JPH0411912A - 流体フィルタ用不織布 - Google Patents

流体フィルタ用不織布

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Publication number
JPH0411912A
JPH0411912A JP2111475A JP11147590A JPH0411912A JP H0411912 A JPH0411912 A JP H0411912A JP 2111475 A JP2111475 A JP 2111475A JP 11147590 A JP11147590 A JP 11147590A JP H0411912 A JPH0411912 A JP H0411912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nonwoven fabric
amount
binder
fibers
fluid filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2111475A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Ishikawa
石川 徹夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
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Publication of JPH0411912A publication Critical patent/JPH0411912A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は流体フィルタ用不織布に関し、特に、流体中に
混入しているダストを効率良く除去することのできる流
体フィルタ用不織布に関するものである。
〔従来技術および解決しようとする課題〕一般に流体フ
ィルタ用不織布にあっては、流体フィルタ用不織布の主
機能である通油性、およびダスト捕捉性は、繊維量、バ
インダー量、および不織布の厚みの3つの因子で決定さ
れる空隙率と相関関係があることが知られているが、そ
れらの定量値がないために、不織布を製造する際、およ
びそれを使用した流体フィルタの設計をする際において
支障を来しているのが現状である。
そこで、本発明は、従来の不織布の製造、およびそれを
使用した流体フィルタの設計に際しての困難性に鑑みて
なされたものであって、その目的とするところは、ダス
ト捕捉性を向上させるとともに、製造時の容易化を図り
、これにより不織布を使用した流体フィルタの設計を容
易にすることができる流体フィルタ用不織布を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、複数の繊維をバ
インダーで連結して形成した流体フィルタ用不織布であ
って、該流体フィルタ用不織布は、それに使用する繊維
を連結するのに使用するバインダーの量を、前記繊維の
重量に対して20%以上の重量%にした構成を有してい
る。
本発明の第2の流体フィルタ用不織布として、前記第1
の構成において、前記バインダーの量を、前記繊維の重
量に対して30%±5%の重量%とした構成を有してい
る。
〔作用〕
本発明は上記の手段を採用したことにより、繊維の重量
に対するバインダーの重量%を決定するだけで、所望の
通油量を確保することができ、しかも、繊維の脱落量を
少なくすることができることとなる。
〔実施例] 以下、本発明の実施例について説明する。
まず、流体フィルタ用不織布に好ましい不織布としては
、通油量が大きく、ダスト捕捉性にすぐれ、しかも、繊
維の脱落量が少ないことが望ましい。
そして、流体フィルタ用不織布を製造するに際して、ダ
スト捕捉率についてみると、同し空隙率でみた場合に各
繊維間を連結するバインダー量が少ない方が良好である
すなわち、ダスト捕捉率(%)と空隙率(%)との関係
は第1図に示されており、同図において、B v 5.
0は、バインダー量50の時のものを示し、Bv30は
、バインダー量が30の時のものを示し、ダストの平均
粒径は60μmである。
なお、ここで、バインダー量Bvは繊維重量に対して付
着しているバインダーの重量%を示す。
したがって、前記第1図からみてダスト捕捉性は同じ空
隙率でみた場合、バインダー量が少ない方が向上するこ
とが理解できる。
一方、繊維直径が23μmのものを用いた際のバインダ
ー量(重量%)と、繊維脱落量(mg)との関係は第2
図に示すようになり、この時の油温は25℃、吸い込み
負圧は300sgsHg、負圧作用時間は30分である
したがって、第2図から判断して、バインダー量が少な
すぎると繊維が脱落してしまうため、繊維脱落量を定量
化すると、バインダー量は20%以上が必要であり、特
に、30%±5%が好ましいものである。
また、通油量(j!/分)と、空隙率(%)との関係は
第3図に示すようになり、通油量は、繊維量、バインダ
ー量、および不織布の厚みの各因子がどうであろうと空
隙率が一定であれば通油量も一定である。
したがって、上記のことから、望ましい空隙率の不織布
を製造するに際しては、繊維の脱落量からバインダー量
を判断すれば良いことになる。
なお、空隙率をS、繊維の量をF、バインダーの量をB
v、繊維の密度をρ7、バインダーの密度をρ8、不織
布の寸法をa、b、tとするとつぎの式が成立する。
ここで、上記の式において、空隙率(S)を90%、繊
維の密度(ρ、)を1.375、バインダーの密度(ρ
、)を1.11、バインダーの量(Bv)を繊維の量(
F)Xo、3とし、そして、不織布の寸法であるaを1
00cm、bを100cm、およびtを0.2C11と
して、′繊維の量Fを計算すると、繊維量(F)は20
0.4(g/ボ)となる。
したがって、l 00CIIX 100CIIX 0.
 2cmの不織布を製造するのに際して、空隙率(S)
が90%のものとするのには繊維量を200.4(g/
rrr)、バインダー量を繊維量の30%とすることで
製造することができるものである。
なお、不織布の寸法a、b、tは製品仕様から決定する
ものである。
〔発明の効果〕
本発明は前記のように構成したことにより、通油性、お
よびダスト捕捉性を決定する因子である、繊維量、バイ
ンダー量、および不織布の厚みのうちのバインダー量を
決定することで、通油性およびダスト捕捉性を満足する
流体フィルタ用不織布を製造することができ、したがっ
て、流体フィルタ用不織布の設計を非常に容易に行なう
ことができるというすぐれた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はダスト捕捉率と空隙率との関係を示す図、第2
図はバインダー量と繊維脱落量との関係を示す図、第3
図は通油量と空隙率との関係を示す図である。 空酔tP(Olo) 第2図 Sv (’んン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の繊維をバインダーで連結して形成した流体
    フィルタ用不織布であって、該流体フィルタ用不織布は
    、それに使用する繊維を連結するのに使用するバインダ
    ーの量を、前記繊維の重量に対して20%以上の重量%
    にしたことを特徴とする流体フィルタ用不織布。
  2. (2)前記バインダーの量が、前記繊維の重量に対して
    30%±5%の重量%である請求項1記載の流体フィル
    タ用不織布。
JP2111475A 1990-04-26 1990-04-26 流体フィルタ用不織布 Pending JPH0411912A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4848857A (ja) * 1971-10-19 1973-07-10
JPS5571809U (ja) * 1978-11-11 1980-05-17
JPH01224507A (ja) * 1988-01-29 1989-09-07 Sfs Stadler Ag 気泡コンクリート内へねじ込むためのセルフタツピンねじ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4848857A (ja) * 1971-10-19 1973-07-10
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JPH01224507A (ja) * 1988-01-29 1989-09-07 Sfs Stadler Ag 気泡コンクリート内へねじ込むためのセルフタツピンねじ

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