JPH04122672U - 高粘度流動体塗布装置 - Google Patents

高粘度流動体塗布装置

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Publication number
JPH04122672U
JPH04122672U JP2601191U JP2601191U JPH04122672U JP H04122672 U JPH04122672 U JP H04122672U JP 2601191 U JP2601191 U JP 2601191U JP 2601191 U JP2601191 U JP 2601191U JP H04122672 U JPH04122672 U JP H04122672U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
high viscosity
viscosity fluid
constant temperature
nozzle
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Pending
Application number
JP2601191U
Other languages
English (en)
Inventor
利比古 吉村
幹雄 古賀
秀徳 川原
Original Assignee
日本電気株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】高粘度流動体の塗布開始時の塗布量を安定化さ
せる。 【構成】ノズル１の待機時に恒温層３内に取付けられた
温度センサ５からの温度は温調器４内の温度設定部で使
用する高粘度流動体（例えば半田）に対して予め設定さ
れた設定温度と比較され、設定温度より低い場合には温
風を設定温度より高い場合に冷風を温調器４内の送風部
から恒温槽内に送風し、恒温槽３内は使用する高粘度流
動体に対して設定された温度に保たれる。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は高粘度流動体塗布装置に関し、特にプリント基板へ半田を塗布する場 合の塗布待機中における半田を吹き出させるノズル部の温度低下を防ぐ高粘度流 動体塗布装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種の高粘度流動体塗布装置は、図２に示すように、ノズル１１を装 着したシリンジ１２を同筒形状の温調ブロック１５で覆い、ヒータ１８で加熱す ることによりシリンジ１２内を一定温度に保ち高粘度流動体を塗布する構像を有 していた。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】
上述し従来の高粘度流動体塗布装置は、図２に示すようにシリンジ１２だけを 温調ブロック１５で覆い、加熱し温調調節する構造を有しているので、塗布中は 温度調節を受けた高粘度流動体がノズル１１の温度に影響を及ぼし、ノズル１１ は調節温度とほぼ同じ温度となり塗布は安定するが、シリンジ１２の先端に装着 したノズル１１が温度調節されていないため、塗布待機時にノズル１１の温度が 低下し塗布再開始時に塗布料が安定しないという欠点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本考案の高粘度流動体塗布装置は、塗布用の高粘度流動体を吹き出させるノズ ル部の動作領域を含む空間を囲む恒温槽と、この恒温槽内を前記高粘度流動体に 対して予め設定された一定温度に保つための温調器とを有している。
【０００５】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して説明する。
【０００６】 図１は本考案の一実施例を示す斜視図である。
【０００７】 図１において、本実施例の高粘度流動体塗布装置は、プリント基板（図示省略 ）へ高粘度流動体（例えば半田）を塗布すために吹き出させるシリンジ先端に取 付けられらノズル１と、ノズル１の動作領域を含む空間を囲む恒温槽３と、恒温 槽３内を高粘度流動体に対して予め設定された一定温度に保つための温調器４と を有して構成され、温調器４には恒温槽３内の温度を測定する温度センサ５と、 恒温槽３内の温度を設定する温度設定部（図示省略）と、温度センサ５の温度と 温度設定部の設定温度とを比較して恒温槽３へ温風又は冷風を送風する送風部（ 図示省略）とを含んでいる。
【０００８】 次に、本実施例の動作について説明する。
【０００９】 ノズル１の塗布待機時に恒温槽３内に取付けられた温度センサ５から温度は温 調器４内の温度設定部で使用する高粘度流動体（例えば半田）に対して予め設定 された設定温度と比較され、設定温度より低い場合には温風を、設定温度より高 い場合には冷風を温調器４内の送風部から恒温槽３内に送風し、恒温槽３内は使 用する高粘度流動体に対して予め設定された温度に保たれる この結果、高粘度流動体の例えばプリント基板への塗布開始時にプリント基板 への塗布量を安定にすることができる。
【００１０】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、塗布用の高粘度流動体を吹き出せるノズル部の 動作領域を含む空間を囲む恒温槽と、この恒温槽内を高粘度流動体に対して予め 設定された一定温度に保つための温調器とを有することにより、ノズル及びシリ ンジ内の高粘度流動体の温度を塗布動作中及び待機中を通じて一定温度に保つこ とができるので、待機後塗布開始時においても塗布量が安定し、高粘度流動体の 安定した塗布を実現することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図２】従来の高粘度流動性塗布装置におけるノズル及
びシリンジ部の断面図である。
【符号の説明】 １，１１ ノズル ３ 恒温槽 ４ 温調器 ５ 温度センサ １２ シリンジ １５ 温調ブロック １６ アダプタ １７ ヒーターコード １８ ヒータ １９ センサ ２０ センサコード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 塗布用の高粘度流動体を吹き出させるノ
    ズル部の動作領域を含む空間を囲む恒温槽と、この恒温
    槽内を前記高粘度流動体に対して予め設定された一定温
    度に保つための温調器とを有し、前記ノズル部の待機時
    における前記一定温度からの温度低下を防ぐことを特徴
    とする高粘度流動体塗布装置。
JP2601191U 1991-04-18 1991-04-18 高粘度流動体塗布装置 Pending JPH04122672U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007253086A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Kenwood Corp 温度調整式シリンジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007253086A (ja) * 2006-03-24 2007-10-04 Kenwood Corp 温度調整式シリンジ

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