JPH04120587U - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH04120587U
JPH04120587U JP3468691U JP3468691U JPH04120587U JP H04120587 U JPH04120587 U JP H04120587U JP 3468691 U JP3468691 U JP 3468691U JP 3468691 U JP3468691 U JP 3468691U JP H04120587 U JPH04120587 U JP H04120587U
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JP
Japan
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door
storage room
semi
refrigerator
transparent
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Pending
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JP3468691U
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Inventor
久男 永井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 庫内を透視状態と透視不可の状態とに切り換
えることのできる冷蔵庫を提供する。 【構成】 貯蔵室の扉に半透視部が設けられており、貯
蔵室内に照明器具が備えられている。 【効果】 通常は、照明器具を消灯しておくことによ
り、貯蔵室内部の露見を防止することができ、庫内点検
などに際しては、照明器具を点灯して半透視部から貯蔵
室内を透視することにより、扉の開閉時間、開閉回数を
少なくすることができ、もって、貯蔵品の鮮度を高度に
保持し、貯蔵品の腐敗を効果的に防止することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は庫内を透視状態と透視不可の状態とに切り換えることのできる冷蔵庫 に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のとおり、食品その他を保存するための各種の冷蔵庫は、断熱された気密 な貯蔵室を有し、その貯蔵室内が室温よりも低い温度に保持されるようになって いる。
【0003】 これらのうち、家庭用の冷蔵庫は、筐体、扉とも、不透明な材質により構成さ れているので、庫内にどのような食品が収納されているかをみるとき、貯蔵室の 扉を開放しなければならない。 それに対し、食品の販売などに用いられる業務用の冷蔵庫は、扉の一部または 全部が透明体により構成されているので、貯蔵室内に展示された食品を外部から 透視することができる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
冷蔵庫において、食品の鮮度を高度に保持し、食品の腐敗を効果的に防止しよ うとするとき、貯蔵室内の温度を適切に設定し、設定温度をみだりに上昇させな いことが重要であり、その対策として、扉の開閉時間、開閉回数をできるだけ少 なくすることが提唱されている。
【0005】 かかる観点から家庭用の冷蔵庫を検討した場合、これには内部を透視する手段 がないので、つぎのような問題が生じる。
【0006】 すなわち、家庭用冷蔵庫の場合、庫内から食品を取り出したり、食品の貯蔵量 を点検するとき、扉を開けて貯蔵室内を物色せざるを得ず、この際、目的の食品 がみつからないとか、食品の数量確認に手間どることにより、貯蔵室が長く開け 放たれたままになり、その間、冷気が外部に逸散して貯蔵室内の温度がかなり上 昇する。 このように温度上昇した貯蔵室内は、扉を閉じた後、しばらくしないと設定温 度に回復しない。 さらに、設定温度に回復しても、貯蔵室内の細菌数が減少しないので、つぎの 扉開放時の温度上昇により、貯蔵室内の細菌が急増する。 それゆえ、家庭用冷蔵庫の場合は、庫内の細菌が急に繁殖し、食品の鮮度が低 下する虞がある。
【0007】 業務用冷蔵庫の場合、透明な扉より貯蔵室内を透視することができるので、既 述の不具合は起こりがたいが、庫内の露見を嫌う家庭用冷蔵庫にあっては、業務 用冷蔵庫のごとき透視構成はなじまない。
【0008】 本考案はこのような技術的課題に鑑み、通常は扉を不透明状態にして内部を露 見させず、食品の取り出し時、点検時には扉を透明状態にして、扉の開閉時間、 開閉回数をできるだけ少なくすることのできる冷蔵庫を提供しようとするもので ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る冷蔵庫は、所期の目的を達成するため、貯蔵室を開閉するための 扉に半透視部が設けられており、当該扉を有する貯蔵室内に照明器具が備えられ ていることを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案に係る冷蔵庫の場合、扉に半透視部が設けられており、貯蔵室内に室内 明視用の照明器具が備えられている。 半透視部は、入射光の一部を反射し、一部を透過させるものであるので、明る い側からは反射して暗い側を透視することができず、暗い側からは明るい側を透 視することができる。 室内明視用の照明器具は、これを消灯しているとき、相対的に貯蔵室内が暗、 外部が明の状態になり、これを点灯したとき、相対的に貯蔵室内が明、外部が暗 の状態になる。 したがって、照明器具が消灯されているとき、半透視部から貯蔵室内を透視す ることができないが、照明器具が点灯されると、半透視部から貯蔵室内を透視す ることができる。
【0011】 上述した技術的事項に基づく本考案冷蔵庫の場合、通常は、照明器具を消灯し て貯蔵室内を透視できない状態に保持しておき、庫内にどのような食品が収納さ れているかをみるとき、照明器具を点灯して半透視部より貯蔵室内を透視する。 このようにすると、庫内の点検に際して扉を開放する必要がなく、事前の確認 により庫内からの食品の取り出しも速やかに行なえ、総じて、扉の開閉時間、開 閉回数が少なくなる。 もちろん、照明器具を消灯しているとき、貯蔵室内が露見されることはない。
【0012】
【実施例】
本考案に係る冷蔵庫の一実施例について、図面を参照して説明する。 図1、図2に例示した冷蔵庫(電気冷蔵庫)11は、3ボックス−3ドア型か らなり、三つの貯蔵室12、13、14と、両貯蔵室12、13に対応する各扉 15、16、および、貯蔵室14に対応する抽斗17とを備えている。 この冷蔵庫11の場合、上段の貯蔵室12が冷凍保存用、中段の貯蔵室13が 冷蔵保存用、下段の貯蔵室14が低温保存用となっている。
