JPH04118893A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH04118893A
JPH04118893A JP2238165A JP23816590A JPH04118893A JP H04118893 A JPH04118893 A JP H04118893A JP 2238165 A JP2238165 A JP 2238165A JP 23816590 A JP23816590 A JP 23816590A JP H04118893 A JPH04118893 A JP H04118893A
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JP
Japan
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light
discharge lamp
lamp
circuit
lighting device
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Application number
JP2238165A
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English (en)
Inventor
Takayuki Kamiya
紙谷 卓之
Masataka Ozawa
小沢 正孝
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、メタル7%ライドランプなとの放電ランプの
点灯を制御する放電灯点灯装置に関するものである。
従来の技術 メタルハライドランプなとの放電ランプの動作の間に一
般に発生する有害な電気泳動および音響共振作用を低減
または実質的に除去するために、放電ランプの一対の電
極間に比較的高い電圧を供給して、放電ランプに封入さ
れた励起可能な成分を励起し、その後この励起を維持す
るために、前記一対の電極に所定範囲内の大きさを有し
かつ所定の繰り返し速度を有する矩形波電流を供給し、
さらには前記矩形波電流を前記電極に供給する方向を周
期的に交互に変更する方法を用いることは既に特開平2
−10697号公報で知られている。
発明が解決しようとする課題 しかし、上記方法を実施する装置はランプ特性の検出手
段としてランプ電流の検出を行なっているか、放電ラン
プは製造時に生じる発光管内の封入金属量、発光管内の
封入ガス量、電極間距離、発光管内の容積等のばらつき
により、同種、同型の放電ランプであってもランプ特性
は異なる。そのためランプ電流の検出だけてはランプ特
性のばらつきを抑えることは難しい。
また、放電ランプ始動時の急速な光の立ち上がりを実現
するためにランプ電流を所定の時定数でもって低減させ
ることを行なっているが、前記したランプ特性の違いが
あることを考慮すると正確な光の立ち上がりを実現する
ことは困難である。
本発明は上記問題を解決するもので、放電ランプの光を
検出する簡単な構成のランプ光検出回路を用い、放電ラ
ンプのばらつきに関わらず、ランプの急速な光の立ち上
がり特性を満足させ、しかも光量を一定にする放電灯点
灯装置を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の放電灯点灯装置は
、直流電源と、この直流電源により駆動されて発振する
インバータ手段と、このインバータ手段に接続されたチ
ョークコイルとコンデンサの直列回路からなる共振回路
と、前記チョークフィルとコンデンサの接続点に接続さ
れた放電ランプと、ランプから放射される光を検出する
光検出手段と、この光検出手段の出力信号により前記イ
ンバータ手段の発振周波数またはデユーティ比を可変し
て前記放電ランプの点灯を制御する点灯制御回路とを備
えたものである。
さらに、本発明の光検出手段は導光体と受光器を備え、
前記導光体の先端部で放電ランプからの放射光を取り込
み、前記導光体内を伝達した光を前記受光器で光電変換
するようにしたものである。
さらに、本発明の光検出手段は少なくとも紫外域にその
感度を有する受光器を備え、灯具で外光の紫外線を遮断
することにより、灯具内の放電ランプの紫外線のみを検
出できるようにしたものである。
さらに、本発明の光検出手段は放電ランプの点灯周波数
を通過させる帯域通過フィルタを有し、点灯周波数で変
調された放電ランプの光とそれ以外の光との加算を受光
器で検出後、前記フィルタで点灯周波数に対応する周波
数の信号のみを取り出すようにしたものである。
さらに、本発明の光検出手段は導光体先端面を放電ラン
プのガラス封止部に溶着または接着もしくは密着させて
なり、前記ガラス封止部からの光を検出するようにした
ちのである。
さらに、本発明の放電灯点灯装置はランプ光とランプ光
以外の光を検出する光検出手段とは別に、ランプ光以外
の光のみを検出する外光検出手段を有し、前記光検出手
段により検出された信号から前記外光検出手段により検
出された信号を減算することによりランプ光のみを検出
するようにしたものである。
さらに、本発明の放電ランプはガラス封止部の少なくと
も一端が延長され、この先に光検出器の受光器を設置す
るものである。
さらに、本発明の導光体は先端部に拡散処理を施したも
のである。
さらに、本発明の光検出器は減光機能を有する少なくと
も1つのアダプターを導光体途中に備え、光検出手段へ
の入射光量を調整できるようにしたものである。
作  用 本発明は前記した構成により、放電ランプの光を検出し
て、放電ランプの光量の制御を行うので、放電ランプ始
動時、安定点灯時に関わらず、正確な定光量制御が行な
える。
また、灯具内の紫外線のみの検出を行なうので、外光の
