520 A JPH0412520 A JP H0412520A JP 11620490 A JP11620490 A JP 11620490A JP 11620490 A JP11620490 A JP 11620490A JP H0412520 A JPH0412520 A JP H0412520A
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 39
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 39
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 20
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 9
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はアルミ電解コンデンサに関するものである。
従来の技術
従来のアルミ電解コンデンサは、粗面化したアルミ箔の
表面に誘電解酸化皮膜を形成し、これをセパレータとと
もに巻回してコンデンサ素子を構成し、このコンデンサ
素子を駆動用電解液とともに、アルミケース内に封入す
ることにより構成していた。
表面に誘電解酸化皮膜を形成し、これをセパレータとと
もに巻回してコンデンサ素子を構成し、このコンデンサ
素子を駆動用電解液とともに、アルミケース内に封入す
ることにより構成していた。
そして、このアルミ電解コンデンサを、定格より高い過
電圧で使用した場合は、コンデンサ素子に含有された駆
動用電解液の温度が上がって蒸気化するため、アルミケ
ースの内圧は上昇する。この場合、アルミケースの内圧
が、アルミケースの封口部材による封口力を上回れば、
コンデンサ素子がアルミケースから外れてアルミケース
外に飛び出すか、あるいはアルミケースが飛びはねるこ
とになって非常に危険となるものである。
電圧で使用した場合は、コンデンサ素子に含有された駆
動用電解液の温度が上がって蒸気化するため、アルミケ
ースの内圧は上昇する。この場合、アルミケースの内圧
が、アルミケースの封口部材による封口力を上回れば、
コンデンサ素子がアルミケースから外れてアルミケース
外に飛び出すか、あるいはアルミケースが飛びはねるこ
とになって非常に危険となるものである。
したがって、この種のアルミ電解コンデンサでは、通常
封口部材やアルミケースに弱点部を設けており、そして
このアルミケースの内圧が異常に上昇したときには、弱
点部が壊れてアルミケース内における駆動用電解液のガ
スが外部に流出するため、大きな爆発には至らないもの
である。
封口部材やアルミケースに弱点部を設けており、そして
このアルミケースの内圧が異常に上昇したときには、弱
点部が壊れてアルミケース内における駆動用電解液のガ
スが外部に流出するため、大きな爆発には至らないもの
である。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記従来のアルミ電解コンデンサにおい
ては、コンデンサの外部に駆動用電解液のガスが流出し
てしまうため、このアルミ電解コンデンサをセットした
機器の内部が汚れたり、火災による煙と区別がつかない
という問題点を有していた。
ては、コンデンサの外部に駆動用電解液のガスが流出し
てしまうため、このアルミ電解コンデンサをセットした
機器の内部が汚れたり、火災による煙と区別がつかない
という問題点を有していた。
本発明はこのような問題点を解決するもので、駆動用電
解液のガスの外部への流出を未然に防止することができ
るアルミ電解コンデンサを提供することを目的とするも
のである。
解液のガスの外部への流出を未然に防止することができ
るアルミ電解コンデンサを提供することを目的とするも
のである。
課題を解決するための手段
上記目的を達成するために本発明のアルミ電解コンデン
サは、駆動用電解液を含浸させたコンデンサ素子と、こ
のコンデンサ素子を内装する有底筒状の金属ケースと、
前記コンデンサ素子より導出された一対のリード線と、
この一対のリード線に接続された一対の外部接続用端子
と、前記金属ケースの開口部を封口する封口部材とを備
え、前記一対の外部接続用端子の一方に感温素子を取り
付け、かつこの感温素子により、異常時における金属ケ
ース内部の温度上昇による外部接続用端子の発熱を検出
し、その検出信号により、コンデンサの電気回路を遮断
するようにしたものである。
サは、駆動用電解液を含浸させたコンデンサ素子と、こ
のコンデンサ素子を内装する有底筒状の金属ケースと、
