JPH04117755A - ファクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は画情報を伝送するのと同時に音情報も伝送する
ことが可能なファクシミリ装置に関する。

従来の技術 近年、文書・図形等の画情報を伝送する方法としてファ
クシミリ装置が広く普及している。

以下に従来のファクシミリ装置について図を用いて説明
する。

第４図は従来のファクシミリ装置の構成図である。１は
画情報を読み取シ電気信号に変換する画像読取装置であ
る。なお、変換された電気信号を以下画信号と呼ぶ。２
は圧縮・伸張等、画信号の電気的処理を行う制御装置、
３は画信号の変調および復調を行うモデム、４は画信号
を画情報として出力印字する画像出力装置である。

以上のような構成要素よりなる従来のファクシミリ装置
について、その動作を説明する。

発呼側が送信しようとする原稿は、画像読取装置１によ
り画信号として読み込まれ、画信号は制御装置２におい
て圧縮等の電気的処理を施され、モデム３を介して回線
に送出される。被呼側は回線からモデム３を介して画信
号を受信する。この画信号を制御装置２において伸張等
の電気的処理を行ない、画像出力装置４において印字を
行う。

発明が解決しようとする課題 上記従来のファクシミリ装置においては、専ら画情報を
伝送するものであり、音情報を同時に伝送できないとい
う問題点を有していた。

本発明は画情報とともに音情報も同時に送ることのでき
るファクシミリ装置を提供するのを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために従来のファクシミリ
装置に、画情報に変換した音情報のある一定のパターン
を読み取るパターン読取センサと、音信号または音声信
号を発生させるサウンドジェネレータまたは音声合成装
置と、前記パターン読取センナから読み取ったデータに
対応した音信号または音声信号を前記サウンドジェネレ
ータまたは音声合成装置によって発生させるサウンド制
御装置とを付加して備えた構成となっている。

作　　　用 本発明は上記の構成により、送信側で音情報を画情報に
変換し、これを画信号として回線に送出する。受信側で
は送られてきた画信号から画情報と音情報を分離し、音
情報を基にサウンドジェネレータまたは音声合成装置を
用いて音信号または音声信号を生成する。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は本発明の一実施例のファクシミＩＪ装置の構成
図である。

図において１は画情報を読み取り電気信号に変換する画
像読取装置、２は圧縮・伸張等、画信号の電気的処理を
行う制御装置、３は画信号の変調および復調を行うモデ
ム、４は画信号を画情報として出力印字する画像出力装
置であり、以上は従来のファクシミリ装置と同機能のも
のである。６は受信された、画情報に変換されている音
情報パターンを読み取るパターン読取センサ、６はパタ
ーン読取センサ５で読み取って音情報データをもとに７
のサウンドジェネレータを駆動して音声信号を発生させ
るサウンド制御装置、７は音信号を発生するサウンドジ
ェネレータ、８Ｖｉサウンドジエネレータ７からの音信
号で発生するスピーカであり、これはベル音などを鳴ら
すだめのスピーカと兼用してもよい。

第２図は本発明のファクシミＩＪ装置に使用する原稿の
一例である。図の左側には音情報を記録するマークシー
ト部を備えている。右側は従来通りの画情報部、すなわ
ち文字や図形を記録するためのスペースである。音情報
は、どのマークシートにマークをすればどのような音を
発生させるかあらかじめ詳細な規約を定めておく。

第３図にマークシート部の一例を示す。マークシートに
マークする情報として、音の高さ、音の強さ、音の長さ
および音色等を指定する。さらに、サウンドジェネレー
タが複数音を同時に発音する機能を有しているとすると
、和音を指定することも可能である。第３図は３オクタ
ーブ、３音間時発音、音の強さは３段階切換−可能のサ
ウンドジェネレータを用いたときの例である。ＣＤＥＦ
ＧＡＢは音の高さを表し、峰は半音階を、Ｌ及びＨはそ
れぞれ１オクターブ低いか高いかを示す。１，２゜３は
音の強さを表すとする。このようなマークシートラパタ
ーン読取センサによって連続して読み込む。さらにマー
クシートリーダの情報をサウンドジェネレータに一定速
度で送出することによって、サウンドジェネレータによ
って演奏を行うことが可能となる。以上のように構成さ
れたファクシミリ装置について、以下にその動作を説明
する。

送信を行う場合、マークシート付原稿を用いる。

マークシート部には、発呼者が希望する曲の情報があら
かじめマークされているとする。画情報部には、発呼者
が文字または図形を記し、送信を行う。送信方法は従来
のファクシミリ装置と同様である。

被呼側において画信号を受信する場合、これも従来と同
様にモデム、制御装置を介して、画像出力装置によって
、画像として印字を行う。印字はれた画像は、搬送経路
を特別に設けてパターン読取センサに送る。ここで、送
られてきた画情報が音情報を含むものであるかどうかを
判断するために、第２図におけるマークシート部の先頭
にチェツクマークを定めておく。そしてパターン読取セ
ンサを動作させ、チエツクマークがマークしである場合
には音情報を含むものとする。一方チェックマークがマ
ークしてない場合は、以後パターン読取センサの動作を
停止し、従来通り画像の出力のみを行う。

画像情報に音情報を含む場合には、マークシート部のパ
ターンを読み取り、前述の方式によってサウンド制御装
置６とサウンドジェネレータ７により音信号を発生させ
、スピーカ８により発音させる。それによって、画情報
を出力させるのと同時に音情報を出力きせることができ
る。

上記は音階を送る場合であるが、音声合成によって人間
の音声を送ってもよい。この場合は音声用のチエツクマ
ークを定めておく。前記の規約でマークシートの記号の
組合せに対してあらかじめ規定した音声信号を第１図の
サウンドジェネレタ７に代えて配置した音声合成装置（
図示せず）によって発生させ、スピーカ８から意志を伝
達することも可能である。マークシートの記号の組合せ
によって如何なる音声でも発音できるようにしてもよく
、また簡易型として特定の記号に対して特定の音声によ
る定型のメソセージを用意しておいてスピーカ８から発
声させてもよい。

さらにマークシート部をもつ原稿または送られてきた画
像の搬送経路を、画像読取装置を介さずに、直接パター
ン読取センサに送るように切換えることによって原稿ま
たは送られてきた画像をパターン読取センサで読み取り
、サウンドジェネレータまたは音声合成装置を起動させ
、何度でも音を再生できる。つまり音楽または、音声の
再生機としても用いることができる。

発明の効果 本発明は、以上説明したようにパターン読取センサとサ
ウンドジェネレータまたは音声合成装置とサウンド制御
装置とを設けた画像信号の受信装置で、送信側で音情報
を画像信号に含めて伝送を行ない、受信側において送ら
れてきた画情報を音情報に変換することによって受信し
た画像を見ながら同時に音情報を聞くこともできる優れ
たファクシミリ装置である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のファクシミリ装置の構成図
、第２図は同じくファクシミリ装置に使用する原稿の一
例を示す説明図、第３図は同じく第２図の原稿における
マークシート部の一例を示す説明図、第４図は従来のフ
ァクシミリ装置の構成図である。 ６・・・・・パターン読取センサ、６・・・・・・サウ
ンド制御装置、７・・・・・・サウンドジェネレータ。 代理人の氏名　弁理士　小鍜治　　明　　ほか１名δ スピーカ 第 図 第 図 θ　口■ チェックマーク

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）画情報に変換した音情報のある一定のパターンを
   読み取るパターン読取センサと、音信号を発生させるサ
   ウンドジェネレータと、前記パターン読取センサから読
   み取ったデータに対応した音信号を前記サウンドジェネ
   レータによって発生させるサウンド制御装置とを備え、
   画情報と共に音情報の伝送も可能なように構成したファ
   クシミリ装置。
2. （２）サウンドジェネレータに代えて音声合成装置を備
   えた請求項１記載のファクシミリ装置。