JPH04123729U - ヘツドライト制御装置 - Google Patents

ヘツドライト制御装置

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JPH04123729U
JPH04123729U JP3624191U JP3624191U JPH04123729U JP H04123729 U JPH04123729 U JP H04123729U JP 3624191 U JP3624191 U JP 3624191U JP 3624191 U JP3624191 U JP 3624191U JP H04123729 U JPH04123729 U JP H04123729U
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JP
Japan
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beams
circuit
turned
rain
switch
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Pending
Application number
JP3624191U
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English (en)
Inventor
正志 伴野
Original Assignee
アステイ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 雨天時において、前を走行している車両の運
転者或いは対抗車両を運転している運転者に「眩しい」
等の不快感を与えることなく、見通しを良好なものにす
ることが可能なヘッドライト制御装置を提供することを
目的とする。 【構成】 ロアービームを点灯させた状態で、雨が降っ
てくると、雨天検出手段ガそれを検出し、雨天検出手段
からの検出信号によって制御手段が機能して、アッパー
ビームを減光させた状態で点灯させる。つまり、雨が降
ってきた場合には、ロアービームとアッパービームの両
方を点灯させ、アッパービームを減光させた状態とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の車両のヘッドライトを制御するヘッドライト制御装置に 係り、特に、ロアービームが点灯されている場合であって雨が降ってきた場合に 、アッパービームを減光させた状態でロアービームと同時点灯させるものに関す る。
【0002】
【従来の技術】
車両、例えば、自動車を運転して走行する場合、夜間、雨天時には、ヘッドラ イトを点灯させて運転する。その際、雨天時は、雨天時以外の日に比べてヘッド ライトが異常に暗く感じられることがある。そこで、従来は、フォグランプ或い はレインランプ等のサプリメンタリランプ(補助前照灯)を取付けて、それらサ プリメンタリランプをヘッドランプと同時に点灯させるようにしていた。又、そ のようなサプリメンタリランプを備えていないものにあっては、ヘッドライドを ロアービームからアッパービームに切替えるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構成によると次のような問題があった。すなわち、ロアービームか らアッパービームに切替えて走行した場合、前を走行している車両の運転者、或 いは、対抗車両を運転している運転者にとって非常に「眩しい」状態となってし まうという問題があった。これは、昨今のように、交通量が非常に多くなってき た場合には、特に顕著な問題になってしまう。よって、そのような場合には、雨 天で見通しが悪いにもかかわらず、ロアービームのみによる走行を余儀なくされ ていた。
【0004】 本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目的とするところは、雨 天時において、前を走行している車両の運転者或いは対抗車両を運転している運 転者に「眩しい」等の不快感を与えることなく、見通しを良好なものにすること が可能なヘッドライト制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するべく本願考案によるヘッドライト制御装置は、ロアービー ム及びアッパービームを備えたヘッドライトと、雨天を検出する雨天検出手段と 、上記ロアービームが点灯されている場合であって上記雨天検出手段により雨天 が検出された場合に上記アッパービームを減光させた状態で点灯させる制御手段 と、を具備したことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
ロアービームを点灯させた状態で、雨が降ってくると、雨天検出手段がそれを 検出する。雨天検出手段からの検出信号によって、制御手段が機能して、アッパ ービームを減光させた状態で点灯させる。つまり、雨が降ってきた場合には、ロ アービームとアッパービームの両方を点灯させ、しかも、前を走行している車両 の運転者或いは対抗車両を運転している運転者が眩しくないように、アッパービ ームを減光させた状態とするものである。
【0007】
【実施例】
以下、図1を参照して本考案の第1実施例を説明する。図1は、本実施例によ るヘッドライト制御装置の構成を示す図であり、まず、左側アッパービーム1、 右側アッパービーム3があるとともに、左側ロアービーム5、右側ロアービーム 7が設置されている。これら各ビーム1、3、5、7には、バッテリー9より電 源が供給されるようになっている。
