JPH04119981A - 斑点模様を具備した衛生陶器類の製造方法 - Google Patents
斑点模様を具備した衛生陶器類の製造方法Info
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- JPH04119981A JPH04119981A JP24174390A JP24174390A JPH04119981A JP H04119981 A JPH04119981 A JP H04119981A JP 24174390 A JP24174390 A JP 24174390A JP 24174390 A JP24174390 A JP 24174390A JP H04119981 A JPH04119981 A JP H04119981A
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- 229910052571 earthenware Inorganic materials 0.000 title 1
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 24
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
「発明の目的」
(産業上の利用分野)
本発明は、斑点模様を具備した衛生陶器類(便器、洗面
器、アクセサリ−など)の製造方法に関するものである
。
器、アクセサリ−など)の製造方法に関するものである
。
(従来の技術)
最近の個人住宅などでは、生活空間の高級化が重要視さ
れる傾向にある。殊に、浴室、トイレ。
れる傾向にある。殊に、浴室、トイレ。
洗面室など、−人になれる空間において、ゆったりと落
ち着ける雰囲気を醸し出すことに工夫が凝らされてきて
いる。そういった中で、便器、浴槽。
ち着ける雰囲気を醸し出すことに工夫が凝らされてきて
いる。そういった中で、便器、浴槽。
シャワー、洗面器などを広めの1室内へ配置して、新し
いタイプのリラックスルームづくりが盛んとなってきた
。
いタイプのリラックスルームづくりが盛んとなってきた
。
この種の室では、その室内を装飾する壁面材や床材(主
にタイル)などをも含めて、各種衛生陶器類の形状や表
面性状(模様を含む)などを統一する必要が生じること
は言うまでもない、実際、壁面材や各種衛生陶器類を全
て自然石調の斑点模様に統一することも行われていた。
にタイル)などをも含めて、各種衛生陶器類の形状や表
面性状(模様を含む)などを統一する必要が生じること
は言うまでもない、実際、壁面材や各種衛生陶器類を全
て自然石調の斑点模様に統一することも行われていた。
ところで、タイルなどの壁面材は、殆どが平板状の単純
な外形状を有しており且つ小型であるため、技術的に高
度な施釉方法を単一的又は複合的に採り入れることが可
能であり、その結果、実物の自然石と見分けるのが困難
なほど精巧な表面に仕上げることも比較的簡単に行える
ものであった。
な外形状を有しており且つ小型であるため、技術的に高
度な施釉方法を単一的又は複合的に採り入れることが可
能であり、その結果、実物の自然石と見分けるのが困難
なほど精巧な表面に仕上げることも比較的簡単に行える
ものであった。
また、製品各個において表現のトーンを合わせることな
ども、比較的簡単にできた。しかし、衛生陶器類では、
それぞれの機能に応じて多種多様の外形状を呈するもの
であり、中には滑らかな曲面や直線的な折曲面が混在す
る如き複雑な外形状を有するものもあった。従って、衛
生陶器類に採用可能な施釉方法としては殆どがスプレー
施釉に限られていた。この場合、衛生陶器類の表面に斑
点模様を具備させるには、施釉及び本焼を経た状態のも
のに対してその平滑な表面に転写紙を貼着し、これを焼
付けるといった方法しか採用できなかった。なお、スプ
レー施釉においては、そのスプレー圧(噴霧圧)を調節
することで釉薬をボタボタと滴下させ、細め布面を釉粒
の分散した凹凸状態に形成させることもできたが、この
方法では、製品各個において同しものを製造することは
できず、採用できなかった。
ども、比較的簡単にできた。しかし、衛生陶器類では、
それぞれの機能に応じて多種多様の外形状を呈するもの
であり、中には滑らかな曲面や直線的な折曲面が混在す
る如き複雑な外形状を有するものもあった。従って、衛
生陶器類に採用可能な施釉方法としては殆どがスプレー
施釉に限られていた。この場合、衛生陶器類の表面に斑
点模様を具備させるには、施釉及び本焼を経た状態のも
のに対してその平滑な表面に転写紙を貼着し、これを焼
付けるといった方法しか採用できなかった。なお、スプ
レー施釉においては、そのスプレー圧(噴霧圧)を調節