前記コンデンサ素子より導出された一対のリード線と、
この一対のリード線に接続された一対の外部接続用端子
と、前記金属ケースの開口部を封口する封口部材とを備
え、前記一対の外部接続用端子の一方に感温素子を取り
付け、かつこの感温素子により、異常時における金属ケ
ース内部の温度上昇による外部接続用端子の発熱を検出
し、その検出信号により、コンデンサの電気回路を遮断
するようにしたものである。
作用
上記構成のアルミ電解コンデンサによれば、コンデンサ
素子より導出された一対のリード線に接続される一対の
外部接続用端子の一方に感温素子を取り付けているもの
で、このアルミ電解コンデンサに定格以上の過電圧が印
加された場合、漏れ電流は増加し、駆動用電解液や誘電
体酸化皮膜の抵抗によるジュール熱で金属ケースの内部
のコンデンサ素子の温度が上昇する。そしてこの場合、
コンデンサ素子より導出されたリード線は熱伝導性が非
常に良いため、このリード線と接続された外部接続用端
子は金属ケースの内部温度とほぼ同等に発熱する。そし
てこの発熱を前記感温素子が検出し、その検出信号によ
り、コンデンサの電気回路をすみやかに遮断するように
しているため、金属ケースの内圧の上昇による防爆弁等
の安全装置の作動も未然に防止することができ、これに
より、駆動用電解液のガスがアルミ電解コンデンサの外
部に流出してしまうということはなくなるものである。
素子より導出された一対のリード線に接続される一対の
外部接続用端子の一方に感温素子を取り付けているもの
で、このアルミ電解コンデンサに定格以上の過電圧が印
加された場合、漏れ電流は増加し、駆動用電解液や誘電
体酸化皮膜の抵抗によるジュール熱で金属ケースの内部
のコンデンサ素子の温度が上昇する。そしてこの場合、
コンデンサ素子より導出されたリード線は熱伝導性が非
常に良いため、このリード線と接続された外部接続用端
子は金属ケースの内部温度とほぼ同等に発熱する。そし
てこの発熱を前記感温素子が検出し、その検出信号によ
り、コンデンサの電気回路をすみやかに遮断するように
しているため、金属ケースの内圧の上昇による防爆弁等
の安全装置の作動も未然に防止することができ、これに
より、駆動用電解液のガスがアルミ電解コンデンサの外
部に流出してしまうということはなくなるものである。
実施例
以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづいて説明す
る。図において、1はコンデンサ素子で、このコンデン
サ素子1は粗面化したアルミ箔の表面に誘電体酸化皮膜
を形成し、これをセパレータとともに巻回することによ
り構成している。
る。図において、1はコンデンサ素子で、このコンデン
サ素子1は粗面化したアルミ箔の表面に誘電体酸化皮膜
を形成し、これをセパレータとともに巻回することによ
り構成している。
そして、このコンデンサ素子1に駆動用電解液を含浸さ
せるとともに、このコンデンサ素子1はアルミニウムよ
りなる有底円筒状の金属ケース2内に装備している。ま
た前記コンデンサ素子1からは一対のアルミよりなるリ
ード線3,3aが導出され、かつこの一対のリード線3
,3aには一対の外部接続端子4,4aが端子板よりな
る封口部材5の部分でかしめにより接続されている。前
記端子板よりなる封口部材5は金属ケース2の開口部に
配設され、金属ケース2の開放端をカーリング封口する
ことにより、金属ケース2の開口部を封口している。ま
た前記一対の外部接続端子4゜4aのうち、一方の外部
接続端子、4aには感温素子6を取り付けており、かつ
この感温素子6には外部へ信号を取り出すための一対の
リード線7.7aを接続している。
せるとともに、このコンデンサ素子1はアルミニウムよ
りなる有底円筒状の金属ケース2内に装備している。ま
た前記コンデンサ素子1からは一対のアルミよりなるリ
ード線3,3aが導出され、かつこの一対のリード線3
,3aには一対の外部接続端子4,4aが端子板よりな
る封口部材5の部分でかしめにより接続されている。前
記端子板よりなる封口部材5は金属ケース2の開口部に
配設され、金属ケース2の開放端をカーリング封口する
ことにより、金属ケース2の開口部を封口している。ま
た前記一対の外部接続端子4゜4aのうち、一方の外部
接続端子、4aには感温素子6を取り付けており、かつ
この感温素子6には外部へ信号を取り出すための一対の
リード線7.7aを接続している。
上記構成において動作を説明する。このアルミ電解コン
デンサに定格以上の過電圧が印加されると、漏れ電流は
増加し、駆動用電解液や誘電体酸化皮膜の抵抗によるジ
