JPH04125072U - 溶接用ボルト - Google Patents

溶接用ボルト

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JPH04125072U
JPH04125072U JP40305290U JP40305290U JPH04125072U JP H04125072 U JPH04125072 U JP H04125072U JP 40305290 U JP40305290 U JP 40305290U JP 40305290 U JP40305290 U JP 40305290U JP H04125072 U JPH04125072 U JP H04125072U
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JP
Japan
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guide pin
bolt
welding
tip
workpiece
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JP40305290U
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Inventor
陽一 永田
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ナガタコーギヨウ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 溶接用ボルトとこれを溶接するワークとを溶
接用下チップへ簡単迅速にセットする。 【構成】 溶接用ボルトの先端面に溶接用下チップにお
けるガイドピンの円錐形を容入する円錐形の凹部を設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、溶接用のボルトに関する。
【0002】
【従来技術】
従来の溶接用ボルトは、図5に示すように上部に頭15を設けたねじ部16の 先端を、溶接用下チップ17におけるガイドピン18に設けた円錐型の凹部19 に係合する円錐形の尖り部20として、この尖り部20によりボルトbと下チッ プ17との心合わせをするようにしたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記のようにねじ部16の先端に円錐形の尖り部20を設けたボルトbは、先 端面の中央が凹み、周囲でワーク21と当るガイドピン18と組み合わせて使用 しなければならないから、ワーク21の下孔22がガイドピン18に対して少し でも心ずれしていると、図7に示すようにガイドピン18が下孔22へ入れない ため、ガイドピン18がワーク21に隠れて見えなかったり、下孔22にバリが 出ていたり、変形があったりすると、下孔22をガイドピン18へはめ付けるこ とが容易でなく、このため溶接チップ17へのワーク21やボルトbのセットに 時間が掛かって、作業能率が上がらない問題点があった。
【0004】 本考案は前記問題点を解決し、特に頭を溶接するボルトのねじ部の先端面に円 錐形の凹部を形成して、溶接用下チップに対するワークおよびボル頭のセットを 簡単迅速に行わせる溶接用ボルトを提供することをその技術的課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記した課題を解決するため、本考案に係る溶接用ボルトは、頭をワークへ溶 接するボルトにおけるねじ部の先端面に、溶接用チップのガイドピンの円錐形尖 頭を容入する円錐形の凹部を形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
前記のように構成される溶接用ボルトは、円錐形の尖頭を有するガイドピンを 備える溶接用下チップと組み合わせて使用できるから、ワークの下孔を見当でガ イドピンに合わせてワークをガイドピン上に乗せるとき、下孔がガイドピンに対 して図3に示すように心ずれしていても、尖頭の頂部が下孔の中に納まっている 状態であれば、下孔は尖頭の円錐面に案内されてガイドピンと心合わせされこれ へ自然にはまり込む。
【0007】 またガイドピンの尖頭の頂部が下孔から図4に示すように外れている状態であ っても、ワークを前後左右に動かせば、ガイドピンの尖頭の頂部が図3のように 下孔の中へ入り込み、円錐面の案内により下孔をガイドピンに心合わせしてこれ にはまり込ませるから、ワークの下孔をガイドピンへはめ付ける操作も簡単迅速 に行われる。
【0008】 次に、ワークの下孔をガイドピンにはめ付けた後、ボルトを公知のフィダー( 図面省略)によりガイドピンの上へ供給するとき、ボルトの先端面の円錐形の凹 部がガイドピンの円錐形の尖頭に係合して、ガイドピンと心合わせされるため、 ガイドピンの上に安定して脱落を生じることがないものである。
【0009】
【実施例】
以下に本考案に関する溶接用ボルトの実施例を図面に基づいて説明する。