することで釉薬をボタボタと滴下させ、細め布面を釉粒
の分散した凹凸状態に形成させることもできたが、この
方法では、製品各個において同しものを製造することは
できず、採用できなかった。
(発明が解決しようとする課題)
従来、転写紙を焼付けることによって斑点模様を具備さ
せた衛生陶器類は、その表面が手順であった。そのため
、立体感として乏しく、その周囲へ配置される壁面材や
床材などとの間で浮き上がった感じを呈するものとなっ
ていた。従って、前記したリラックスルーム全体として
、その室内を統一するというには、程遠いものがあった
。
せた衛生陶器類は、その表面が手順であった。そのため
、立体感として乏しく、その周囲へ配置される壁面材や
床材などとの間で浮き上がった感じを呈するものとなっ
ていた。従って、前記したリラックスルーム全体として
、その室内を統一するというには、程遠いものがあった
。
本発明は、上記の如き事情に鑑みてなされたものであっ
て、衛生陶器類にあっても、壁面材などと同じ自然石調
の斑点模様とすることができる、新規な製造方法(以下
、本発明方法と言う)を提供することを目的とする。
て、衛生陶器類にあっても、壁面材などと同じ自然石調
の斑点模様とすることができる、新規な製造方法(以下
、本発明方法と言う)を提供することを目的とする。
「発明の構成」
(課題を解決するだめの手段)
本発明方法の要旨とするところは、斑点模様を具備した
便器、洗面器、アクセサリ−などの衛生陶器類を製造す
る方法において、衛生陶器類の生素地体に基礎となる釉
薬を塗布し、続いて上記と同質又は近似質の釉薬をスプ
レー施釉して基礎となる釉薬層上に釉滴が分散状に付着
した粒分散層を形成させ、更に前記粒分散層の付着粕漬
と基礎釉薬層との間で生ずる鋭角な内隅を埋める如く同
質又は近似質の釉薬をスプレー施釉し、この生素地体を
焼成して粗面表面を備えた焼成基体を得、しかる後斑点
模様を有した転写紙を前記焼成基体の粗面表面に密着的
に貼着し、該転写紙の連繋フィルムなどが焼失可能な温
度で焼付は処理する点にある。
便器、洗面器、アクセサリ−などの衛生陶器類を製造す
る方法において、衛生陶器類の生素地体に基礎となる釉
薬を塗布し、続いて上記と同質又は近似質の釉薬をスプ
レー施釉して基礎となる釉薬層上に釉滴が分散状に付着
した粒分散層を形成させ、更に前記粒分散層の付着粕漬
と基礎釉薬層との間で生ずる鋭角な内隅を埋める如く同
質又は近似質の釉薬をスプレー施釉し、この生素地体を
焼成して粗面表面を備えた焼成基体を得、しかる後斑点
模様を有した転写紙を前記焼成基体の粗面表面に密着的
に貼着し、該転写紙の連繋フィルムなどが焼失可能な温
度で焼付は処理する点にある。
(作 用)
衛生陶器類の生素地体へ基礎となる釉薬を塗布した後、
この上面からスプレー施釉によって釉滴を滴下させると
、該釉滴の付着により、凹凸を成す如き粒分散層が得ら
れる。この粒分散層では、先に設けられた基礎釉薬層に
対して付着粕漬が鋭角の内隅を形成するようになるが、
該内隅は、その後の処理において不具合を生じるものと
なる。
この上面からスプレー施釉によって釉滴を滴下させると
、該釉滴の付着により、凹凸を成す如き粒分散層が得ら
れる。この粒分散層では、先に設けられた基礎釉薬層に
対して付着粕漬が鋭角の内隅を形成するようになるが、
該内隅は、その後の処理において不具合を生じるものと
なる。
そこで、これを埋める如くスプレー施釉を繰り返す(こ
の場合は、釉滴が生じないように霧状とする)。このよ
うにして成る生素地体を焼成して焼成基体を得た場合、
前記付着粕漬による凹凸は、その輪郭線が適度な丸みを
連続させた如き状態となっているから、転写紙の貼着が
密着的に行えるものとなる。従って、該転写紙の貼着さ
れた焼成基体に対して焼付は処理を行えば、その表面は
、適度な凹凸と斑点模様とをV!備した自然石調の表面
となる。
の場合は、釉滴が生じないように霧状とする)。このよ
うにして成る生素地体を焼成して焼成基体を得た場合、
前記付着粕漬による凹凸は、その輪郭線が適度な丸みを
連続させた如き状態となっているから、転写紙の貼着が
密着的に行えるものとなる。従って、該転写紙の貼着さ
れた焼成基体に対して焼付は処理を行えば、その表面は
、適度な凹凸と斑点模様とをV!備した自然石調の表面
となる。
(実施例)
以下、本発明を、その実施例を示す図面に基づいて説明
すると次のとおりである。
すると次のとおりである。
第1図は、本発明方法の実施手順が理解し易くなるよう
に描いた模式図である。なお、説明の便宜を図るために
、衛生陶器類の生素地体lを平板状をしたものとした。
に描いた模式図である。なお、説明の便宜を図るために
、衛生陶器類の生素地体lを平板状をしたものとした。
本発明方法では、まず、衛生陶器類の生素地体1に対し
