JPH04120890U - 防音ドア装置 - Google Patents

防音ドア装置

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JPH04120890U
JPH04120890U JP3381991U JP3381991U JPH04120890U JP H04120890 U JPH04120890 U JP H04120890U JP 3381991 U JP3381991 U JP 3381991U JP 3381991 U JP3381991 U JP 3381991U JP H04120890 U JPH04120890 U JP H04120890U
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JP
Japan
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door
packing
gap
door body
door frame
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JP3381991U
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Inventor
冨士田隆志
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ヤマハ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドア本体とドア枠との間にパッキンを設けた
防音ドア装置において、隙間を完全に解消して防音効果
を常に良好に保持できるようにする。 【構成】 ドア本体とドア枠との間に介在させるパッキ
ンを形状記憶材料で形成する。ドア本体を閉めた時に、
ドア本体とドア枠との間の隙間を完全に塞ぐ形状にパッ
キンを変形させる。ガタが生じて隙間が生じたような場
合には、パッキンを加熱して元の形に復元させると共
に、隙間を完全に塞ぐ形状に再度変形させて修正する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドア本体とドア枠との間にパッキンを設けた防音ドア装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
防音室等に取り付けるドアは、ドア自体を防音構造に形成すると共に、その防 音ドアを取り付けるドア枠との間に隙間が生じて音が外に漏れないようにしなけ ればならない。このため、従来はドア本体とドア枠との間特に戸当り部にパッキ ンを設け、このパッキンによりドア本体を閉めた時に隙間が生じないようにして いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のパッキンは、ゴム、スポンジ、塩化ビニール或はマグネットゴム等を材 料としたものが用いられ、これらは適度の弾性を付与してドア本体に密着させ、 隙間を無くして防音ドアとしての遮音性能を向上させている。しかし、現実には ドア本体とドア枠及び戸当りとの隙間は、製作精度のバラツキや取付精度のバラ ツキ等により一定せず、更には経時変化により変化するため戸当り部の隙間解消 は完全ではなかった。このため、防音ドアとしての性能にもバラツキが生じ、高 い防音効果を得ることは難しかった。
【0004】 本考案は、このような従来の問題点を解決するためになされ、ドア本体とドア 枠との間にパッキンを設けた防音ドア装置において、戸当り部の隙間を完全に解 消して、防音効果を常に良好に保持できるようにした防音ドア装置を提供するこ とを課題としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題を技術的に解決するための手段として、本考案は、ドア本体とドア枠 との間に介在させるパッキンを形状記憶材料で形成し、ドア本体を閉めた時に前 記ドア本体とドア枠との間の隙間を塞ぐ形状に前記パッキンを変形させたことを 要旨とするものである。
【0006】
【作用】
ドア本体をドア枠に取り付ける際、そのドア本体を閉めた時にドア枠との隙間 を塞ぐようにパッキンを変形させ、ドア本体やドア枠又は戸当りが変形して隙間 が生じた場合には、パッキンを加熱して記憶している元の形状に復元させ、その 後ドア本体を閉めてパッキンを再びドア枠との間の隙間を完全に塞ぐ形状に変形 させる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付図面により詳細に説明する。 図1において、1は防音構造のドア本体であり、ドア枠2に丁番3を介して開閉 自在に取り付けられている。
【0008】 4は形状記憶材料で形成されたパッキンであり、前記ドア本体1とドア枠2及 び戸当り2aとの間の隙間を完全に塞ぐようにしてある。
【0009】 即ち、パッキン4は図2に示すように、ドア本体1を最初に取り付ける際に前 記戸当り2a部に取り付けられ、ドア本体1を閉めた時にドア本体1とドア枠2 及び戸当り2aとの間の隙間を塞ぐように変形させてある。
【0010】 従って、ドア本体1の取付現場でパッキン4を所定の形状に変形させることが できるので、ドア本体1やドア枠2等に製作精度のバラツキが生じていたとして も、そのバラツキに関係無く前記隙間を完全に塞ぐことが可能である。又、パッ キン4は変形後一定の設定温度に加熱すると、記憶している元の形状に戻ること ができる。
【0011】 本考案に係る防音ドア装置は上記のように構成され、ドア本体1を閉めた時に パッキン4がドア枠2及び戸当り2aとの間の隙間を完全に塞ぐので、常に良好 な防音作用を発揮することができる。
【0012】 ドア本体1、ドア枠2又は戸当り2aが経時変化により変形し、前記パッキン 4の形状とぴったり合わなくなったような場合には、パッキン4の形状をぴった り合うように修正することができる。
【0013】 このパッキン4の形状の修正は、パッキン4を一定温度まで加熱して最初に記 憶させた形状に戻し、その後ドア本体1を閉めてドア枠2及び戸当り2aとの間 の隙間を完全に塞ぐように変形させれば良い。加熱手段としては、例えばドア枠 2の内部に予め内蔵させた電熱ヒーター(図示せず)によるか、アイロン等の外 部熱源を接触させるか、或はパッキン4を一旦戸当り2aから外してお湯を掛け る等の適宜の方法が考えられる。
【0014】 この際、パッキン4の材質によっては設定温度に加熱して元の形状に復元させ た後、未だ軟らかいうちにドア本体1を閉めてドア枠2及び戸当り2aを金型代 わりに利用してパッキン4を変形させることも可能である。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、防音ドアとドア枠との間に取り付ける パッキンを形状記憶材料で形成したので、ドアの取付現場でパッキンを所定の形 状に変形させることができ、これによりドア本体やドア枠等に製作精度のバラツ キがあっても隙間を完全に塞いで高い防音効果を得ることができる。
【0016】 又、立て付けが悪くなって隙間が生じたような場合には、そのパッキンを加熱 することにより記憶している元の形状に戻すと共に、再度隙間を完全に塞ぐ形状 に変形修正することができるので、常時隙間を完全に塞いだ状態にすることによ り優れた防音効果を保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の実施例を示す要部の断面図である。
【図2】 ドア取付時の状態を示す要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…ドア本体 2…ドア枠 2a…戸当り 3…
丁番 4…パッキン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア本体とドア枠との間に介在させるパ
    ッキンを形状記憶材料で形成し、ドア本体を閉めた時に
    前記ドア本体とドア枠との間の隙間を塞ぐ形状に前記パ
    ッキンを変形させたことを特徴とする防音ドア装置。
JP1991033819U 1991-04-16 1991-04-16 防音ドア装置 Expired - Lifetime JP2500089Y2 (ja)

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JP1991033819U JP2500089Y2 (ja) 1991-04-16 1991-04-16 防音ドア装置

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JPH04120890U true JPH04120890U (ja) 1992-10-28
JP2500089Y2 JP2500089Y2 (ja) 1996-06-05

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ID=31916386

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919514A (ja) * 1972-06-15 1974-02-21
JPS5811914U (ja) * 1981-07-16 1983-01-25 三菱自動車工業株式会社 ケ−ブルにおける保護チュ−ブの取付構造

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4919514A (ja) * 1972-06-15 1974-02-21
JPS5811914U (ja) * 1981-07-16 1983-01-25 三菱自動車工業株式会社 ケ−ブルにおける保護チュ−ブの取付構造

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