JPH0412407Y2 - - Google Patents

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JPH0412407Y2
JPH0412407Y2 JP10221886U JP10221886U JPH0412407Y2 JP H0412407 Y2 JPH0412407 Y2 JP H0412407Y2 JP 10221886 U JP10221886 U JP 10221886U JP 10221886 U JP10221886 U JP 10221886U JP H0412407 Y2 JPH0412407 Y2 JP H0412407Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、物体の寸法、変位量等を測定する
ための光学式測定装置における投影画像のエツジ
検出装置に係り、特に、測定対象物に、光線を照
射し、これにより生じる透過光及び反射光による
測定対象物の投影画像をスクリーンに結像させ、
この投影画像のエツジを受光器によつて走査して
該投影画像のエツジを検出するようにした装置の
改良に関する。
【従来の技術】
従来、この種光学式測定機器、例えば投影機
は、載物台上の測定対象物を平行な光線により照
射して、その透過光又は反射光に基づきスクリー
ン上に該測定対象物の投影画像を結像させ、この
投影画像から測定対象物の寸法形状等を測定する
ものである。 ここで、スクリーンに結像された測定対象物の
投影画像におけるエツジ(端部)は一般的にいわ
ゆる滲みがあり、従つて、載物台上の測定対象物
を移動させ、そのスクリーン上の結像とヘアライ
ンとの一致から測定値を正確に読込むことは困難
である。 これに対して、投影画像のエツジ部分を、受光
器によつて走査し、該受光器によつて得られる電
気信号の変化から投影画像のエツジを検出するよ
うにした投影画像のエツジ検出装置である。 その例として、第3図及び第4図に示されるよ
うに、受光面が、投影画像2が結像されるスクリ
ーン3に向けて配置され、受光量に応じた電気信
号を出力する受光素子1A,1Bを備えた受光器
1と、この受光器1の出力信号を処理して、前記
投影画像2のエツジが該受光器1の前面を横切る
ときにエツジ信号を出力するエツジ信号発生器4
と、を有してなる投影画像のエツジ検出装置があ
る。 ここで、受光器1は同心円状に配置された一対
の受光素子1A,1Bからなり、これら受光素子
1A,1Bの出力信号はプリアンプ5A,5Bを
経て増幅された後、前記エツジ信号発生器4を含
む信号処理回路6に出力される。 この信号処理回路6は、プリアンプ5A,5B
からの信号が入力される比較器7と、前記エツジ
信号発生器4を備え、第5図に示されるように、
受光素子1A,1Bで得られた出力信号の交差す
る位置でエツジパルスPを出力するようにされて
いる。 ここで、上記従来の受光器1は、第4図に示さ
れるように、スクリーン3に接触して配置される
有底円筒状の受光筒8を備え、この受光筒8内
に、スクリーン3に接近した位置で前記受光素子
1A,1Bが保持される構造となつている。 ここで、第4図の符号9は受光素子1A,1B
の前面を被う透明材料からなる保護板を示す。 このような受光器1の構造の場合、受光素子1
A,1Bがスクリーン3に接近して配置されてい
るために、該スクリーン3の外側から、第4図に
示されるように、斜めに入射する室内照明光等の
外乱光が受光筒8の先端開口部8Aを通つて受光
素子1A,1Bに入込み易くなる。
【考案が解決しようとする問題点】
このように、外乱光が入込むと、第6図に示さ
れるように、2つの受光素子1A,1Bによつて
得られる信号がそれぞれΔa及びΔbだけプラス側
にオフセツトされ、従つて、受光素子1A,1B
の出力信号a,bの交点は、第6図Bで破線で示
される実際のエツジ位置よりもずれた位置とな
る。このため、誤つたエツジ信号が出力されるこ
とになる。 特に、投影画像の倍率が大きい場合は、結像光
が弱いために、前記オフセツト値の影響が大き
く、エツジの検出精度が低下してしまうという問
題点がある。 これに対して、受光筒8のスクリーン3に接触
する部分を拡径することも考えられるが、このよ
うにすると、測定者による投影画像目視の障害と
なるという新たな問題点が生じてしまう。
【考案の目的】
この考案は上記従来の問題点に鑑みてなされた
ものであつて、受光器の直径を大きくすることな
く、外乱光によるエツジ検出精度の低下を防止し
た投影画像のエツジ検出装置を提供することを目
的とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案は、受光面が投影画像が結像されるス
クリーンに向けて配置され受光量に応じた電気信
号を出力する少なくとも1個の受光素子を備えた
受光器と、この受光素子の出力信号を処理して、
前記投影画像のエツジが該受光器の前面を横切る
ときにエツジ信号を出力するエツジ信号発生器
と、を有してなる投影画像のエツジ検出装置にお
いて、前記受光素子を、前記スクリーンに向かつ
て形成された開口部を備えた受光筒内に配置し、
且つ、該受光素子の受光面と前記スクリーンとの
距離が、前記開口部と等面積の円の直径以上とな
るように該受光素子を配置することにより上記目
的を達成するものである。 又、前記開口部を、前記受光素子の受光面と略
等しい形状とすることにより上記目的を達成する
ものである。 又、前記受光器を、受光面が同心円状の2個の
受光素子から構成し、前記開口部を、前記同心円
状の外側の受光素子の外径と略等しい円形とする
ことにより上記目的を達成するものである。
【作用】
この考案において、受光素子の受光面が、スク
リーンから大きく離間されているので、スクリー
ンに斜めに入射する外乱光の影響を防止して、エ
ツジの検出精度を向上させることができる。 本考案者の実験によれば、従来は、スクリーン
と受光素子の受光面との距離を大きくすると、該
受光面では画像が滲んで精度が低下すると予想さ
れていたが、受光面をスクリーンから大きく離間
することによつて外乱光を消去する効果が大き
く、全体としてより高精度なエツジ検出が可能と
なつている。
【実施例】
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。 この実施例は、第1図及び第2図に示されるよ
うに、受光面が、投影画像が結像されるスクリー
ン10に向けて配置され、受光量に応じた電気信
号を出力する受光器12と、この受光器12の出
力信号を処理して、前記投影画像のエツジが該受
光器12の前面を横切るときにエツジ信号を出力
するエツジ信号発生器14と、を有してなる投影
画像のエツジ検出装置において、前記受光器12
を、前記スクリーン10に向かつて形成された開
口部16Aを備えた受光筒16内に受光素子1
8,20を配置して構成し、且つ、該受光素子1
8,20の受光面18A,20Aと前記スクリー
ン10との距離Wが、開口部16Aの直径Dの1
〜2倍となるようにしたものである。 ここで、前記受光筒16は有底円筒状とされ、
且つ、開口部16Aも円形とされている。 又、受光素子18は円形、受光素子20はこの円
形の受光素子18と同心上のリング状とされてい
る。 前記開口部16Aの直径Dは、外側の受光素子
20の外径と略等しくされている。 図の符号22は透明板材から形成された保護板
を示す。 ここで、スクリーン10は第1図に示されるよ
うに、投影機24におけるスクリーンとされ、前
記受光器12は透明板26の先端に、スクリーン
10に向けて保持されている。 第1図の符号28は投影機24における載物
台、30は載物台28上に載置された測定対象
物、32は投影レンズ、34は制御装置を示す。 なお、この実施例において、前記受光素子1
8,20の出力信号を処理する信号処理回路は、
前記第3図に示される従来の信号処理回路と同様
であり、且つ周知であるので説明は省略する。 この実施例においては、受光器12によりスク
リーン10に結像された測定対象物30の投影画
像30Aのエツジを走査する際に、周囲の照明光
等の外乱光がスクリーン10の表面から入射し、
スクリーン10の裏面によつて反射されて開口部
16Aから受光筒16内に入込もうとする。 しかしながら、受光器12の受光素子18,2
0は、その受光面18A,20Aが開口部16A
から、該開口部16Aの直径Dの1〜2倍程度、
スクリーン10の表面から離れた位置にあるの
で、外乱光の大部分は、開口部16Aの周縁によ
つてけられ、受光素子18,20に到達すること
がない。 このため受光素子18,20の出力信号a,b
に、外乱光によるオフセツト値Δa,Δbが生じる
ことがなく、又生じたとしても無視できる程度に
小さく、従つて、これらの出力信号a,bの波形
は第5図に示されるように、正しい位置で交差
し、正確なエツジパルスPが出力されることにな
る。 ここで受光素子18,20の受光面18A,2
0Aは、従来と比較してスクリーン10から大き
く離れた位置にあり、投影画像30Aのエツジの
検出精度が低下するのではないかとも考えられる
