JPH04118193U - オゾン浄水器 - Google Patents
オゾン浄水器Info
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Landscapes
- Removal Of Specific Substances (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 オゾン発生部のオン・オフを簡素な構造のス
イッチで自動化できると共に、低コストで故障が少なく
信頼性が高いオゾン浄水器を提供する。 【構成】 通水管35内に水の流動を受けて作動する揺
動部材36を介在させ、この揺動部材36に磁石38を
設置する。また、通水管35の外部に磁気検知器37を
配置する。そして、水の流動により揺動部材36が揺動
して磁石38が磁気検知器37に接近すると、磁気検知
器37がこれを検出して水の流動を検知する。これによ
り、水の流動を確実に且つ簡素な構造のスイッチで検出
することができる。
イッチで自動化できると共に、低コストで故障が少なく
信頼性が高いオゾン浄水器を提供する。 【構成】 通水管35内に水の流動を受けて作動する揺
動部材36を介在させ、この揺動部材36に磁石38を
設置する。また、通水管35の外部に磁気検知器37を
配置する。そして、水の流動により揺動部材36が揺動
して磁石38が磁気検知器37に接近すると、磁気検知
器37がこれを検出して水の流動を検知する。これによ
り、水の流動を確実に且つ簡素な構造のスイッチで検出
することができる。
Description
【0001】
本考案は家庭水道等から供給される水にオゾンを混入させて水をオゾンにより
殺菌し、消臭することにより、飲料したときの不快感を改善するために使用され
るオゾン浄水器に関する。
【0002】
従来のオゾン浄水器としては、特開平2-198693号又は実開昭63-149298号公報
に開示されたものがある。図2は前者の特開平2-198693号に開示されたオゾン浄
水器を示す。通水ハウジング1内に設けられた通水路2を、水道水が入口3から
出口4まで図中白抜き矢印にて示すように通流する。この通水ハウジング1はそ
の水入口3が家庭の水道の蛇口に連結されて取り付けられる。この通水ハウジン
グ1の上には、オゾン発生部5が設けられている。オゾン発生部5のハウジング
6には、外気に通じる空気入口7と通水ハウジング1内に通じる空気出口8とが
設けられていて、空気入口7からハウジング6内に導入された空気は図中矢印に
て示すように通流して空気出口8から通水ハウジング1内に入る。
【0003】
ハウジング6内には、その上方に電源9が設置されており、下方には乾燥フィ
ルタ10と、更にその下側に放電部材11が配置されている。この乾燥フィルタ
10は空気を放電処理する前に乾燥させるものであり、放電部材11は電源9か
ら給電されて乾燥後の空気を放電させ、オゾンを発生させる。このオゾンは空気
出口8から出て通水ハウジング1内の通水路に導入され、エジェクタ部12にて
前記通水路内の水に添加される。これにより、このエジェクタ部12にてオゾン
水が生成する。
【0004】
なお、通水路及び空気流路には、乾燥フィルタ10の外に種々のフィルタが配
置されていて、水及び空気の濾過を行うようになっている。また、オゾン自体は
毒性及び刺激性がある気体であって人体に有害であるため、外部に漏れないよう
にする必要がある。このため、水が通流していない場合には、オゾンの発生を停
止する必要がある。そこで、従来、電源9による放電部材11への給電を押しボ
タンスイッチ(図示せず)によりオン・オフ制御するように構成して、水が通流
していない場合には、前記押しボタンスイッチをオフにすることにより放電を停
止するようにしている。
【0005】
しかしながら、この従来のオゾン浄水器には以下に示す欠点がある。先ず、ハ
ウジング6内に電源9が設置されているため、放電部材11にて放電により発生
した熱が電源9に印加され、電源9の耐久性が劣化する。即ち、熱によって電源
の電子部品が破壊するか、又はトランスが焼損しやすくなり、これにより電源の
出力が得られなくなり、オゾンが発生しなくなる。
【0006】
