JPH04119234A - 長周期構造物用振子式制振装置 - Google Patents

長周期構造物用振子式制振装置

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Publication number
JPH04119234A
JPH04119234A JP23436890A JP23436890A JPH04119234A JP H04119234 A JPH04119234 A JP H04119234A JP 23436890 A JP23436890 A JP 23436890A JP 23436890 A JP23436890 A JP 23436890A JP H04119234 A JPH04119234 A JP H04119234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanging
weight
pin
damping device
roller
Prior art date
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Pending
Application number
JP23436890A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kojima
修 小島
Naoyoshi Tsumura
津村 直宜
Akio Kimijima
君島 昭男
Hiroshi Horiuchi
博 堀内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chuzo Co Ltd
JFE Engineering Corp
Original Assignee
Nippon Chuzo Co Ltd
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Chuzo Co Ltd, NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical Nippon Chuzo Co Ltd
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Publication of JPH04119234A publication Critical patent/JPH04119234A/ja
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は風などによる構造物の振動を抑制するための振
子式制振装置に関するものである。
[従来の技術] 第5図は従来の振子式制振装置の構成図で、図中、(1
)は上部支持部、(2)はピン、(3)は振子吊材、(
4)は重錘、(4a)はその重心、(5)はダンパであ
る。
振子式制振装置は、重錘(4)を、上部支持部(1)に
ピン(2)接合により懸吊してなるものである。
ピン(2)から重錘(4)の重心(4a)までの長さを
Lとすれば、制振対象の構造物の周期がT秒の場合、L
は次式で与えられる。
ここでg:重力加速度 また第6図は、鹿島建設 平2−30858号及び三菱
重工業カタログに記載の多段型制振装置の構成図で、図
中(1)〜(5)は上記第5図に示す装置と同一または
相当部品、(6a)、(6b)、・・・・・・はフレー
ム、(7)は重錘支持台である。
図にみるように、重錘(4)を載置する重錘支持台(7
)を、吊材(3a)〜(3n)とフレーム(6a)〜(
6n)とにより多段に懸吊してなるものである。
[発明が解決しようとする課題] ところで上記従来の振子式制振装置のうち、第5図に示
す制振装置にあっては、構造物の固有周期が長くなると
吊材(3)の長さが長くなり、その結実装置が大きくな
って、装置のためのスペースが過大となる。ちなみに周
期が6秒の場合はLは8.9m、周期が7秒の場合はL
は12.2mとなる。
第6図に示す多段型振子式制振装置は、こうした過大な
スペースを不要ならしめるために考えられたものである
。この場合は必要な吊材長さは、第1吊材(3a)〜第
n吊材(3n)の長さの和により確保されるので、制振
装置全体の大きさはそれほど大きくはならない。しかし
第1フレーム(6a)〜第(n −1)フレーム(8n
)が必要となり、またフレームの振動を抑制するためフ
レーム間ダンパ(5a)が必要となるなど、機構が複雑
となり、それに伴って振動性状も複雑となる。
本発明は従来の振子式制振装置の上記問題点を解消する
ためになされたもので、機構が簡単な割に制振効果の高
い長周期構造物用振子式制振装置を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明に係る振子式制振装置
は、第1図に示すように、重錘(4)を載置する重錘支
持台(10)を、上部支持部(1)より懸吊してなり、
重錘支持台(10)を懸吊する複数個の吊材(3)のう
ち、一部の吊材(3a)はその両端をそれぞれ上部支持
部(1)及び上記重錘支持台(10)にピン接合すると
ともに、残部の吊材(3b)の一端は上部支持部(1)
にピン接合し、他端は重錘支持台(10)に設けた左右
に移動自在のローラ(11)に接続している。
また上記の、一端を上部支持部のピン(2)に、他端を
重錘支持台(10)のローラ(11)に接続した吊材(
3b)については、ピン(2)側に吊材長さ調節装置(
12)を備えた。
[作用] 上記振子式制振装置において、静止時には振子吊材のロ
ーラ(11)は、ピン(2)の鉛直下方に位置して全体
の釣合いを保持する。
構造物が振動すると、重錘(4)は構造物の振動を打ち
消すように作用する。すなわち第4図において、重錘(
4)がδだけ移動するとき、振子吊材のローラ(11)
は常に上部支持部のピン(2)の鉛直下方に位置するよ
うに移動し、重錘(4)に水平復元力をもたらすのは両
端がピン接合の吊材(3a)だけである。したがって複
