JPH04122801U - 流体圧シリンダ - Google Patents
流体圧シリンダInfo
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- JPH04122801U JPH04122801U JP2918591U JP2918591U JPH04122801U JP H04122801 U JPH04122801 U JP H04122801U JP 2918591 U JP2918591 U JP 2918591U JP 2918591 U JP2918591 U JP 2918591U JP H04122801 U JPH04122801 U JP H04122801U
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Landscapes
- Actuator (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 クランプ用部材3、4に接する複数の座部
5、6をシリンダチューブ2の外周部のシリンダチュー
ブ2の中心面より離れクランプ用部材3、4に近い位置
に形成する。該座部はクランプ用ボルト9の軸線に直角
に延在する座面5a、6aを有し、該座面5a、6a又
はその座面に対向するクランプ用部材3、4に突起7が
形成される。前記クランプ用部材3、4によるクランプ
力の作用中心線は前記シリンダチューブ2の最小肉圧部
の中心より外側を通るように配置される。 【効果】 幅及び高さを最小限の寸法に設定した最小寸
法のシリンダチューブを利用して、然もシリンダチュー
ブに変形を生じることなくシリンダチューブの軸線方向
中央部分においてクランプすることを可能にした。
5、6をシリンダチューブ2の外周部のシリンダチュー
ブ2の中心面より離れクランプ用部材3、4に近い位置
に形成する。該座部はクランプ用ボルト9の軸線に直角
に延在する座面5a、6aを有し、該座面5a、6a又
はその座面に対向するクランプ用部材3、4に突起7が
形成される。前記クランプ用部材3、4によるクランプ
力の作用中心線は前記シリンダチューブ2の最小肉圧部
の中心より外側を通るように配置される。 【効果】 幅及び高さを最小限の寸法に設定した最小寸
法のシリンダチューブを利用して、然もシリンダチュー
ブに変形を生じることなくシリンダチューブの軸線方向
中央部分においてクランプすることを可能にした。
Description
【0001】
本考案は、流体圧シリンダ、例えば空気圧シリンダに関するものである。
【0002】
流体圧シリンダ、例えば空気圧シリンダを支持台に固定したり、他の器具に取
り付けるためには、従来、シリンダヘッドに取付脚を固定したり、ピン関節を設
けたりしている。
【0003】
シリンダが長尺の場合には、シリンダヘッドの取付脚等により所定位置に固定
した場合に、シリンダチューブが自重により撓みを生じたり、好ましくない応力
を生じたりする。この自重等を回避するために、シリンダチューブの中央部にお
いて支持する必要がある。
【0004】
シリンダチューブ内にはピストンが摺動案内されるため、ピストンの往復動す
る行程内の範囲において、シリンダチューブの内部に撓み等の変形が生じるとピ
ストンの円滑な作動を阻害することになる。
【0005】
従って、シリンダチューブに撓み等の変形が生じるのを防ぐために、従来は、
シリンダチューブの中央部を支持することを回避するか、図3に示すように、シ
リンダチューブ11の外周面に、軸線方向に延びるリブ12を設け、このリブ1
2をクランプ部材13とクランプ相手部材14との間にクランプして固定し、直
接シリンダチューブを支持することが回避されていた。然し、このリブ付きシリ
ンダチューブは強度を要求されるため、少なくともリブの分だけ幅が大になり、
シリンダチューブが大きくなり、シリンダが大型化するという問題がある。又図
7に示すように、シリンダチューブ11とそのシリンダチューブ11をクランプ
するクランプ部材13及びクランプ相手部材14の嵌合面を精密に仕上げる方法
もあるが非常に高価になる、という問題がある。
【0006】
本考案は、上記の、従来の問題点を解消し、簡単な構造で任意の場所に取付け
可能であるコンパクトな流体圧シリンダを提供することを課題としている。
【0007】
本考案は、上記の課題を、ピストンを摺動可能に収容するシリンダチューブを
クランプ相手部材に載せ、該クランプ相手部材に対向するクランプ部材をボルト
により前記シリンダチューブを挾んで前記クランプ相手部材に締結可能な流体圧
シリンダにおいて、前記シリンダチューブの外周部に前記クランプ相手部材に接
する2つの座部と前記クランプ部材に接する2つの座部とが夫々前記シリンダチ
ューブの中心面より離れクランプ用部材に近い位置に形成され、該座部は夫々前
記ボルトの軸線に直角に延在する座面を有し、該座面とその座面に対向するクラ
ンプ用部材のうちの何れかに突起が形成され、前記クランプ部材によるクランプ
力の作用中心線が前記シリンダチューブの最小肉圧部の中心より外側を通るよう
に配置されることを特徴とする流体圧シリンダにより解決した。
【0008】
本考案により、シリンダチューブの外周部にクランプ部材又はクランプ相手部
材が接する座面を有する複数の座部が設けられ、その座面又はクランプ用部材は
シリンダチューブの中心面より離れ、クランプ用部材に近い位置に設けられるの
で、シリンダチューブが小型化出来る。更にクランプ部材又はクランプ相手部材
に突起が形成されることによってクランプ部材をクランプ相手部材にボルトによ
り締結するときにクランプ力が突条に集中力として作用し、そのクランプ力の作
用中心線がシリンダチューブの最小肉圧外周部の中心より外側を通るので、シリ
ンダチューブの円形断面の内周部には変形を生じるような力が作用することがな
く、小型で変形の生じにくい流体圧シリンダ化が可能になった。
【0009】
【実施例】
本考案の詳細を図に示す実施例に基づいて説明する。
【0010】
図1及び図2において、流体圧シリンダ1は、図示しないピストンを摺動案内