て基礎釉薬Jif2を形成させる。該基礎釉薬層2は、
爾後に控える施釉工程の地均し的意味合いを強く有し、
また生素地体1の表面を直接的に被覆する保護材的意味
合いをも有するものである。従って、該基礎釉薬層2に
用いる釉薬には、生素地体1に対する熱膨張率の合致性
や塗布作業の容易性などに重点をおいた選出ができるも
のであり、透明度や色彩的要因などは無視してよい。
て基礎釉薬Jif2を形成させる。該基礎釉薬層2は、
爾後に控える施釉工程の地均し的意味合いを強く有し、
また生素地体1の表面を直接的に被覆する保護材的意味
合いをも有するものである。従って、該基礎釉薬層2に
用いる釉薬には、生素地体1に対する熱膨張率の合致性
や塗布作業の容易性などに重点をおいた選出ができるも
のであり、透明度や色彩的要因などは無視してよい。
ただし、焼成時において軸流れなどが生じることは避け
なければならないため、熔融粘性の比較的高いものを選
出しておくことが必要である。生素地体1に対して基礎
釉薬層2を形成させるうえでは、従来公知のいずれの施
釉方法を用いても別設構わないが、スプレー施釉が最も
好適であることは言うまでもない。
なければならないため、熔融粘性の比較的高いものを選
出しておくことが必要である。生素地体1に対して基礎
釉薬層2を形成させるうえでは、従来公知のいずれの施
釉方法を用いても別設構わないが、スプレー施釉が最も
好適であることは言うまでもない。
次に、上記の如く設けられた基礎釉薬層2に対して粒分
散N3を形成させる。該粒分散層3は、前記基礎釉薬層
2の上面へ多数の釉滴を分散状に付着させることで、該
基礎釉薬層2上を凹凸状に形成するためのものである。
散N3を形成させる。該粒分散層3は、前記基礎釉薬層
2の上面へ多数の釉滴を分散状に付着させることで、該
基礎釉薬層2上を凹凸状に形成するためのものである。
該粒分散層3を形成させるための具体的手段は、スプレ
ー施釉を行う場合のスプレー圧(噴霧圧)を弱くする方
向へ調節して、釉薬をボタボタと滴下させるものである
。
ー施釉を行う場合のスプレー圧(噴霧圧)を弱くする方
向へ調節して、釉薬をボタボタと滴下させるものである
。
該粒分散層3に用いる釉薬には、上記基礎釉薬層2で用
いた釉薬と同質のものか、又は粘度や収縮性において前
記基礎釉薬層2用の釉薬と近似した性質を有するものを
用いる。
いた釉薬と同質のものか、又は粘度や収縮性において前
記基礎釉薬層2用の釉薬と近似した性質を有するものを
用いる。
ところで、第2図に拡大して示すように、上記粒分散層
3の付着釉滴4,4.・・・の中には、基礎釉薬層2の
上面との間で鋭角な内隅10を有するものが存在する。
3の付着釉滴4,4.・・・の中には、基礎釉薬層2の
上面との間で鋭角な内隅10を有するものが存在する。
この内隅10は、爾後の工程で転写紙を貼着する場合に
、その密着性を阻害し、空気溜りを生じさせる原因とな
って不具合を生じる。そこで該内隅10は埋めておく必
要がある。そのため、スプレー施釉により、基礎釉薬層
2及び粒分散層3の上面からもう一度施釉する(第1図
中の符号11参照)、ここでのスプレー施釉では、釉薬
を霧状に塗布し、滴下を防止することは言うまでもない
、また、このスプレー施釉に用いる釉薬も、前記基礎釉
薬層2や粒分散層3で用いた釉薬と同質又は近似質のも
のを用いる。
、その密着性を阻害し、空気溜りを生じさせる原因とな
って不具合を生じる。そこで該内隅10は埋めておく必
要がある。そのため、スプレー施釉により、基礎釉薬層
2及び粒分散層3の上面からもう一度施釉する(第1図
中の符号11参照)、ここでのスプレー施釉では、釉薬
を霧状に塗布し、滴下を防止することは言うまでもない
、また、このスプレー施釉に用いる釉薬も、前記基礎釉
薬層2や粒分散層3で用いた釉薬と同質又は近似質のも
のを用いる。
次に、上記三回にわたる施釉を終えた生素地体1を焼成
する。焼成条件は、釉薬の種類や生素地体lの素地質に
よって適切な条件を選出すればよい。一般的には、12
00℃程度の焼成温度とする。
する。焼成条件は、釉薬の種類や生素地体lの素地質に
よって適切な条件を選出すればよい。一般的には、12
00℃程度の焼成温度とする。
焼成後に得られる焼成基体の表面は、前記粒分散層3に
よる凹凸(各付着釉滴4,4.・・・)が適度な丸みを
帯びるようになり、曲線のみによって連続した輪郭線を
呈する如くなっている。
よる凹凸(各付着釉滴4,4.・・・)が適度な丸みを
帯びるようになり、曲線のみによって連続した輪郭線を
呈する如くなっている。
しかる後、上記衛生陶器類の焼成基体に対して、その粗
面表面へ転写紙を貼着する。第3図に、転写紙5を拡大
断面して示す、該転写紙5は、台紙6に対して粘着剤層
7.模様層8及び連繋フィルム9が積層されて成るもの