ュール熱で金属ケース2の内部のコンデンサ素子1の温
度が上昇する。そしてこの場合、コンデンサ素子1より
導出された一体のリード線3,3aはアルミで構成され
ていて熱伝導性が非常に良いため、この一対のリード線
3.3aと接続された一対の外部接続用端子4゜4aは
金属ケース2の内部温度と同等に発熱し、そしてこの発
熱を一方の外部接続用端子4aに取り付けた感温素子6
が検出し、その検出信号を外部に出す。この場合、この
検出信号を利用してコンデンサの電気回路を強制的に遮
断することができる。
デンサに定格以上の過電圧が印加されると、漏れ電流は
増加し、駆動用電解液や誘電体酸化皮膜の抵抗によるジ
ュール熱で金属ケース2の内部のコンデンサ素子1の温
度が上昇する。そしてこの場合、コンデンサ素子1より
導出された一体のリード線3,3aはアルミで構成され
ていて熱伝導性が非常に良いため、この一対のリード線
3.3aと接続された一対の外部接続用端子4゜4aは
金属ケース2の内部温度と同等に発熱し、そしてこの発
熱を一方の外部接続用端子4aに取り付けた感温素子6
が検出し、その検出信号を外部に出す。この場合、この
検出信号を利用してコンデンサの電気回路を強制的に遮
断することができる。
次に、各種感温素子6を用いた実施例について説明する
。
。
(実施例1)
アルミ電解コンデンサ(定格200V、680μF)の
コンデンサ素子1から導出された一対のリード線3,3
aに接続した一対の外部接続端子4.4aのうち、一方
の外部接続端子4aに温度ヒユーズ(作動温度110℃
)を接続し、そしてこの温度ヒユーズから引き出した一
対のリード線7.7aの両端が導通しているときは電気
回路に電流を流し、断線するとアルミ電解コンデンサに
通じている電気回路が遮断されるように設定した。
コンデンサ素子1から導出された一対のリード線3,3
aに接続した一対の外部接続端子4.4aのうち、一方
の外部接続端子4aに温度ヒユーズ(作動温度110℃
)を接続し、そしてこの温度ヒユーズから引き出した一
対のリード線7.7aの両端が導通しているときは電気
回路に電流を流し、断線するとアルミ電解コンデンサに
通じている電気回路が遮断されるように設定した。
このように設定したアルミ電解コンデンサに360Vの
過電圧を印加すると、漏れ電流が徐々に増加し、そして
金属ケース2の内部温度が上昇し、約2分後に温度ヒユ
ーズが溶断し、そしてこの溶断信号を検出して電気回路
が遮断された。この電気回路が遮断されるまでの間には
、防爆弁等の安全装置の作動は生じなかったため、駆動
用電解液のガスが外部にもれるようなことはなかった。
過電圧を印加すると、漏れ電流が徐々に増加し、そして
金属ケース2の内部温度が上昇し、約2分後に温度ヒユ
ーズが溶断し、そしてこの溶断信号を検出して電気回路
が遮断された。この電気回路が遮断されるまでの間には
、防爆弁等の安全装置の作動は生じなかったため、駆動
用電解液のガスが外部にもれるようなことはなかった。
ちなみに、防爆弁等の安全装置が作動したときの金属ケ
ース2の内部温度を測定してみると150℃であった。
ース2の内部温度を測定してみると150℃であった。
なお、上記温度ヒユーズの代わりに、バイメタル、感温
リードスイッチ等を用いた場合においても、上記温度ヒ
ユーズと同一の結果が得られた。
リードスイッチ等を用いた場合においても、上記温度ヒ
ユーズと同一の結果が得られた。
〈実施例2〉
(実施例1)における温度ヒユーズの代わりに熱電対を
一方の外部接続端子4aに接続した。そして検出回路は
温度110℃に相当する電圧以上の過電圧が熱電対の両
端から発生した場合に、電気回路が遮断されるように設
定した。
一方の外部接続端子4aに接続した。そして検出回路は
温度110℃に相当する電圧以上の過電圧が熱電対の両
端から発生した場合に、電気回路が遮断されるように設
定した。
このように設定したアルミ電解コンデンサについて、(
実施例1)と同じ試験を行ったところ、(実施例1)と
全(同一の結果が得られ、駆動用電解液のガスが外部に
もれるようなことはなかった。
実施例1)と同じ試験を行ったところ、(実施例1)と
全(同一の結果が得られ、駆動用電解液のガスが外部に
もれるようなことはなかった。
(実施例3)
(実施例1)における温度ヒユーズの代わりにサーミス
タを一方の外部接続端子4aに接続した。そして電気回
路遮断用の検出回路は、サーミスタの温度変化による抵
抗値変化を検出するように設定した。
タを一方の外部接続端子4aに接続した。そして電気回
路遮断用の検出回路は、サーミスタの温度変化による抵
抗値変化を検出するように設定した。
