JPH04123777U - ボールスクリユー式ステアリング装置 - Google Patents
ボールスクリユー式ステアリング装置Info
- Publication number
- JPH04123777U JPH04123777U JP3608491U JP3608491U JPH04123777U JP H04123777 U JPH04123777 U JP H04123777U JP 3608491 U JP3608491 U JP 3608491U JP 3608491 U JP3608491 U JP 3608491U JP H04123777 U JPH04123777 U JP H04123777U
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- JP
- Japan
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- ball
- screw
- screw groove
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- nut
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ボールスクリュー1のスクリュー溝3とボー
ルナットのスクリュー溝3とにより形成されるボール通
路5を移動するボール6を備え、そのボールナット2の
軸方向移動により操向用車輪が操向される。そのボール
通路5でのボール6の遊びのための隙間を車両の直進時
になくすように、車両の直進時にボール通路5を形成す
るボールスクリュー1のスクリュー溝3の軸方向ピッチ
が、車両のコーナリング時にボール通路5を形成するボ
ールスクリュー1のスクリュー溝3の軸方向ピッチに対
し異なったものとされる。車両の直進時にボール6は、
ボールスクリュー1のスクリュー溝3とボールナット2
のスクリュー溝4とで軸方向から挟まれた状態となる。 【効果】 ボール6の磨耗が低減されて寿命が伸びる。
ボールスクリューのスクリュー溝の径が軸方向に関して
一定となり、スクリュー溝の研磨加工が容易になる。
ルナットのスクリュー溝3とにより形成されるボール通
路5を移動するボール6を備え、そのボールナット2の
軸方向移動により操向用車輪が操向される。そのボール
通路5でのボール6の遊びのための隙間を車両の直進時
になくすように、車両の直進時にボール通路5を形成す
るボールスクリュー1のスクリュー溝3の軸方向ピッチ
が、車両のコーナリング時にボール通路5を形成するボ
ールスクリュー1のスクリュー溝3の軸方向ピッチに対
し異なったものとされる。車両の直進時にボール6は、
ボールスクリュー1のスクリュー溝3とボールナット2
のスクリュー溝4とで軸方向から挟まれた状態となる。 【効果】 ボール6の磨耗が低減されて寿命が伸びる。
ボールスクリューのスクリュー溝の径が軸方向に関して
一定となり、スクリュー溝の研磨加工が容易になる。
Description
【0001】
本考案はボールスクリュー式ステアリング装置であって、車両の直進安定性の
向上を図るものである。
【0002】
操向操作入力により回転するボールスクリューと、このボールスクリューの回
転により軸方向移動するボールナットとを備え、そのボールナットの軸方向移動
により操向輪が操向されるボールスクリュー式ステアリング装置が従来より用い
られている。
【0003】
このようなステアリング装置のボールスクリューのスクリュー溝とボールナッ
トのスクリュー溝とにより形成されるボール通路においては、操向操作時にボー
ルが円滑に移動できるように、ボールの遊びのための隙間が設けられている。
【0004】
しかし、そのようなボール通路におけるボールの遊びのための隙間が大きいと
、車両の直進時に操向用車輪に路面から作用する反力により直進走行性が損なわ
れるという問題が生じる。
【0005】
そのため、車両の直進時においてはボール通路でのボールの遊びのための隙間
をなくすことで、車両の直進走行性の低下を防止することが提案されている(特
公昭59‐3303号公報参照)。これは、図6に示すように、車両の直進時に
ボール通路を形成するボールスクリュー101の中央部における径d1を、車両
のコーナリング時にボール通路を形成する両端部での径d2よりも大きくするも
のである。
【0006】
これにより、車両のコーナリング時にあっては図7に示すように、ボールスク
リュー101のスクリュー溝102とボールナット103のスクリュー溝104
とにより形成されるボール通路において、ボール105の遊びのための隙間Sが
形成され、操向操作が円滑になされるようにしている。また、車両の直進時にあ
っては図8に示すように、ボールスクリュー101のスクリュー溝102とボー
ルナット103のスクリュー溝104との径方向間隔(図8において上方方向間
隔)が小さくなり、ボール105が両スクリュー溝102、104により径方向
から挟まれ、ボール通路におけるボール105の遊びのための隙間がなくされ、
直進走行性の低下が防止されている。
【0007】
ボール通路を形成するスクリュー溝102、104は、ボール105に対して
軸方向一方側と軸方向他方側の2点で接する形状とされる。そのため、従来のよ
うにボールスクリュー101のスクリュー溝102とボールナット103のスク
リュー溝104の径方向間隔を小さくしてボール105の遊びをなくした場合、
ボール105は両スクリュー溝102、104により4点で挟み込まれることに
なる。
【0008】
このようにボール105を多くの点で挟み込むと、ボール105の磨耗の進行
が促進されて、寿命低下の要因となる。
【0009】
また、ボールスクリュー101のスクリュー溝102の径を中央部と両端部と
で異なったものとするためには、スクリュー溝102の研磨量を軸方向位置に応
じて異なったものとする必要がある。しかし、スクリュー溝102の研磨量を軸
方向位置に応じて精密に異なった量とする研磨加工は困難で、製造コスト増大の
要因であった。
【0010】
本考案は上記従来技術の問題を解決することのできるボールスクリュー式ステ
アリング装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴とするところは、操向操作入力により回転するボールスクリュー
と、このボールスクリューの回転により軸方向移動するボールナットと、そのボ
ールスクリューのスクリュー溝とボールナットのスクリュー溝とにより形成され
るボール通路を移動するボールとを備え、そのボールナットの軸方向移動により
操向用車輪が操向されるボールスクリュー式ステアリング装置において、前記ボ
ール通路でのボールの遊びのための隙間を車両の直進時になくすように、車両の
直進時にボール通路を形成するボールスクリューのスクリュー溝の軸方向ピッチ
が、車両のコーナリング時にボール通路を形成するボールスクリューのスクリュ
ー溝の軸方向ピッチに対し異なったものとされている点にある。
【0012】
本考案の構成によれば、コーナリング時にボール通路を構成するボールスクリ
ューのスクリュー溝とボールナットのスクリュー溝との軸方向相対位置は、直進
時にボール通路を構成するボールスクリューのスクリュー溝とボールナットのス
クリュー溝との軸方向相対位置と異なったものとなる。
【0013】
すなわち、コーナリング時のボール通路にはボールの遊びのための隙間が設け
られる。これに対し、直進時のボール通路内のボールは、軸方向一方側において
ボールスクリューのスクリュー溝に接し、軸方向他方側においてボールナットの
スクリュー溝に接する。これにより、ボールスクリューのスクリュー溝とボール
ナットのスクリュー溝とによりボールが軸方向から挟まれ、ボールの遊びのため
の隙間がなくされる。
【0014】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0015】
図1はボールスクリュー式ステアリング装置の要部を示すものであって、操向
操作入力により回転するボールスクリュー1と、このボールスクリュー1に嵌め
合わされるボールナット2とを備えている。そのボールスクリュー1の外周には
スクリュー溝3が形成され、そのボールナット2の内周にはスクリュー溝4が形
成されている。そのボールスクリュー1のスクリュー溝3とボールナット2のス
クリュー溝4とによりボール通路5が形成され、このボール通路5を多数のボー
ル6が列状となって移動可能とされている。
【0016】
また、操向操作用ハンドル(図示省略)の操作によりボールスクリュー1が軸
中心に回転するものとされ、このボールスクリュー1の回転によりボールナット
2は軸方向(図1において左右方向)に移動する。このボールナット2の軸方向
移動により操向用車輪(図示省略)が操向される。そのため、ボールナット2に
はラック7が形成され、このラック7に噛み合うセクターギヤー8が設けられ、
このセクター8がピットマンシャフト9と一体化され、このピットマンシャフト
9がピットマンアーム(図示省略)及びリンク等を介して操向用車輪に連動され
ている。
【0017】
車両の直進時にあっては、ボールスクリュー1の軸方向中央のスクリュー溝3
とボールナット2のスクリュー溝4とでボール通路5が形成され、車両のコーナ
リング時にあっては、ボールスクリュー1の軸方向両端側のスクリュー溝3とボ
ールナット2のスクリュー溝4とでボール通路5が形成される。
【0018】
図2に示すように、ボールスクリュー1のピッチ径d0 は全長に亘って一定と
されている。
【0019】
ボールスクリュー1のスクリュー溝3の軸方向ピッチは、軸方向両端側におい
て一定のP0 とされ、このピッチP0 に対し軸方向中央においては異なった軸方
向ピッチP1 とされる。また、ボールナット2のスクリュー溝4の軸方向ピッチ
は、ボールスクリュー1の軸方向両端側におけるスクリュー溝3の軸方向ピッチ
P0 と等しくされている。すなわち、車両の直進時にボール通路5を形成するボ
ールスクリュー1の軸方向中央部におけるスクリュー溝3の軸方向ピッチがP1
は、ボールナット2のスクリュー溝4の軸方向ピッチP0 及び車両のコーナリン
グ時にボール通路5を形成するボールスクリュー1の軸方向両端側におけるスク
リュー溝3のピッチP0 に対し異なったものとされている。
【0020】
この場合、ボールスクリュー1の軸方向中央のスクリュー溝3の軸方向ピッチ
P1 は、軸方向両端側の軸方向ピッチP0 に対し、図3に模式的に示すように小
さくしてもよいし、あるいは図4に模式的に示すように大きくしてもよい。なお
、ボールスクリュー1の軸方向中央近傍における軸方向ピッチP2 は、図3の場
合には軸方向中央に向かうに従い次第に小さくなるものとされ、図4の場合には
軸方向中央に向かうに従い次第に大きくなる。(各軸方向ピッチP0 、P1 、P 2
の差は微小なため、図2においては作図上一定ピッチで描く。)
【0021】
車両のコーナリング時にあっては、図7に示した従来例と同様に、ボール通路
5にはボール6の遊びのための隙間が存在し、円滑な操向操作が可能とされる。
【0022】
車両の直進時のボール通路5においては、図5に示すように、ボールナット2
のスクリュー溝4に対するボールスクリュー1のスクリュー溝3の軸方向相対位
置が、コーナリング時のボール通路5におけるボールナット2のスクリュー溝4
に対するボールスクリュー1の軸方向相対位置と異なったものとなる。すなわち
、車両の直進時にあっては、ボール通路5におけるボール6は、ボールスクリュ
ー1のスクリュー溝3とボールナット2のスクリュー溝4とで軸方向から挟まれ
た状態となる。これにより、車両の直進時にあっては、ボール通路5におけるボ
ール6の遊びのための隙間がなくされ、直進走行性が向上される。
【0023】
上記構成によれば、車両の直進時においては、ボールスクリュー1のスクリュ
ー溝3とボールナット2のスクリュー溝4とでボール6が軸方向(図5において
左右方向)から挟まれ、ボール通路5におけるボール6の遊びのための隙間がな
くされる。すなわち、ボール6はボールスクリュー1のスクリュー溝3の軸方向
一方側とボールナット2のスクリュー溝4の軸方向他方側の2点で挟まれること
になり、従来のように4点で挟まれるものに比べボール6の磨耗が低減されて寿
命を伸ばすことができる。
【0024】
また、ボールスクリュー1のピッチ径d0 は全長に亘り一定であるため、その
スクリュー溝3の研磨加工を容易に行なえる。
【0025】
なお、本考案は上記実施例に限定されるものではない。また、ボールスクリュ
ー式ステアリング装置であれば、パワーステアリング装置であってもマニュアル
ステアリング装置であっても本考案を適用することができる。
【0026】
本考案によれば、車両の直進時におけるボール通路内のボールの遊びのための
隙間は、ボールスクリューのスクリュー溝とボールナットのスクリュー溝とによ
りボールが軸方向から挟まれることでなくされるので、ボールを2点において挟
み込んだ状態とすることができ、ボールの磨耗を低減して寿命を伸ばすことがで
きる。
【0027】
また、ボールスクリューのスクリュー溝の径を軸方向に関して一定とすること
ができ、従来のように軸方向に関して異なった径とする必要がなく、スクリュー
溝の研磨加工を容易なものとできる。
【図1】本考案の実施例に係るボールスクリュー式ステ
アリング装置の断面図
アリング装置の断面図
【図2】本考案の実施例に係るボールスクリューの側面
図
図
【図3】本考案の実施例に係るボールスクリューの模式
図
図
【図4】本考案の実施例に係るボールスクリューの模式
図
図
【図5】本考案の実施例に係るボールスクリュー式ステ
アリング装置の作用説明図
アリング装置の作用説明図
【図6】従来のボールスクリューの模式図
【図7】従来のボールスクリュー式ステアリング装置の
作用説明図
作用説明図
【図8】従来のボールスクリュー式ステアリング装置の
作用説明図
作用説明図
1 ボールスクリュー
2 ボールナット
3 スクリュー溝
4 スクリュー溝
5 ボール通路
6 ボール
Claims (1)
- 【請求項1】 操向操作入力により回転するボールスク
リューと、このボールスクリューの回転により軸方向移
動するボールナットと、そのボールスクリューのスクリ
ュー溝とボールナットのスクリュー溝とにより形成され
るボール通路を移動するボールとを備え、そのボールナ
ットの軸方向移動により操向用車輪が操向されるボール
スクリュー式ステアリング装置において、前記ボール通
路でのボールの遊びのための隙間を車両の直進時になく
すように、車両の直進時にボール通路を形成するボール
スクリューのスクリュー溝の軸方向ピッチが、車両のコ
ーナリング時にボール通路を形成するボールスクリュー
のスクリュー溝の軸方向ピッチに対し異なったものとさ
れていることを特徴とするボールスクリュー式ステアリ
ング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3608491U JPH04123777U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | ボールスクリユー式ステアリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3608491U JPH04123777U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | ボールスクリユー式ステアリング装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04123777U true JPH04123777U (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=31918106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3608491U Pending JPH04123777U (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | ボールスクリユー式ステアリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04123777U (ja) |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP3608491U patent/JPH04123777U/ja active Pending
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