【0008】 ライティングスイッチ11が設置されており、このライティングスイッチ11 には、ディマスイッチ13が直列接続されている。上記ライティングスイッチ1 1を閉接するとともに、ディマスイッチ13を何れかに切替えることにより、既 に述べたアッパービーム1、5か、ロアービーム3、7を選択的に点灯させる。 又、パッシングスイッチ15を適宜閉接させることにより、アッパービーム1、 5を瞬間的に点灯させて、前を走行している車両或いは対抗車両に注意を喚起す る。
【0009】 制御手段17が設置されていて、この制御手段17には、雨天検出回路19と 、ロアービーム点灯検出回路21が設置されている。上記雨天検出回路19には 、雨天検出手段としてのセンサー(雨滴検出センサー等)23からの検出信号が 入力される。そして、雨天の場合には「1」を出力し、それ以外の場合には「0 」を出力する。一方、ロアービーム点灯検出回路21には、ディマスイッチ13 の二次側より信号が入力される。そして、ロアービーム5、7が点灯されている 場合には「1」を出力し、それ以外の場合には「0」を出力する。
【0010】 雨天検出回路19、ロアービーム点灯検出回路21の二次側にはアンド回路2 5が設置されている。アンド回路25は、上記雨天検出回路19、ロアービーム 点灯検出回路21からの信号が両方共「1」の場合のみに、リレードライブ回路 27に信号を出力する。リレードライブ回路27は、アンド回路25からの信号 を入力することにより、減光回路切替リレー29を切替える。
【0011】 上記減光回路切替リレー29は、接点31、33を備えていて、常時(雨天時 以外の場合)は接点31側に切替わっている。これに対して、リレードライブ回 路27が駆動することにより、接点33側に切替わる。接点33側には、減電圧 用抵抗35が介捜されているので、アッパービーム1、3に供給される電圧が減 ぜられ、それによって、アッパービーム1、3が減光された状態で点灯される。 尚、図中符号37はリレーの逆起電力防止用のダイオードである。
【0012】 以上の構成を基にその作用を説明する。まず、日中等、充分に明るい場合には 、ライティングスイッチ11を切っておくので、アッパービーム1、3、ロアー ビーム5、7は何れも点灯されていない。これに対して、夜間等、周囲が暗くな ってきた場合には、ライティングスイッチ11を閉接するとともに、ディマスイ ッチ13をロアービーム側に切替えておく。これによって、ロアービーム5、7 が点灯されることになる。
【0013】 次に、上記ロアービーム5、7が点灯した状態で、雨が降ってきたとする。雨 が降ってきたことは、センサー23によって検出され、制御手段17の雨天検出 回路19に入力される。一方、ロアービーム5、7が点灯されていることは、ロ アービーム点灯検出回路21によって検出されている。上記雨天検出回路19と ロアービーム点灯検出回路21からは、それぞれ信号「1」がアンド回路25に 出力され、それによって、アンド回路25はリレードライブ回路27に信号が出 力される。
【0014】 リレードライブ回路27の駆動によって、減光回路切替リレー29が接点33 側に切替わる。それによって、アッパービーム1、3が点灯されることになり、 その際、減電圧用抵抗35の作用によって、アッパービーム1、3は、減光され た状態で点灯されることになる。このように、ロアービーム5、7が点灯された 状態で雨が降ってくると、アッパービーム1、3が減光された状態で点灯される ことになり、見通しを良好なものとすることができる。又、その際、アッパービ ーム1、3は減光されるので、前を走行している車両の運転者或いは対抗車両の 運転者に眩しい等の不快感を与えることもない。
【0015】 以上本実施例によると次のような効果を奏することができる。まず、サプリメ ンタリランプを備えていないような車両においても、例えば、夜間であって雨天 時の見通しを良好なものとすることができる。これは、ロアービーム5、7が点 灯しているとともに、アッパービーム1、3を自動的に同時点灯させるようにし たからである。又、その際、前を走行している車両或いは対抗車両の運転者に眩 しい等の不快感を与えることもない。それは、アッパービーム1、3を減光させ た状態で点灯させるようにしたからである。
【0016】 次に、図2を参照して第2実施例を説明する。尚、第1実施例と同一部分には 同一符号を付して示しその説明は省略する。この実施例の場合には、アッパービ ーム1、3を減光させる手段として、トランジスタ(又はパワーMOS FET )41と、このトランジスタ41を駆動するPWM発振回路43を設置したもの である。そして、ロアービーム5、7が点灯された状態で雨が降ると、上記PW M発振回路43が、減光レベルに合ったデューティ比でPWM発振を起こし、そ れによって、トランジスタ41を介してアッパービーム1、3を減光させるもの である。
【0017】 その他の構成、作用は前記第1実施例の場合と同じである。よって、例えば、 夜間であって雨天時の見通しを良好にするとともに、その際、他の車両の運転者 に眩しい等の不快感を与えない等、前記第1実施例の場合と同様の効果を奏する ことができる。
【0018】 次に、図3を参照して第3実施例を説明する。尚、この実施例の場合にも、前 記第1及び第2実施例と同一部分には同一符号を付して示しその説明は省略する 。まず、アッパービーム1、3が、減光回路切替リレー29を介して、並列接続 になったり直列接続になったりする。つまり、減光回路切替リレー29が接点3 1側に切替わっている場合には、アッパービーム1、3は並列接続の状態であり 、これに対して、接点33側に切替わった場合には、アッパービーム1、3は直 列接続の状態となる。
