JPH04121026U - 光ヘツド送り駆動機構 - Google Patents
光ヘツド送り駆動機構Info
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- JPH04121026U JPH04121026U JP3037591U JP3037591U JPH04121026U JP H04121026 U JPH04121026 U JP H04121026U JP 3037591 U JP3037591 U JP 3037591U JP 3037591 U JP3037591 U JP 3037591U JP H04121026 U JPH04121026 U JP H04121026U
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- optical head
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 46
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 7
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ヘッド送り駆動機構の薄型化を図る。
【構成】 送り駆動用マグネット31を矩形筒状の送り
駆動用コイル27のディスク33面と平行な面27aに
対向させて配置する。また,送り駆動用コイル27のボ
ビン30を,ディスク接線方向(矢印b方向)と直交す
る面30aのみを持ちディスク33面と平行な2面が開
放された断面形状とする。 【効果】 送り駆動用コイル27の高さを低くすること
ができる。
駆動用コイル27のディスク33面と平行な面27aに
対向させて配置する。また,送り駆動用コイル27のボ
ビン30を,ディスク接線方向(矢印b方向)と直交す
る面30aのみを持ちディスク33面と平行な2面が開
放された断面形状とする。 【効果】 送り駆動用コイル27の高さを低くすること
ができる。
Description
【0001】
この考案は、情報を光学的に再生または記録再生する光ディスク装置において
、光ヘッドをディスク半径方向に送り駆動するリニアモータ方式の光ヘッド送り
駆動機構に関する。
【0002】
図9、図10にリニアモータ方式の従来の光ヘッド送り駆動機構を示す。対物
レンズ1を上面に持つ光ヘッド2はガイドシャフト3により案内され、ディスク
半径方向(矢印a方向)に移動可能である。符号4はレール5上を転動するロー
ラである。光ヘッド2のベース6に矩形筒状の送り駆動用コイル7が固定され、
この送り駆動用コイル7に磁界を印加する磁気回路8が固定部側に設置されてい
る。送り駆動用コイル7と磁気回路8はリニアモータ12を構成する。従来の送
り駆動用コイル7は図に示すように、矩形筒状のボビン9にワイヤを巻回した構
造である。また、前記磁気回路8は、送り駆動用コイル7のディスク接線方向(
矢印b方向)と直交する面7aに対向して配置された送り駆動用マグネット10
と、この送り駆動用マグネット10を取り付けたマグネット取り付け部11aと
送り駆動用コイル7の内部を通るセンターヨーク部11bとを持ち両端で接続さ
れたヨーク11とからなっている。前記送り駆動用マグネット10の磁束方向は
ディスク接線方向(矢印b方向)である。
【0003】
光ヘッド2の薄型化を実現しようとする場合、光ヘッド2本体部分の薄型化が
必要であるが、リニアモータ方式の光ヘッド送り駆動機構を採用した場合、送り
駆動用コイル7の部分の高さh1 で光ヘッドの高さが決まってしまうので、送り
駆動用コイル7の高さを低くすることが要求される。しかし、上記従来構造では
、送り駆動用マグネット10の磁束方向がディスク接線方向(矢印b方向)であ
り、送り駆動用コイル7の電磁力による駆動力発生面7aに十分な磁束を作用さ
せるために送り駆動用コイル7および送り駆動用マグネット10、ヨーク11の
高さが一定以上必要であり、このため、光ヘッド送り駆動機構部分の薄型化に限
界があり、前記h1 寸法を例えば14mm程度以下に低くすることは困難であっ
た。
【0004】
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、第1に光ヘッド送り駆動機構の薄
型化を実現することを目的とする。また、第2に薄型化に限らず、光ヘッド送り
駆動機構のディスク接線方向のコンパクト化を図ることを目的とする。
