JPH04124221U - ルーペ - Google Patents

ルーペ

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JPH04124221U
JPH04124221U JP3910291U JP3910291U JPH04124221U JP H04124221 U JPH04124221 U JP H04124221U JP 3910291 U JP3910291 U JP 3910291U JP 3910291 U JP3910291 U JP 3910291U JP H04124221 U JPH04124221 U JP H04124221U
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勲 今川
雅展 知屋城
英明 内山
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九州日立マクセル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紙面を読みやすいルーペを提供する。 【構成】 本体ケース1と、この本体ケース1から突出
するレンズ部3と、この本体ケース1に形成された漏光
用窓部4と、この本体ケース1に設けられてこの窓部4
へ向かって発光する発光素子12、及びこの発光素子1
2に給電する電源電池19とを備え、上記窓部4から紙
面に照射された照明光に、紙面の文字の行に沿う直線状
の明暗境界部イが得られるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は 照明手段を有するルーペに係り、紙面に照射された光に、紙面の文 字の行に沿う明暗境界部が得られるようにして、文字を読みやすくしたものであ る。
【0002】
【従来の技術】
新聞や書物等を見る際に使用されるルーペとして、紙面を明るく照射する照明 手段を備えたものが知られている(例えば実公昭63−6726号)。
【0003】 この種のルーペは、一般に本体側に電球などの発光素子を設け、この発光素子 から照射された照明光を、直接、あるいはレンズを通して間接的に紙面に照射し て、所望部分を明るく照明するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
使用者は、レンズを通して紙面を見るのであるが、この場合、複数の文字の行 を含む紙面の広いエリアが明るく照射されるので、使用者は自分が現在読んでい る文字の行を確認しにくく、視線が定まりにくいこととなって、目が疲れやすく 、且つ誤読しやすいものであった。 そこで本考案は、上記従来のものの問題点を解消したルーペを提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このために本考案は、本体ケース1に、電源電池19、発光素子12、レンズ 部3が設けられ、前記発光素子12から紙面に照射された照明光に、直線状の明 暗境界部イが得られるよう前記発光素子12と前記紙面の間に、直線形成用規制 部を設けたものである。
【0006】
【作用】
上記構成によれば、明暗境界部イを紙面の文字の行に合わせることにより、視 線を定めやすくなり、また誤読を解消できる。
【0007】
【実施例】
(実施例1) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。 図1は上下反転したルーペの斜視図である。1は薄箱形の本体ケースであって 、上ケース1aと下ケース1bから成っている。本体ケース1の先端面にはスリ ット状の開口部2が開口されており、後述するように、この開口部2から板状の レンズ部3がスライド自在に突出する。
【0008】 下ケース1bの前部には、直線形成用規制部である横長の漏光用窓部が設けら れており、この窓部4の周縁により一部遮られた光源からの照射光が紙面上に直 線状の明暗境界部イを有する照明光となる。5は下ケース1bの後部に着脱自在 に装着された電池蓋である。
【0009】 図2はルーペの分解図、図3は上ケース1aの内部平面図、図4は断面図であ る。図3において、上ケース1aには、仕切壁11が設けられており、その前方 に発光素子12が配設されている。13は発光素子12が装着されるソケット部 、14は上ケース1aの内壁面に沿って配設された導電板である。発光素子12 としては、通常はグローブ球が考えられるが、指向性のよいニップル球や、電力 消費の少ないLEDなどでもよい。
