JPH04122139U - 床パネル - Google Patents

床パネル

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Publication number
JPH04122139U
JPH04122139U JP5733091U JP5733091U JPH04122139U JP H04122139 U JPH04122139 U JP H04122139U JP 5733091 U JP5733091 U JP 5733091U JP 5733091 U JP5733091 U JP 5733091U JP H04122139 U JPH04122139 U JP H04122139U
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JP
Japan
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floor panel
floor
conductive sheet
synthetic resin
sheet
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Pending
Application number
JP5733091U
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English (en)
Inventor
公男 巽
伸一 古谷
Original Assignee
東リ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東リ株式会社 filed Critical 東リ株式会社
Priority to JP5733091U priority Critical patent/JPH04122139U/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 安価でしかも簡単な施工で、効果的に人体帯
電圧を低下できる床パネルを提供することを目的とす
る。 【構成】 合成樹脂小パネル片3を連接して得られた床
パネル単位上に、導電性シート5を介在させて床仕上げ
材を形成した構成の床パネル。この床パネルによって、
人体帯電圧がなんら障害を起こさない程度にまで低下
し、またOA機器の誤作動も生じなかった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本願考案は二重床、とくに静電気障害防止機能(以下帯電防止性という)の優 れた二重床に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】
最近、オフィス内にはコンピューターをはじめ多くのOA機器が設置されるよ うになり、そのための配線を床表面に露出させないために各種の二重床が使われ ている。
【0003】 例えば、実公平2−18174号公報の合成樹脂からなる床パネル等が提唱され ている。しかし絶縁性の高い床パネル表面にプラスチックタイル等の床材が貼着 されていた。これらの床パネルはオフィスはもちろん、最近は二重床構成の防音 性能などが着目されて家庭用床パネルとしての使用が広がってきている。こうし た二重床の上を歩行した際に床仕上げ材との摩擦などにより、人体が帯電し、ド アのノブなどに触れた際に大きな衝撃を受けたり、OA機器に触れた場合誤作動 の原因となった。そこで、従来は帯電防止カーペットを使用するなど床仕上げ材 全体を帯電防止にしたり、部分的に導電材料を露出させたりして、表面抵抗値や 体積抵抗値を下げる方法がとられていたが、これらは加工が難しく、また高価で あった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本願考案は二重床において、ドアのノブに触れた時の電撃ショックなどの静電 気障害を防止することを目的とする。
【0005】
【問題を解決するための手段】
本願考案は床パネル単位と床仕上げ材が合成樹脂の帯電し易い材料であっても 、床パネル単位と床仕上げ材間に導電性層を介在させることにより、効果的に静 電気障害を避けることができる考案で、矩形または正方形の天板の四隅に脚部を 有する一体成型された合成樹脂小パネル片を連接した床パネル単位と、床パネル 単位上面に形成された導電性シートと、該導電性シート表面に形成された床仕上 げ材とからなる床パネル、をその要旨とする。
【0006】 図1は本願考案床パネルの分解された断面図であり、1は脚部、2は天板であ り、天板とその四隅の脚部はABS樹脂、硬質塩化ビニル樹脂(PVC)、ポリ プロピレンなどの合成樹脂により一体に製作された小パネル片3が得られる。
【0007】 小パネル片は一辺が10〜20cmの矩形または正方形であって、これが例えば 縦横3列ずつ連接されて床パネル単位4が得られる。
【0008】 床パネル単位上に導電性シート5を載置する。導電性シート5は金属箔または金 属箔と合成樹脂シートの積層体、またはプラスチックに導電性カーボンブラック 、炭素繊維、金属繊維、界面活性剤を適宜配合し、体積固有抵抗が1014Ωc m以下、望ましくは10Ωcm以下に調整したシートが好ましい。導電性シー ト5は連続シートでもよいが、上記床パネル単位と同寸法に裁断されたシートで もよい。
【0009】 導電性シート5上に例えば合成樹脂裏打ち材6とパイル7とからなるタイルカー ペット8のような厚さ0.5〜30mmの床仕上げ材形成し、本願考案床パネル 9を得る。床仕上げ材はタイルカーペットの他木質床材やプラスチック床材など でもよい。
【0010】 図2は本願考案床パネルを敷設した状態の断面図であり、床下地G上に下地シ ート10が敷設される。下地シート10は好ましくは発泡ポリエチレン、ポリプ ロピレン、PVC、ゴムなどのシートで緩衝材として用いられる。
【0011】 小パネル片3が複数列連接された床パネル単位4の両端に床パネル単位4’、4 ”が形成される。床パネル単位4、4’、4”の上面には、導電性シート5、5 ’、5”が形成されている。
【0012】 導電性シート5はもちろん連接された床パネル単位上に長尺状のまま敷広げられ てもよいが、本願考案においては、とくに床パネル単位とほぼ同形状かまたは若 干小さい寸法に形成し、隣接する導電性シート、5′、5”と別段接触させなく ても、床パネル9上を歩行する歩行者に対して静電気障害が発生するのが防止さ れる。
【0013】 この結果床パネル表面に何ら帯電防止処理を施さない床仕上げ材を敷設しても歩 行者の静電気ショックやOA機器の誤作動は皆無である。
【0014】
【実施例】
床下地にポリエチレン発泡シートを敷設し、その上に一辺が約16.5cmのA BS樹脂からなる正方形の天板と脚とが一体となった小パネル片を縦横3列ずつ 連接した床パネル単位を形成し、この床パネル単位を互いに一端を接しながら敷 設し、この床パネル単位の寸法よりも短い寸法のPVC中に金属繊維が分散され た導電性シートを各々の床パネル単位上に形成した後、PVC床タイルを敷設し て本願考案床パネルを得た。
【0015】 本願考案床パネル上を歩行しても人体帯電圧が2KVで何らOA機器の誤作動も なく、また歩行者に静電気ショックは全く発生しなかった。
【0016】
【考案の効果】 静電気ショック、OA機器の誤作動は皆無であった。
【0017】 床パネル中に導電性シートを組み込むことにより、簡単に、しかも効果的に帯 電防止機能が得られた。
【0018】 隣接する床パネル単位内部の導電性シートを連続的に接触させなくても効果的 に人体帯電圧低減効果が得られるので、配線、レイアウト変更に何ら支障はなか った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案床パネルの分解された断面図である。
【図2】本願考案床パネルを敷設した状態の断面図であ
る。
【符合の簡単な説明】
1 脚部 2 天板 3 小パネル片 5 導電性シート 8 タイルカーペット 9 本願考案床パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形または正方形の天板の四隅に脚部を
    有する一体成型された合成樹脂小パネル片を連接した床
    パネル単位と、床パネル単位上面に形成された導電性シ
    ートと、該導電性シート表面に形成された床仕上げ材と
    からなる床パネル。
JP5733091U 1991-04-19 1991-04-19 床パネル Pending JPH04122139U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006016902A (ja) * 2004-07-05 2006-01-19 Tajima Inc 樹脂製二重床上に合成樹脂製タイルを敷設する方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62164953A (ja) * 1986-01-13 1987-07-21 大成建設株式会社 電導性を有する無塵パネル
JPH0218174U (ja) * 1988-07-15 1990-02-06

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