影響を受けないランプ光のみの光検出か行なえる。
また、点灯周波数で変調された光のみの検出を行うので
、外光の影響を受けないランプ光のみの光検出が行なえ
る。
また、ランプ光とランプ光以外の光の検出量から、ラン
プ光以外の光の検出量の減算を行なうので、外光の影響
を受けないランプ光のみの光検出が行なえる。
また、放電ランプのガラス封止部と光検出手段を一体化
するので、周囲の環境に影響を受けず、常に安定した光
検出が行なえる。
実施例 以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の放電灯点灯装置の基本
構成を示すブロック図である。第1図において、1は直
流電源であり、インバータ回路2は直流電源lにより駆
動されて所定の周波数のクロック信号を発振する。この
インバータ回路2は負荷回路としてチョークコイル3お
よび共振用のコンデンサ4の直列回路からなる共振回路
と、チョークコイル3とコンデンサ4の接続点に接続さ
れた例えばメタルハライドランプなとの放電ランプ5と
を有している。さらに負荷回路には共振回路に直列に接
続されて放電ランプ5の起動を検出するためにランプ電
圧を検出するランプ電圧検出回路6が設けられている。
このランプ電圧検出回路6の出力信号は点灯制御回路8
に入力され、点灯制御回路8は放電ランプ5の起動時の
みこの出力信号に基づいてインバータ回路2の発振周波
数を設定する。またランプが放射する光を検出するため
の光検出手段7を有し、この光検出手段7の出力信号は
点灯1111回路8に入力され、点灯M御回路8はこれ
に基づいてインバータ回路2の発振周波数またはそのデ
ユーティ比を可変し、放電ランプ5の始動、点灯動作を
制御する。
次に、上記構成による動作を説明する。直流電源lか投
入されたときに、インバータ回路2はまず2kHz程度
の低い周波数て発振し、この低い周波数の電圧をチョー
クコイル3およびコンデンサ4の共振回路に印加する。
このときに生しる低い周波数の電圧に共振回路による高
い周波数の共振電圧が重畳され、共振回路に接続された
ランプ電圧検出回路6はこの共振電圧を検出し、点灯制
御回路8はこの検出電圧によりインバータ回路2の発振
周波数を高い周波数に変化させ、共振回路によりたとえ
ば100k H2前後の高い周波数でコンデンサ4に高
い共振電圧を発生させる。このときコンデンサ4に発生
した高い共振電圧により放電ランプ5は起動し、多くの
電流か放電ランプ5を通して流れる。このため放電ラン
プ5に電流か流れると放電ランプ5の始動の電圧は低下
する。
このとき、ランプ電圧検出回路6はコンデンサ4に流れ
る電流か急激に減少したことをランプ電圧検出回路6て
の電圧降下で検出することにより放電ランプ5か起動し
たことを検出し、点灯制御回路8はこの低下したランプ
電圧検出回路6の検出電圧によりインバータ回路2の発
振周波数か10kHz前後の低い周波数になるように制
御し、光検出手段7の出力信号電圧か低いとき、すなわ
ちランプ光の光量が少ないときはインバータ回路2の発
振周波数を低くしてチョークコイル3を通して放電ラン
プ5に流れる電流を大きくする。逆に光検出手段7の出
力信号電圧が高いとき、すなわちランプ光の光量が多い
ときはインバータ回路2の発振周波数を高くして、チョ
ークコイル3を通して放電ランプ5に流れる電流を小さ
くし、放電ランプ5を所定の光量で定格点灯するように
制御する。
第2図はインバータ回路2の要部を示す回路図である。
第2図において、インバータ回路2はチョークコイル3
、コンデンサ4、放電ランプ5よりなる外部回路11を
駆動する4つのスイッチングトランジスタQ +、 Q
 、、 Q s、 Q 、よりなるブリッジインバータ
の構成を有する。12はこのブリッジインバータを駆動
するためのドライブ回路であり、ドライブトランスDT
の一次巻線の両端はドライブトランジスタQ、、Q、を
介してアースされ、ドライブトランジスタQ、、Q、の
ゲートには発振周波数が2kHz程度の互いに位相が逆
に反転するクロックE1.E2が入力されるとともに、
−次巻線の中点にはドライブ電圧VDか印加されている
ドライブトランスDTの二次側には4つの二次巻線か設
けられ、それぞれの一端は抵抗R+j+R+6+R,,
,R1mと、これに並列に接続されるダイオードD* 
D4.Di、Daおよび抵抗R1!、R14+ RI@
+R+aの直列回路を介してブリッジインバータを構成
する4つのスイッチングトランジスタQ 、、 Q 。
Q、、Q、のゲートに接続される。また、スイッチング
トランジスタQ1とC2の直列回路およびスイッチング
トランジスタQ3とC4の直列回路は直流電源電圧VD
DとブリッジのアースGNDの間に介装され、スイッチ
ングトランジスタQ1とC2の接続点およびスイッチン
グトランジスタQ3とC4の接続点の間に外部回路II
が介装される。また、スイッチングトランジスタQ、の
ゲートに接続される二次巻線の他端はトランジスタQ、
、Q、の接続点に接続され、スイッチングトランジスタ
Q。
のゲートに接続される2次巻線の他端はトランジスタQ
、、Q4の接続点に接続され、スイッチングトランジス
タQ2.Q、のそれぞれのゲートに接続される2次巻線
のそれぞれの他端はブリッジのアースGNDに接続され
る。これにより斜めに対向する一対のスイッチングトラ
ンジスタQ、、Q4とスイッチングトランジスタQ 、
、 Q 、は、一方のQQ4が同時にONすると、他方
のQ 2. Q 、は同時にOFFするように構成され
ている。
C2は第1図のランプ電圧検出回路6を構成する電圧検
出用のコンデンサで、共振用のコンデンサ4の容量に比
べて大きな容量に構成されており、コンデンサ4とスイ
ッチングトランジスタQ 、、 Q 。
の接続点との間に接続され、コンデンサC2の両端に発
生する電圧が、放電ランプ5のランプ電圧として検出さ
れる。すなわち、電圧検出用コンデンサC2の入力側と
アースGND間にコンデンサCs、抵抗R2,R3の直
列回路が接続され、出力側とアースGND間にコンデン
サCs、抵抗Ra、可変抵抗R,の直列回路が接続され
、抵抗R、、R、の接続点と抵抗Ra、可変抵抗R,の
接続点とからそれぞれ電圧検出端子VL、、VL2が取
り出され、その差が電圧検出用コンデンサC1による検
出電圧として第1図の点灯制御回路8に入力される。
いま、ドライブトランスDTの一次巻線に互いに位相を
反転する2kHz程度の発振周波数のクロックE+、E
2が印加され、たとえばスイッチングトランジスタQ、
、Q、が同時にONすると、外部回路11の共振回路に
イ方向の電流が流れ、次のクロックの反転時にスイッチ
ングトランジスタQ、、Q、が同時にONすると外部回
路Hの共振回路に口方向の電流が流れる。このときの2
kHz程度の低い周波数の電圧に高い周波数の共振電圧
が重畳され、電圧検出用コンデンサC2でこの電圧が検
出され、インバータ回路2の発振周波数は変化し、たと
えば100k Hz前後の高い周波数でコンデンサ4に
高い共振電圧が発生して放電ランプ5が起動し、放電ラ
ンプに多くの電流が流れる。
したがって電圧検出端子VL1.VLt間の電位差は急
激に低下し、これにより放電ランプの起動を検出する。
また、ドライブトランスDTの2次巻線のそれぞれに設
けられたダイオードD 、、D 、、 D 、、 D 
Iおよび抵抗R+s  Rye  R+v、  Rye
は、スイッチングダイオードQ、とQ、およびQ3とQ
4が同時にONになることを避けるように反転時に時間
遅れをつけるためのものである。
第3図は点灯制御回路8の具体的な構成例を示す回路図
である。第3図において、13は入力端がランプ電圧検
出回路6の電圧検出端子VL、、VL。
に接続される直流電圧検出回路で、差動増幅器と整流器
から構成され電圧検出端子VL、、VL、内の電位差を
検出し、出力端にランプ電圧検出回路6により検出され
た高い周波数の共振電圧に相当する電圧が出力される。
i4はランプ点灯検出回路で、十入力端に直流電圧検出
回路13の出力端のコンデンサCueに発生する電圧V
c1@が入力され、−入力端に抵抗R21、R2tから
得られる基準電圧が入力されるコンパレータCOMPと
このコンパレータCOMPの出力を反転するインバータ
INIとからなり、直流電源が投入されたときに第1図
のインバータ回路2が低い周波数で発振し、このときに
生じる低い周波数の電圧に高い周波数の共振電圧が重畳
され、直流電圧検出回路13で検出されたこの電圧V 
e I 11がランプ点灯検出回路14の基準電圧より
高くなると、コンパレータCOMPの出力はハイレベル
になり、したがって、インバータINIの出力はローレ
ベルになる。次にインバータ回路2の発振周波数が変化
して高い共振電圧が発生し、放電ランプ5が起動すると
前述のようにランプ電圧検出回路6の検出電圧は低下し
、コンパレータCOMPの出力はローレベル、インバー
タINIの出力はハイレベルになる。
15は鋸歯状波発生回路で、その出力電圧は抵抗FLi
、可変抵抗R24よりなる第1のバイアス回路16のバ
イアス電圧とそれぞれ抵抗R□、R8,を介して加算さ
れ、第1の遮断回路17を通して第1の定電流回路18
のオペアンプOP2の十入力端に入力される。この鋸歯
状波発生回路15は三角波発生回路であってもよい。第
1の遮断回路17は第1の定電流回路18のオペアンプ
OP2の十入力端とアースの間に介装されたトランジス
タQ 11からなり、そのゲートはランプ点灯検出回路
14のインバータINIの出力端に接続され、インバー
タINIの出力がハイレベルでトランジスタQ、はON
となり、鋸歯状波発生回路15の出力は遮断される。第
゛1の定電流回路18はスイッチングレギュレータコン
トロールIC19のRT端に接続された抵抗Rtl可変
抵抗R2,の直列回路よりなるバイアス電流回路20に
並列に接続されたトランジスタQ11.抵抗R1゜の直
列回路を有し、トランジスタQ1.のゲートはオペアン
プOP2の出力端に接続されるとともに、トランジスタ
Ql!と抵抗R8,の接続点はオペアンプOP2の一入
力端に接続される。
したがって、直流電源か投入されたときで、うンブ点灯
検出回路14のインバータINIの出力がハイレベルの
ときは、第1の遮断回路17が動作して鋸歯状波発生回
路15の出力を遮断し、第1の定電流回路18のトラン
ジスタQ +2は0FFL、スイッチングレギュレータ
コントロールIC19のRT端子を通して流れる電流は
バイアス電流回路20に流れる電流iaのみになり、こ
の電流iaとスイッチングレギュレータコントロールI
C19のCT端子に接続されたコンデンサCI2によっ
て決まる。
たとえば、2kHz程度の低い周波数の互いに位相が反
転するクロックE 、、 E 、が、スイッチングレギ
ュレータコントロールIC19から出力され、第2図の
ドライブ回路12に加えられる。このときに生じる低い
周波数の電圧に、チョークコイル3とコンデンサ4の共
振回路により高い周波数の共振電圧が重畳され、この電
圧を電圧検出用コンデンサC1で検出し、直流電圧検出
回路13の出力電圧vcl・がランプ点灯検出回路14
の基準電圧より高くなると、ランプ点灯検出回路14の
出力はローレベルとなり、第1の遮断回路17のトラン
ジスタQ、はOFFとなって、鋸歯状波発生回路15の
出力は第1の定電流回路18のオペアンプOP2に入力
され、トランジスタQ lは導通してスイッチングレギ
ュレータコントロールIC19のRT端から電流を吸い
込み、抵抗R8゜に発生する電圧が入力される鋸歯状波
電圧に等しくなるまで吸い込み電流ibを増加し、釣り
合う。その結果、RT端子にはia+ibの電流か流れ
、クロックE3.E2の周波数をたとえばfook H
z前後に高め、共振回路に高い共振電圧を発生させ、こ
れによって放電ランプ5を起動する。このとき、鋸歯状
波発生回路15はチョークコイルと共振コンデンサて法
まる共振周波数を含む所定範囲内の周波数でインバータ
回路の発振周波数を変えるので、チョークコイルのイン
ダクタンスや共振コンデンサの容量がばらついたり、ず
れたりしても、鋸歯状波発生回路15から発生する鋸歯
状波電圧により必ず共振電圧を発生させることができて
、共振電圧の発生か短時間となるため、大電流が長時間
続いて流れることはなく、部品の信頼性を高めることが
でき、また直流電源の出力電圧の低下を防止できる。
22は抵抗Rs+、可変抵抗RI2よりなる第2のバイ
アス回路で、定格時の所定の光量の基準となるバイアス
電圧を発生する。23は反転増幅回路であり、光検出手
段7の出力信号を反転する。第2のバイアス回路22と
反転増幅回路23の出力電圧は、それぞれ抵抗R*4+
 Rlmを介して加算され比較回路24のオペアンプO
P3の一入力端に入力され、比較回路24で第2のバイ
アス回路22、光検出手段7の出力電圧の加算値が0に
なるような、すなわち、第2のバイアス回路22の出力
電圧を基準電圧とし、反転増幅回路23の負の出力電圧
がこの基準電圧と等しくなるような制御か行なわれる。
この比較回路24の出力は第2の遮断回路25を通して
第2の定電流回路26のオペアンプOP4の十入力端に
入力される。第2の遮断回路25は第1の定電流回路2
6のオペアンプOP4の十入力端とアースの間に介装さ
れたトランジスタQ +sからなり、ランプ点灯検出回
路14のインバータINIの出力端はインバータIN2
を介してトランジスタQ +sのゲートに接続され、イ
ンバータINIの出力がローレベルでトランジスタQ 
+sはONとなり、比較回路24の出力は遮断される。
また第2の定電流回路26はスイッチングレギュレータ
コントロールIC19のRT端に接続されたバイアス電
流回路20に並列に接続されたトランジスタQI4.抵
抗R+vの直列回路を有し、トランジスタQ +4のゲ
ートはオペアンプOP4の出力端に接続されるとともに
、トランジスタQ 14と抵抗R17の接続点はオペア
ンプOP4の一入力端に接続される。
前述のように、クロックE +、 E 、の周波数を高
めて共振回路の高い共振電圧を発生させ、放電ランプ5
が起動すると、直流電圧検出回路13の出力電圧Ve1
゜は低下し、放電ランプ5は始動される。
始動当初、光検出手段7の検出信号は小さく1.:の信
号の反転増幅信号と第2のバイアス回路22のバイアス
電圧との加算信号は正となり、比較回路24の出力は負
になる。同時にランプ点灯検出回路14の出力がハイレ
ベルになることによって、第1の遮断回路17のトラン
ジスタQ zはONして鋸歯状波発生回路15の出力を
遮断し、第1の定電流回路18のトランジスタQ If
をOFFして電流の吸い込み動作を停止するとともに、
第2の遮断回路25のトランジスタQ +sはOFFと
なり比較回路24のオペアンプOP3の負の出力は第2
の定電流回路26のオペアンプOP4に入力され、この
オペアンプOP4の出力によってトランジスタQ 14
はOFFされたままとなるので、スイッチングレギュレ
ータコントロールIC19のクロックE、、E、の周波
数は元の2kHz程度の周波数になる。したがってラン
プ光の光量は増加して光検出手段7の出力電圧は増加し
、これにより比較回路24のオペアンプOP3の出力が
負から0、さらに正に変わり、この時点で第2の定電流
回路26のトランジスタQ 14は導通してスイッチン
グレギュレータコントロールIC19のRT端から電流
を吸い込み、スイッチングレギュレータコントロールI
C19のクロックE、iE、の発振周波数を高める。こ
の制御は光検出手段7の出力を反転増幅回路23で増幅
した電圧が第2のバイアス回路22の出力電圧に等しく
なったときに安定し、このときの第2の定電流回路26
のトランジスタQ 14の吸い込み電流icとバイアス
電流回路20に流れる吸い込み電流iaとの和のia+
icで決まる。たとえば10k Hz前後の発振周波数
でクロックE、、E、は発振し、安定点灯時に所定の光
量で放電ランプ5は点灯する。
このように、上記過程において、点灯制御回路8は光検
出手段7の検出電圧の反転信号を受けて、ランプ光の光
量が少ないときはクロックE、、E。
の周波数を低くして大きなランプ電流を流し、ランプ光
の光量が多いときはクロックE +、 E !の周波数
を高くして小さなランプ電流を流すような制御が行われ
る。
27はランプ点灯検出回路14の出力端に接続された起
動電圧タイマ回路で、直流電源が投入されてインバータ
回路が低い周波数で発振し、ことのき生じる低い周波数
の電圧に高い周波数の共振電圧が重畳され、この共振電
圧が直流電圧検出回路13で検出され、この検出された
電圧V cl@がランプ点灯検出回路14の基準電圧よ
り高くなると、インバータINIの出力がローレベルと
なって起動を開始し、このときに起動電圧タイマ回路2
7は、インバータINIのローレベルで動作し、所定時
間たとえば1秒以内にインバータ手段INIがハイレベ
ルにな、らなかった場合、すなわち放電ランプが起動し
、所定時間内ONして始動が始まらない場合、スイッチ
ングレギュレータコントロールIC19はインバータ回
路の発振を停止し、高電圧が長時間発生して放電ランプ
に印加されることを防ぎ、放電ランプの破損を防止して
安全性を確保する。
第4図は本実施例の光検出手段7の構成を示すブロック
図である。第4図のように光検出手段7は受光器28の
みで構成される。その動作を説明すると、放電ランプ5
の光を受光器28で受光し、光電変換して、その信号を
点灯制御回路8内の反転増幅回路23に入力する。
このように第1の実施例の放電灯点灯装置によれば、放
電ランプ5の製造ばらつきによってランプの光量とラン
プ電圧とランプ電流の関係が同種、同型の各ランプにお
いて一定でなくても、ランプ特性の検出手段として放電
ランプの光量を検出するので、一定の光量を得ることが
できる。
また、放電ランプの始動時のようにランプ電圧、ランプ
電流が急激に変化する場合でも光を検出している限り、
一定光量の制御は容易に行なうことができる。
次に本発明の第2の実施例を図面に基づいて説明する。
第5図は本実施例の光検出手段の構成を示すブロック図
である。光検出手段7Aは導光体である光ファイバ29
と受光器28からなっている。
この構成による動作を説明する。第1の実施例では放電
ランプ5から放射される光を受光器28で直接検出した
が、ここでは放電ランプ5からの光をまず光ファイバ2
9に取り込み、光ファイバ29の中を伝達した光を受光
器28で検出する。
このように第2の実施例の光検出手段7Aによれば、次
のような効果がある。それはまず、第1の実1例のよう
に受光器28で直接光を検出する場合は放電ランプ5の
始動時に高電圧が印加される部分と受光器28との間の
絶縁対策が必要であるか、ガラスや合成樹脂のような絶
縁物でてきた光ファイバ29であれば、高電圧の絶縁対
策を考慮しなくてよ(放電ランプ5の直近で光を取り込
むことができる。
また、受光器28で直接放電ランプ5の光を検出し、し
かも受光器28と放電ランプ5の点灯制御回路8との距
離が離れるような場合、その間をつなぐケーブルにノイ
ズがのりやす(、ノイズがのった場合は誤った光量レベ
ルで放電ランプ5か点灯することになる。しかし、光フ
ァイバ29て放電ランプ5の光を取り込む場合は、光フ
ァイバ29に電気的なノイズがのることはないのでノイ
ズ対策を考慮しなくてよいという利点がある。
次に本発明の第3の実施例を説明する。本実施例では第
1の実施例、第2の実施例において使用する受光器28
を、紫外域に感度を有するものにする。
この構成による動作を説明する。光放出面かガラス製の
灯具、たとえば自動車の前照灯について考えると、灯具
前面のガラスで紫外線か遮断されるため、灯具内には外
部からの紫外線は入射せず、その灯具内で点灯している
放電ランプ自身が放射した紫外線のみが現われる。灯具
内の光を検出するよう受光器28または他端が受光器2
8につながっている導光体である光ファイバ29の先端
を設置した場合、受光器28は前記したように紫外域に
感度を有するため、放電ランプ5から放出される紫外線
を検出することになる。放電ランプ5の分光分布特性か
ら、可視光量に対する紫外線量の割合を予め測定してお
き、設定値とする所望の放電ランプ5の光量を紫外線量
て代用できる。
このように第3の実施例の放電灯点灯装置によれば、外
光の影響を受けない光検出手段7または7Aが実現でき
る。そのため放電ランプ5を一定の明るさで点灯させる
ことがてきる。特に外光の影響の強い場合、たとえば自
動車の前照灯に本実施例の放電灯点灯装置を用いれば、
対向車の前照灯の光を灯具付近にまともに受けても点灯
制御回路8の動作は変わることなく、一定の光量で点灯
し続ける。
なお、本実施例では紫外線を遮断するものとしてガラス
を用いたか、紫外線をカットするフィルムを透明な合成
樹脂に貼ったものを用いてもよいし、また紫外線をカッ
トし、かつ透光性のあるものであれば別のものでも構わ
ない。
次に本発明の第4の実施例を図面に基づいて説明する。
第6ri!Jは本実施例の光検出手段7Bの構成を示す
ブロック図である。本実施例の光検出手段7Bは導光体
である光ファイバ29と受光器28と放電ランプ5の点
灯周波数を通過させる帯域通過フィルタ30により構成
されている。
この構成による動作を説明する。光〕アイツク29で放
電ランプ5の光とそれ以外の光を合わせて取り込み、受
光器28でそれを電気信号に変換する。
ここで、放電ランプ5の光は点灯周波数で変調されてい
るが、自然光は変調されていない。受光器28て変換さ
れた電気信号を帯域通過フィルタ30に入力してやるこ
とにより、その帯域通過フィルり30の出力には放電ラ
ンプ5の光の光電変換された信号の内、点灯周波数で振
動する交流成分のみが現われる。この出力信号を光検出
信号として取り出すと、放電ランプ5の光を検出したこ
とになる。
このように第4の実施例の放電灯点灯装置によれば、第
3の実施例と同様に外光の影響を受けない光検出手段7
Bが実現できる。そのため放電ランプ5を一定の明るさ
で点灯させることができる。
また、使用する放電灯を他のランプの点灯周波数以外の
周波数で点灯させることにより、独自の変調をかけてや
れば、外光の影響は全(なくすことができる。
なお、本実施例では光ファイバを用いたが、光ファイバ
を介さず受光器で直接受光してもよい。
次に本発明の第5の実施例を図面に基づいて説明する。
第7図は本実施例の光検出手段7Cの構成を示すブロッ
ク図である。導光体である光ファイバ29と受光器28
からなり、ランプ光とランプ光以外の光を検出する光検
出手段7Aの他に、ランプ光以外の光のみを検出する外
光検出手段21を有している。この外光検出手段21は
導光体である光ファイバ31の受光面をランプ光が入射
しないような方向に向けて設置される。そして、光検出
手段7Aの出力信号から外光検出手段21の出力信号を
差し引く減算回路33が設けられている。
この構成による動作を説明する。光検出手段7Aではラ
ンプ光とランプ光以外の光を検出し、外光検出手段21
ではランプ光以外の光のみ検出する。
したがって光検出手段7Aの検出信号から外光検出手段
21の検出信号を減算回路33て差し引くと、ランプ光
のみの検出信号が現われることになる。
このように第5の実施例の放電灯点灯装置によれば、第
3の実施例と同様に外光の影響を受けない光検出手段7
Cが実現できる。そのため放電ランプ5を一定の明るさ
で点灯させることができる。
なお、本実施例では受光面をランプ光が入射しないよう
な方向に向けたが、受光面をランプ光が入射しないよう
な距離まで離して設置してもよいし、ランプ光以外の光
のみを検出できるのであれば他の方法でも構わない。
次に本発明の第6の実施例を図面に基づいて説明する。
第8図は本実施例の放電ランプと光検出手段の結合部の
構成を示す図である。光検出手段は導光体である光ファ
イバ29の先端を放電ランプのガラス封止部34に溶着
させて設けられている。
ここで、35は放電ランプ5の電極である。
この構成による光検出手段の動作を説明する。
放電ランプ5の光を放電ランプのガラス封止部34のと
ころで光ファイバ29により取り込む。取り込まれた光
は受光器28で電気信号に変えられる。
このように第6の実施例の放電灯点灯装置によれば次の
ような効果かある。放電ランプ5と光ファイバ29の先
端との間に空間を介する場合は灯具内の温度変化により
生じる水滴か光ファイバ29の先端に付着する場合があ
る。また、静電気によりほこりが光フアイバ29先端に
付着する場合もある。
これらの場合には光フアイバ29内への入射光量が変化
するため必要以上に明るくなるかまたは暗くなることが
考えられる。しかし本実施例のように光ファイバ29の
先端を放電ランプのガラス封止部34に溶着することに
より、光ファイバ29の入射光面は放電ランプ5と一体
になるため水蒸気やほこりが付着することもなく常に一
定の状態を維持することかできる。
なお、本実施例では光ファイバ29を放電ランプのガラ
ス封止部34に溶着させたが、接着させても構わないし
、すき間のないように密着させるだけでもよい。
次に、本発明の第7の実施例を図面に基づいて説明する
。第9図は本実施例の放電ランプ5Aの構造図である。
第9図のように放電ランプのガラス封止部34Aの一端
を通常の放電ランプより長くしである。このような放電
ランプの封止部34Aの先に受光器28を接続し、ラン
プ光を検出する。
このように第7の実施例の放電ランプ5Aを用いると放
電ランプ5Aと受光器28を密着させることにより、放
電ランプ5Aと光検出手段とを一体化することができる
ため第5の実施例と同様に水蒸気やほこりの影響を考慮
しなくてもよいという利点がある。
次に本発明の第8の実施例を図面に基づいて説明する。
第10図は本実施例の導光体である光ファイバ29Aの
概略を示す図である。光ファイバ29Aは放電ランプ5
の光を取り込む側の先端から所定の長さの部分だけ光フ
ァイバ29Aの円筒面を拡散処理したものを用いる。こ
の拡散処理部36から光を取り込み、ランプ光を検出す
る。
このように第8の実施例によれば次のような効果がある
。拡散処理を施さない光ファイバでは先端のコア断面つ
まりほとんど点のような部分でしか光を取り込むことが
できないが、拡散処理を施した光ファイバ29Aではフ
ァイバの円筒面からも光を取り込むことができるので、
広い面槍にわたる光を検出することが可能である。
なお、光ファイバの先端を拡散処理したが、その代わり
に光ファイバの先端に集光作用のあるものを取り付けて
もよいし、集光作用をもつよう光ファイバの先端に加工
を行なってもよいし、またこれらの組み合わせでもよい
次に本発明の第9の実施例を図面に基づいて説明する。
第11図は本実施例の導光体固定手段の構成因である。
導光体である光ファイバ29は第11図のように放電ラ
ンプ口金37の部分にその端部を貫通して固定され、先
端部から放電ランプ5の光を取り込めるよう設置したも
のである。ここて、38は放電う、ンブ5の支持棒、3
9は放電ランプ5のリード線である。
このように第9の実施例によれば次のような効果がある
。ランプごとに取り付けるため、放電ランプ発光部との
位置関係を固定することかできる。
次に本発明の第1Oの実施例を図面に基づいて説明する
。第12図は本実施例の導光体固定手段の構成図である
。導光体である光ファイバ29は第12図のように灯具
の反射鏡40の一部にその端部を貫通して固定され、先
端部から放電ランプ5の光を取り込めるよう設置したも
のである。
このように第1Oの実施例によれば、反射鏡40の広い
面内において、光を取り込みやすい位置、また取付やす
い位置を選ぶことができる。
なお、本実施例では反射鏡40の一部に光ファイバを固
定したが、灯具の前面ガラス41に固定してもよい。
次に本発明の第11の実施例を図面に基づいて説明する
。第13図は本実施例の導光体固定手段の構成図である
。導光体である光ファイバ29は第13図のように放電
ランプの口金37の部分にその端部を貫通し、放電ラン
プの支持棒38にファイバ取付金具42を用いて固定し
て、先端部から放電ランプ5の光を取り込めるよう設置
したものである。
このように第11の実施例によれば次のような効果かあ
る。ランプごとに取り付けるため、放電ランプ発光部と
の位置関係を固定することがてきる。
また、先端部を拡散処理した光ファイバ29Aは前記し
たように円筒面から光を取り込みやすいが、放電ランプ
の支持棒38にこの光ファイバ29Aを取り付ければア
ークにほぼ平行に光ファイバを設置することがてきるた
め、光の検出がしやすいという利点がある。
なお、本実施例では光ファイバを支持棒に取り付けるも
のをファイバ取り付は金具としたか、樹脂製でも構わな
いし、構造も問わない。
次に本発明の第12の実施例を図面に基づいて説明する
。第14図は本実施例の光検出手段の入射光量調節手段
の構成図である。第14図のように、口金37に光ファ
イバ29が自由に移動できる程度の孔37aを開けてお
き、導光体である光ファイバ29をその受光側の先端部
で軸方向つまりハ方向に移動させる機能をもたせたもの
である。光ファイバ29の先端をファイバの軸方向に移
動させることにより光ファイバ29への入射光量を調節
する。調節後は例えば光ファイバ29と口金部37を接
着剤で固定する。
このように第12の実施例によれば次のような効果があ
る。放電ランプは製造時に電極間距離のばらつきである
とか、対向する電極軸のずれであるとか、放電ランプ自
身の変形であるとか、口金部への取付位置や取付角度の
ずれなとが生し、また放電ランプを灯具へ取り付ける際
にも取付力によっては取付位置にずれが生じる。このず
れやばらつきによって放電ランプと光ファイバの位置関
係が違ってくるため、放電ランプの光量が一定ても光フ
ァイバの出射光量がどの放電ランプても一定であるとは
限らない。本実施例によれば、前記した放電ランプ製造
時や取付時に生じるずれやばらつきによる光ファイバへ
の出射光量の変動を校正することができる。
なお、光ファイバと口金との固定手段は接着剤でなくて
もよく、たとえばネジ止めでも構わない。
また、本実施例ては光ファイバを口金部に取り付けたが
、灯具の一部でも構わない。
次に本発明の第13の実施例を図面に基づいて説明する
。第15図は本実施例の光検出手段の入射光量調節手段
の構成図である。第15図のように導光体である光ファ
イバ29の受光側の先端部に添え金具43を設置し、添
え金具43を曲げることにより、光ファイバ29の先端
を曲げる機能をもたせたちのである。光ファイバ29の
先端を曲げることにより光ファイバ29への入射光量を
調節する。
このように第13の実施例によれば、第12の実施例で
述べた放電ランプ製造時や取付時に生じるずれやばらつ
きによる光ファイバ29への入射光量の変動を校正する
ことかてきる。
なお、本実施例では光ファイバを口金部に取り付けたが
、灯具の一部でも構わない。また、添え金具の取付位置
や構造は別なものでもよい。
次に本発明の第14の実施例を図面に基づいて説明する
。第16図は本実施例の光検出手段の入射光量調節手段
、つまり光ファイバのアダプターの構成を示す図である
。第16図のように、導光体である光ファイバ29Bと
光ファイバ29Cとの間に減光機能をもつアダプターを
接続する。このアダプターは金具44と金具45との間
に光学フィルタ46を挿入てきるような構成にしている
。また、金具44と金具45はどちらも光ファイバ29
B、29Cが貫通していて、その端部は光学フィルタ4
6に当接する構成になっている。したがって、光ファイ
バ29Bに入射した光はアダプターの光学フィルタ46
の部分で減光され、光フアイバ29C内を伝達して受光
器28へ到達する。減光機能に段階的な差のある数種の
アダプターを揃えておき、これを一つ以上接続すること
により受光器28への入射光量を調整する。
このように第14の実施例によれば、前記したランプ製
造時や取付時に生じるずれやばらつきによる受光器28
への入射光量の変動を校正することができる。しかも、
光ファイバ29の途中に設けたアダプターの部分で調節
することができるので、簡単に校正を行うことかできる
なお、第1の実施例から第14の実施例においては光を
検出するものを単に受光器としたか、受光器としてはフ
ォトダイオード、フォトトランジスタ、光電池等、光電
変換できるものであれば何でもよい。
また、第2の実施例から第14の実施例ては導光体とし
て光ファイバを用いたか、高電圧か印加される部分の直
近に設置する場合は少なくとも一部は絶縁物からなるも
のでなければならないが、基本的には光を伝達するもの
であれば他のものでも構わない。
また、第3、第4、第5、第6の実施例では光検出手段
として光ファイバで取り込んだ光を受光器で光電変換す
るような構成としたが、光ファイバまたはこれに代わる
導光体を用いず、受光器で直接光を取り込むような構成
にしても構わない。
また、光ファイバは1本以上であればよく、受光器も複
数個用いても構わない。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、放電ランプの光を検出
する光検出手段を用いることにより、急速な光の立ち上
がり特性を実現することかでき、すみやかにランプの光
量を一定にすることかできる。また、放電ランプの製造
ばらつきに関わらず、光の立ち上がり特性やランプの光
量を一定にすることができる。また、外光や外来電波の
影響を受けないランプ特性検出手段が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の放電灯点灯装置の基本
構成を示すブロック図、第2図は同放電灯点灯装置にお
けるインバータ回路の要部を示す回路図、第3図は同放
電灯点灯装置における点灯制御回路の構成例を示す回路
図、第4図は同放電灯点灯装置における光検出手段の構
成を示すブロック図、第5図は第2の実施例における光
検出手段の構成を示すブロック図、第6図は第4の実施
例の光検出手段の構成を示すブロック図、第7図は第5
の実施例の光検出手段の構成を示すブロック図、第8図
は第6の実施例の放電ランプと光検出手段との結合部の
構成図、第9図は第7の実施例の放電ランプの構造図、
第10図は第8の実施例の光ファイバの概略図、第11
図は第9の実施例の導光体を固定する手段の構成図、第
12図は第10の実施例の導光体を固定する手段の構成
図、第13図は第11の実施例の導光体を固定する手段
の構成図、第14図は第12の実施例の光検出手段の入
射光量を調節する手段の構成図、第15図は第13の実