また、電源9はハウジング6内でオゾンに曝されるため、腐食し易いという欠
点がある。
【0007】
更に、蛇口をひねっただけではオゾンが水に添加されず、オゾンによる殺菌効
果をもたらすには押しボタンスイッチを押してオゾン発生部5を起動させ、放電
部材11による放電を開始する必要がある。また、蛇口をひねって水を停止させ
た場合には、スイッチを押してオゾン発生部5の駆動を停止し、放電を停止させ
る必要がある。この作業が煩雑である。
【0008】
なお、このような煩雑性を解消することができるオゾン浄水器として、実開昭
63-149298号公報に示すように(図3参照)、水の通流により生じた負圧を感知
して電源25をオン・オフ制御するものがある。この浄水器においては、水道の
蛇口に取り付けた導管20に細管21をその下半部を導管20内に臨ませて取り
付け、この細管21の上端部にオゾン発生部22から導出された導管23を連結
している。
【0009】
オゾン発生部22においては、空気入口23からオゾン発生器24内に空気が
導入され、このオゾン発生器24内のプレートに電源25から給電することによ
り前記プレートにて放電を発生させ、オゾンを発生させる。このオゾンは発生器
24と導管23とを連結する導管26と、導管23及び細管21とを介して水道
水に添加される。オゾン発生部22内には導管26に連結する流水感知器27が
設置されており、空気及びオゾンの流れにより発生する負圧を感知してオン・オ
フ信号を出力するようになっている。
【0010】
この図3に示すオゾン浄水器においては、蛇口をひねって開にすると、導管2
0内を水が流出し、導管20内で負圧が発生する。この負圧により空気入口23
から空気が発生器24内に導入され、導管26内を空気が通流する。これにより
、流水感知器27内で負圧が発生し、流水感知器27がこの負圧を検出してオン
信号が出力され、電源25がオゾン発生器24内のプレートに給電し、オゾンが
発生する。一方、水道の蛇口を閉めた場合には、導管26内のオゾンの通流が停
止するので、流水感知器27が負圧の消滅によりこれを感知し、電源25をオフ
にする。
【0011】
しかしながら、このように導管26内のオゾンの流動による負圧を検知して電
源25のオン・オフを自動的に行おうとしても、オゾンの流動により発生する負
圧は水の流速が少ないために極めて小さい。このため、流水感知器27は高感度
であることが要求される。また、この流水感知器27はオゾンに直接接触するた
め、耐食性が優れていることも要求される。これらの理由により、この従来の浄
水器は製造コストが極めて高くなるという欠点がある。
【0012】
本考案はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、オゾン供給手段のオン
・オフを手動によることなく、自動的に制御することができ、しかも製造コスト
が低く、電源の腐食も防止できるオゾン浄水器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るオゾン浄水器は、水入口及び水出口を有して水が通流する通水路
と、前記通水路内に配置されその上部で揺動可能に支持された揺動部材と、この
揺動部材に設置された磁石と、前記通水路の外部に設けられ前記磁石が所定距離
内に接近してオンとなり前記所定距離から離隔してオフとなる信号を出力する磁
気検知器と、この揺動部材よりも通水方向の下流側のオゾン混入部にて前記通水
路に連通し前記オゾン混入部内の水にオゾンを供給するオゾン供給手段と、前記
磁気検知器の作動により前記オゾン供給手段を起動制御する制御手段と、前記オ
ゾン混入部よりも下流側に設けられ水中のオゾンを分解する濾過部とを有するこ
とを特徴とする。
【0014】
本考案においては、負圧を検知して水の流動を検出するのではなく、通水路内
の水の流動を受けて作動するスイッチにより直接検出する。即ち、通水路内を水
が流れると、揺動部材が上方に揺動し、揺動部材に設けた磁石が通水路の外部に
設けた磁気検知器に接近し、その磁気が磁気検知器に検出される。これにより、
前記磁気検知器はオン信号を出力し、制御手段は前記磁気検知器のオンによりオ
ゾン供給手段を起動してオゾンを発生させ、このオゾンをオゾン混入部にて通水