【0005】
上記課題を解決する請求項1の考案は、ディスク面と平行な2面とディスク接
線方向と直交する2面とを持つ矩形筒状の送り駆動用コイルを光ヘッド側に取り
付け、この送り駆動用コイルに磁界を印加する送り駆動用マグネットを固定部側
に設けてなるリニアモータ方式の光ヘッド送り駆動機構において、前記送り駆動
用マグネットを、前記矩形筒状の送り駆動用コイルのディスク面と平行な面に対
向させて配置したことを特徴とする。
【0006】
請求項2は、前記送り駆動用コイルのボビンを、ディスク接線方向と直交する
2面のみを持ちディスク面と平行な2面が開放された断面形状としたことを特徴
とする。
【0007】
請求項3は、ディスク面と平行な2面とディスク接線方向と直交する2面とを
持つ矩形筒状の送り駆動用コイルを光ヘッド側に取り付け、この送り駆動用コイ
ルに磁界を印加する送り駆動用マグネットを固定部側に設けてなるリニアモータ
方式の光ヘッド送り駆動機構において、前記送り駆動用マグネットを、前記矩形
筒状の送り駆動用コイルのディスク接線方向と直交する面に対向させて配置する
とともに、前記送り駆動用コイルのボビンを、ディスク面と平行な2面のみを持
ちディスク接線方向と直交する方向の2面が開放された断面形状としたことを特
徴とする。
【0008】
請求項1の光ヘッド送り駆動機構において、送り駆動用マグネットの磁束方向
はディスク面に垂直である。このディスク面に垂直な磁束が送り駆動用コイルの
ディスク面と平行な面に作用して、送り駆動用コイル通電時に送り駆動用コイル
に電磁力によるディスク半径方向の送り駆動力を発生する。送り駆動用コイルの
駆動力発生面がディスク面と平行な面であるから、送り駆動用コイルの高さを高
くすることなく駆動力発生面を十分広く取ることができる。したがって、光ヘッ
ド送り駆動機構部分の薄型化を実現することができる。
【0009】
また、請求項2のようにボビンの断面形状がディスク接線方向と直交する2面
を持ちディスク面と平行な2面が開放された構造とした場合、ボビンの肉厚分だ
けさらに薄型化を図ることができる。また、送り駆動用マグネットと送り駆動用
コイルの内部を通るセンターヨークとのギャップを狭く取ることができ、送り駆
動用コイルに強い磁界を作用させることができる。
【0010】
請求項3の光ヘッド送り駆動機構においては、送り駆動用コイルの高さ寸法は
変わらないが、ディスク接線方向の寸法を小さくすることができる。また、請求
項2の場合と同様の理由で、送り駆動用コイルに強い磁界を作用させることがで
きる。
【0011】
以下、本考案の実施例を図1〜図8を参照して説明する。図1、図2において
、対物レンズ21を上面に持つ光ヘッド22はガイドシャフト23により案内さ
れ、ディスク半径方向(矢印a方向)に移動可能である。符号24はレール25
上を転動するローラである。光ヘッド22のベース26に扁平な矩形筒状の送り
駆動用コイル27が固定され、この送り駆動用コイル27に磁界を印加する磁気
回路28が固定部側に設置されている。前記送り駆動用コイル27と磁気回路2
8とは、光ヘッド22をディスク半径方向に送り駆動する送り駆動用リニアモー
タ29すなわち光ヘッド送り駆動機構を構成する。前記送り駆動用コイル27の
ボビン30は、図3〜図5にも詳細を説明するように、ディスク接線方向(矢印
b方向)と直交する2面30aのみを持ちディスク33の面と平行な2面(すな
わち上下面)が開放された断面形状をなしている。なお、図3〜図5において、
符号30bはボビン30のつば部、30cは光ヘッドベース26への取り付け穴
、30dは光ヘッドベース26への位置決め突起、30eはワイヤの端末を通す
穴である。また、前記磁気回路28は、送り駆動用マグネット31とヨーク32
とからなり、送り駆動用マグネット31は、送り駆動用コイル27のディスク面
と平行な面27aに対向させて配置している。前記ヨーク32は、図6、図7に
も示すように、送り駆動用マグネット31を取り付けるマグネット取り付け部3
2aと送り駆動用コイル27の内部を通るセンターヨーク部32bとを両端で接
続した構造である。
【0012】
上記の光ヘッド送り駆動機構において、送り駆動用マグネット31の磁束方向
はディスク33の面に垂直である。このディスク面に垂直な磁束が送り駆動用コ
イル27のディスク面と平行な面27aに作用して、送り駆動用コイル通電時に
送り駆動用コイル27に電磁力によるディスク半径方向(矢印a方向)の送り駆
