JPH04121225U - キヤリヤケース - Google Patents

キヤリヤケース

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Publication number
JPH04121225U
JPH04121225U JP3564991U JP3564991U JPH04121225U JP H04121225 U JPH04121225 U JP H04121225U JP 3564991 U JP3564991 U JP 3564991U JP 3564991 U JP3564991 U JP 3564991U JP H04121225 U JPH04121225 U JP H04121225U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
bottom plate
carrier case
containers
holding part
Prior art date
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Pending
Application number
JP3564991U
Other languages
English (en)
Inventor
兵衛 岡
Original Assignee
東罐興業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東罐興業株式会社 filed Critical 東罐興業株式会社
Priority to JP3564991U priority Critical patent/JPH04121225U/ja
Publication of JPH04121225U publication Critical patent/JPH04121225U/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 大きさが異なる容器31、32を効率よく持
運ぶことができるキャリヤケースを提供することを目的
とする。 [構成] 帯状のシート10を用いて組立てられたキャ
リヤケースであって、その中間部分に形成されている保
持部によって上下の容器31、32を互いに重ねた状態
で保持するようにし、上側の容器31の蓋の周縁部を側
板13の横長の開口26内に受入れるとともに、下側の
容器32の底部を底板11の両端の折返し部分によって
構成される係止片25で係止するようにしたものであ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はキャリヤケースに係り、とくに容器を保持して持運ぶためのキャリヤ ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
ファーストフードを店頭で販売する場合には、商品であるファーストフードを 何等かの容器に充填する必要がある。そこで従来より、飲料は使捨て式の簡易容 器に充填されるとともに、固形物は例えば板紙を組立てて成る簡易容器に収納す るようにしていた。そして複数の商品を一緒に販売する場合には、それぞれの食 品が収納されている容器をさらに紙袋に入れて顧客に渡すようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従ってとくに複数種類の食品をファーストフードで購入して持ち帰る場合には 、それぞれの食品が収納された簡易容器は大きな紙袋に収納されるために、必ず しも個々の容器が安定な状態で保持されるとは限らなかった。すなわち固形物を 収納した容器が横になって内容物が紙袋内に散乱したり、あるいはまた液体飲料 を充填した容器が傾いて飲料が漏れたりする可能性があった。
【0004】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、ファーストフード 等の食品や飲料を充填した複数の容器を一緒に安定に保持することができるよう にしたキャリヤケースを提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、帯状のシートから成り、前記シートの長さ方向の両端部を接合して 取手を形成するとともに、中間部であってループ状に構成された部分を保持部と し、該保持部を構成する互いに対向する側板の上端側に横長の開口を形成し、前 記保持部に収納される上側の容器の蓋の外周部を前記横長の開口によって受入れ るようにし、しかも前記保持部の底板の両側端を折曲げて係止部を形成し、下側 の容器の底部を前記係止部によって係止するようにし、該下側の容器が上側の容 器の底板の下側の凹部に受入れられるように重ねて前記保持部に保持されるよう にしたものである。
【0006】
【作用】
上側の容器と下側の容器とが互いに重合わされるとともに、下側の容器が上側 の容器の底板の下側の凹部に受入れられるようにして2段に積重ねた状態でこの キャリヤケースの保持部に保持される。そして上側の容器の蓋の外周部が側板の 横長の開口に受入れられるとともに、下側の容器の底部がキャリヤケースの底板 の係止部によって係止されることになる。
【0007】
【実施例】
図1は本考案の一実施例に係るキャリヤケースを組立てるためのシート10の 展開した状態を示すものであって、このシート10は板紙、段ボール原紙等によ って帯状に打抜かれたものである。そしてシート10はその長さ方向の中間位置 に底板11を備えるとともに、底板11の両側には折曲げ線12を介して側板1 3が連設されている。側板13の先端側には折曲げ線14を介して上面板15が 形成されるようになっている。そして上面板15のさらに先端側には折曲げ線1 6を介して取手板17が連設されるようになっている。また一方の取手板17の 先端側には折曲げ線18を介して折返し片19が形成されるようになっている。
【0008】 シート10の底板11の中央部にはさらに折曲げ線22が横切るように形成さ れている。またこの底板11の両端にはそれぞれ折曲げ線23が形成されるとと もに、折曲げ線23の終端にはさらに斜めに折曲げ線24が形成されており、こ れによって折曲げられたときに係止片25を形成するようになっている。またこ のシート10の側板13の上端側には横長の開口26が形成されている。さらに 一方の側板13には上記横長の開口26の斜め下側の位置にスプーン挿入用切込 み27が形成されている。またシート10の取手板17には取手穴28が形成さ れている。
【0009】 このような構成に成るシート10は折曲げられて図2に示すキャリヤケースに 組立てられるようになっている。すなわち底板11の両側の折曲げ線12が上方 へ折曲げられるとともに、側板13の上端側の折曲げ線14がさらに折曲げられ て上面板15の両端が互いに突合わされるようになっている。そして両側の取手 板17が互いに糊付けされて接合されるとともに、一方の取手板17に形成され ている折返し片19が他方の取手板17の外側に重合わされて糊付けされるよう になっている。このようなキャリヤケースは、中に容器31、32を入れない場 合には、図2に示すように組立てられた後に、底板11の中央の折曲げ線22を 折曲げることによって、偏平に折畳まれるようになっている。
【0010】 これに対してこのキャリヤケースによって容器31、32を持運ぶときには図 3および図4に示すように、両側の側板13間の空間によって構成される保持部 に上下の容器31、32を重ねた状態で保持するようにしている。上側の容器3 1はその上部が開口34に構成されるとともに、開口34の周縁部は外側へ折曲 げられてカール部35を形成している。そして開口34を閉じるように蓋体36 が装着されるようになっている。またこの容器の底部は底板37によって閉塞さ れるようになっている。底板37の下側には図4に示すように凹部38が形成さ れるようになっている。
【0011】 下側の容器32は上側の容器31よりも一回り小さな寸法になっており、しか も上部開口40の周縁部は外側へ折返されてカール部41を形成するようになっ ている。またこの上部開口40の上部には中央が凹部になっている蓋体42が装 着されるようになっている。また容器32の底部は底板43によって閉じられる ようになっている。
【0012】 上下の容器31、32をそれぞれ保持部内に収納する場合には、とくに図4に 示すように、下側の容器32の上部を上側の容器31の底板37の下面に形成さ れている凹部38内に導入する。このように容器31、32を2段に重ねた状態 で、これらの容器31、32をキャリヤケースの互いに対向する一対の側板13 間の保持部に図3に示すように挿入する。
【0013】 そして上側の容器31の蓋体36の周縁部を図3に示すように側板13の外周 部に形成されている横長の開口26に挿入する。これによって上側の容器31が 横方向に正しく位置規制されることになる。そして底板11の両端の折曲げ線2 3、24をそれぞれ折曲げ、係止片25を形成する。この係止片25によって下 側の容器32の下側の部分が正しく位置規制されることになる。そしてスプーン 46を一方の側板13に形成されている挿入用切込み27内に挿入する。
【0014】 このようなキャリヤケースによれば、それぞれの内容物を収納している一対の 容器31、32をそれぞれ安定に保持して持運ぶことができ、簡易容器31、3 2を効率的に持運び得るようになる。しかも上側の容器31の底板37と下側の 容器32の蓋体42との間には空気層を構成する空間が形成されているために、 この空気層によって熱の伝達が防止されるようになり、上下の容器31、32間 での熱の移動が効果的に回避される。しかも上下の容器31、32はそれぞれ側 板13の横長の開口26および底板11の係止片25によって互いに円周方向の 90度ずれた位置で半径方向に位置規制されるために、これらの容器31、32 がキャリヤケース内で安定に保持されることになる。
【0015】 このようなキャリヤケースの材料としては、通常の板紙ばかりでなく、段ボー ル原紙が利用可能である。さらにはまた一方の面に段が露出した片段の段ボール 原紙が利用される。片段の段ボール原紙を利用する場合には、例えば段が外表面 に臨むようにして用いるとよい。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案は、キャリヤケースの保持部に収納される上側の容器の蓋 の外周部を側板の上端側に形成される横長の開口によって受入れるようにし、し かも下側の容器の底部を底板の両端側の係止部によって係止するようにし、下側 の容器が上側の容器の底板の下側の凹部に受入れられるように重ねて保持部に保 持するようにしたものである。従ってこのキャリヤケースの保持部によって、互 いに上下に積重ねられている一対の容器を安定に収納保持することができ、これ らの容器を効率よく持運ぶことか可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャリヤケースを構成する帯状のシートの展開
平面図である。
【図2】キャリヤケースを組立てた状態の外観斜視図で
ある。
【図3】キャリヤケース内に上下の容器を重ねて収納し
た状態を示す外観斜視図である。
【図4】上下のケースを重ねて収納したキャリヤケース
の縦断面図である。
【符号の説明】
10 シート 11 底板 12 折曲げ線 13 側板 14 折曲げ線 15 上面板 16 折曲げ線 17 取手板 18 折曲げ線 19 折返し片 22〜24 折曲げ線 25 係止片 26 横長の開口 27 スプーン挿入用切込み 28 取手穴 31 上側容器 32 下側容器 34 上部開口 35 カール部 36 蓋体 37 底板 38 凹部 40 上部開口 41 カール部 42 蓋体 43 底板 46 スプーン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のシートから成り、前記シートの長
    さ方向の両端部を接合して取手を形成するとともに、中
    間部であってループ状に構成された部分を保持部とし、
    該保持部を構成する互いに対向する側板の上端側に横長
    の開口を形成し、前記保持部に収納される上側の容器の
    蓋の外周部を前記横長の開口によって受入れるように
    し、しかも前記保持部の底板の両側端を折曲げて係止部
    を形成し、下側の容器の底部を前記係止部によって係止
    するようにし、該下側の容器が上側の容器の底板の下側
    の凹部に受入れられるように重ねて前記保持部に保持さ
    れるようにしたことを特徴とするキャリヤケース。
JP3564991U 1991-04-19 1991-04-19 キヤリヤケース Pending JPH04121225U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3564991U JPH04121225U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 キヤリヤケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3564991U JPH04121225U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 キヤリヤケース

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Publication Number Publication Date
JPH04121225U true JPH04121225U (ja) 1992-10-29

Family

ID=31917754

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JP3564991U Pending JPH04121225U (ja) 1991-04-19 1991-04-19 キヤリヤケース

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