数個の吊材のうち、両端ピン接合の吊材(3a)をα個
、一端ビン接合、他端ローラ接合の吊材(3b)をβ個
配置することにより、水平復元力はα/α+βに低下す
る。すなわち見掛は上吊材長さがα十β/α倍されたも
のと同等の挙動となるので、吊材長さを長くすることな
く長周期構造物用振子式制振装置が実現できる。
また重錘の変形が大きくなって、両端ピン接合の吊材(
3a)の変形に伴う重錘の上下動が無視できない場合は
、前記吊材長さ調整装! (12)により、一端ビン、
他端ローラの吊材(8b)も緊張状態を維持することが
できるのである。
[発明の実施例] 第1図は本発明の一実施例を示す振子式制振装置の構成
図、第2図は吊材長さ調整装置の側面図、第3図はロー
ラ部の拡大図である。
本発明に係る振子式制振装置は、既に説明したように、
重錘(4)を重錘支持部(10)に載置し、その重錘支
持部(lO)を複数個の吊材(3)で懸吊してなるもの
である。ただし吊材(3)により懸吊する際、複数個の
吊材(3)のうち一部α個の吊材(3a)は上部支持部
(1)、重錘支持部(10)ともにピン接合とし、残り
β個の吊材(3b)は上部支持部(1)とはピン接合、
重錘支持部(10)とはローラ接合とする。
また第2図に示す吊材長さ調整装置は、吊材(3b)の
上部支持部(1)とのピン接合部のピン(2)に、コイ
ルばね(工3)を装着して構成されている。
なおローラ(11)は第1図に示すように図の左右方向
に移動自在に構成してもよいが、第2図にみるように、
ローラ(11a) (llb)を2段に組合わせ左右だ
けでなく紙面に直交する方向にも移動し得るように構成
してもよい。
[発明の効果] 本発明は、重錘を載置するt錘支持台を、上部支持部よ
り複数個の吊材により懸吊してなる振子式制振装置にお
いて、上記複数個の吊材のうち、一部の吊材はその両端
を上部支持部及び上記重錘支持台にピン接合するととも
に、残部の吊材の一端は上部支持部にピン接合し、他端
は重錘支持台に設けた移動自在のローラに接続して構成
したので、簡単な機構でありながら制振効果の大きい長
周期構造物用振子式制振装置を得ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である長周期構造物用振子式
制振装置の構成図、第2図はその吊材長さ調整装置の側
面図、第3図はローラ部の拡大図、第4図は制振装置の
動作を示す説明図、第5図は従来の振子式制振装置の構
成図、第6図は従来の多段型振子式制振装置の構成図で
ある。 図中、(1)は上部支持部、(2)はビン、(3)は吊
材、(3a)は両端をピン接合とした吊材、(3b)は
一端をピン接合、他端をローラ接合とした吊材、(4)
は重錘、(5)はダンパ、(lO)は重錘支持台、(1
1)はローラ、(12)は吊材長さ調整装置、(13)
はコイルばねである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重錘を載置する重錘支持台を、上部支持部より吊
    材により懸吊してなる振子式制振装置において、 上記複数個の吊材のうち、一部の吊材はその両端を上部
    支持部及び上記重錘支持台にピン接合するとともに、 他の吊材の一端は上部支持部にピン接合し、他端は重錘
    支持台に設けた移動自在のローラに接続して構成した ことを特徴とする長周期構造物用振子式制振装置。
  2. (2)上記長周期構造物用振子式制振装置において、 その一端を上部支持部にピン接合し、他端は重錘支持台
    に設けた移動自在のローラに接続する吊材のピン側に、
    吊材長さ調整装置を装着したことを特徴とする請求項(
    1)に記載の長周期構造物用振子式制振装置。
JP23436890A 1990-09-06 1990-09-06 長周期構造物用振子式制振装置 Pending JPH04119234A (ja)

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JP23436890A JPH04119234A (ja) 1990-09-06 1990-09-06 長周期構造物用振子式制振装置

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JP23436890A JPH04119234A (ja) 1990-09-06 1990-09-06 長周期構造物用振子式制振装置

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ID=16969914

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JP23436890A Pending JPH04119234A (ja) 1990-09-06 1990-09-06 長周期構造物用振子式制振装置

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JP (1) JPH04119234A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004007990A1 (de) * 2002-07-10 2004-01-22 Guido Tschopp Führung mit nullpunktrückstellung
JP2017008634A (ja) * 2015-06-24 2017-01-12 大成建設株式会社 多段振り子式チューンド・マス・ダンパー

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004007990A1 (de) * 2002-07-10 2004-01-22 Guido Tschopp Führung mit nullpunktrückstellung
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