JPH04117602U - 潤滑油塗布具 - Google Patents
潤滑油塗布具Info
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- JPH04117602U JPH04117602U JP2201591U JP2201591U JPH04117602U JP H04117602 U JPH04117602 U JP H04117602U JP 2201591 U JP2201591 U JP 2201591U JP 2201591 U JP2201591 U JP 2201591U JP H04117602 U JPH04117602 U JP H04117602U
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Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 送気・送水ボタン14、吸引ボタン16のパ
ッキン部18、20に塗布するシリコンオイルの塗布量
を最適量にすることができる潤滑油塗布具を提供する。 【構成】 予めシリコンオイルが含浸されたスポンジ体
24の挿入穴40、42に、シリコンオイルが塗布され
る送気・送水ボタン14、吸引ボタン16のパッキン部
18、20を挿入して、このパッキン部18、20にシ
リコンオイルを塗布する。そして、前記パッキン部1
8、20を前記穴40、42から引き抜く時に、前記ス
ポンジ体24の出入口部26、28に設けられた油掻き
取り鍔36、38で、前記パッキン部18、20に塗布
されたシリコンオイルのうち余分なシリコンオイルを掻
き取る。これにより、パッキン部18、20に塗布され
るシリコンオイルの量を最適量にすることができる。
ッキン部18、20に塗布するシリコンオイルの塗布量
を最適量にすることができる潤滑油塗布具を提供する。 【構成】 予めシリコンオイルが含浸されたスポンジ体
24の挿入穴40、42に、シリコンオイルが塗布され
る送気・送水ボタン14、吸引ボタン16のパッキン部
18、20を挿入して、このパッキン部18、20にシ
リコンオイルを塗布する。そして、前記パッキン部1
8、20を前記穴40、42から引き抜く時に、前記ス
ポンジ体24の出入口部26、28に設けられた油掻き
取り鍔36、38で、前記パッキン部18、20に塗布
されたシリコンオイルのうち余分なシリコンオイルを掻
き取る。これにより、パッキン部18、20に塗布され
るシリコンオイルの量を最適量にすることができる。
Description
【0001】
本考案は潤滑油塗布具に係り、特に内視鏡の手元操作部に取付けられる送気・
送水ボタン及び吸引ボタンの各パッキン部にシリコンオイルを塗布する潤滑油塗
布具に関する。
【0002】
従来、内視鏡の手元操作部に取付けられる送気・送水ボタンや吸引ボタンにシ
リコンオイルを塗布するには、送気・送水ボタン、吸引ボタンの各被塗布部分(
パッキン部分)にシリコンオイルを直接滴下して塗布している。
【0003】
しかしながら、従来のシリコンオイルの塗布方法では、シリコンオイルを送気
・送水ボタン、吸引ボタンの各パッキン部分に直接滴下するので、塗布量が多く
なるという欠点がある。
この不具合により、送気・送水ボタン、吸引ボタンを内視鏡の手元操作部に取
付けた際に、余分のシリコンオイルが送気・送水、吸引の各配管に侵入し、配管
詰まり等の不良を発生させるという欠点がある。
【0004】
本考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、シリコンオイルの塗布量
を最適量にすることができる潤滑油塗布具を提供することを目的とする。
【0005】
本考案は、前記目的を達成する為に、塗布具本体内に被塗布体が挿入される筒
状の油含浸体が配設されると共に、塗布具本体の被塗布体の出入口部に油掻き取
り部を形成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】
本考案によれば、油含浸体に予め潤滑油を含浸させ、この油含浸体に被塗布体
を挿入し潤滑油を塗布する。そして、前記被塗布体を前記油含浸体から引き抜く
時に、油掻き取り部で前記被塗布体に塗布された潤滑油のうち余分な潤滑油を掻
き取る。これにより、被塗布体に塗布される潤滑油の量を最適量にすることがで
きる。
【0007】
以下添付図面に従って本考案に係る潤滑油塗布具の好ましい実施例について詳
説する。
図1は本考案に係る潤滑油塗布具10の第1実施例が示され、図2に示す内視
鏡の手元操作部12に取付けられる送気・送水ボタン14と吸引ボタン16の各
パッキン部分18、20にシリコンオイルを塗布する状態が示されている。
【0008】
前記潤滑油塗布具10は図3に示すように、筒体22と、この筒体22内に取
付けられた筒状のスポンジ体24とから構成される。前記筒体22の図中左端に
は、前記送気・送水ボタン14の出入口26が形成され、また図中右端には前記
吸引ボタン16の出入口28がそれぞれ形成される。更に、筒体22の側面には
一対のシリコンオイル注入口30、32が筒体22の軸方向に沿って形成され、
このシリコンオイル注入口30、32に図1に示したシリコンオイルタンク34
からのシリコンオイルが注入される。
【0009】
また、筒体22の前記出入口26、28には、リング状のシリコンオイル掻き
取り鍔36、38が形成される。前記掻き取り鍔36は、送気・送水ボタン14
のパッキン部18を引き抜く時に、パッキン部18に塗布されたシリコンオイル
のうち余分なシリコンオイルを掻き取ることができる径に形成される。また、前
記掻き取り部38は、吸引ボタン16のパッキン部20を引き抜く時に、パッキ
ン部20に塗布されたシリコンオイルのうち余分なシリコンオイルを掻き取るこ
とができる径に形成される。
【0010】
一方、前記スポンジ体24には、送気・送水ボタン14のパッキン部18に対
応する大径の挿入穴40と、吸引ボタン16のパッキン部20に対応する小径の
挿入穴42とが同軸上に形成される。
次に、前記の如く形成された潤滑油塗布具10の作用について説明する。
先ず、筒体22のシリコンオイル注入口30、32からスポンジ体24に、シ
リコンオイルを注入し、シリコンオイルをスポンジ体24に含浸させる。このシ