が、本考案者の実験によれば、受光面18A,2
0Aとスクリーン10との距離Wが、開口部16
Aの直径Dの1〜2倍の範囲では、特に、外乱光
による影響を消去する効果が大きく、全体として
より安定で高精度なエツジ検出が可能であつた。 又、スクリーン10からの、受光面18A,2
0Aの距離Wが開口部16Aの直径Dの2倍より
も大きくても、エツジ検出精度の低下が少なく、
且つ外乱光の影響を除去することができた。 このような効果は、特に、投影機24による投
影倍率が高倍率である場合に大きく、従来と比較
してSN比が大幅に改善された。 なお上記実施例において、受光器12における
受光素子は円形及び輪形の受光素子18,20よ
り構成されているが、本考案はこれに限定される
ものでなく、他の形状、配置、例えば、円を4分
割した形状の受光素子あるいは、1個のみの受光
素子から構成される受光器であつてもよい。 受光素子が1個のみの場合であつても、該受光
素子の出力信号を所定の参照ベル信号と比較する
ことによつて、エツジを検出することができる。 又、前記受光筒16及び開口部16Aはそれぞ
れの形状が円形とされているが、これは、受光素
子18,20の受光面18A,20Aの形状に一
致させたものであつて、受光素子の受光面が例え
ば四角形であれば、受光筒16及び開口部16A
も四角形とする。 なお、この場合の、スクリーン10と受光素子
の受光面との間隔は、受光筒における開口部と等
面積の円の直径の1〜2倍の範囲とすればよいこ
とが、実験によつて確認されている。 又、上記実施例は、投影機においてそのスクリ
ーン上の投影画像のエツジを検出するエツジ検出
装置に関するものであるが、本考案はこれに限定
されるものでなく、他の光学機器においてスクリ
ーン上に結像される投影画像のエツジを検出する
ために一般的に適用されるものである。
【考案の効果】
本考案は上記のように構成したので、外乱光の
影響を除去して、より安定して投影画像のエツジ
を検出することができるという優れた効果を有す
る。 又、特に、投影倍率が高い場合であつても受光
素子の出力信号のSN比を従来と比較して大幅に
改善し、安定して投影画像のエツジを検出するこ
とができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る投影画像のエツジ検出装
置を適用すべき投影機を示す正面図、第2図は本
考案に係る投影画像のエツジ検出装置の実施例を
示す第1図の−線に沿う拡大断面図、第3図
は従来のエツジ検出装置を示すブロツク図、第4
図は同従来のエツジ検出装置の要部を拡大して示
す断面図、第5図は同従来のエツジ検出装置にお
ける出力信号及びエツジパルスとの関係を示す線
図、第6図は同従来のエツジ検出装置における、
外乱光がある場合の出力信号及びエツジパルスと
の関係を示す線図である。 10……スクリーン、12……受光器、14…
…エツジ信号発生器、16……受光筒、16A…
…開口部、D……直径、W……距離、18,20
……受光素子、18A,20A……受光面、30
A……投影画像。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 受光面が投影画像が結像されるスクリーンに
    向けて配置され受光量に応じた電気信号を出力
    する少なくとも1個の受光素子を備えた受光器
    と、この受光素子の出力信号を処理して、前記
    投影画像のエツジが該受光器の前面を横切ると
    きにエツジ信号を出力するエツジ信号発生器
    と、を有してなる投影画像のエツジ検出装置に
    おいて、前記受光素子を、前記スクリーンに向
    かつて形成された開口部を備えた受光筒内に配
    置し、且つ、該受光素子の受光面と前記スクリ
    ーンとの距離が、前記開口部と等面積の円の直
    径以上となるように該受光素子を配置したこと
    を特徴とする投影画像のエツジ検出装置。 (2) 前記開口部は、前記受光素子の受光面と略等
    しい形状とされた実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の投影画像のエツジ検出装置。 (3) 前記受光器は、受光面が同心円状の2個の受
    光素子からなり、前記開口部は、前記同心円状
    の外側の受光素子の外径と略等しい円形とされ
    た実用新案登録請求の範囲第2項記載の投影画
    像のエツジ検出装置。
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