動力を発生する。この場合、送り駆動用コイル27の駆動力発生面がディスク面
と平行な面27aであるから、送り駆動用コイル27の高さを十分小さくし、か
つ駆動力発生面を十分広く取ることができる。例えば、従来14mm程度が限界
であった送り駆動用コイル7部分の高さh1 を10mm以下に小さくすることが
できる。
【0013】
また、送り駆動用コイル27のボビン30の断面形状がディスク接線方向(矢
印b方向)と直交する2面30aを持ちディスク面と平行な2面が開放された構
造であるから、送り駆動用マグネット31と送り駆動用コイル27の内部を通る
センターヨーク32bとのギャップを狭く取ることができ、送り駆動用コイル2
7に強い磁界を作用させることができる。
【0014】
なお、上記実施例では、送り駆動用マグネット31を送り駆動用コイル27の
上方(ディスク33側)に配置したが、送り駆動用コイル27を光ヘッド22の
下面ないし側面に取り付ける場合には、送り駆動用コイル27の下方に配置する
ことも可能である。また、送り駆動用コイル27の上下両側に送り駆動用マグネ
ットを配置することも可能である。
【0015】
図8に請求項3の考案の一実施例を示す。この実施例の光ヘッド送り駆動機構
は、図9、図10に示した従来の光ヘッド送り駆動機構と送り駆動用コイル37
のボビン39が異なるのみで、他の部分は共通である。すなわち、磁気回路8を
構成す送り駆動用マグネット10は送り駆動用コイル37のディスク接線方向(
矢印b方向)と直交する面37aに対向して配置されている。そして、送り駆動
用コイル37のボビン39は、ディスク33の面と平行な2面39aのみを持ち
、ディスク接線方向(矢印b方向)と直交する方向の2面(上下面)が開放され
た断面形状である。なお図9、図10と共通する部分には、図9、図10と同じ
符号を付して説明を省略する。
【0016】
前記図8の光ヘッド送り駆動機構によれば、図9、図10に示した従来例と比
較して、送り駆動用コイル37の高さ寸法は変わらないが、ディスク接線方向(
矢印b方向)の寸法を小さくすることができる。また、前述の場合と同様の理由
で、すなわち、送り駆動用マグネット10とセンターヨーク11bとのギャップ
を狭く取ることができるので、送り駆動用コイル37に強い磁界を作用させるこ
とができる。
【0017】
本考案によれば、送り駆動用マグネットが送り駆動用コイルのディスク面と
平行な面に対向して配置されており、送り駆動用コイルの駆動力を発生する面が
ディスク面と平行な面であるから、送り駆動用コイルの高さを高くすることなく
駆動力発生面を十分広く取ることができ、したがって、光ヘッド送り駆動機構部
分の薄型化を実現することができる。
【0018】
また、ボビンの断面形状がディスク接線方向と直交する2面を持ちディスク面
と平行な2面が開放された構造とすることにより、ボビンの肉厚分だけさらに薄
型化することができる。また、送り駆動用マグネットと送り駆動用コイルの内部
を通すセンターヨークとのギャップを狭く取ることができ、送り駆動用コイルに
強い磁界を作用させることができる。
【0019】
請求項3の光ヘッド送り駆動機構によれば、送り駆動用コイルの高さ寸法は変
わらないが、ディスク接線方向の寸法を小さくすることができ、また、送り駆動
用コイルに強い磁界を作用させることができる。
【図1】請求項1の光ヘッド送り駆動機構の一実施例を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】図1におけるA−A断面図である。
【図3】図1における送り駆動用コイルの拡大平面図で
ある。
ある。
【図4】図3におけるB−B断面図である。
【図5】図3におけるC−C断面図である。
【図6】図1における送り駆動用マグネットおよびヨー
クの拡大側面図である。
クの拡大側面図である。
【図7】図6におけるD矢視図である。
【図8】請求項3の光ヘッド送り駆動機構の一実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図9】従来の光ヘッド送り駆動機構の平面図である。
【図10】図9におけるE−E断面図である。
22 光ヘッド
27、37 送り駆動用コイル
27a 送り駆動用コイルのディスク面と平行な面
37a 送り駆動用コイルのディスク接線方向と直
交する面 8、28 磁気回路 29 送り駆動用リニアモータ 30、39 ボビン 30a ボビンのディスク接線方向と直交する面 39a ボビンのディスク面と平行な面 10、31 送り駆動用マグネット 11、32 ヨーク 11a、32a マグネット取り付け部 11b、32b センターヨーク 33 光ディスク
