JPH04123040U - 無接点リミツトスイツチ - Google Patents

無接点リミツトスイツチ

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JPH04123040U
JPH04123040U JP2915191U JP2915191U JPH04123040U JP H04123040 U JPH04123040 U JP H04123040U JP 2915191 U JP2915191 U JP 2915191U JP 2915191 U JP2915191 U JP 2915191U JP H04123040 U JPH04123040 U JP H04123040U
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JP
Japan
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photostatic
induction thyristor
light
case
thyristor
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Withdrawn
Application number
JP2915191U
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Inventor
晃 馬場
Original Assignee
矢崎総業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的な接点を用いず、高電圧・大電流を直
接オン・オフでき、かつ小型の無接点リミットスイッチ
の提供を目的とする。 【構成】 ケース2内に、光を照射するとターンオンす
る光静電誘導サイリスタ4と、該光静電誘導サイリスタ
4に接続され光を照射するとターンオンして該光静電誘
導サイリスタ4をターンオフする補助光静電誘導サイリ
スタ5とを配置する。これら両サイリスタに光を照射す
るLED11と、ケース2に設けた孔を通してケース外
部に突出したノブ9を外方に付勢するバネ7とを設け
る。バネ7でLED11を補助光静電誘導サイリスタ5
に光を照射する位置に付勢する。外部に突出したノブ9
が外力により押し込まれるとLED11は光静電誘導サ
イリスタ4を照射する位置になるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、無接点リミットスイッチに係り、詳しくは光静電誘導サイリスタを 用いた無接点リミットスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
リミットスイッチとは、例えば、図3に示すように、スイッチケース31から バネで付勢されたノブ32が出ており、更に該ケース31には該ノブ32を押圧 するためのレバー33が取り付けられているとともに、該レバー33の先端には ローラ34が取り付けられていて、外力がローラ34に加わってレバー33を押 し下げていくとノブ32が押し込まれて、スイッチがオン又はオフするようにな ったものである。
【0003】 ところが、このようなリミットスイッチ30は設置場所の関係から小型のもの が要求され、またノブを押し込む押圧力も軽い方が良いために、スイッチ接点も 小さくかつ接点圧力も小さく出来ている。このため、通常、リミットスイッチ3 0には高電圧・大電流(10A以上、200VDC以上)を頻繁にオン・オフで きるものはない。そこで、高電圧・大電流をオン・オフするため、図4に示すよ うに、低電圧の電源E0 にリミットスイッチ30とリレーのコイルRL とを直列 にした回路を作り、負荷回路は高電圧電源E1 に負荷Lと前記リレーの接片とを 直列に接続して、リミットスイッチ30のオン・オフにより負荷回路の高電圧・ 大電流のオン・オフをするようにしている。なお、図中のSWは負荷回路のメイ ンスイッチである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このように高電圧で大電流の負荷電流をオン・オフするため、 リミットスイッチをリレーと組み合わせて使用したとしても、オン・オフは機械 的におこなわれるので、時間的な遅れやオン・オフ時の接点で発生する火花によ る接点の腐食あるいは機械的疲労等が問題となる。
【0005】 本考案は、機械的な接点を用いず、高電圧・大電流を直接オン・オフでき、か つ小型の無接点リミットスイッチの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る無接点リミットスイッチは、ケース内に、光を照射するとターン オンする光静電誘導サイリスタと、該光静電誘導サイリスタに接続され光を照射 するとターンオンして該光静電誘導サイリスタをターンオフさせる補助光静電誘 導サイリスタと、これら両サイリスタに光を照射する発光素子と、ケース内の前 記電気素子と外部の電気素子とを接続する接続手段と、ケースに設けた孔を通し てケース外部に突出したノブを外方に付勢するバネとを備え、かつ該バネにより 前記発光素子は前記補助光静電誘導サイリスタに光を照射する位置に付勢されて いて、外部に突出したノブが外力により押し込まれると該発光素子は前記光静電 誘導サイリスタを照射する位置になるようにしたことを特徴としている。
【0007】
【作用】
上述構成に基づき、ケース外部に出ている接続手段に電源や負荷等を接続して 、該無接点リミットスイッチのノブを外力により押し込むと、補助光静電誘導サ イリスタに光を照射する位置にバネにより付勢されていた発光素子が光静電誘導 サイリスタに光を照射する位置に移動し、該光静電誘導サイリスタに光を照射す る。このため、該光静電誘導サイリスタはターンオンして負荷に負荷電流が流れ る。また、ノブに加わる外力を取り去ると、発光素子はバネの付勢力により補助 光静電誘導サイリスタの位置まで移動して、該補助光静電誘導サイリスタに光を 照射する。このため、該補助光静電誘導サイリスタはターンオンして前記光静電 誘導サイリスタをターンオフさせ負荷電流をオフにする。
【0008】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例について説明する。
【0009】 図1には、本考案実施例の無接点リミットスイッチの側面図が示されており、 内部構造の説明のため内部が見える状態で描かれている。該無接点リミットスイ ッチ1はケース2を有しており、図中、該ケース2の左端部には肉厚の金属板か らなるベース3が密着状態で取り付けられている。また、該ベース3には光を照 射するとターンオンする光静電誘導サイリスタ4及び補助光静電誘導サイリスタ 5等により構成されたICチップが固着されているとともに、これらの電気素子 と外部の電気素子との接続のためのリードピン6が設けられている。
