JPH04117226U - パツド摩耗警告装置 - Google Patents

パツド摩耗警告装置

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JPH04117226U
JPH04117226U JP2026091U JP2026091U JPH04117226U JP H04117226 U JPH04117226 U JP H04117226U JP 2026091 U JP2026091 U JP 2026091U JP 2026091 U JP2026091 U JP 2026091U JP H04117226 U JPH04117226 U JP H04117226U
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JP
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wear
wear warning
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pad
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JP2026091U
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田 研 志 浦
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アイシン精機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 設置位置の自由度が高いブレーキパツドの摩
耗限界を検知する摩耗警告センサを供給することを目的
とする。 【構成】 ブレーキパツドの摩耗限界を電気的に警報す
るパツド摩耗警告装置において、インナーブレーキパツ
ド22と一体に固定されており、インナーブレーキパツ
ドと非当接部に貫通孔11が設けられているインナーバ
ツクプレート24と、該貫通孔に回動可能に嵌合するL
字状のボデイ2および該ボデイ内に埋設されているプレ
ス形成されており、先端部が細くなつている伝導性を有
する検出部3とを有する摩耗警告センサ1と、前記検出
部に接続されるコネクタ5とを備えるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、パツドの摩耗許容限界を検知して、運転者に電気的に警報するデイ スクブレーキにおけるパツドの摩耗警告装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の技術としては、例えば、特開昭55−149434号公報がある が、これはブレーキパツドと一体のバツクプレートに形成された貫通孔にガイド 部材と共に板バネを介してセンサを挿入して、そのセンサ内に先端部をU字状に 形成された線状の伝導体を埋設して、その伝導体が車輪と一体回転するデイスク ロータとの摩擦により切断されることによつてブレーキパツドの摩耗限界を検知 するものである。。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記の従来技術においては、センサがガイド部材と共に設置されてい るので、センサの設置位置が規制されるという問題点があつた。
【0004】 そこで本考案では、設置位置が規制されない摩耗警告センサを供給することを 課題とする。
【0005】
【考案の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記技術的課題を解決するために本考案にて講じた技術的手段は、ブレーキパ ツドの摩耗限界を電気的に警報するパツド摩耗警告装置において、インナーブレ ーキパツドと一体に固定されており、インナーブレーキパツドと非当接部に貫通 孔が設けられているインナーバツクプレートと、該貫通孔に回動可能に嵌合する 先端部が所定の角度で屈曲しているボデイと、該ボデイ内に埋設されているプレ ス形成されており、先端部が細くなつている伝導性を有する検出部とを有する摩 耗警告センサと、該検出部に接続されるコネクタとを備えるようにしたことであ る。
【0007】
【作用】
前記技術的手段は次のように作用する。インナーブレーキパツドより非当接部 に設けられた貫通孔に回動可能に摩耗警告センサを嵌合しているため、摩耗警告 センサを設置後、邪魔な部材な存在したとしても、摩耗警告センサを回動して、 その邪魔な部材を回避することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案が適用された実施例を添付した図面を参照して詳細に説明する。
【0009】 図1において、デイスクブレーキキヤリパ20はマスタシリンダ(図示省略) から送られるブースタ(図示省略)により増圧された油圧により、車輪と一体回 転するデイスクロータ21(図5参照)にインナーブレーキパツド22(図5参 照)およびアウターブレーキパツド23(図5参照)を圧接させて制動作動をす るものであり、摩耗警告センサ1はインナーブレーキパツド22の摩耗限界を電 気的に検知し、警報するものである。
【0010】 図1に示される範囲Rの拡大図を示している図2において、摩耗警告センサ1 は、インナーブレーキパツド22から突出しているインナーバツクプレート24 の側端部に形成された円状の貫通孔11に回動可能に嵌合される。
【0011】 図2に示されるA−A線に沿う断面図を示している図3において、摩耗警告セ ンサ1は、熱硬化性樹脂製の大径部2aおよび小径部2bが形成されるボデイ2 を備え、小径部2bの下部には切り欠き2cが形成されている。切り欠き2cは 、リング4が嵌合してあり摩耗警告センサ1が、インナーバツクプレート24か ら脱落することを防止している。また、大径部2aと小径部2bとの間に形成さ れる段部dが、貫通孔11の径よりも大径部2aの径の方が大きいことより、摩 耗警告センサ1をインナーバツクプレート24からデイスクロータ21側への脱 落を防止している。ボデイ2は、L字状に屈曲しており、内部にはプレス形成し た伝導性を有する検出部3が埋設されている。