リコンオイルの注入量は、スポンジ体24がシリコンオイルで充分に含浸される
量とする。
【0011】
次に、送気・送水ボタン14のパッキン部18を、前記筒体22の出入口26
を介して挿入穴40に挿入すると共に、吸引ボタン16のパッキン部20を出入
口28を介して挿入穴42に挿入する。これにより、前記各パッキン部18、2
0は、シリコンオイルが含浸されたスポンジ体24によって、シリコンオイルが
塗布される。
【0012】
次いで、各パッキン部18、20を前記挿入穴40、42から引き抜く。この
時、各パッキン部18、20に塗布されたシリコンオイルのうち余分なシリコン
オイルは、各パッキン部18、20の引き抜きに伴って前述した掻き取り鍔36
、38によって掻き取られる。
従って、本実施例に係る潤滑油塗布具10を使用することにより、各パッキン
部18、20に塗布されるシリコンオイルの量は最適量となるので、塗布量が多
すぎることによって生じる配管詰まり等の不良を防止することができる。
【0013】
図4、図5には本考案に係る潤滑油塗布具の第2実施例が示され、内視鏡の収
納ケース44の緩衝部材46の未使用部分に穴48を設けると共に、この穴48
の出入口部50に掻き取り鍔52を形成する。そして、この穴50に筒状のスポ
ンジ体54を取付けた後、スポンジ体54にシリコンオイルを含浸させる。そし
て、前述したパッキン部18(20)をスポンジ体に挿入して、シリコンオイル
を塗布する。このように、潤滑油塗布具は内視鏡の収納ケース44にも設けるこ
とができる。
【0014】
以上説明したように、本考案に係る潤滑油塗布具によれば、塗布具本体内に配
設された油含浸体に、被塗布体を挿入して潤滑油を塗布し、そして、被塗布体を
前記油含浸体から引き抜く時に、塗布具本体に設けられた油掻き取り部で被塗布
体に塗布された潤滑油のうち余分な潤滑油を掻き取るようにしたので、被塗布体
に塗布される潤滑油の量を最適量にすることができる。
【図1】本考案に係る潤滑油塗布具の第1実施例を示す
斜視図
斜視図
【図2】図1に示した潤滑油塗布具の断面図
【図3】本考案に係る潤滑油塗布具で塗布された送気・
送水ボタン、吸引ボタンが内視鏡の手元操作部に取付け
られる状態を示す説明図
送水ボタン、吸引ボタンが内視鏡の手元操作部に取付け
られる状態を示す説明図
【図4】本考案に係る潤滑油塗布具の第2実施例を示す
斜視図
斜視図
【図5】図1に示した潤滑油塗布具の断面図
10…潤滑油塗布具
14…送気・送水ボタン
16…吸引ボタン
18、20…パッキン部
22…筒体
24…スポンジ体
36、38…油掻き取り鍔
40、42…挿入穴
Claims (1)
- 【請求項1】 塗布具本体内に被塗布体が挿入される筒
状の油含浸体が配設されると共に、塗布具本体の被塗布
体の出入口部に油掻き取り部を形成したことを特徴とす
る潤滑油塗布具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991022015U JP2534425Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 潤滑油塗布具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991022015U JP2534425Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 潤滑油塗布具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04117602U true JPH04117602U (ja) | 1992-10-21 |
JP2534425Y2 JP2534425Y2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=31907619
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991022015U Expired - Lifetime JP2534425Y2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 潤滑油塗布具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2534425Y2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878168U (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-26 | オリンパス光学工業株式会社 | 潤滑油塗布器 |
JPS6232625U (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-26 | ||
JPS632136U (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-08 | ||
JPS644525U (ja) * | 1987-06-26 | 1989-01-12 |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP1991022015U patent/JP2534425Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878168U (ja) * | 1981-11-19 | 1983-05-26 | オリンパス光学工業株式会社 | 潤滑油塗布器 |
JPS6232625U (ja) * | 1985-08-12 | 1987-02-26 | ||
JPS632136U (ja) * | 1986-06-24 | 1988-01-08 | ||
JPS644525U (ja) * | 1987-06-26 | 1989-01-12 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2534425Y2 (ja) | 1997-04-30 |
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