JPH0412344Y2 - - Google Patents

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JPH0412344Y2
JPH0412344Y2 JP11454586U JP11454586U JPH0412344Y2 JP H0412344 Y2 JPH0412344 Y2 JP H0412344Y2 JP 11454586 U JP11454586 U JP 11454586U JP 11454586 U JP11454586 U JP 11454586U JP H0412344 Y2 JPH0412344 Y2 JP H0412344Y2
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combustion chamber
combustion
burner
pulverulent
flame
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JP11454586U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は微粉燃焼プロセス加熱炉に係り、特に
微粉燃焼バーナの取付構造に関する。
[従来の技術] 石油精製や石油化学プラントに用いられるプロ
セス加熱炉では主にオイルおよび/またはガスを
燃料としていたが、エネルギー問題を解消すべく
石炭、石油コークス、木炭、木材等の固形燃料の
微粉を燃料とする加熱炉の開発が進められてき
た。
第5図にこの種の加熱炉の平面図を示す。加熱
炉aの相対向する一対の内壁bに微粉燃焼バーナ
cがそれぞれ設けられると共に側壁dに沿つて伝
熱管eが蛇行して設けられている。そして、微粉
燃焼バーナcにより微粉が燃焼され、伝熱管e内
を通過するプロセス流体が加熱される。
このような加熱炉aでは微粉の燃焼に伴つて多
量の灰が生じるので加熱炉a内の微粉燃焼バーナ
c表面にこの灰やスラグが付着し、その結果火災
の形状が変化して所望の加熱を行なうことが不可
能となることがある。さらに、付着物が成長する
と失火してしまうこともある。
そこで、従来は通常側壁dの隣接する伝熱管e
の間隙に設けられている火災監視用の覗き窓fを
通して火災の監視を行なうと共にこの覗き窓fか
らつつき棒を挿入し、このつつき棒によつて微粉
燃焼バーナcに付着した灰やスラグを除去してい
た。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、隣接する伝熱管eの間に設けら
れた覗き窓fからでは伝熱管eが邪魔して十分な
火炎監視を行なうことができず、さらにこの覗き
窓fからつつき棒を挿入するとつつき棒が伝熱管
eにぶつかつてしまい、灰及びスラグ除去の作業
性が極めて低くなるという問題があつた。
かくして、本考案の目的は火炎の監視及び微粉
燃焼バーナの付着物除去を容易に行なうことがで
きる微粉燃焼プロセス加熱炉が提供することにあ
る。
[問題点を解決するための手段] 本考案の微粉燃焼プロセス加熱炉は上記目的を
達成するために、燃焼室の側壁に沿つて伝熱管が
配置されている微粉燃焼プロセス加熱炉におい
て、上記燃焼室のエンド壁の一部を解放してここ
に連結して設けられた副燃焼室と、該副燃焼室の
エンド壁に設けられた微粉燃焼バーナと、上記副
燃焼室の側壁に設けられると共に火炎監視及び上
記微粉燃焼バーナ清掃のための開口部とを備えた
ものである。
[作用] このような構成とすることにより、伝熱管に邪
魔されることなく副燃焼室の側壁に設けられた開
口部から火炎を監視したり、あるいはここからつ
つき棒を挿入して微粉燃焼バーナの付着物を除去
することができる。
さらに、微粉燃焼バーナのすぐ近くに開口部が
設けられるので、バーナ元で火炎を監視すること
ができ、より正確な監視が行なわれると共に、微
粉燃焼バーナの清掃が極めて容易となる。
[実施例] 以下、本考案の実施例を微粉燃焼プロセス加熱
炉の例に基づき添付図面に従つて説明するが、本
発明は本実施例に限定されるものではない。
第2図及び第3図はそれぞれ本考案の一実施例
に係る微粉燃焼プロセス加熱炉の平面図及び側面
図である。主燃焼室1の相対向する側壁2に沿つ
て伝熱管3が垂直に配置されている。一方、相対
向するエンド壁4はそれぞれの一部が解放されて
ここに連結して副燃焼室5が設けられており、こ
の副燃焼室5のエンド壁6に微粉炭バーナ7が設
けられている。ここで、エンド壁とは主燃焼室1
及び副燃焼室5の端部に設けられている壁を指し
ている。
また、第1図は副燃焼室5の構造を示す平面拡
大図である。副燃焼室5のエンド壁6に設けられ
た微粉炭バーナ7は微粉炭を供給するための燃料
ノズル8と燃焼用空気を供給するための導入口9
と火炎形成用のバーナタイル10とから構成され
ている。さらに、副燃焼室5の相対向する側壁1
1に火炎及びバーナタイル監視用の覗き窓12と
バーナタイル清掃時につつき棒を挿入するための
つつき孔13とが設けられている。
なお、副燃焼室5と主燃焼室1との境界部14