【0012】 図4において、検出部3はL字状に屈曲しており、先端部3aがU字状になる ようにプレス形成されたものであり、U字状の先端部3aは、細く形成してある 。また、検出部3は、コネクタ5を介し断線検出回路31(図6参照)に接続さ れており、デイスクロータ21との摩擦により検出部3が断線されることにより インナーブレーキパツド22の摩耗限界を検知する。
【0013】 次に、制動作用によりインナーブレーキパツド22がデイスクロータ21との 摩擦により擦り減り、インナーブレーキパツド22の摩耗限界を検知する場合の 作動を説明する。
【0014】 図4において、運転者が図示しないブレーキペダルを踏み込むことにより、ブ ースタ(図示省略)により増圧された液圧が、マスタシリンダ(図示省略)から シリンダ部25に導入され、ピストン26がデイスクロータ21側へ摺動し、ピ ストン26の先端部に当接しているインナーブレーキパツド22がデイスクロー タ21側へ移動してデイスクロータ21と当接し、制動作動を行うものである。
【0015】 また、アウターブレーキパツド23は、シリンダ部25が液圧の反力によりデイ スクブレーキキヤリパー20を介しインナー側へ移動し、インナーブレーキパツ ド22と同様にデイスクロータ21側と当接し、制動作動を行う。
【0016】 インナーブレーキパツド22の摩耗度合いが摩耗限界に達し、更に、運転者が ブレーキペダル(図示省略)を踏み込んだ場合に、摩耗警告センサ1の小径部2 bの先端部がデイスクロータ21と当接し順次擦り減つていき、検出部3がデイ スクロータ21との摩擦により切断された場合には、断線検出回路31(図6参 照)が、インナーブレーキパツド22の摩耗限界を検知し、ランプ32(図6参 照)を点灯させ、運転者に警告する。
【0017】 また、前記実施例において、別の回路を設け、一度インナーブレーキパツド2 2の摩耗限界を検知したならば、その回路によりインナーブレーキパツド22の 摩耗限界を警告したままにすることができるものである。
【0018】 また、本実施例では検出部3が切断されることにより、ブレーキパツドの摩耗 限界を検知しているが、電気的にアースされたデイスクロータ21と検出部3が 接触することによりブレーキパツドの摩耗限界を検知し、警報することも可能で ある。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、バツクプレートに設けられた貫通孔に摩耗警告センサが回動可能に 嵌合されているため、摩耗警告センサを設置した際に邪魔な部材が存在したとし ても、摩耗警告センサを回動することにより邪魔な部材を回避することができる 。
【0020】 また、摩耗警告センサとコネクタとの接続位置がバツクプレートから離れた位 置であるので熱の影響を受けにくいので摩耗警告センサの信頼性が向上する。
【0021】 また、検出部の先端部が細く形成されているので、デイスクロータとの摩耗に より早く断線し、早めにブレーキパツドの摩耗限界を検知することができる。
【0022】 また、摩耗警告センサをインナーバツクプレートのインナーブレーキパツドと の非当接部に設置することにより、ブレーキパツドの面積を犠牲にすることがな く、制動力が落ちることがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例が設置されるデイスクブレーキキヤリ
パの平面図である。
【図2】図1に示された範囲Rの拡大図示す平面図であ
る。
【図3】図2にて示されたA−A線に沿う断面図であ
る。
【図4】検出部の構造を示す斜視図である。
【図5】本実施例が設置されるデイスクブレーキキヤリ
パーの構造を示す断面図である。
【図6】ブレーキパツドの摩耗限界を検知する回路図で
ある。
【符号の説明】
1・・・摩耗警告センサ 2・・・ボデイ 3・・・検出部 5・・・コネクタ 11・・・貫通孔 21・・・デイスクロータ 22・・・インナーブレーキパツド 24・・・インナーバツクプレート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキパツドの摩耗限界を電気的に警
    報するパツド摩耗警告装置において、インナーブレーキ
    パツドと一体に固定されており、インナーブレーキパツ
    ドと非当接部に貫通孔が設けられているインナーバツク
    プレートと、該貫通孔に回動可能に嵌合する先端部が所
    定の角度で屈曲しているボデイと、該ボデイ内に埋設さ
    れているプレス形成されており、先端部が細くなつてい
    る伝導性を有する検出部とを有する摩耗警告センサと、
    該検出部に接続されるコネクタと、を備えることを特徴
    とするパツド摩耗警告装置。
JP1991020260U 1991-03-30 1991-03-30 パツド摩耗警告装置 Expired - Fee Related JP2580476Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5323889U (ja) * 1976-08-06 1978-02-28
JPS55149434A (en) * 1980-03-14 1980-11-20 Akebono Brake Ind Co Ltd Manufacturing of probe for shoe lining abrasion indicator

Patent Citations (2)

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