であって、このうち模様層8においては適宜の自然石(
例えば大理石)の斑点模様を表現するぺ(各色の絵具又
は顔料が配色されている。該転写紙5を台紙6から剥離
して焼成基体へ貼着する場合(第1図参照)、前記した
如く該焼成基体の粗面表面は適度な丸みが連続した状態
にあるため、転写紙5との間で空気溜りが発生すること
を防止して密着させることができる。該転写紙5は、約
800℃程度で粘着剤層7及び連繋フィルム9が焼失し
、模様層8が発色するようになるので、この温度で焼成
基体を焼付は処理する。
面表面へ転写紙を貼着する。第3図に、転写紙5を拡大
断面して示す、該転写紙5は、台紙6に対して粘着剤層
7.模様層8及び連繋フィルム9が積層されて成るもの
であって、このうち模様層8においては適宜の自然石(
例えば大理石)の斑点模様を表現するぺ(各色の絵具又
は顔料が配色されている。該転写紙5を台紙6から剥離
して焼成基体へ貼着する場合(第1図参照)、前記した
如く該焼成基体の粗面表面は適度な丸みが連続した状態
にあるため、転写紙5との間で空気溜りが発生すること
を防止して密着させることができる。該転写紙5は、約
800℃程度で粘着剤層7及び連繋フィルム9が焼失し
、模様層8が発色するようになるので、この温度で焼成
基体を焼付は処理する。
このようにして得られる衛生陶器類は、その表面が適度
に凹凸状となり、且つ自然石調の斑点模様が付された状
態となっている。そのため、実物の自然石と見分けるの
が困難なほど精巧なものとなり、タイルなどの壁面材や
床材との間で統一のとれた表面性状を醸し出すことがで
きる。しがも、その表面の斑点模様は、転写紙によって
表現されたものであるから、衛生陶器類の製品各個にお
いて同じものを製造することもできるものである。
に凹凸状となり、且つ自然石調の斑点模様が付された状
態となっている。そのため、実物の自然石と見分けるの
が困難なほど精巧なものとなり、タイルなどの壁面材や
床材との間で統一のとれた表面性状を醸し出すことがで
きる。しがも、その表面の斑点模様は、転写紙によって
表現されたものであるから、衛生陶器類の製品各個にお
いて同じものを製造することもできるものである。
(別態様の検討)
前述した如く、本発明方法は、便器、洗面器。
アクセサリ−(灰皿、小物入、棚、照明用容器類)をは
じめ、カウンター板や収納庫の扉板など、あらゆる衛生
陶器の製造方法として実施可能なものである。また、本
発明方法において用いる釉薬や転写紙については、従来
公知のものから適宜選択可能であるし、それらの選択次
第で焼成条件や焼付は条件が異なるようになることも、
既に述べたところである。このように、本発明方法の細
部にわたる構成は、実施の態様に応じて適宜変更可能な
ものである。
じめ、カウンター板や収納庫の扉板など、あらゆる衛生
陶器の製造方法として実施可能なものである。また、本
発明方法において用いる釉薬や転写紙については、従来
公知のものから適宜選択可能であるし、それらの選択次
第で焼成条件や焼付は条件が異なるようになることも、
既に述べたところである。このように、本発明方法の細
部にわたる構成は、実施の態様に応じて適宜変更可能な
ものである。
「発明の効果」
以上の説明で明らかなように、本発明に係る斑点模様を
具備した衛生陶器類の製造方法によれば、あらゆる衛生
陶器類において、壁面材や床材などと同程度の自然方間
斑点模様を醸し出すことができるものである。そのため
、前記した如きリラックスルームを構築する場合に、そ
の室内全体を統一のとれた雰囲気に徹底させることがで
きるものであり、その使用者に対して満足のいく落着き
又は高級感を与えることができる。また、本発明方法で
は、転写紙の貼着に関して密着性を持たせられるように
工夫しであるので、その焼付は処理後において斑点模様
部分が剥離するようなことはなく、製品の長寿命化が図
られる等、幾多の優れた利点を有している。
具備した衛生陶器類の製造方法によれば、あらゆる衛生
陶器類において、壁面材や床材などと同程度の自然方間
斑点模様を醸し出すことができるものである。そのため
、前記した如きリラックスルームを構築する場合に、そ
の室内全体を統一のとれた雰囲気に徹底させることがで
きるものであり、その使用者に対して満足のいく落着き
又は高級感を与えることができる。また、本発明方法で
は、転写紙の貼着に関して密着性を持たせられるように
工夫しであるので、その焼付は処理後において斑点模様
部分が剥離するようなことはなく、製品の長寿命化が図
られる等、幾多の優れた利点を有している。
第1図は本発明方法の実施手順が理解し易くなるように
描いた模式図、第2図は基礎釉薬層Gこ対して付着釉滴
が付着した様子を拡大して示す側断面図、第3図は転写
紙を拡大して示す側断面図である。 l・・・生素地体 2・・・基礎釉薬層3・・・