【0010】 導電板14の先端端子部14aは、ソケット部13の裏面に位置し、発光素子 12の側部端子と当接している。ソケット部13の裏面は、発光素子12の側部 端子が露出するように切り欠いている。15は板ばねから成る端子板であり、発 光素子12の底部端子と接離することにより、電気回路を開閉する。19は発光 素子12に給電する電源電池であって、本体ケース1の後部に収納される。
【0011】 図4に示すように、発光素子12は本体ケース1の略中央部に設けられており 、電源電池19の交換のために電池蓋5を開けると、発光素子12も露呈する。 このように、発光素子12を電池蓋5側に配設すれば、電池蓋5の開放により、 電池19の交換だけでなく、発光素子12を同時に露呈させてその保守管理も行 うことができる。勿論、発光素子12の配設位置は自由に設定できるのであって 、窓部4の近傍に設けてもよい。
【0012】 図2において、レンズ部3はフレネルレンズから成っており、その先端自由端 部5は外凸円弧状に突出している。またレンズ部3の周縁部3aは非レンズ部で あり、この非レンズ部3aは、ガイド部18(後述)上をスライドする。
【0013】 レンズ部3の後部両側部は、支持手段6が設けられており、この支持手段6は 、本体ケース1内面の両側部に沿って配設された左右一対のガイド手段としての ガイドシャフト7にスライド自在に遊嵌されている。またこのガイドシャフト7 には、レンズ部3を前方(上記開口部2側)へ弾発するコイルスプリング8が装 着されている。またレンズ部3にはロック用の孔部9が形成されている。
【0014】 図2及び図4において、下ケース1bの前部内面には、プリズム16が装着さ れている。このプリズム16は、上記窓部4の直上に設けられている。このプリ ズム16の後端面16aは、上記発光素子12に対向しており、またその先端側 は傾斜面16bになっている。
【0015】 したがって発光素子12から照射された光は、プリズム16の内部を透過し、 傾斜面16bにより、窓部4側へ反射されて窓部4から漏光する。なお、光路の 屈折手段としては、プリズム16に替えて、傾斜面16bの位置にミラーを配設 してもよい。
【0016】 図2において、21はロック片であり、下ケース1bの内面に突設されたボス 22に装入される。23はロック片21と下ケース1bの間に介装される弾持用 ばね材である。このロック片21は、上記ロック用の孔部9に係脱自在に係合す る爪部21aを有している。
【0017】 レンズ部3が開口部2から突出している状態で、レンズ部3の先端部に指先を 当て、上記コイルスプリング8を圧縮しながら、レンズ部3を本体ケース1内に 押し込むと、孔部9に爪部21aが係合し、レンズ部3は本体ケース1内に収納 される。この状態で、図3に示すように端子板15は支持手段6に設けられた突 部6aにより後方へ押されて端子部14aから離れ、電気回路は開いて発光素子 12は消灯する。
【0018】 また上ケース1aからわずかに突出するロック片21の上面を指先で押圧する と、爪部21aは孔部9から離脱し、レンズ部3はコイルスプリング8のばね力 により本体ケース1の前方へスライドして突出する。またこのようにしてレンズ 部3が前方へスライドすると、上記端子板15は自身の弾性により原形に復帰し て発光素子12の底部端子に指触し、電気回路は閉じて発光素子12は点灯する 。
【0019】 上述のように、開口部2から突出したレンズ部3の先端自由端部を指先で押し 込むことにより、レンズ部3を本体ケース1内に収納するが、この場合、レンズ 部3の支持手段6は、シャフト7に対し片持ち支持される支持構造になっている ので、斜方向の押し込み力が作用すると、レンズ部3の支持手段とシャフト7の 間にこねるような無理な力が作用し、支持部分が変形して、レンズ部3のスムー ズなスライドに支障をきたすようになる。
【0020】 そこで本手段では、レンズ部3の先端自由端部5を円弧状とすることにより、 レンズ部3を本体ケース1に収納する際には、使用者が必然的にレンズ部3の中 央突端部をまっすぐ本体ケース1側に押し込むようにし、且つ完全に押し込まな いと爪部21aが孔部9に係合されないようにしている。