【0010】 図においてaは溶接用のボルトで、上部に後記するワークへ溶接する頭1を設 け、そのワークとの接合面に溶接用の突起2を設け、ねじ部3の先端面に円錐形 の凹部4を形成することにより、後記する溶接用下チップの円錐形の尖頭を有す るものとの組み合わせ使用を可能とし、またこの円錐形の凹部4は、ボルトaを 公知のフィダー(図面省略)により供給するとき、ガイドピンの円錐形の尖頭に 係合して、ボルトaをガイドピンとの心合わせし、ボルトaの安定した支持が行 われるようにする。
【0011】 5と6は溶接用の上チップと下チップで、両チップ5と6の間に被溶接材を挟 んで通電することにより溶接を行うもので、下チップ6の中心には縦方向の孔7 を設け、この孔7にガイドピン8を昇降自在に嵌合して、ばね9により下端に付 設した鍔10が前記した孔7の段部11へ係合するように弾圧させてある。
【0012】 12は前記したガイドピン8の上端に形成した円錐形の尖頭で、この部分にワ ーク13へボルトaを通すためにあけた下孔14が係合すると、斜面の作用によ りワーク13を移動させて下孔14がガイドピン8に心合わせされて自然にガイ ドピン8へ嵌合されるとともに、ボルトaが公知のフィダー(図面省略)により 供給されると、その円錐形の凹部3に係合してボルトaとガイドピン8との心合 わせをも行い、ボルトaをガイドピン8に心合わせしてこの上に安定させる作用 をも行う。
【0013】 なお、前記したガイドピン8の円錐径の尖頭12は、斜面を円弧状に弯曲させ ることにより弾頭状としても同様の作用効果が発揮されるものである。
【0014】
【考案の効果】
本考案に関する溶接用ボルトは、円錐形の尖頭を有するガイドピンとの組み合 わせ使用ができるから、尖頭を利用してワークの下孔をガイドピンにはめ付ける 操作を簡単迅速に行うことができるだけでなく、フィダーにより供給されるボル トをガイドピン上に安定させて、正確にセットすることもできるから、ワークに 対するボルトの溶接を極めて能率よく行うことができる特有の効果を奏するもの である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に関する溶接用ボルトの正面図。
【図2】同上ボルトの溶接用下チップの一部縦断正面図
である。
【図3】ワークの下孔とガイドピンが心ずれしていても
嵌合する状態を示す説明図である。
【図4】ワークの下孔がガイドピンの先頭の頂部から外
れている状態を示す説明図である。
【図5】従来の溶接用ボルトの正面図である。
【図6】従来のボルトの溶接用下チップの一部縦断正面
図である。
【図7】ワークの下孔とガイドピンが心ずれしていると
嵌合しない状態を示す正面図である。
【符号の説明】
a ボルト 1 頭 3 ねじ部 4 円錐形の凹部 8 ガイドピン 12 円錐形の尖頭

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 頭をワークへ溶接するボルトにおけるね
    じ部の先端面に、溶接用チップのガイドピンの円錐形尖
    頭を容入する円錐形の凹部を形成したことを特徴とする
    溶接用ボルト。
JP1990403052U 1990-12-13 1990-12-13 溶接用ボルト Expired - Lifetime JPH0753818Y2 (ja)

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JP1990403052U JPH0753818Y2 (ja) 1990-12-13 1990-12-13 溶接用ボルト

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JPH04125072U true JPH04125072U (ja) 1992-11-13
JPH0753818Y2 JPH0753818Y2 (ja) 1995-12-13

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101667545B1 (ko) * 2014-12-17 2016-10-19 주식회사 성우하이텍 프로젝션 용접기용 전극유닛

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5717389A (en) * 1980-07-02 1982-01-29 Dengensha Mfg Co Ltd Method and device for supplying of welding bolt
JPS5759250A (en) * 1980-09-29 1982-04-09 Nec Corp Microprogram controller
JPS58126140A (ja) * 1981-12-28 1983-07-27 Honshu Paper Co Ltd 成形用ボ−ド
JPS62127380U (ja) * 1986-01-31 1987-08-12

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