が火炎に当たつてオーバーヒートしたりここに灰
が付着することを防ぐために、副燃焼室5の幅D
を火炎径の1.2〜1.4倍程度に、奥行きLを火炎長
の0.2〜0.3倍程度にすることが望ましい。さら
に、副燃焼室5の底部に灰が堆積しないように第
4図に示す如く副燃焼室5の床面15を灰の安息
角以上の角度θに傾斜させた。これにより、副燃
焼室5の底部に降下してきた灰は床面15上を滑
つて主燃焼室1の底部に落ちるようになる。
次に、本実施例の作用を述べる。
まず、石炭ミル(図示せず)等により粉砕され
た微粉炭が燃料ノズル8から、燃焼用空気が導入
口9からそれぞれ供給されて燃焼が開始される。
そして、伝熱管3内にプロセス流体が導入され加
熱される。
主燃焼室1及び副燃焼室5内には燃焼に伴つて
灰が発生し、その一部はフライアツシユとなつて
燃焼排ガスと共に排出され、残部はボトムアツシ
ユとして炉床に堆積される。また、灰の一部はバ
ーナタイル10等に付着し、やがてスラグとな
る。このバーナタイル10に付着した灰やスラグ
が成長すると火炎の形状が変化してしまうので、
副燃焼室5の側壁11に設けられた覗き窓12か
ら火炎の形状及びバーナタイル10の表面を監視
する。
このようにして燃焼を終了した後、あるいは監
視の結果火炎の形状が変化する等により燃焼を停
止した後、副燃焼室5の側壁11に設けられたつ
つき孔13を開いてここからつつき棒を挿入し、
バーナタイル10表面上の付着物除去作業を行な
う。
なお、上記実施例では副燃焼室の側壁に覗き窓
とつつき孔とを独立して設置したが、これら2つ
の機能を1つの開口部により行なわせるように構
成してもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、次の如き
優れた効果を発揮する。
(1) 火炎やバーナタイルの監視及び微粉燃焼バー
ナの付着物除去が極めて容易なものとなる。
(2) バーナ元で火炎を監視できるのでより正確な
監視が行なわれる。
(3) 副燃焼室内には伝熱管が存在しないので、伝
熱管による吸熱がなく、炉内燃焼ガス温度を高
く保つことができる。従つて、微粉の燃焼性が
向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る微粉燃焼プロ
セス加熱炉の要部を示す平面拡大図、第2図及び
第3図はそれぞれ実施例の平面図及び側面図、第
4図は実施例における副燃焼室の側断面図、第5
図は従来例の平面図である。 図中、1は主燃焼室、2は側壁、3は伝熱管、
4はエンド壁、5は副燃焼室、6はエンド壁、7
は微粉炭バーナ、11は側壁、12は覗き窓、1
3はつつき孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃焼室の側壁に沿つて伝熱管が配置されている
    微粉燃焼プロセス加熱炉において、上記燃焼室の
    エンド壁の一部を解放してここに連結して設けら
    れた副燃焼室と、該副燃焼室のエンド壁に設けら
    れた微粉燃焼バーナと、上記副燃焼室の側壁に設
    けられると共に火炎監視及び上記微粉燃焼バーナ
    清掃のための開口部とを備えたことを特徴とする
    微粉燃焼プロセス加熱炉。
JP11454586U 1986-07-28 1986-07-28 Expired JPH0412344Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11454586U JPH0412344Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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JP11454586U JPH0412344Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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Publication Number Publication Date
JPS6323510U JPS6323510U (ja) 1988-02-16
JPH0412344Y2 true JPH0412344Y2 (ja) 1992-03-25

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JP11454586U Expired JPH0412344Y2 (ja) 1986-07-28 1986-07-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5233912B2 (ja) * 2009-08-28 2013-07-10 株式会社Ihi 微粉燃焼試験装置

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JPS6323510U (ja) 1988-02-16

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