するシリンダチューブ2と、該シリンダチューブ2を、クランプ相手部材に、例
えば支持台3にクランプするクランプ部材4を有する。
【0011】
シリンダチューブ2はクランプ相手部材3、例えば支持台又は他の機器の取付
け部が接する座面5aを有する座部5を備える。同様に、シリンダチューブ2は
クランプ部材4が接する座面6aを有する座部6を備える。この座部を設けるこ
とにより、シリンダチューブの外周面の形状は四角形に近付けることが出来、シ
リンダチューブの寸法は、ピストンを摺動案内する中空円筒面に肉圧を加えた程
度に高さ及び幅を設定することが出来る。従って、肉圧を少なくすると、それだ
け小型にすることが出来る。
【0012】
クランプ用部材であるクランプ部材4及びクランプ相手部材3に、又はシリン
ダチューブ2の座面5aに点状又は条線状突起7が形成される。図の例では、ク
ランプ部材4及びクランプ相手部材3に突条7即ち条線状突起が形成される。
【0013】
クランプ部材4のボルト穴8を通した少なくとも2本のボルト8をクランプ相
手部材3にねじ込むことにより、又はナットにねじ込むことにより、クランプ部
材4はクランプ相手部材3にシリンダチューブ2を間に挾んだ状態で固定される
。その際、2本以上のボルト9は夫々シリンダチューブ2の外側を延びる。
【0014】
クランプ部材4をクランプ相手部材3に固定する際、ボルト9による締結力に
より、クランプ部材4及びクランプ相手部材3とシリンダチューブ2の座部5、
6との接触部においては、突起7において集中力が作用する。この集中力の作用
線は、シリンダチューブ2の最小肉圧部、即ち最も変形しやすい位置であるシリ
ンダチューブの中心を通りボルトの軸線に直行する面の肉圧部の中心より外側を
通るように設定してあるので、シリンダチューブを固定する力がシリンダ内部の
中空円筒部に作用することがなく、シリンダチューブに撓み当の変形を生じる原
因となる力が作用しない。
【0015】
前記突起7は鋭角状のエッジを形成することにより、突起7が相手面に食い込
み、摩擦保持能力が強化される。尚、突起7は固定時に突起以外の面が接触しな
い程度の僅かな突起高さを持てば充分である。
【0016】
シリンダチューブ2の座部5、6を有する肩部はシリンダヘッドを固定するね
じを形成することが出来、肉厚部を有効に利用することが可能になる。
【0017】
本考案は、通常のピストンロッドを有する流体圧シリンダだけではなく、ピス
トンロッドがなく、シリンダチューブに設けたスリットを介してピストンの運動
を外部に取り出す方式の流体圧シリンダにも応用できる。
【0018】
本考案により、幅及び高さを最小限の寸法に設定した最小寸法のシリンダチュ
ーブを利用して、然もシリンダチューブに変形を生じることなくシリンダチュー
ブの軸線方向中央部分においてクランプすることを可能にした。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかる流体圧シリンダの正面図であ
る。
る。
【図2】本考案にかかる流体圧シリンダの部分側面図で
ある。
ある。
【図3】従来の流体圧シリンダの正面図である。
【図4】従来の別の流体圧シリンダの正面図である。
1 流体圧シリンダ
2 シリンダチューブ
3 クランプ相手部材
4 クランプ部材
5 座部
6 座部
7 突起
9 ボルト
Claims (1)
- 【請求項1】 ピストンを摺動可能に収容するシリンダ
チューブをクランプ相手部材に載せ、該クランプ相手部
材に対向するクランプ部材をボルトにより前記シリンダ
チューブを挾んで前記クランプ相手部材に締結可能な流
体圧シリンダにおいて、前記シリンダチューブの外周部
に前記クランプ相手部材に接する2つの座部と前記クラ
ンプ部材に接する2つの座部とが夫々前記シリンダチュ
ーブの中心面より離れクランプ用部材に近い位置に形成
され、該座部は夫々前記ボルトの軸線に直角に延在する
座面を有し、該座面とその座面に対向するクランプ用部
材のうちの何れかに突起が形成され、前記クランプ部材
によるクランプ力の作用中心線が前記シリンダチューブ
の最小肉圧部の中心より外側を通るように配置されるこ
とを特徴とする流体圧シリンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2918591U JP2543238Y2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 流体圧シリンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2918591U JP2543238Y2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 流体圧シリンダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04122801U true JPH04122801U (ja) | 1992-11-05 |
JP2543238Y2 JP2543238Y2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=31913092
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2918591U Expired - Lifetime JP2543238Y2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | 流体圧シリンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2543238Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP2918591U patent/JP2543238Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2543238Y2 (ja) | 1997-08-06 |
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