JPH04124220U - ルーペ - Google Patents

ルーペ

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JPH04124220U
JPH04124220U JP3910191U JP3910191U JPH04124220U JP H04124220 U JPH04124220 U JP H04124220U JP 3910191 U JP3910191 U JP 3910191U JP 3910191 U JP3910191 U JP 3910191U JP H04124220 U JPH04124220 U JP H04124220U
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light emitting
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JP3910191U
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雅展 知屋城
英明 内山
勲 今川
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九州日立マクセル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型コンパクトで使い勝手のよい照明手段付
きルーペを提供する。 【構成】 本体ケース1と、この本体ケース1の内部に
収納され、且つこの本体ケース1の先端開口部2からス
ライド自在に突出するレンズ部3と、この本体ケース1
に配設され、且つこの本体ケース1から突出した上記レ
ンズ部3の下方を照明する発光素子12と、この発光素
子12に給電する電源電池19とからルーペを構成し
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は照明手段を有するルーペに係り、詳しくは、本体ケースからレンズ部 をスライド手段により突出させ、このレンズ部の下方を発光素子により照明する ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
新聞や書物等を見る際に使用されるルーペは、小型コンパクトで使い勝手の良 いことが要求される。
【0003】 このため従来、例えば実公昭63−6726号公報に開示されたものが提案さ れている。このものは、レンズや照明用の電球を備えた主筺体と、電源電池が収 納された副筐体を、ヒンジ部により開閉自在に結合して構成されており、不使用 時には主筐体と副筐体を重ね合わせて小型コンパクトな形状とし、またルーペと して使用するために主筐体を回転させて開くと、この回転に連動してスイッチが 投入され、電球が点灯して紙面などを明るく照明するようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら上記従来のものは、主筐体と副筐体の2個の筐体を有し、不使用 時には両筐体を重ね合わせて収納する構造になっているため、収納状態でかなり の肉厚であって、ポケットなどに収納携帯しにくく、しかも不使用時にもレンズ は外部に露呈しているため、器物に当たるなどして傷つきやすい問題点があった 。
【0005】 また回転操作を行ってレンズ部の取り出しや収納を行うようになっていたため 、その操作をワンタッチで簡単に行いにくく、また主筐体と副筐体を開いて使用 する際に、例えば主筐体が器物に当たるなどして強い力が作用すると、両筐体の 結合部分であるヒンジ部に応力が集中してこれが痛みやすく、更には互いに回転 して開閉する主筐体と副筐体を電気的に接続せねばならないため、電気配線が面 倒等の問題点があった。
【0006】 そこで本考案は、上記従来手段の問題点を解消した小型コンパクトで使い勝手 のよい照明手段付きルーペを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このために本考案は、本体ケース1と、この本体ケース1の内部に収納され、 且つこの本体ケース1からスライド自在に突出するレンズ部3と、この本体ケー ス1に配設され、且つこの本体ケース1から突出した上記レンズ部3の下方を照 明する発光素子12と、この発光素子12に給電する電源電池19とからルーペ を構成している。
【0008】
【作用】
上記構成によれば、レンズ部3をスライドさせることにより、本体ケース1に 簡単に出し入れできる。また不使用時には、レンズ部3は本体ケース1の内部に コンパクトに収納され、且つ本体ケース1に完全に保護され、更には発光素子1 2や電源電池19等は同一の本体ケース1に収納されるので、電気配線も簡単と なる。
【0009】
【実施例】
(実施例1) 次に、図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。 図1は上下反転したルーペの斜視図である。1は薄箱形の本体ケースであって 、上ケース1aと下ケース1bから成っている。本体ケース1の先端面にはスリ ット状の開口部2が開口されており、後述するように、この開口部2から板状の レンズ部3がスライド自在に突出する。
