JPH04124665U - ワードプロセツサ - Google Patents

ワードプロセツサ

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JPH04124665U
JPH04124665U JP3010291U JP3010291U JPH04124665U JP H04124665 U JPH04124665 U JP H04124665U JP 3010291 U JP3010291 U JP 3010291U JP 3010291 U JP3010291 U JP 3010291U JP H04124665 U JPH04124665 U JP H04124665U
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野 充 伸 浅
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三洋電機株式会社
鳥取三洋電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクリボンカセット検出回路を設けること
なく、インクリボンカセットの装着の有無情報を得て適
切なテープエンド検出が行えるようにしたワードプロセ
ッサを提供することを目的とする。 【構成】 ディスプレイ8上に表示される印刷メニュー
にインクリボンカセットの装着の有り/無しの表示を加
え、この有り/無しのうち無しが操作者により選択され
ているときにはテープエンド検出回路2によるエンド検
出を取り止めるように構成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インクリボンカセットを用いるワードプロセッサに関する。
【0002】
【従来の技術】
ワードプロセッサに用いられるインクリボンのエンド部分は、銀色の光反射部 と黒色の非反射部とが交互に形成された形態をなしており、このエンド部分がホ トインタラプタ前を通過するときの該ホトインタラプタの出力変化に基づくTE 信号の変化によりインクリボンエンド検出を行うようにしている。即ち、一回の TE(テープエンド)信号の“L”でテープエンドとは判定せずに、2回以上の 連続してTE信号の変化したことに加えてその間にCRモータのステップ数が4 〜14ステップあった場合にテープエンドと判定するように構成し、インクリボ ンエンド検出の確実性を高めている。
【0003】 しかしながら、インクリボンを使わないで感熱紙を用いて印字する場合、稀で はあるが、窓際などで直射日光がホトインタラプタに直接差し込み、しかも前述 のCRモータの4〜14ステップに相当する時間、連続して偶然にも2回以上、 ホトインタラプタに差し込んだり、差し込まなかったりした場合に、テープエン ドでないにもかかわらず(そもそもインクリボンカセットが装着されていないに もかかわらず)テープエンドであると誤判断することがある。
【0004】 かかる事情に鑑み、本願出願人は、キャリッジ台にインクリボンカセット検出 回路を設け、インクリボンカセットの装着の有無を加味したエンド検出制御を既 に提案している。即ち、インクリボンカセット検出回路にてインクリボンカセッ トが装着されていないことを検出したときには、前記のTE信号を無効にする制 御を行うようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 ところが、上記のように、インクリボンカセット検出回路を設ける構造では、 該回路からのカセット有無信号をサーマルヘッドのフレキシブルプリント基板を 介して本体制御部に導く必要があり、フレキシブルプリント基板の長さ或いは数 の増大を招くという問題を生じた。
【0006】 近年、印字品質の向上を図るため、ヘッドドット数は増加し、ただでさえ、フ レキシブルプリント基板の長さ或いは数が増大している状況下にあっては、この ような増大を生じさせないテープエンド検出技術が要求される。 本考案は、上記の事情に鑑み、インクリボンカセット検出回路を設けることな く、インクリボンカセットの装着の有無情報を得て適切なテープエンド検出が行 えるようにしたワードプロセッサを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るワードプロセッサは、上記の課題を解決するために、インクリボ ンカセットのテープエンドを検出するためのテープエンド検出回路を有したプリ ンタ部を備えるワードプロセッサにおいて、ディスプレイ上に表示される印刷メ ニューにインクリボンカセットの装着の有り/無しの表示を加え、この有り/無 しのうち無しが操作者により選択されているときにはテープエンド検出回路によ るエンド検出を取り止める制御手段を備えたことを特徴としている。
【0008】
【作用】
上記の構成によれば、インクリボンカセット検出回路を設けることなく、イン クリボンカセットの装着の有無情報を得ることができ、インクリボンカセットの 装着無しの情報を得たときには、テープエンド検出回路によるエンド検出は取り 止められるため、そもそもインクリボンカセットが装着されていないのにエンド 検出とは無関係な光などを受けてインクリボンエンドであると誤判断してしまう 事態を回避することができる。
【0009】 そして、インクリボンカセット検出回路を設けない構成であるから、該回路を 設ける場合の弊害は除去されることになる。
【0010】
【実施例】
本考案の一実施例を、図1ないし図3に基づいて説明すれば、以下の通りであ る。 図1はワードプロセッサの概略のブロック図であり、図中、1はI/Oポート 、2はテープエンド検出回路、5はスイッチングトランジスタ、6は比較器、7 はCPU、8はディスプレイ、9はキーボード部である。
【0011】 I/Oポート1は、出力ポート(APA0〜APA7)および入力ポート(B PA0〜BPA7)を備えている。APA7端子は、SENSOR ON信号出 力端子(“L”でONを示す)であり、印刷実行時に“L”となる一方、それ以 外のときには“H”となる。BPA0端子はインクリボンカセットのテープエン ド検出信号(TE信号)が入力されるTE信号入力端子である。
【0012】 テープエンド検出回路2は、プリンタ部(図示せず)に設けられるインクリボ ンカセットのテープエンドを検出する回路であり、ホトインタラプタで構成され 、その発光ダイオード3はインクリボンに向けて光を照射し、ホトトランジスタ 4はインクリボンにて反射された反射光を受光する構成となっている。 スイッチングトランジスタ5は、前記SENSOR ON信号が“L”(印刷 実行時)のときにはONして前記の発光ダイオード3を点灯させる一方、SEN SOR ON信号が“H”(非印刷実行時)のときには、OFFして発光ダイオ ード3の点灯を停止させるようになっている。