路内の水に添加する。オゾンが添加された水は次いで濾過部に入り、この濾過部
にてオゾンが分解除去される。一方、水の流動が停止すると、前記揺動部材が降
下するので、磁気検知器は磁気を検出しなくなったことにより、水の流動停止を
検知する。これにより、磁気検知器は制御装置にオフ信号を出力し、制御装置は
オゾン供給手段の作動を停止させる。
【0015】
本考案においては、通水路内の水の流動を通水路内の揺動部材により直接検出
するので、水の流動が小量であってもこれを確実に検出することができる。また
、この揺動部材、磁石及び磁気検知器からなる水流動検出スイッチは、オゾンの
通路から遮断されているので、オゾンに曝されることがないため、耐久性が優れ
ている。
【0016】
以下、本考案の実施例について添付の図面を参照して具体的に説明する。図1
は本考案の実施例に係るオゾン浄水器を示す図である。この水道の蛇口に分水器
31が取り付けられており、この分水器31はレバー32を切り替えることによ
り、水道水を下方に設けた出口33から直接流出させるか、又はその側方の出口
34から流出させるように構成されている。そして、この側方出口34には非磁
性体からなる通水管35がその軸方向を水平にして連結されていて、水が通水管
35内を分水器31側からその反対側に向けて通流するようになっている。
【0017】
この通水管35内の上流側部分には、この通水管35の通水断面に整合する面
形状の揺動部材36がその上端部の揺動始点36aを中心として揺動可能に設置
されている。この揺動部材36には磁石38が固定されており、通水管35の外
面には磁気検知器37が設置されている。この磁気検知器37は揺動部材36が
上方に揺動して磁石38が所定距離内に接近した場合に、これを検出してオン信
号を出力する。このオン信号は後述する電源47を制御している制御装置(図示
せず)に与えられる。この揺動部材36、磁石38及び磁気検知器37により、
通水管35内の水の流動を検出するスイッチが構成される。
【0018】
通水管35の中央部はその径が小さくなるように絞られた縮径部39となって
おり、これにより通水管35内を通流する水がその流速を高めて下流側のオゾン
混入部40に供給されるようになっている。
【0019】
このオゾン混入部40に連通するようにして、オゾン発生器41が取り付けら
れている。このオゾン発生器41はその上部に1対のオゾナイザプレート42が
設けられている。このオゾナイザプレート42にはオゾン発生器41の外部に設
置した電源47としてのトランスが接続されていて、オゾナイザプレート42は
この電源47から給電されて放電する。このオゾナイザプレート42には、通電
により抵抗発熱する高抵抗の発熱体(図示せず)が埋設されており、この抵抗発
熱体に通電することによりオゾナイザプレート42を加熱することができるよう
になっている。
【0020】
そして、オゾン発生器41の下半部には開閉弁43が設置されており、この開
閉弁43はオゾナイザプレート42とオゾン混入部40との間に介在してオゾン
混入部40とオゾナイザプレート42との間の連通を開閉するようになっている
。この開閉弁43のケース内には閉止端46と、この閉止端46に当接して開閉
弁43を閉にするボール44と、このボール44を閉止端46に向けて弾性的に
押圧する圧縮スプリング45とが設けられている。このボール44はオゾン混入
部40内を通流する水の負圧により吸引され、スプリング45の弾性力に抗して
下降し、開閉弁43を開にする。一方、負圧が消失したときには、ボール44は
スプリング45により付勢されて閉止端46に当接し、開閉弁43を閉にする。
通水管35内のオゾン混入部40の下流側には、水を渦巻状にして通水管35
から流出させるための抵抗部材48が設置されている。この抵抗部材48が設置
された通水管の下流側端には濾過装置49が設置されており、抵抗部材48を通
流してきた水は、濾過装置49内に入り、この濾過装置内で所定の流路に沿って
通流した後、その下端部の出口から流出するようになっている。濾過装置49に
は、オゾンを分解する活性炭等からなるペレットが収納されており、オゾン混合
水がこの活性炭等からなるペレットを通過してオゾンが分解除去されるようにな
っている。
【0021】