【0010】 下ケース1bの前部には、直線形成用規制部である横長の漏光用窓部4が設け られており、この窓部4の周縁により一部遮られた光源からの照射光が、紙面上 に直線状の明暗境界部イを有する照明光となる。5は下ケース1bの後部に着脱 自在に装着された電池蓋である。
【0011】 図2はルーペの分解図、図3は上ケース1aの内部平面図、図4は断面図であ る。図3において、上ケース1aには、仕切壁11が設けられており、その前方 に発光素子12が配設されている。13は発光素子12が装着されるソケット部 、14は上ケース1aの内壁面に沿って配設された導電板である。発光素子12 としては、通常はグローブ球が考えられるが、指向性のよいニップル球や、電力 消費の少ないLEDなどでもよい。
【0012】 導電板14の先端端子部14aは、ソケット部13の裏面に位置し、発光素子 12の側部端子と当接している。ソケット部13の裏面は、発光素子12の側部 端子が露出するように切り欠いている。15は板ばねから成る端子板であり、発 光素子12の底部端子と接離することにより、電気回路を開閉する。19は発光 素子12に給電する電源電池であって、本体ケース1の後部に収納される。
【0013】 図4に示すように、発光素子12は本体ケース1の略中央部に設けられており 、電源電池19の交換のために電池蓋5を開けると、発光素子12も露呈する。 このように、発光素子12を電池蓋5側に配設すれば、電池蓋5の開放により、 電池19の交換だけでなく、発光素子12を同時に露呈させてその保守管理も行 うことができる。勿論、発光素子12の配設位置は自由に設定できるのであって 、窓部4の近傍に設けてもよい。
【0014】 図2において、レンズ部3はフレネルレンズから成っており、その先端自由端 部5は外凸円弧状に突出している。またレンズ部3の周縁部3aは非レンズ部で あり、この非レンズ部3aは、ガイド部18(後述)上をスライドする。
【0015】 レンズ部3の後部両側部は、支持手段6が設けられており、この支持手段6は 、本体ケース1内面の両側部に沿って配設された左右一対のガイド手段としての ガイドシャフト7にスライド自在に遊嵌されている。またこのガイドシャフト7 には、レンズ部3を前方(上記開口部2側)へ弾発するコイルスプリング8が装 着されている。またレンズ部3にはロック用の孔部9が形成されている。
【0016】 図2及び図4において、下ケース1bの前部内面には、プリズム16が装着さ れている。このプリズム16は、上記窓部4の直上に設けられている。このプリ ズム16の後端面16aは、上記発光素子12に対向しており、またその先端側 は傾斜面16bになっている。
【0017】 したがって発光素子12から照射された光は、プリズム16の内部を透過し、 傾斜面16bにより、窓部4側へ反射されて窓部4から漏光する。なお、光路の 屈折手段としては、プリズム16に替えて、傾斜面16bの位置にミラーを配設 してもよい。
【0018】 図2において、21はロック片であり、下ケース1bの内面に突設されたボス 22に装入される。23はロック片21と下ケース1bの間に介装される弾持用 ばね材である。このロック片21は、上記ロック用の孔部9に係脱自在に係合す る爪部21aを有している。
【0019】 レンズ部3が開口部2から突出している状態で、レンズ部3の先端部に指先を 当て、上記コイルスプリング8を圧縮しながら、レンズ部3を本体ケース1内に 押し込むと、孔部9に爪部21aが係合し、レンズ部3は本体ケース1内に収納 される。この状態で、図3に示すように端子板15は支持手段6に設けられた突 部6aにより後方へ押されて端子部14aから離れ、電気回路は開いて発光素子 12は消灯する。
【0020】 また上ケース1aからわずかに突出するロック片21の上面を指先で押圧する と、爪部21aは孔部9から離脱し、レンズ部3はコイルスプリング8のばね力 により本体ケース1の前方へスライドして突出する。またこのようにしてレンズ 部3が前方へスライドすると、上記端子板15は自身の弾性により原形に復帰し て発光素子12の底部端子に指触し、電気回路は閉じて発光素子12は点灯する 。
【0021】 上述のように、開口部2から突出したレンズ部3の先端自由端部を指先で押し 込むことにより、レンズ部3を本体ケース1内に収納するが、この場合、レンズ 部3の支持手段6は、シャフト7に対し片持ち支持される支持構造になっている ので、斜方向の押し込み力が作用すると、レンズ部3の支持手段とシャフト7の 間にこねるような無理な力が作用し、支持部分が変形して、レンズ部3のスムー ズなスライドに支障をきたすようになる。
【0022】 そこで本手段では、レンズ部3の先端自由端部5を円弧状とすることにより、 レンズ部3を本体ケース1に収納する際には、使用者が必然的にレンズ部3の中 央突端部をまっすぐ本体ケース1側に押し込むようにし、且つ完全に押し込まな いと爪部21aが孔部9に係合されないようにしている。