【0013】 比較器6は、反転入力端子と非反転入力端子を有し、非反転入力端子には抵抗 R1・R2による分割電圧が印加される一方、反転入力端子は前記ホトトランジ スタ4のコレクタ端子に接続された構成を有する。その機能としては、インクリ ボンのエンドを示す銀色の光反射部が前記ホトインタラプタに対面した場合のみ TE信号として“H”を出力し、それ以外は“L”を出力する。
【0014】 CPU7は、ワードプロセッサにおける文書作成、印刷制御、ディスク読込・ 書込み制御などを行う際の中枢となるものである。ディスプレイ8は作成文書の 表示や印刷メニューの表示などを行い、また、キーボード9は、文字入力のため の文字キー、カーソル移動キー、変換キーなどを備えている。 図2は、ディスプレイ8上に表示される印刷メニューの内容を示す説明図であ り、通常の印刷メニューに加えて、“インクリボンカセット装着”の項目が挙げ られており、図では、インクリボンカセット装着有りが操作者により選択された ものとなっている。この選択は、例えば、キーボード9上の変換キーを操作する ことで、ディスプレイ8上に表示された“インクリボンカセット装着 有り”に おける有りの部分の表示を、“有り”から“無し”に或いは“無し”から“有り ”に変えることで行うことができる。勿論、この選択は、ユーザーが熱転写用紙 を使うか、或いは、感熱記録紙を使うかの都合により行われるものである。
【0015】 図3は、インクリボンのエンド検出処理を示すフローチャートである。まず、 印刷キーがONされると(S1)、図示しない用紙検出回路にて用紙がプリンタ にセットされているか否かが判断され(S2)、セットされていなければ、ディ スプレイ8上に“用紙をセットして下さい”のメッセージを表示する(S3)。 一方、用紙がセットされていれば、印刷メニューの内容に従って印刷を実行する (S4)。
【0016】 次に、TE信号が“L”から“H”に変わったか否かを判断し(S5)、変わ った(YES)のであれば、インクリボンカセット装着有りか否かを印刷メニュ ーの“インクリボンカセット装着有り/無し”を内容を見て判断し(S6)、有 り(YES)ならば、TE信号の変化点と変化点との間にCRモータのステップ 数が4〜14ステップ連続して2回以上続いたのかどうかを判断する(S7)。 2回以上続いた(YES)のあれば、ディスプレイ8上に、“インクリボン切れ です”のメッセージを表示し(S8)、印刷を中止する(S9)。
【0017】 一方、前記のステップ5・6・7において、それぞれNOの結果を得たなら、 印刷を終了したか否かを判断し(S10)、印刷が終了していないならステップ 4に進む一方、印刷が終了したなら、ディスプレイ8上に“印刷を終了しました ”のメッセージを表示し(S11)、印刷を終了する(S12)。 上記の構成においては、ディスプレイ8上で表示される印刷メニューに“イン クリボンカセット装着”の項目が挙げられ、操作者がインクリボンカセット装着 の有無を選択するので、インクリボンカセット検出回路を設けることなく、イン クリボンカセットの装着の有無情報を得ることができる。そして、インクリボン カセットの装着無しの情報を得たときには、テープエンド検出回路2によるエン ド検出は取り止められるため、そもそもインクリボンカセットが装着されていな いのにエンド検出とは無関係な光などを受けてインクリボンエンドであると誤判 断してしまう事態を回避することができる。
【0018】 なお、本実施例では、前記ステップ7に進まないことで、テープエンド検出回 路2によるエンド検出を取り止めることとしたが、インクリボンカセットの装着 無しの情報を得たときに、TE信号入力をキャンセルしてテープエンド検出回路 2によるエンド検出を取り止めるような構成としてもよく、その具体的構成は問 わないものである。
【0019】
【考案の効果】
以上のように、本考案は、印刷メニューによるインクリボンカセットの装着の 有無情報を得て確実なテープエンド検出を行うものであり、インクリボンカセッ ト検出回路を設ける構造ではないから、該検出回路を設けることによる弊害、即 ち、カセット有無信号をサーマルヘッドのフレキシブルプリント基板を介して本 体制御部に導くためにフレキシブルプリント基板の長さ或いは数の増大を招くと いった弊害を除去できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例としてのワードプロセッサの
概略のブロック図である。
【図2】ディスプレイ上に表示される印刷メニューの内
容を示す説明図である。
【図3】インクリボンのエンド検出処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 I/Oポート 2 テープエンド検出回路 7 CPU(制御手段) 8 ディスプレイ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクリボンカセットのテープエンドを
    検出するためのテープエンド検出回路を有したプリンタ
    部を備えるワードプロセッサにおいて、ディスプレイ上
    に表示される印刷メニューにインクリボンカセットの装
    着の有り/無しの表示を加え、この有り/無しのうち無
    しが操作者により選択されているときにはテープエンド
    検出回路によるエンド検出を取り止める制御手段を備え
    たことを特徴とするワードプロセッサ。
JP1991030102U 1991-04-30 1991-04-30 ワードプロセッサ Expired - Fee Related JP2529421Y2 (ja)

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JPH04124665U true JPH04124665U (ja) 1992-11-13
JP2529421Y2 JP2529421Y2 (ja) 1997-03-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3036460U (ja) * 1995-01-17 1997-04-22 義彦 前田 ホット用缶容器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3036460U (ja) * 1995-01-17 1997-04-22 義彦 前田 ホット用缶容器

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