交する面 8、28 磁気回路 29 送り駆動用リニアモータ 30、39 ボビン 30a ボビンのディスク接線方向と直交する面 39a ボビンのディスク面と平行な面 10、31 送り駆動用マグネット 11、32 ヨーク 11a、32a マグネット取り付け部 11b、32b センターヨーク 33 光ディスク
Claims (3)
- 【請求項1】 ディスク面と平行な2面とディスク接線
方向と直交する2面とを持つ矩形筒状の送り駆動用コイ
ルを光ヘッド側に取り付け、この送り駆動用コイルに磁
界を印加する送り駆動用マグネットを固定部側に設けて
なるリニアモータ方式の光ヘッド送り駆動機構におい
て、前記送り駆動用マグネットを、前記矩形筒状の送り
駆動用コイルのディスク面と平行な面に対向させて配置
したことを特徴とする光ヘッド送り駆動機構。 - 【請求項2】 前記送り駆動用コイルのボビンを、ディ
スク接線方向と直交する2面のみを持ちディスク面と平
行な2面が開放された断面形状としたことを特徴とする
請求項1記載の光ヘッド送り駆動機構。 - 【請求項3】 ディスク面と平行な2面とディスク接線
方向と直交する2面とを持つ矩形筒状の送り駆動用コイ
ルを光ヘッド側に取り付け、この送り駆動用コイルに磁
界を印加する送り駆動用マグネットを固定部側に設けて
なるリニアモータ方式の光ヘッド送り駆動機構におい
て、前記送り駆動用マグネットを、前記矩形筒状の送り
駆動用コイルのディスク接線方向と直交する面に対向さ
せて配置するとともに、前記送り駆動用コイルのボビン
を、ディスク面と平行な2面のみを持ちディスク接線方
向と直交する方向の2面が開放された断面形状としたこ
とを特徴とする光ヘッド送り駆動機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991030375U JP2560960Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 光ヘッド送り駆動機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991030375U JP2560960Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 光ヘッド送り駆動機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04121026U true JPH04121026U (ja) | 1992-10-29 |
JP2560960Y2 JP2560960Y2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=31913998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991030375U Expired - Lifetime JP2560960Y2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 光ヘッド送り駆動機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2560960Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02193320A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-31 | Canon Inc | 光学式記録再生装置 |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP1991030375U patent/JP2560960Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02193320A (ja) * | 1989-01-20 | 1990-07-31 | Canon Inc | 光学式記録再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2560960Y2 (ja) | 1998-01-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |