JPH04122749U - 発光体付きマンホール蓋 - Google Patents

発光体付きマンホール蓋

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JPH04122749U
JPH04122749U JP3703391U JP3703391U JPH04122749U JP H04122749 U JPH04122749 U JP H04122749U JP 3703391 U JP3703391 U JP 3703391U JP 3703391 U JP3703391 U JP 3703391U JP H04122749 U JPH04122749 U JP H04122749U
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JP
Japan
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lid
electric energy
light
storage battery
light emitting
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Pending
Application number
JP3703391U
Other languages
English (en)
Inventor
孝男 堀江
正一 酒井
Original Assignee
株式会社岡本
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Publication date
Application filed by 株式会社岡本 filed Critical 株式会社岡本
Priority to JP3703391U priority Critical patent/JPH04122749U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マンホール蓋等の蓋表面のデザインを多様化
させ得るようにし、且つ夜間にマンホール蓋等の設置位
置を容易に発見し得るようにする。 【構成】 蓋10の表面に太陽電池パネル30及び発光
ダイオード20を一体的に設けると共に、蓋10の裏面
に保護カバー40内に収容された状態で蓄電池手段と電
気エネルギー制御手段とを一体的に設け、太陽電池パネ
ル30で生じた電気エネルギーを蓄電池手段にて貯える
ようにする一方、蓄電池手段に貯えられた電気エネルギ
ーの発光ダイオード20への供給を電気エネルギー制御
手段にて制御して、発光ダイオード20を発光せしめる
ようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本考案は、蓋に一体的に組み付けられた発光体によって、夜間等に発光するよ うに為されたマンホール蓋に関する。
【0002】
【背景技術】
近年においては、都市における景観の美化、ファッション化の傾向があり、公 園、庭園、歩道等に設置されるマンホール蓋等に関しても、都市景観を構成する ものとして、蓋表面のデザイン化が進められている。而して、立体的なデザイン 化が困難なマンホール蓋等では、多様なデザインを構成することが難しいといっ た問題がある。
【0003】 また、消火栓蓋等に関しては、従来から、夜間の消火活動において発見に時間 が掛かる問題があった。即ち、消火栓の設置箇所は、予め消防署において地図等 で把握されているが、現場で実際に探すとなると見つけ難い場合があり、特に夜 間においては、蓋に蛍光テープ等を貼っておいても、消火栓蓋と道路との見分け が付きにくく、消火栓蓋の発見にかなりの時間を要することがある。そして、こ れが消火活動を遅らせる一因となっていたのである。
【0004】
【解決課題】
本考案は、このような事情を背景として為されたものであって、その解決課題 とするところは、マンホール蓋等に関して、その表面のデザインを多様化させ得 るようにすることにあり、また夜間において、その設置位置を容易に発見し得る ようにすることにある。
【0005】
【解決手段】
そして、上記の課題を解決するために、本考案にあっては、蓋表面側に太陽電 池及び発光体が一体的に組み付けられると共に、蓋裏面側に蓄電池手段と電気エ ネルギー制御手段とが一体的に組み付けられてなり、前記太陽電池で生じた電気 エネルギーを前記蓄電池手段にて貯えるようにする一方、該蓄電池手段に貯えら れた電気エネルギーの前記発光体への供給を前記電気エネルギー制御手段にて制 御して、該発光体を発光せしめるようにしたことを特徴とする発光体付きマンホ ール蓋を、その要旨とするものである。
【0006】 また、かかる本考案においては、そのようなマンホール蓋に、音センサを更に 設けて、該音センサによる所定周波数の音の感知に基づいて、前記電気エネルギ ー制御手段を作動せしめて、前記発光体を発光せしめるようにすることをも、そ の要旨とするものである。
【0007】
【考案の効果】
このようなマンホール蓋にあっては、蓋に一体的に組み付けられた太陽電池、 蓄電池手段及び電気エネルギー制御手段によって、自動的に起電され、蓄電、制 御された電気エネルギーが、蓋に一体的に組み付けられた発光体に供給されて、 該発光体が発光せしめられるようになっているのである。それ故、光の演出によ って蓋表面の意匠性が効果的に向上せしめられ得るのであり、種々の色及び形状 の発光体を組み合わせることによって、デザインの大幅な多様化が可能となるの である。しかも、夜間においては、光が報知手段となって蓋の位置を知らしめる 効果があり、消火栓蓋等に適用する場合には消火活動を有利に早めることが可能 となるのである。
【0008】 そして、そのようなマンホール蓋において、更に音センサを設けて、所定周波 数の音の感知に基づいて、電気エネルギー制御手段を作動せしめて、発光体を発 光させるようにすれば、例えば、消防車のサイレン音を感知して発光体を発光さ せることができ、報知機能を高めると共に、無駄に電力を消費することを防止す ることができるのである。
【0009】
【実施例】 以下、本考案をより具体的に明らかにするために、本考案の代表的な実施例を 挙げて、図面に基づいて詳細に説明することとする。
【0010】 先ず、図1及び図2には、本考案に従う構造の消火栓用の蓋10が示されてい る。この蓋10は、略矩形状を呈し、矩形枠体状を呈する受枠12に嵌め込まれ て使用されるものである。そして、該蓋10の表面には、中央部の文字レリーフ 「消」を囲むようにして、矩形枠体状に発光表示部14が設けられている一方、 該発光表示部14を長手方向に挟んで、一対の受光部16,16が設けられてい るのである。
【0011】 図3には、それら発光表示部14及び受光部16の取付構造が拡大して示され ている。即ち、蓋10の表面には、前記発光表示部14の位置に対応して、複数 の円形段付凹所18が枠体状に並ぶように形成されており、各円形段付凹所18 内部には円形の発光ダイオード20が組み入れられている。そして、該発光ダイ オード20を保護して耐衝撃性を確保するために、該発光ダイオード20の上に は透明なアクリル板22が嵌め込まれている。
【0012】 また、それら発光ダイオード20及びアクリル板22と円形段付凹所18との 間の隙間には、樹脂24が充填されており、それにより、発光ダイオード20及 びアクリル板22が蓋10に固定せしめられると共に、雨水等の侵入が良好に防 止されて、耐水性、耐候性が確保され得るようになっている。更に、各円形段付 凹所18の底部には、蓋10を厚さ方向に貫通する貫通孔26が形成されており 、蓋10の裏面側から該貫通孔26を通じて、各発光ダイオード20に配線27 が接続されるようになっている。
【0013】 一方、前記一対の受光部16の位置には、それぞれ、矩形段付凹所28が形成 されており、該矩形段付凹所28内部には太陽電池パネル30が組み入れられて いるのである。そして、該太陽電池パネル30を衝撃から保護するために、透明 なアクリル板32が太陽電池パネル30の上に嵌め込まれており、更に該アクリ ル板32に被せて、金属製のガード34が嵌め込まれている。なお、ガード34 には、窓部36が大きく形成されており(図1参照)、太陽電池パネル30の受 光を妨げることが極力回避され得るようになっている。
【0014】 そして、それら太陽電池パネル30、アクリル板32及びガード34と矩形段 付凹所28との間の隙間にも、樹脂24が充填されており、それにより、それら 各部材が蓋10に固定せしめられると共に、雨水等の侵入が防止され得るように なっている。更に、各矩形段付凹所28の底部には、蓋10を厚さ方向に貫通す る貫通孔38が形成されており、蓋10の裏面側から該貫通孔38を通じて、太 陽電池パネル30へ配線39が接続されるようになっているのである。
【0015】 ところで、蓋10の裏面には、蓄電池手段と電気エネルギー制御手段が一体的 に組み付けられており、保護カバー40内に収容されている。そして、図4に示 すような配線によって、太陽電池パネル30と蓄電池手段42、蓄電池手段42 と電気エネルギー制御手段44、電気エネルギー制御手段44と発光ダイオード 20が接続されているのである。それによって、昼間に太陽電池パネル30で起 電された電気エネルギーを蓄電池手段42に貯えるようになっている一方、該蓄 電池手段42において貯えられた電気エネルギーを、電気エネルギー制御手段4 4の制御の下に、発光ダイオード20へ供給して、該発光ダイオード20を夜間 に発光せしめるようになっているのである。
