JPH0412354A - リソグラフィー用光学マスク - Google Patents

リソグラフィー用光学マスク

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Publication number
JPH0412354A
JPH0412354A JP2115621A JP11562190A JPH0412354A JP H0412354 A JPH0412354 A JP H0412354A JP 2115621 A JP2115621 A JP 2115621A JP 11562190 A JP11562190 A JP 11562190A JP H0412354 A JPH0412354 A JP H0412354A
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JP
Japan
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pattern
light
single pattern
phase
auxiliary pattern
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Pending
Application number
JP2115621A
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English (en)
Inventor
Satoru Asai
了 浅井
Isamu Hairi
勇 羽入
Mitsuji Nunokawa
満次 布川
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0412354A publication Critical patent/JPH0412354A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 位相シフト露光法に用いられる光学マスクに関し、 位相シフトの効果を増加させるリソグラフィー用光学マ
スクを提供することを目的とし、ガラス基板上に設けら
れた単一パターンと、前記ガラス基板上に設けられ、前
記単一パターンの周囲に配置された補助パターンと、前
記単一パターン又は前記補助パターン上に設けられ、前
記単一パターンと前記補助パターンの露光光の位相を1
80度ずらし、前記単一パターンの露光光の透過率を前
記補助パターンの透過光の透過率より減少させる位相シ
フタとを有するように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、位相シフト露光法に用いられる光学マスクに
関する。
近年のLSIの高速化、高集積化に伴い、微細リングラ
フィ技術か要求されている。このため、位相シフトを利
用した露光技術を用いて、微細すソグラフィ技術を確立
する必要がある。
[従来の技術] 位相シフト法は、マスクを透過する光の位相を変化させ
ることによって投影像の分解能およびコントラストを向
上させる技術である。
位相シフト法ではマスク上の相対する光透過部の一方に
位相を反転させるための透明膜を設ける。
光透過部を透過した光は隣接パターン間で互いに逆位相
となり、パターンの境界部で光強度が0になり、パター
ンが分離する。このように、位相シフト法を用いること
により、従来は分離ができなかったパターンも分離可能
となり、解像度が向上した。
露光光はよりコヒーレントな光に近いことが望まれ、照
明光学系のNAと投影レンズ側のNAの比であるコヒー
レンス・ファクタσの値は0.3程度必要である。露光
光がインコヒーレントな光に近づくにしたがい、すなわ
ちコヒーレンス・ファクタσが大きくなるにしたがって
位相シフトの効果は減少する。
通常位相シフタには、無色透明の膜を用い、位相シフタ
とその他の部分の透過率が、はぼ等しくなるように設計
されている。g線用のシフタ材としては、S i 02
等が用いられる。
コンタクトホール等を形成するための単一パターンの場
合は、パターン周囲に位相の反転した補助パターン(微
細スリット)を配置する。
[発明が解決しようとする課題] 単一パターンの場合、位相の反転効果を解像限界以下の
補助パターンを使って得る。このため、パターンのエツ
ジ部では、光強度の押し下げ効果がライン・アンド・ス
ペースのパターンに比べて小さい。従って、コヒーレン
ス・ファクタσが0゜5程度以上、すなわち、露光光が
インコヒーレントな光に近づくにつれ位相シフトの効果
は減少し、微細なスペースやホールを開口することが困
難であった。
本発明の目的は、位相シフトの効果を増加させるリソグ
ラフィー用光学マスクを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、ガラス基板上に設けられた単一パターンと
、前記ガラス基板上に設けられ、前記単一パターンの周
囲に配置された補助パターンと、前記単一パターン又は
前記補助パターン上に設けられ、前記単一パターンと前
記補助パターンの露光光の位相を180度ずらし、前記
単一パターンの露光光の透過率を前記補助パターンの透
過光の透過率より減少させる位相シフタとを有すること
を特徴とするリソグラフィー用光学マスクによって達成
される。
[作用] 本発明によれば、位相シフトの効果が増加し、微細なス
ペースやホールを開口することができる。
[実施例コ 本発明の一実施例による光学マスクを第1図を用いて説
明する。
石英ガラス基板1のクロム蒸着面のクロムを剥離して、
例えばコンタクトホール形成用の一辺が0.5μmの矩
形開口の単一パターン3が形成されている。単一パター
ン3の周囲で、単一パターン3の開口の中心から距離0
.7μmの位置に軸中心を有し単一パターン3の開口の
各辺と平行に、長さ1.2μm、幅0.20μmの長方
形開口の補助パターン9が形成されている。
石英ガラス基板1のクロム蒸着側に、屈折率n2.8の
T i O2膜を厚さ約120nm蒸着し、リフトオフ
法を用いて単一パターン3に位相シフタ膜5が形成され
ている。位相シフタ膜5を設けたことにより、単一パタ
ーン3を透過する光は、補助パターン9を透過する光よ
りも180度位相が反転されてウェーハ上に到達する。
さらに位相シフタ5の材質をT i O2膜としたこと
により、単一パターン3の透過率を補助パターン9の透
