JPH04120826A - 有線放送電話システムの共同加入回線への交換装置接続方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は有線放送電話システムの共同加入回線において
、ダイヤルイン機能で使用できるような交換装置接続方
式に関するものである。

［従来の技術］ 一般家庭の電話設備においては通常単独回線を接続して
使用しているが、官公庁や工場等では複数の回線が一度
に使用できるＰＢＸやボタン電話装置（以下交換装置と
いう）を使用するのが一般的になってきている。

一方特定地域で使用されている有線放送電話システムに
おいては、有線放送交換機を中心として、各加入者宅等
に単独回線や共同加入回線を接続して通話サービスを主
体とする各種サービスを行っている。

ところが、一般に広く使用されている交換装置を有線放
送交換機に接続する場合には単独回線しか収容出来ず、
共同加入回線に交換装置を接続することは出来なかった
。

このため、共同加入回線しか接続していない施設では、
有線放送回線に交換装置を接続することが出来ず、局回
線用交換装置の電話機と有線放送用電話機の２台の電話
機をそれぞれ別々に設置することか必要になるという欠
点がおった。

これは有線放送電話システムにおいて、一般の交換装置
では有線放送交換機から送出される個別信号受信機能が
ないため、共同加入回線に対する着信に対し個別着信を
行うことが出来ないため接続することが出来なかったも
のでおる。

［発明の目的］ 本発明の目的は、有線放送電話シスムの共同加入回線に
ＰＢＸ等の交換装置を収容することを可能とし、共同加
入回線からの着信と公衆回線からの着信を同じように扱
えることを目的とするものである。

［発明の構成及び作用］ すなわち本発明は、有線放送電話システムの共同加入回
線において、有線放送交換機からの個別信号受信手段と
、該個別信号受信手段で検出された個別信号の一致を検
出後自動的に着信信号を送出する手段と、前記共同加入
回線に接続される交換装置からの応答時のループを検出
する手段を有したアダプタを備え、前記共同加入回線の
個別着信に対し個別信号の一致したアダプタに接続され
た局線トランクに着信させることを特徴とするものであ
る。

［実施例１ 以下、本発明の実施例を添付した図面の第１図ないし第
３図に基づいて説明する。

第１図は本発明の概略を示した回路構成図で、１は有線
放送単独回線加入者、２は有線放送交換機で単独回線の
番号情報と共同加入回線に接続された番号情報とが記憶
されている。３は交換装置（ＰＢＸ、ボタン電話装置等
）、４Ａ〜４Ｎは局線トランク、５，６．７は交換装置
に収容された加入者内線電話機、］Ｏは共同加入回線で
通常は１〜１０台までの加入者を適宜（トラヒック等に
応じて）必要に応じて配置している。１１は一般公衆回
線、Ａ−Ｎはアダプタで加入者の局線トランクに対応し
て配置されている。第２図はアダプタＡ−Ｎの詳細回路
図で、Ｌｌ、１２には有線放送交換機が共同加入回線を
介して接続され、Ｔ１゜Ｔ２には交換装置の局線トラン
クが接続される。

第２図はアダプタの詳細図で、１０１は有線放送交換機
２から送られてくる２０Ｈ２を検出する２０Ｈ２検出回
路、１０２は個別信号検出回路で有線放送交換機２から
送られてくる○〜９までの識別信号（数１００Ｈ２〜数
ＫＨ２の周波数で番号に対応した値）を識別し自アダプ
タに設定された番号と一致したときにはＣＰＵに信号を
送出するように構成されている。１０３はダイヤル送出
回路、１０４は２０Ｈ２信号出力回路、１０５はＢＴ−
ＲＢＴ送出口路、１０６はＣＰＵて各動作に対応して信
号の送受信等の制御を行っている。１０７はＨ８でＰＢ
Ｘ内線電話機５〜７のオフフックを検出して動作を行い
有線放送交換機２との間にループを作りオフフッタ情報
を送出する。１０７ａはＨ８の接点である。