【0019】 そして、ロアービーム5、7が点灯されていて、雨が降った場合には、アンド 回路25、リレードライブ回路27を介して、減光回路切替リレー29が接点3 3側に切替わる。それによって、アッパービーム1、3が点灯されるとともに、 アッパービーム1、3が直列接続の状態となるので、減電圧効果が発揮されて減 光状態となる。尚、ディマスイッチ13、パッシングスイッチ15によってアッ パービーム1、3側に切替えられた場合には、アッパービーム点灯検出回路51 を介して、アンド回路25に「0」信号が出力されるので、減光回路切替リレー 29は接点31側に切替わる。よって、この実施例の場合にも前記第1、第2実 施例の場合と同様の効果を奏することができる。
【0020】 尚、本考案は前記各実施例に限定されるものではない。前記各実施例では、雨 天検出手段として、別途センサー23を設置した場合を例にとって示したが、ワ イパースイッチを雨天検出手段として使用するようにしてもよい。つまり、雨が 降った場合には、当然のことながら、ワイパースイッチをONにするはずであり 、それに連動させてアッパービーム1、3を減光させた状態で点灯させるように することが考えられる。又、前記各実施例では、夜間にロアービーム5、7を点 灯させる場合を例にとって説明したが、夜間でなくてもロアービーム5、7を点 灯させる場合はあり、要は、ロアービーム5、7を点灯させた状態で、雨が降っ てきた場合に、アッパービーム1、3を減光させた状態で同時点灯させることに ある。
【0021】 さらに、前記第1ないし第3実施例では制御手段17として、アナログ的な回 路を例として示し、制御手段17を構成する各部を回路として説明したが、これ は、主に理解を容易にするためであり、勿論、図に示すような回路構成を採用し てもよいし、同様の機能を備えたデジタル的な回路に置換して構成してもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上詳述したように本考案によるヘッドライト制御装置によると、ロアービー ムが点灯されている状態で、雨が降った場合に、アッパービームを減光させた状 態で点灯させるようにしたので、サプリメンタリランプを備えていないような車 両であっても、他の車両の運転者に眩しい等の不快感を与えることなく、見通し を良好なものにすることができ、走行安全性を向上させることができる。
【提出日】平成3年10月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】 上記減光回路切替リレー29は、接点31、33を備えていて、常時(雨天時 以外の場合)は接点31側に切替わっている。これに対して、リレードライブ回 路27が駆動することにより、接点33側に切替わる。接点33側には、減電圧 用抵抗35が介挿されているので、アッパービーム1、3に供給される電圧が減 ぜられ、それによって、アッパービーム1、3が減光された状態で点灯される。 尚、図中符号37はリレーの逆起電力防止用のダイオードである。又、回路電源 34が設けられているとともに、機能キャンセルスイッチ36が介挿されていて 、上記機能キャンセルスイッチ36を開閉することにより、制御手段17に選択 的に機能させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す図でヘッドライト制
御装置の構成図である。
【図2】本考案の第2実施例を示す図でヘッドライト制
御装置の構成図である。
【図3】本考案の第3実施例を示す図でヘッドライト制
御装置の構成図である。
【符号の説明】
1 左側アッパービーム 3 右側アッパービーム 5 左側ロアービーム 7 右側ロアービーム 17 制御手段 23 センサー(雨天検出手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成3年10月14日
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロアービーム及びアッパービームを備え
    たヘッドライトと、雨天を検出する雨天検出手段と、上
    記ロアービームが点灯されている場合であって上記雨天
    検出手段により雨天が検出された場合に上記アッパービ
    ームを減光させた状態で点灯させる制御手段と、を具備
    したことを特徴とするヘッドライト制御装置。
JP3624191U 1991-04-19 1991-04-19 ヘツドライト制御装置 Pending JPH04123729U (ja)

Priority Applications (1)

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JP3624191U JPH04123729U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 ヘツドライト制御装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3624191U JPH04123729U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 ヘツドライト制御装置

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JPH04123729U true JPH04123729U (ja) 1992-11-10

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ID=31918232

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JP3624191U Pending JPH04123729U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 ヘツドライト制御装置

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