この濾過装置49の水出口には、パイプ50が設置されており、更にこのパイ
プ50にはカギ型に延びる水路部材52が連結されている。パイプ50には水路
圧力を調整するための圧力調整弁51が設置されている。また、水路部材52は
その一端部がパイプ50に垂直軸の周りに回転可能に取り付けられており、他端
部は流出水を下方に向けて排出するように鉛直方向に向いている。これにより、
水路部材52がその水平部分を半径とする円弧で回動することにより、水をこの
円弧部分で示す位置に供給することができる。
【0022】
次に、このように構成された本実施例のオゾン浄水器を家庭用水道の蛇口に設
置した場合の動作について説明する。食器洗い等に水道水を使用する場合には、
分水器31のレバー32を出口33側に切換え、出口33から直接水を流出させ
る。一方、水道水を飲用に供する場合には、レバー32を側方出口34側に切換
え、水を通水管35に供給する。そうすると、この水の流動により揺動部材36
が上方に移動する。そして、磁石38が磁気検知器37に近づくと、磁気検知器
37がこれを検出してオン信号を制御装置に出力する。制御装置はこの磁気検知
器37からのオン信号を入力すると、電源47からオゾナイザプレート42への
給電を開始する。これにより、オゾン発生器41にてオゾンが発生する。
【0023】
水は通水管35内の縮径部39を通流し、その速度を上昇させてオゾン混入部
40に導入される。この水は縮径部35から大径のオゾン混入部40内に入るこ
とにより、このオゾン混入部40にて負圧が発生する。この負圧により、開閉弁
43のボール44がスプリング45の付勢力に抗してオゾン混入部40側に吸引
され、開閉弁43が開になる。そうすると、オゾン発生器41内のオゾンがオゾ
ン混入部40内に吸引されてオゾンが通水管35内の水に添加され、水中にオゾ
ンが混入する。オゾン発生器41の上端からは空気が補給され、この空気は通水
管35内を流動する水の負圧に吸引されてオゾン混入部40に向かい、その途中
でオゾナイザプレート42による放電を受けて酸素がオゾン化する。このオゾン
は水が通水管35内を流動している限り、連続的にこの水に添加される。
【0024】
オゾン混入部40にてオゾンが添加された水は抵抗部材48を通過して渦巻流
となり、その後濾過装置49に導入される。この抵抗部材48を通過する間に水
にオゾンが十分に混合され、水がオゾンにより殺菌される。
【0025】
このオゾン混合水は、濾過装置49にて活性炭等からなるペレットを通過し、
オゾンが分解除去される。なお、この濾過装置49を通過する際に、水にミネラ
ル分を添加することもできる。
【0026】
濾過装置49を出た水はパイプ50及び水路部材52を通流してその出口から
流出する。これにより、オゾンにより殺菌された後、このオゾンが除去された清
浄な水を得ることができる。
【0027】
一方、蛇口を閉にすることにより、通水管35内への水の供給を停止すると、
通水管35内の揺動部材36は自重で降下し、磁石38が磁気検知器37から離
隔する。これにより、磁気検知器37はこの揺動部材の降下を検出し、制御装置
は電源47からのオゾナイザプレート42への給電を停止させてオゾンの発生を
停止させる。また、制御装置はオゾナイザプレート42内に埋設されたヒータに
通電して抵抗発熱させ、このプレート42を結露しない程度の高温の状態に保持
する。一方、通水管35内の水の流動が停止したため、オゾン混入部40におけ
る負圧が消失し、開閉弁43のボール44がスプリング45の付勢力により閉止
端46に押し付けられ、開閉弁43が閉になる。これにより、オゾン発生器41
と通水管35とが遮断され、オゾンが通水管35内に漏出することが防止される
。
【0028】
なお、水路部材52の出口が遮蔽される等の異常事態により、系内の水圧が異
常に上昇したときには、圧力調整弁51が作動してこの水圧を逃がすことができ
る。
【0029】
このように、本実施例においては、揺動部材36が水の流動による力を直接受
けて上昇し、この揺動部材の上昇を磁気検知器37により検出して水の流動を検
出するので、従来のように負圧により通水を検知する場合と異なり、水の流動を
確実に検知することができる。しかも、磁気検知器37により磁石38の接近離