【0023】 またレンズ部3の周縁部3aを非レンズ部とし、この周縁部3aが摺動するガ イド部18を上ケース1aの先端両側部に設けており、このように構成すること により、レンズ部3がスライドする際に、レンズ面が他の構成部品に摺接して傷 つかないようにしている。ガイド部18は非レンズ部と摺動すれば、下ケース1 bに設けてもよいし、上下ケース1a,1b両方に設けてもよい。なお本実施例 では、コイルスプリング8のばね力により、レンズ部3を本体ケース1から突出 させるようにしているが、手動的にスライドさせて突出させてもよく、また発光 素子12を点消灯させるための電気回路の開閉も、手動的に行ってよいものであ る。
【0024】 図4において、20は上ケース1aに設けられたCdSのような受光センサで あり、昼間の明るい時に、レンズ部3が突出して端子板15が発光素子12の底 部端子に接触しても、発光素子12が点灯して電力が無駄に消耗されないように している。
【0025】 上記構成の本ルーペは、本体ケース1を保持してロック片21を押圧すれば、 レンズ部3が本体ケース1から突出して発光素子12は自動的に点灯する。そこ で、レンズ部3を通して、紙面などを見るが、この場合、プリズム16の横長傾 斜面16bから照射された照射光は、図5に示すように、横長窓部4を介して紙 面の読み取り方向Nに沿う横長エリアAを照明するので、直線状の明暗境界部イ を文字の行(あいう・・・)に沿わせながら、紙面を読むことができる。 また収納するときは、レンズ部3の先端面5を指先で押し込むことにより、レ ンズ部3を本体ケース1内に簡単に収納できる。
【0026】 (実施例2) 図6において、本体ケース21の前部には、上記プリズム16に替えてミラー 36が設けられており、このミラー36の下方に窓部34が設けられている。発 光素子12から照射された照射光は、ミラー36で反射され、レンズ部3を透過 して紙面へ照射される。このように照射光をレンズ部3を透過させれば、照射光 はレンズ部3により集光され、紙面の所望エリアを集中的に明るく照射できる。
【0027】 (実施例3) 図7において、レンズ部3の先端部には、反射部3aが設けられている。発光 素子12から発光された照射光は、窓部44から紙面へ照射されるが、その一部 は反射部3aに当たり、紙面側へ反射される。このように、レンズ部3aに反射 部3aを設けることにより、照射光を無駄なく紙面側へ反射させて、紙面を明る く照明することができる。
【0028】 (実施例4) 図8において、レンズ部3,3’は本体ケースに複数枚重ねて収納されている 。このものは、一方のレンズ部3又は3’を本体ケース1から突出させてもよく 、あるいは図示するように2枚のレンズ部3,3’を同時に突出させてもよく、 このように突出態様を変えることにより、倍率を変えることができる。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、本体ケース1と、この本体ケース1の内部に収 納され、且つこの本体ケース1からスライド自在に突出するレンズ部3と、この 本体ケース1に配設され、且つこの本体ケース1から突出した上記レンズ部3の 下方を照明する発光素子12と、この発光素子12に給電する電源電池19とか らルーペを構成しているので、全体形状が小型コンパクトであり、しかもワンタ ッチでレンズ部3の突出や収納を行えるので、使い勝手が良く、またレンズ部3 の保護性にもすぐれたルーペを得ることができる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】ルーペの上下反転斜視図
【図2】ルーペの分解図
【図3】ルーペの内部平面図
【図4】ルーペの断面図
【図5】紙面の平面図
【図6】他の実施例の部分断面図
【図7】他の実施例の部分断面図
【図8】他の実施例の断面図
【0031】
【符号の説明】
1 本体ケース 3 レンズ部 3’ レンズ部 12 発光素子 19 電源電池

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1と、この本体ケース1の内
    部に収納され、且つこの本体ケース1からスライド自在
    に突出するレンズ部3と、この本体ケース1に配設さ
    れ、且つこの本体ケース1から突出した上記レンズ部3
    の下方を照明する発光素子12と、この発光素子12に
    給電する電源電池19とから成ることを特徴とするルー
    ペ。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116883U (ja) * 1983-01-27 1984-08-07 オリエント時計株式会社 拡大鏡付携帯用時計
JPH01120118U (ja) * 1988-02-05 1989-08-15
JPH0273606U (ja) * 1988-11-24 1990-06-05

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