粒分散層 4・・・付着釉滴5・・・転写IE
9・・・連繋フィルム10・・・内隅 特許出願人 株式会社イナソクス 代 理 人 弁理士 内1)敏彦
描いた模式図、第2図は基礎釉薬層Gこ対して付着釉滴
が付着した様子を拡大して示す側断面図、第3図は転写
紙を拡大して示す側断面図である。 l・・・生素地体 2・・・基礎釉薬層3・・・
粒分散層 4・・・付着釉滴5・・・転写IE
9・・・連繋フィルム10・・・内隅 特許出願人 株式会社イナソクス 代 理 人 弁理士 内1)敏彦
Claims (1)
- 1、斑点模様を具備した便器、洗面器、アクセサリーな
どの衛生陶器類を製造する方法において、衛生陶器類の
生素地体に基礎となる釉薬を塗布し、続いて上記と同質
又は近似質の釉薬をスプレー施釉して基礎となる釉薬層
上に釉滴が分散状に付着した粒分散層を形成させ、更に
前記粒分散層の付着釉滴と基礎釉薬層との間で生ずる鋭
角な内隅を埋める如く同質又は近似質の釉薬をスプレー
施釉し、この生素地体を焼成して粗面表面を備えた焼成
基体を得、しかる後斑点模様を有した転写紙を前記焼成
基体の粗面表面に密着的に貼着し、該転写紙の連繋フィ
ルムなどが焼失可能な温度で焼付け処理することを特徴
とする斑点模様を具備した衛生陶器類の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2241743A JPH0755871B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 斑点模様を具備した衛生陶器類の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2241743A JPH0755871B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 斑点模様を具備した衛生陶器類の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119981A true JPH04119981A (ja) | 1992-04-21 |
JPH0755871B2 JPH0755871B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=17078885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2241743A Expired - Fee Related JPH0755871B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | 斑点模様を具備した衛生陶器類の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755871B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015044719A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 株式会社豊田中央研究所 | 耐熱黒鉛部材およびその製造方法 |
CN116410020A (zh) * | 2023-04-04 | 2023-07-11 | 福建省德化县华茂陶瓷有限公司 | 滴釉仿绿珊瑚条纹釉陶瓷及其制备方法 |
-
1990
- 1990-09-11 JP JP2241743A patent/JPH0755871B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015044719A (ja) * | 2013-08-29 | 2015-03-12 | 株式会社豊田中央研究所 | 耐熱黒鉛部材およびその製造方法 |
CN116410020A (zh) * | 2023-04-04 | 2023-07-11 | 福建省德化县华茂陶瓷有限公司 | 滴釉仿绿珊瑚条纹釉陶瓷及其制备方法 |
CN116410020B (zh) * | 2023-04-04 | 2024-04-16 | 福建省德化县华茂陶瓷有限公司 | 滴釉仿绿珊瑚条纹釉陶瓷及其制备方法 |
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Publication number | Publication date |
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JPH0755871B2 (ja) | 1995-06-14 |
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