【0016】 それ故、光の演出によって、蓋10の意匠性が向上せしめられると共に、火災 発生時等には、蓋10の位置が光によって報知され得るため、消火活動を迅速化 することができるのである。特に、図4の配線の如く、更に音センサ46を設け て、該音センサ46による特定周波数の音の感知に基づいて、前記電気エネルギ ー制御手段44を作動せしめるようにすれば、消防車のサイレンの周波数に反応 させる等して、発光ダイオード20を発光させることもでき、蓋10の設置位置 を効果的に知らしめると共に、無駄な電力の消費を有利に回避することができる のである。
【0017】 そのような音センサ46は、例えば、集音マイク48、フィルタ50及び判断 回路52等を含んで構成される。そして、音センサ46は蓋10に一体的に取り 付けることが望ましいが、蓋10から離れた位置に取り付けることも可能であり 、無線を利用して信号を電気エネルギー制御手段44に入力させるようにしても 良い。また、同じ周波数を有する無関係な音に反応して誤作動することを防止す るために、感知対象とするサイレンが含む複数の周波数の音に合わせて、複数( 例えば4個)のフィルタ50及び各フィルタ50に対応した複数のスイッチを並 列に設けて、その全てがONになった場合にのみ、電気エネルギー制御手段44 が作動するようにすることも可能である。
【0018】 以上、本考案の代表的な実施例について詳細に述べたが、本考案が、そのよう な実施例の記載によって、何等の制約をも受けるものでないことは、言うまでも ないところである。また、本考案には、上記実施例の他にも、本考案の趣旨を逸 脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を 加え得るものであることが、理解されるべきである。
【0019】 例えば、前記実施例では、発光体として発光ダイオード20が用いられていた が、電球等を使用することも可能である。また、発光表示部14,受光部16に 嵌め込まれたアクリル板22,32に代えて、強化ガラス板等を用いることもで き、またそのような保護部材は必ずしも設ける必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に従う構造の消火栓用蓋の一例を示す平
面図である
【図2】図1に示す消火栓用蓋のII−II断面を示す断面
図である。
【図3】図2の一部を拡大して示す断面半截図である。
【図4】図1に示す消火栓用蓋の配線を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
10 蓋 14 発光表示部 16 受光部 20 発光ダイオード 22 アクリル板 24 樹脂 30 太陽電池パネル 32 アクリル板 34 ガード 40 保護カバー 42 蓄電池手段 44 電気エネルギー制御手段 46 音センサ 48 集音マイク 50 フィルタ 52 判断回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓋表面側に太陽電池及び発光体が一体的
    に組み付けられると共に、蓋裏面側に蓄電池手段と電気
    エネルギー制御手段とが一体的に組み付けられてなり、
    前記太陽電池で生じた電気エネルギーを前記蓄電池手段
    にて貯えるようにする一方、該蓄電池手段に貯えられた
    電気エネルギーの前記発光体への供給を前記電気エネル
    ギー制御手段にて制御して、該発光体を発光せしめるよ
    うにしたことを特徴とする発光体付きマンホール蓋。
  2. 【請求項2】 音センサを更に設け、該音センサによる
    所定周波数の音の感知に基づいて前記電気エネルギー制
    御手段を作動せしめて、前記発光体を発光せしめるよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の発光体付きマン
    ホール蓋。
JP3703391U 1991-04-23 1991-04-23 発光体付きマンホール蓋 Pending JPH04122749U (ja)

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JP3703391U JPH04122749U (ja) 1991-04-23 1991-04-23 発光体付きマンホール蓋

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JPH04122749U true JPH04122749U (ja) 1992-11-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016183456A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 富士通株式会社 太陽光発電装置、センシング装置及び情報処理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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