隔を検知するという極めて簡素な構造で水の流動を検知するので、その製造コス
トが低いと共に、故障の発生が少なく信頼性が高い。更に、微小の水流でもこれ
を確実に検知することができる。
【0030】
また、オゾナイザプレート42は放電による熱を受けて高温になるが、止水時
に従来のように自然冷却されると、このプレート42が結露してしまう。しかし
、本実施例においては、止水時にはプレート42に埋設された抵抗発熱体(ヒー
タ)に通電して高温の状態を保持するので、このプレートに結露することが防止
される。
【0031】
本考案によれば、負圧を検知して水の流動を検出するのではなく、通水路内の
水の流動を受けて作動するスイッチ(揺動部材、磁石及び磁気検知器)により直
接検出する。このため、水の流動が集合住宅等で水道水の流量が少ない場合のよ
うに小量であってもこれを確実に検出することができる。また、このスイッチは
オゾンに曝されることがないので、耐久性が優れている。更に、水の流動を検出
する構造が簡素であるので、製造コストを低減できる共に、故障の発生も少なく
信頼性を向上させることができる。また、オゾン混合水は濾過部にてオゾンが除
去されるので、有害なオゾンが放出されることはなく、安全な水を得ることがで
きる。このようにして、オゾンにより殺菌・脱臭された美味な水を飲用すること
ができる。
【図1】本考案の実施例に係るオゾン浄水器を示す図で
ある。
ある。
【図2】従来のオゾン発生器を示す図である。
【図3】従来の他のオゾン発生器を示す図である。
31;分水器
35;通水管
36;揺動部材
37;磁気検知器
38;磁石
40;オゾン混入部
41;オゾン発生部
42;オゾナイザプレート
43;開閉弁
44;ボール
45;スプリング
48;抵抗部材
49;濾過装置
51;圧力調整弁、
52;水路部材
Claims (1)
- 【請求項1】 水入口及び水出口を有して水が通流する
通水路と、前記通水路内に配置されその上部で揺動可能
に支持された揺動部材と、この揺動部材に設置された磁
石と、前記通水路の外部に設けられ前記磁石が所定距離
内に接近してオンとなり前記所定距離から離隔してオフ
となる信号を出力する磁気検知器と、この揺動部材より
も通水方向の下流側のオゾン混入部にて前記通水路に連
通し前記オゾン混入部内の水にオゾンを供給するオゾン
供給手段と、前記磁気検知器の作動により前記オゾン供
給手段を起動制御する制御手段と、前記オゾン混入部よ
りも下流側に設けられ水中のオゾンを分解する濾過部と
を有することを特徴とするオゾン浄水器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2863191U JPH04118193U (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | オゾン浄水器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2863191U JPH04118193U (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | オゾン浄水器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118193U true JPH04118193U (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=31912683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2863191U Pending JPH04118193U (ja) | 1991-03-30 | 1991-03-30 | オゾン浄水器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04118193U (ja) |
-
1991
- 1991-03-30 JP JP2863191U patent/JPH04118193U/ja active Pending
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