施例の光検出手段の入射光量を調節する手段の構成図、
第16図は第14の実施例の光検出手段の入射光量を調
節する手段の構成図である。 l・・・直流電源、2・・・インバータ回路、3・・・
チョークコイル、4・・・共振コンデンサ、5,5A・
・・放電ランプ、6・・・ランプ電圧検出回路、7.7
A。 7B、7C・・・光検出手段、8・・・点灯制御回路、
11・・・外部回路、12・・・ドライブ回路、13・
・・直流電圧検出回路、14・・・ランプ点灯検出回路
、15・・・鋸歯状波発生回路、16・・・第1のバイ
アス回路、17・・・第1の遮断回路、18・・・第1
の定電流回路、19・・・スイッチングレギュレータコ
ントロールIC120・・・バイアス電流回路、21・
・・外光検出手段、22・・・第2のバイアス回路、2
3・・・反転増幅回路、24・・・比較回路、25・・
・第2の遮断回路、26・・・第2の定電流回路、27
・・・起動電圧タイマ回路、28.32・・・受光器、
29.29A。 31・・・光ファイバ、30・・・帯域通過フィルタ、
33・・・減算回路、34.34A・・・ガラス封止部
、36・・・拡散処理部、37・・・口金、38・・・
支持棒。 代  理  人   森  本  義  弘第2図 11−−一タト 邸 W路 tz−−Vライプ回路 りA−9tlk上手投 zq−一一光ファイノζ 第4囚 りA 7B−光JII!呂キ段 フキ段*ト創反通嬶Aフィルタ クC−・1[授j1斗段 21.9ト九4斐工手段 減電回路 第6図 りB 第7図 パフC 35−宙 植 第3図 第9図 第10図 第117 第tZ図 41−・−JFJ面力゛ラス 第13図 42−−−フッイノζ勲イ=14>−貝第14因 第15図 43−=”、奉え全屈 第tb因 79B、29C−一一光フγイノζ 44.45−4  壜 46−−−九印フィルタ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、直流電源と、この直流電源により駆動されて発振す
    るインバータ手段と、このインバータ手段に接続された
    チョークコイルとコンデンサの直列回路からなる共振回
    路と、前記チョークコイルとコンデンサの接続点に接続
    された放電ランプと、ランプから放射される光を検出す
    る光検出手段と、この光検出手段の出力信号により前記
    インバータ手段の発振周波数またはデューティ比を可変
    して前記放電ランプの点灯を制御する点灯制御手段とを
    備えた放電灯点灯装置。 2、光検出手段は導光体と受光器を備え、前記導光体の
    先端部で放電ランプからの放射光を取り込み、前記導光
    体内を伝達した光を前記受光器で光電変換するように構
    成した請求項1記載の放電灯点灯装置。 3、光検出手段は少なくとも紫外域にその感度を有する
    受光器を備え、灯具で外光の紫外線を遮断することによ
    り、灯具内の放電ランプの紫外線のみを検出することを
    可能にした請求項1記載の放電灯点灯装置。 4、光検出手段は放電ランプの点灯周波数を通過させる
    帯域通過フィルタを有し、点灯周波数で変調された放電
    ランプの光とそれ以外の光との加算を受光器で検出後、
    前記フィルタで点灯周波数に対応する周波数の信号のみ
    を取り出すように構成した請求項1記載の放電灯点灯装
    置。 5、ランプ光とランプ光以外の光を検出する光検出手段
    とは別に、ランプ光以外の光のみを検出する外光検出手
    段を有し、前記光検出手段により検出された信号から前
    記外光検出手段により検出された信号を減算することに
    よりランプ光のみを検出するように構成した請求項1記
    載の放電灯点灯装置。 6、光検出手段は導光体先端面を放電ランプのガラス封
    止部に溶着または接着もしくは密着させてなり、前記ガ
    ラス封止部からの光を検出するように構成した請求項2
    記載の放電灯点灯装置。 7、放電ランプはガラス封止部の少なくとも一端が延長
    され、この先に光検出器の受光器を設置した請求項1記
    載の放電灯点灯装置。 8、導光体は先端部に拡散処理が施されている請求項2
    記載の放電灯点灯装置。 9、導光体はその端部が放電ランプの口金部を貫通して
    固定され、前記導光体の先端部から光が入射するように
    構成された請求項2記載の放電灯点灯装置。 10、導光体はその端部が灯具を貫通して固定され、前
    記導光体の先端部から光が入射するように構成された請
    求項2記載の放電灯点灯装置。 11、導光体はその端部が放電ランプの支持棒に固定さ
    れ、前記導光体の先端から光が入射するように構成され
    た請求項2記載の放電灯点灯装置。 12、導光体はその受光側の先端部がランプの口金部を
    貫通して軸方向に移動可能に構成され、導光体の先端を
    導光体の軸方向に移動させることにより導光体への入射
    光量を調節するようにした請求項2記載の放電灯点灯装
    置。 13、導光体はその受光側の先端部で導光体の先端を曲
    げる手段を有し、導光体の先端を曲げることにより導光
    体への入射光量を調節するように構成した請求項2記載
    の放電灯点灯装置。 14、光検出手段は、減光機能を有する少なくとも1つ
    のアダプターを導光体途中に備え、受光器への入射光量
    を調節するように構成した請求項2記載の放電灯点灯装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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