第３図（ａ）、（ｂ）は動作の流れを示すフロ図でおる
。

図において、有線放送加入者１が共同加入回線に接続さ
れた電話機５を呼出すため、当該番号（例えば３３４−
１１１１　）をダイヤルすると、有線放送交換機は該当
の共同加入者番号を検索し、検索された番号に付加情報
として個別信号を付加し、共同加入回線１０に対して着
信信号（２０Ｈ７信＠）と個別信号とを送出する。送出
された着信信号と個別信号は各アダプタＡ−Ｎにそれぞ
れ入ノＪし、各アダプタではｔｊ、Ｌ２を介してパノＪ
した信号を２０Ｈ２検出回路１０１と個別信号検出回路
１０２で判別し、自己のアダプタ△に設定された個別信
号と一致すると、ＣＰＵ１０６はアダプタＡに接続され
た交換装置３０局局線トランク△に対し着信信号（２０
ＨＺ信号）を送出するように構成される。この局線トラ
ンクに接続された加入者電話機５の鳴音動作に対し、加
入者が応答動作（オフフッタ）を行うことによりオフフ
ック情報がアダプタに入力され、ＣＰＵ１０６はＰｌに
よりオフフッタ情報を検出しＴＲを動作させる。オフフ
ッタ情報を検出したアダプタは有線放送交換機に対して
オフフック情報を送り有線放送交換機との間にループが
でき、加入者１と加入者内線電話機５との間の通話回路
ができる。以上の動作を第３図（ａ）に示す。

次に、加入者内線電話機５が加入者１を呼出す時の動作
について説明すると、加入者内線電話機５か発信のため
オフフックすると、アダプタＡはそのオフフッタ信号を
検出しフッタスイッヂＨ３１０７を閉じて有線放送交換
機２どの間にループを作り有線放送交換機２に対してオ
フフッタ情報を送出する。次に加入者内線電話機５かダ
イヤルするとダイヤル情報はアダプタＡを通過して有線
放送交換機２に送出される。有線放送交換機２は受信し
たダイヤル情報に対応した加入者１に対し着信信号を送
出し、また同時に発呼側に対して呼出音を送出する。こ
の呼出音はアダプタＡを通過して直接加入者内線電話機
５に入力される。相手側の応答により加入者内線電話機
５と加入者１との間に通話回路が形成される。以上の動
作を第３図（ｂ）に示す。

一般公衆回線１１からの着信については、例えば３３１
−１１１１に対する着信であれば通常のＰＢＸ等の着信
と同様の動作を行い加入者内線電話機５に着信する。発
信についても通常と同様の動作を行う。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明によれば、有線放送交換機
に共同加入回線を介して交換装置を接続しても単独回線
と同様な操作で使用でき、有線放送回線と一般公衆回線
とを同一の電話機で使用できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の概略を示した回路構成図、第２図は本
発明に使用するアダプタの回路図、第３図（ａ）、（ｂ
）は動作の流れを示すフロー図である。 １・・・・・・単独回線加入者、２・・・・・・有線放
送交換機、３・・・・・・交換装置、４Ａ〜４Ｎ・・・
・・・局線トランク、５．６．７・・・・・−加入者内
線電話機、１０・・・・・・共同加入回線、１１・・・
・・・一般公衆回線、Ａ〜Ｎ・・・・・・アダプタ、 １０１・・・・・・２０Ｈ２検出回路、１０２・・・・
・・個別信号検出回路、１０３・・・・・・ダイヤル送
出回路、１０４・・・・・・２０　ＨＺ信号出力回路、
１０５・・・・・・８丁・ＲＢＴ送出回路、１０６・・
・・・・ＣＰＵ。 １０７・・・・・・Ｈ３０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　有線放送電話システムの共同加入回線において、有線
   放送交換機からの個別信号受信手段と、該個別信号受信
   手段で検出された個別信号の一致を検出後自動的に着信
   信号を送出する手段と、前記共同加入回線に接続される
   交換装置からの応答時のループを検出する手段を有した
   アダプタを備え、前記共同加入回線の個別着信に対し個
   別信号の一致したアダプタに接続された局線トランクに
   着信させることを特徴とする有線放送電話システムの共
   同加入回線における交換装置の個別着信方式。