【0010】 また、前記ケース2の内部にはコイル状のバネ7が配置されている。該バネ7 の一端はケース2内部の上面2aに固着されており、該バネ7の他端には支持板 8が取り付けられていて、該支持板8はバネ7によりケース2の下面2b側に付 勢されている。また、該支持板8の下面には円柱状のノブ9が固着されており、 該ノブ9は前記ケース2に開けられた孔に挿通され、前記バネ7により支持板8 がケース2の下面2b側に付勢されるに伴い該ノブ9もケース2の外方に付勢さ れた状態になっている。
【0011】 また、前記支持板8には金属性の放熱板10が取り付けられており、該放熱板 10にはLED11が固着されている。該支持板8がバネ7により付勢されて前 記ノブ9がケース2の外側に飛び出た状態のとき、前記LED11はその光を発 する面が丁度前記補助光静電誘導サイリスタ5のところに位置し、ノブ9が外力 により押し込まれると、バネ7の付勢力に抗して支持板8が移動し、これに伴い LED11も移動してその発光面が前記光静電誘導サイリスタ4のところに位置 するようになっている。
【0012】 また、LED11とこれらサイリスタ4,5等で構成されるICチップとの間 には透明なガラス板12が配置されており、ガラス板12とケース2との接続部 分はシール材13によりシールがされている。このため、ICチップが固着され ている部分は外気と遮断されて、湿気、埃等の進入防止が図られている。
【0013】 本無接点リミットスイッチ1内の光静電誘導サイリスタ4等で構成するICチ ップ及びLED11等による電気回路は、図2に示すように、補助光静電誘導サ イリスタ5のアノードが光静電誘導サイリスタ4のゲートに接続されており、該 光静電誘導サイリスタ4のアノード及びカソードは図1に示すリードピン6に接 続されている。これらアノード、カソード間には直列接続された負荷L及び電源 E1 が接続されるようになっている。また、前記補助光静電誘導サイリスタ5の カソードも他のリードピン6に接続されており、該カソードと前記光静電誘導サ イリスタ4のカソード間には電源E0 が接続されるようになっているとともに、 抵抗R1 を介してLED11が接続されている。なお、各サイリスタ4,5のゲ ートとカソード間に入っている抵抗R0 は、温度変化によって、これらのサイリ スタ4,5の動作が不安定になるのを防止するためのものである。
【0014】 本無接点リミットスイッチ1の各リードピン6にそれぞれ所定の電源E0 、電 源E1 と負荷Lとが接続されると、まずLED11が点灯する。ここで負荷L側 のメインスイッチSWが投入されると光静電誘導サイリスタ4はオフ状態になり 、図1におけるノブ9が外力により押し込まれてLED11が該光静電誘導サイ リスタ4の位置まできて該サイリスタ4に光LTを照射すると、該サイリスタ4 はターンオンして負荷Lに電流が流れだす。
【0015】 次に、ノブ9を押し込んでいる外力がなくなると、LED11はバネ7により 付勢されて補助光静電誘導サイリスタ5の位置にきて該サイリスタ5に光LTを 照射する。光LTを照射された該サイリスタ5はターンオンして、光静電誘導サ イリスタ4のゲートから電流を引き出すことになり、該光静電誘導サイリスタ4 がターンオフする。このため、負荷電流は流れを停止する。このように、ノブ9 が押し込まれると負荷回路がオンになり、ノブ9が元に戻るとオフとなる。なお 、補助光静電誘導サイリスタ5と光静電誘導サイリスタ4との配置を図1におい て逆にすれば、ノブ9が押し込まれるとオフになり、元に戻るとオンになる。こ の場合に、スイッチング素子として光静電誘導サイリスタ4を用いているので、 負荷側の電圧・電流として高電圧・大電流(20A,600VDC等)を扱うこ とが可能である。また、時間的な遅れやオン・オフ時の接点で発生する火花によ る接点の腐食あるいは機械的疲労等も生じない。
【0016】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると、光静電誘導サイリスタをスイッチング 素子として使用しているので、高電圧・大電流を高速でオン・オフすることがで きるとともに、スイッチ自体を小型にすることができる。また、無接点ゆえに機 械的疲労が生じないのでリミットスイッチとしての寿命が永い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の無接点リミットスイッチの側面
図である。
【図2】本考案実施例の無接点リミットスイッチに負荷
を接続した状態の電気回路図である。
【図3】従来から使用されているリミットスイッチの斜
視図である。
【図4】従来のリミットスイッチを高電圧・大電流の負
荷回路に利用したときの電気回路図である。
【符号の説明】
1 無接点リミットスイッチ 2 ケース 4 光静電誘導サイリスタ 5 補助光静電誘導サイリスタ 6 接続手段(リードピン) 7 バネ 9 ノブ 11 発光素子(LED)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に、光を照射するとターンオン
    する光静電誘導サイリスタと、該光静電誘導サイリスタ
    に接続され光を照射するとターンオンして該光静電誘導
    サイリスタをターンオフさせる補助光静電誘導サイリス
    タと、これら両サイリスタに光を照射する発光素子と、
    ケース内の前記電気素子と外部の電気素子とを接続する
    接続手段と、ケースに設けた孔を通してケース外部に突
    出したノブを外方に付勢するバネとを備え、かつ該バネ
    により前記発光素子は前記補助光静電誘導サイリスタに
    光を照射する位置に付勢されていて、外部に突出したノ
    ブが外力により押し込まれると該発光素子は前記光静電
    誘導サイリスタを照射する位置になるようにしたことを
    特徴とする無接点リミットスイッチ。
JP2915191U 1991-04-25 1991-04-25 無接点リミツトスイツチ Withdrawn JPH04123040U (ja)

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JP2915191U JPH04123040U (ja) 1991-04-25 1991-04-25 無接点リミツトスイツチ

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JPH04123040U true JPH04123040U (ja) 1992-11-06

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