【0021】 またレンズ部3の周縁部3aを非レンズ部とし、この周縁部3aが摺動するガ イド部18を上ケース1aの先端両側部に設けており、このように構成すること により、レンズ部3がスライドする際に、レンズ面が他の構成部品に摺接して傷 つかないようにしている。なお本実施例では、コイルスプリング8のばね力によ り、レンズ部3を本体ケース1から突出させるようにしているが、手動的にスラ イドさせて突出させてもよく、また発光素子12を点消灯させるための電気回路 の開閉も、手動的に行ってよいものである。
【0022】 図4において、20は上ケース1aに設けられたCdSのような受光センサで あり、昼間の明るい時に、レンズ部3が突出して端子板15が発光素子12の底 部端子に接触しても、発光素子12が点灯して電力が無駄に消耗されないように している。
【0023】 上記構成の本ルーペは、本体ケース1を保持してロック片21を押圧すれば、 レンズ部3が本体ケース1から突出して発光素子12は自動的に点灯する。そこ で、レンズ部3を通して、紙面などを見るが、さらに前記発光素子12と前記紙 面の間に直線形成用規制部を設けている。この直線形成用規制部は、光源から照 射される照射光を、少なくとも1つの直線が得られるよう屈折もしくは遮光して 規制するものであって、紙面上に直線状の明暗境界部イが得られるものならば、 照射光を一部遮る窓部4でもよいし、屈折して直線を得るプリズム16でもよい し、直線を有するミラー等でもよい。窓部4は拡散する照射光の一部を遮るもの で、遮られた分紙面への光量は少ないが、プリズム16の場合は積極的に照射光 を集光させることが可能なので、紙面への光量が上記窓部4の場合に比べて増加 する。これらの構成により照射された照明光は、図5に示すように、紙面の読み 取り方向Nに沿う横長の直線状の明暗境界部イが得られ、明部分の行の文字(あ いう・・・)に沿いながら紙面を読むことができる。読み取り方向Nが横方向で なく、新聞紙等のように縦方向である場合は、縦長の直線状の明暗境界部を得る ような構成も考えられる。
【0024】 (実施例2) 図6において、窓部4は、本体ケース1に対して傾斜して形成されており、本 体ケース1を手で保持した状態で、窓部4から漏光した照明光を、文字の行に合 わせやすくしている。窓部4に限らず、プリズム16、ミラー等を本体ケース1 に対して斜めにもうけても良い。
【0025】 (実施例3) 図7に示すものは、紙面に照射された照明光に、文字の行に沿う明暗境界部ロ が生じるようしている。このような明暗境界部ロは、窓部4に装着されるガラス や透明樹脂板に、青、黄、黒などの着色線を施すなどして簡単に生じさせること ができる。
【0026】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、本体ケース1に、電源電池19、発光素子12 、レンズ部3が設けられ、前記発光素子12から紙面に照射された照明光に、直 線状の明暗境界部イが得られるよう前記発光素子12と前記紙面の間に、直線形 成用規制部を設けているので、明暗境界部イを文字の行に合わせることにより、 視線を定めながら、文字を読むことができ、目の疲れや誤読を解消できる。
【0027】
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーペの上下反転斜視図
【図2】ルーペの分解図
【図3】ルーペの内部平面図
【図4】ルーペの断面図
【図5】紙面の平面図
【図6】他の実施例の平面図
【図7】他の実施例の視野の平面図
【符号の説明】
1 本体ケース 3 レンズ部 4 窓部 12 発光素子 19 電源電池 イ,ロ 明暗境界部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1に、電源電池19、発光素
    子12、レンズ部3が設けられ、前記発光素子12から
    紙面に照射された照明光に、直線状の明暗境界部イが得
    られるよう前記発光素子12と前記紙面の間に、直線形
    成用規制部を設けたことを特徴とするルーペ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57115012U (ja) * 1981-01-08 1982-07-16
JP3006616U (ja) * 1994-07-13 1995-01-31 株式会社森木工 パチンコ機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57115012U (ja) * 1981-01-08 1982-07-16
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