【0013】 図1、図2において、中段の貯蔵室13内には、室内明視用の照明器具18が 備えられており、その貯蔵室13を開閉するための扉16には、照明器具18の スイッチ19と半透視部20とが設けられている。
【0014】 照明器具18は、電球類を含む公知ないし周知のものが任意に採用され、貯蔵 室13内を明視することのできるワット数を有している。 上記のうちから選択される照明器具18としては、点灯時の発熱量が少ないも のが望ましく、その一例として、蛍光灯が採用される。 かかる照明器具18は、貯蔵室13内の上壁、下壁、側壁などに周知の手段で 取りつけられるのであり、図示例では、扉16の内面に接近した貯蔵室13内の 上壁に当該照明器具18が取りつけられている。
【0015】 照明器具18のスイッチ19も、接触式、非接触式など、公知ないし周知のも のが任意に採用される。 代表的なスイッチ19として、接触式の各種スナップスイッチをあげることが でき、他に、非接触式の近接スイッチ、接触式または非接触式のセンサスイッチ もあげることができる。 かかるスイッチ19は、扉16の表面において、使いがってのよい位置に取り つけられている。
【0016】 半透視部20は、扉16に形成された開口部21内に半透鏡(ハーフミラー) を含む部材が嵌めこまれて構成される。 周知のとおり、半透鏡(ハーフミラー)は、ガラス、プラスチック(=合成樹 脂)などの透明体をベースとし、その透明体の表面に金属薄膜または非金属多層 膜を蒸着して、反射光、透過光の強度がほとんど等しくなるようにつくられたも のである。 半透視部20の一例として図示したものは、半透鏡22の前後にガラス、プラ スチック等からなる断熱用、補強用の透明体23が配置され、これらが前記開口 部21内に気密に嵌めこまれて構成されている。 この場合、半透鏡22と各透明体23との間には、断熱空間24が介在されて いる。
【0017】 半透視部20を構成するための部材は、半透鏡22と透明体23とが高度の光 透過性を有する透明な接着剤で張り合わされたものでもよい。 断熱空間24内には、半透視部20の透明度を損なわない程度に、縦方向およ び/または横方向の仕切り、桟などが設けられることがある。 こうした場合、断熱空間24内での対流が抑制ないし阻止されるので、扉の断 熱効果が高まり、扉の強度も増す。 さらに、扉の断熱効果を高めるために、断熱空間24内が真空に保持されるこ ともある。 扉16に形成される半透視部20は、実施可能な範囲において、これの大きさ (寸法)、これの個数、これを形成する位置が自由に設定される。 他の貯蔵室12、14の扉15、抽斗17前面などにも、上記と同様にして半 透視部を設けることができる。 その他、上述した技術内容は、冷蔵庫の型式、用途などに限定されず、各種の 冷蔵庫に適用することができる。
【0018】 図1、図2に例示した冷蔵庫11の場合、通常は、照明器具18を消灯して貯 蔵室13内を透視不可の状態にしておき、貯蔵室13内にどのようなものが収納 されているかをみるときに、扉16を開放することなく、スイッチ19を介して 照明器具18を点灯し、半透視部20より貯蔵室13内を透視する。 その他の使用態様は、通常の冷蔵庫と変わりない。
【0019】
【考案の効果】
本考案に係る冷蔵庫は、貯蔵室の扉に半透視部が設けられており、貯蔵室内に 照明器具が備えられている。 したがって、通常は、照明器具を消灯しておくことにより、貯蔵室内部の露見 を防止することができ、庫内点検などに際しては、照明器具を点灯して半透視部 から貯蔵室内を透視することにより、扉の開閉時間、開閉回数を少なくすること ができ、もって、貯蔵品の鮮度を高度に保持し、貯蔵品の腐敗を効果的に防止す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る冷蔵庫の一実施例を示した斜視図
である。
【図2】図1に例示した冷蔵庫の縦断面図である。
【符号の説明】
11 冷蔵庫 13 貯蔵室 16 扉 18 照明器具 20 半透視部 22 半透鏡(ハーフミラー)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯蔵室を開閉するための扉に半透視部が
    設けられており、当該扉を有する貯蔵室内に照明器具が
    備えられていることを特徴とする冷蔵庫。
JP3468691U 1991-04-17 1991-04-17 冷蔵庫 Pending JPH04120587U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3468691U JPH04120587U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3468691U JPH04120587U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 冷蔵庫

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04120587U true JPH04120587U (ja) 1992-10-28

Family

ID=31917043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3468691U Pending JPH04120587U (ja) 1991-04-17 1991-04-17 冷蔵庫

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JP (1) JPH04120587U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016153723A (ja) * 2016-06-02 2016-08-25 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
KR20190137473A (ko) * 2018-06-01 2019-12-11 엘지전자 주식회사 냉장고
WO2020178115A1 (en) * 2019-03-05 2020-09-10 BSH Hausgeräte GmbH Household refrigeration apparatus with a drawer

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JP2016153723A (ja) * 2016-06-02 2016-08-25 日立アプライアンス株式会社 冷蔵庫
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