過率よりも僅かに低下するようにしている。
石英ガラス基板1の開口部以外に残されているクロム膜
は遮光膜7として利用される。
第2図は本発明の一実施例による光学マスクの説明図で
ある。
第2図(a)は本実施例の光学マスクである。
NA=0.45、d=0.5の、g線を用いる露光装置
に本実施例の光学マスクを使用し、ウェーハ上に単一ホ
ールを形成する。
同図(b)は本実施例の光学マスクと従来の光学マスク
を用いて露光したときのウェーハ上での光の電界強度分
布の比較を示すグラフである。位相シフタ部とその他の
部分の透過率がほぼ等しい従来の位相シフタを用いた場
合の単一パターン3を透過した光の、ウェーハ上での電
界強度分布a′を破線で示す。
電界強度分布aは、本実施例の位相シフタ膜5を有する
光学マスクを用いて露光した単一パターン3を透過した
光の、ウェーハ上での電界強度分布であり、図中実線で
示されている。透過率を補助パターン9より減少させた
本実施例の位相シフり5を用いた場合の電界強度分布a
のピークは、従来の位相シフタを用いた場合の電界強度
分布a′より低くなっている。
電界強度分布すは補助パターン9を透過してきた光の電
界強度分布である。本実施例では、補助パターン9の透
過率が単一パターン3に比して大きいため、従来例より
も、相対的に位相シフタの効果が大きくなる。
第2図(C)はウェーハ上での光の強度分布を示す図で
ある。
ウェーハ上に到達した光の強度は、各電界強度の和の二
乗として表される。従って、本実施例の位相シフタ5を
有する単一パターン3による電界強度分布aと補助パタ
ーン9による電界強度分布すによって得られる光強度分
布は第2図(c)のAのようになる。従来の位相シフタ
を有する単一パターン3による電界強度分布a′と補助
パターン9の電界強度分布すによる光強度分布は同様に
A′となる。
本実施例の光学マスクで得られる光強度分布Aの方が、
透過率が低下した分だけ従来の光学マスクで得られる光
強度分布A′よりピークは低くなる。補助パターン9に
よる光強度分布は一定であるから、従来の位相シフトよ
りも本実施例の方が、相対的により位相シフタの効果が
大きくなる。
第2図(d)は光強度分布Aを光強度分布A′に規格化
し、光強度分布AとA′ピークの高さを合わせたもので
ある。ピークの高さを合わせるには、光強度分布Aの露
光時間を変えることにより、ピーク強度のエネルギをA
′と同一にすることによって達成できる。光強度分布A
を光強度分布A′に規格化すると、光強度分布Aの光強
度が0゜7程度の位N、l!の方が、光強度分布A′の
光強度が0.7程度の位置1′より狭くなるので、光強
度分布Aのラインシェイプは、光強度分布A′のライン
シェイプより急峻になる。
すなわち、ピーク強度エネルギを同一にした場合、本実
施例の位相シフト5を用いたほうが露光光の分解能を高
くすることができる。従って、位相シフトの効果を増加
させることにより、ウェーハ上に微細パターンを形成す
ることができる。
第3図に本実施例の光学マスクの効果を示す。
本実施例と従来例とを比較して示したシミュレーション
結果であり、マスク寸法に対し得られた開口寸法をプロ
ットしたものである。
■は位相シフタを用いない通常プロセス、Oは従来の位
相シフトプロセスであり、位相シフタ膜を幅0.25μ
m、長さ1.15μm、厚さ474nmとし、屈折率1
.46のSiO□膜を補助パターンに形成したものであ
る。・は本実施例による位相シフトプロセスである。
マスク寸法を0.5μmとすると、通常プロセスの場合
は目標の開口寸法を得ることが不可能である。従来の位
相シフトプロセスの場合は0.34μmの開口寸法を得
られるが、本実施例の光学マスクを用いた位相シフトプ
ロセスの場合、0゜5μmのマスク寸法において0.4
1μmの開口寸法を得ることができるという顕著な効果
が得られる。
[発明の効果] 以上の通り、本発明によれば、位相シフトの効果を増加
させることにより、微細なスペースやホールを開口する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による光学マスクを示す図、 第2図は本発明の一実施例による光学マスクの説明図、 第3図は本発明の一実施例による光学マスクの効果を示
す図 である。 図において、 1・・・石英ガラス基板 3・・・単一パターン 5・・・位相シフタ膜 7・・・遮光膜 9・・・補助パターン t[!!tI7\座 七cm畔態屈■

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガラス基板上に設けられた単一パターンと、 前記ガラス基板上に設けられ、前記単一パターンの周囲
    に配置された補助パターンと、 前記単一パターン又は前記補助パターン上に設けられ、
    前記単一パターンと前記補助パターンの露光光の位相を
    180度ずらし、前記単一パターンの露光光の透過率を
    前記補助パターンの透過光の透過率より減少させる位相
    シフタと を有することを特徴とするリソグラフィー用光学マスク
JP2115621A 1990-05-01 1990-05-01 リソグラフィー用光学マスク Pending JPH0412354A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2115621A JPH0412354A (ja) 1990-05-01 1990-05-01 リソグラフィー用光学マスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2115621A JPH0412354A (ja) 1990-05-01 1990-05-01 リソグラフィー用光学マスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0412354A true JPH0412354A (ja) 1992-01-16

Family

ID=14667189

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JP2115621A Pending JPH0412354A (ja) 1990-05-01 1990-05-01 リソグラフィー用光学マスク

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