JPH04117751U - 握り部の滑り止めテープ - Google Patents

握り部の滑り止めテープ

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Publication number
JPH04117751U
JPH04117751U JP1991030708U JP3070891U JPH04117751U JP H04117751 U JPH04117751 U JP H04117751U JP 1991030708 U JP1991030708 U JP 1991030708U JP 3070891 U JP3070891 U JP 3070891U JP H04117751 U JPH04117751 U JP H04117751U
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JP
Japan
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tape
slip
grip
slip tape
thin
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Pending
Application number
JP1991030708U
Other languages
English (en)
Inventor
谷 守 守
重 則 鶯
Original Assignee
セイキ工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by セイキ工業株式会社 filed Critical セイキ工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 滑り止めテープの側端部のめくれを抑制し、
それによって破断、剥離の進行をなくし、長期にわたっ
て有効に使用できるようにする。 【構成】 可撓性を有していて、手が滑らないゴムまた
は合成樹脂からなるテープ状材料において、その両側端
部に、略1/2の厚さの薄肉部を設ける。この薄肉部
は、テープの側端部において上下逆の面側に設け、重な
り部の突出を防ぐ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スポーツ用具や工具類の握り部、階段や廊下の手摺等の握り部に巻 付けて使用する滑り止めテープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、スポーツ用具や工具類等の各種握り部には、滑り止め用のテープを 巻付け、小さい力で安定した把持を行えるようにしている。これらのテープは、 一時的には良好な滑り止め効果を得ることができるが、使用を継続すると、図3 に示すように、螺旋状に巻付けたテープ10の隣接する接合部分において、外側 に重ねたテープの側端部分10aがめくれ上がり、その部分が起点となって、破 断、剥離が進行するため、長期にわたる使用には耐え得ないものである。
【0003】 特に、図3に示すように、テープの側端部分10aを若干重ね合わせて巻付け ると、該側端部分10aがテープ巻付け面から突出した状態にあるため、上述の めくれ上がりが起こりやすい。これに対して、テープの側端部分を相互に突き合 わせて巻付けた場合には、側端部分10aが突出しないために上記めくれ上がり がある程度抑制されるが、使用に伴うテープの若干のずれ動きによってテープの 側端縁間に隙間が生じ、見苦しい状態になると同時に、その隙間部分から上記め くれ上がりが生じることになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の技術的課題は、上述したテープ側端部のめくれを抑制し、それによっ て破断、剥離の進行をなくし、長期にわたって有効に使用できるようにした滑り 止めテープを得ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の滑り止めテープは、可撓性と手が滑らない 性状を有するゴムまたは合成樹脂からなるテープ状材料の両側端部に、中間部の 厚さの略1/2に相当する欠落部を、上下逆の面側に設け、それによって、該側 端部における上下逆の面側に薄肉部を延設している。
【0006】
【作用】
滑り止めテープを握り部に巻付けるに際し、握り部への貼り付け面側にある薄 肉部の上に、他側端側にある薄肉部を重ねて、螺旋状に巻付けると、薄肉部の相 互の重なり合いによってテープの側端部分間に隙間が生じることはなく、しかも その薄肉部の重なり部分がテープ巻付け面から突出しないため、その部分からの テープのめくれ上がりが効果的に抑止される。
【0007】
【実施例】
図1は本考案にかかる滑り止めテープの実施例の使用状態を、図2はその断面 形状の詳細を示している。 図示した滑り止めテープ1は、可撓性と手が滑らない性状を有するゴムまたは 合成樹脂からなるテープ状材料2の両側端部に、中間部の厚さの略1/2に相当 する欠落部3を、上下逆の面側に設け、それによって、該側端部における上下逆 の面側に薄肉部2a,2bを延設している。上記テープ状材料2の表面には、滑 り止め効果を高めるための適宜凹凸をエンボスにより施し、あるいは装飾的な凹 凸や着色を適宜付することもできる。また、テープ状材料2の握り部5への貼り 付け面2cには、必要に応じて予め接着剤を塗着しておくこともできる。
【0008】 上記構成を有する滑り止めテープ1をスポーツ用具や工具類、あるいは階段や 廊下の手摺等の握り部5に巻付けるに際しては、握り部5への貼り付け面2c側 にある薄肉部2bの上に、他側端側にある薄肉部2aを重ねて、螺旋状に巻付け る。これにより、薄肉部2a,2bが相互に重なり合うが、その薄肉部の厚さを 中間部の1/2にしているので、その部分で重なりによる盛り上がりがなく、ま たその重なりによってテープの側端部分間に隙間が生じることはなく、そのため 重なり部分からのテープのめくれ上がりが効果的に抑止される。
【0009】 なお、薄肉部2aの先端における欠落部と反対側の角部2dを鋭角的に成形す ることなく、その部分に丸みを与えておくことにより、上記めくれ上がりを一層 効果的に抑制することができる。
【0010】 また、一般に握り部を手で把持して、運動、作業等を行う場合に、その握り部 5の表面に作用する力の方向が特定されるのが通例である。例えば、スポーツ用 具や工具類の場合には、握り部5が手から抜け出そうとするので、その握り部5 上の滑り止めテープ1には、握り部5の基端側に向けてずらそうとする力が作用 する。従って、この滑り止めテープを握り部に巻付ける場合には、通常の使用状 態において、薄肉部2aをめくるような力が作用しないように、図1において左 側が握り部の基端になるようにするのがよい。そのためには、握り部5の基端側 からテープを巻きはじめることになる。
【0011】
【考案の効果】
このように本考案によれば、従来の滑り止めテープ側端部のめくれを抑制し、 それによって破断、剥離の進行をなくし、長期にわたって有効に使用できるよう にした滑り止めテープを得ることにある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の使用状態を示す半断面図であ
る。
【図2】上記実施例の拡大断面図である。
【図3】従来例の使用状態を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 滑り止めテープ、 2 テープ状材料、 2a,2b 薄肉部、 3 欠落部、 5 握り部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 4F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性と手が滑らない性状を有するゴムま
    たは合成樹脂からなるテープ状材料の両側端部に、中間
    部の厚さの略1/2に相当する欠落部を、上下逆の面側
    に設け、それによって、該側端部における上下逆の面側
    に薄肉部を延設したことを特徴とする握り部の滑り止め
    テープ。
JP1991030708U 1991-04-05 1991-04-05 握り部の滑り止めテープ Pending JPH04117751U (ja)

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JP1991030708U JPH04117751U (ja) 1991-04-05 1991-04-05 握り部の滑り止めテープ

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JPH04117751U true JPH04117751U (ja) 1992-10-21

Family

ID=31914232

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