この(実施例3)においても、(実施例1)と同じ試験
を行ったところ、(実施例1)と同一の結果が得られ、
駆動用電解液のガスが外部にもれるようなことはなかっ
た。
を行ったところ、(実施例1)と同一の結果が得られ、
駆動用電解液のガスが外部にもれるようなことはなかっ
た。
発明の効果
上記実施例の説明から明らかなように、本発明のアルミ
電解コンデンサは、コンデンサ素子より導出された一対
のリード線に接続される一対の外部接続用端子の一方に
感温素子を取り付け、かつこの感温素子により、異常時
における金属ケース内部の温度上昇による外部接続用端
子の発熱を検出し、その検出信号により、コンデンサの
電気回路を遮断するようにしているため、金属ケースの
内圧の上昇による防爆弁等の安全装置の作動も未然に防
止することができ、これにより、駆動用電解液のガスが
アルミ電解コンデンサの外部に流出してしまうのを確実
に防止できるものである。
電解コンデンサは、コンデンサ素子より導出された一対
のリード線に接続される一対の外部接続用端子の一方に
感温素子を取り付け、かつこの感温素子により、異常時
における金属ケース内部の温度上昇による外部接続用端
子の発熱を検出し、その検出信号により、コンデンサの
電気回路を遮断するようにしているため、金属ケースの
内圧の上昇による防爆弁等の安全装置の作動も未然に防
止することができ、これにより、駆動用電解液のガスが
アルミ電解コンデンサの外部に流出してしまうのを確実
に防止できるものである。
図は本発明の一実施例を示すアルミ電解コンデンサの断
面図である。 1・・・・・・コンデンサ素子、2・・・・・・金属ケ
ース、3.3a・・・・・・一対のリード線、4,4a
・・・・・・一対の外部接続端子、5・・・・・・封口
部材、6・・・・・・感温素子。
面図である。 1・・・・・・コンデンサ素子、2・・・・・・金属ケ
ース、3.3a・・・・・・一対のリード線、4,4a
・・・・・・一対の外部接続端子、5・・・・・・封口
部材、6・・・・・・感温素子。
Claims (1)
- 駆動用電解液を含浸させたコンデンサ素子と、このコ
ンデンサ素子を内装する有底筒状の金属ケースと、前記
コンデンサ素子より導出された一対のリード線と、この
一対のリード線に接続された一対の外部接続用端子と、
前記金属ケースの開口部を封口する封口部材とを備え、
前記一対の外部接続用端子の一方に感温素子を取り付け
、かつこの感温素子により、異常時における金属ケース
内部の温度上昇による外部接続用端子の発熱を検出し、
その検出信号により、コンデンサの電気回路を遮断する
ようにしたアルミ電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11620490A JP2867599B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | アルミ電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11620490A JP2867599B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | アルミ電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0412520A true JPH0412520A (ja) | 1992-01-17 |
JP2867599B2 JP2867599B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=14681418
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11620490A Expired - Fee Related JP2867599B2 (ja) | 1990-05-02 | 1990-05-02 | アルミ電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2867599B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-02 JP JP11620490A patent/JP2867599B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2867599B2 (ja) | 1999-03-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |