JPH04117000A - 電磁遮へい体 - Google Patents
電磁遮へい体Info
- Publication number
- JPH04117000A JPH04117000A JP23739190A JP23739190A JPH04117000A JP H04117000 A JPH04117000 A JP H04117000A JP 23739190 A JP23739190 A JP 23739190A JP 23739190 A JP23739190 A JP 23739190A JP H04117000 A JPH04117000 A JP H04117000A
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- Japan
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- gap
- linear
- electromagnetic shield
- conductors
- electromagnetic
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- Pending
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電子機器から放射される不要電磁波を抑制する
ための電磁遮へい体に関し、特に金属筐体の継目部分、
放熱用開口部などに使用して接触部、開[]部から漏洩
する電磁波を抑制するための電磁遮へい体に関する。
ための電磁遮へい体に関し、特に金属筐体の継目部分、
放熱用開口部などに使用して接触部、開[]部から漏洩
する電磁波を抑制するための電磁遮へい体に関する。
(従来の技術)
金属筐体の継目などに生じたわずかな隙間、放熱用スリ
ットなどからの不要電磁波の漏洩を抑制するため、従来
は第5図に示すような線状の磁性体を平行に配列してシ
ート化した形状の電磁遮へい体8を隙間に挿入し、隙間
や開口を完全に塞がずに漏洩を抑制する方法がとられて
いた(特願昭60−044351号記載)。
ットなどからの不要電磁波の漏洩を抑制するため、従来
は第5図に示すような線状の磁性体を平行に配列してシ
ート化した形状の電磁遮へい体8を隙間に挿入し、隙間
や開口を完全に塞がずに漏洩を抑制する方法がとられて
いた(特願昭60−044351号記載)。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上記電磁遮へい体8が有効な遮へい効果を
示すのは、隙間、開口部を遮断周波数以下の矩形導波管
としてみなしたとき線状磁性体の持つ磁気特性がこの部
分の電磁界モードをより減衰の大きなモードへ変換する
ことによっている。したがって、上記の遮へい体には、
隙間、開口部の長さが大きい場合、および、磁性体の透
磁率が小さくなる高周波帯においては十分な遮へい効果
が得られないという問題点を有していた。
示すのは、隙間、開口部を遮断周波数以下の矩形導波管
としてみなしたとき線状磁性体の持つ磁気特性がこの部
分の電磁界モードをより減衰の大きなモードへ変換する
ことによっている。したがって、上記の遮へい体には、
隙間、開口部の長さが大きい場合、および、磁性体の透
磁率が小さくなる高周波帯においては十分な遮へい効果
が得られないという問題点を有していた。
本発明の目的は上記課題を解決し、開口部長の長い隙間
への適用においても遮へい効果が良好であり、かつ高周
波特性のよい電磁遮へい体を提供することにある。
への適用においても遮へい効果が良好であり、かつ高周
波特性のよい電磁遮へい体を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため、本発明の電磁遮へい体におい
ては、線状の磁性体を平行に配列した電磁遮へい体にお
いて、該磁性体列に垂直に線状の導電体を一定の幅に帯
状に編み込み導電体帯を構成し、かつ該導電体帯が一定
の間隔をおいて複数設けられた構造を特徴とする。ある
いは線状の磁性体を平行に配列した電磁遮へい体におい
て、該磁性体列に垂直に帯状導体を一定の間隔をおいて
複数巻き付けた構造としたことを特徴とする。
ては、線状の磁性体を平行に配列した電磁遮へい体にお
いて、該磁性体列に垂直に線状の導電体を一定の幅に帯
状に編み込み導電体帯を構成し、かつ該導電体帯が一定
の間隔をおいて複数設けられた構造を特徴とする。ある
いは線状の磁性体を平行に配列した電磁遮へい体におい
て、該磁性体列に垂直に帯状導体を一定の間隔をおいて
複数巻き付けた構造としたことを特徴とする。
(作用)
金属筐体の隙間、開口部は導体壁面で囲まれているため
、導波管開口部と同等と見なすことができる。隙間、開
口部の長さが、漏洩電磁波の波長に比較して十分に小さ
いとき、線状の磁性体を平行に配列したシートを適用し
た場合の遮へい効果(dB)は隙間の長さにほぼ反比例
して増加する。上記構造の遮へい体を第2図に示すよう
に線状導電体または、帯状導体等の導体部3が隙間を塞
ぐような形で隙間、開口部に適用した場合には、両辺が
短絡されるため、実質的に長さの小さい導波管が多数構
成された場合と等価とみなされ、遮へい効果を高めるこ
とができる。また磁性体の透磁率が小さくなる高周波帯
においても、隙間長が漏洩電磁波の波長より小さい場合
は基本モードは減衰モードとなっているため漏洩抑制効
果が得られる。この遮へい効果(dB)はほぼ隙間長に
反比例して増加するため、第2図に示す様に隙間長を小
さくすれば低周波の場合と同様に遮へい効果の改善が図
られる。
、導波管開口部と同等と見なすことができる。隙間、開
口部の長さが、漏洩電磁波の波長に比較して十分に小さ
いとき、線状の磁性体を平行に配列したシートを適用し
た場合の遮へい効果(dB)は隙間の長さにほぼ反比例
して増加する。上記構造の遮へい体を第2図に示すよう
に線状導電体または、帯状導体等の導体部3が隙間を塞
ぐような形で隙間、開口部に適用した場合には、両辺が
短絡されるため、実質的に長さの小さい導波管が多数構
成された場合と等価とみなされ、遮へい効果を高めるこ
とができる。また磁性体の透磁率が小さくなる高周波帯
においても、隙間長が漏洩電磁波の波長より小さい場合
は基本モードは減衰モードとなっているため漏洩抑制効
果が得られる。この遮へい効果(dB)はほぼ隙間長に
反比例して増加するため、第2図に示す様に隙間長を小
さくすれば低周波の場合と同様に遮へい効果の改善が図
られる。
導体部の間隔は対象とする不要電磁波の周波数帯に依存
しており、最高周波数における波長のおよそ1/8以下
が望ましい。例えば、周波数帯上限としてIGHzを選
択した場合には、導体部の間隔は約4cm程度とする。
しており、最高周波数における波長のおよそ1/8以下
が望ましい。例えば、周波数帯上限としてIGHzを選
択した場合には、導体部の間隔は約4cm程度とする。
また、導体部の幅は下限周波数における導体の表皮深さ
の10倍程度あればよく、下限周波数を10KHz、導
体として銅を使用した場合、必要とされる導体部の幅は
1M以上である。
の10倍程度あればよく、下限周波数を10KHz、導
体として銅を使用した場合、必要とされる導体部の幅は
1M以上である。
(実施例)
以下に本発明の電磁遮へい体の第1の実施例を図によっ
て説明する。
て説明する。
第1図は本発明における電磁遮へい体の斜視図である。
線状の磁性体1を平行に配列し、この磁性体に垂直に複
数の線状導体2を編み込み約2mm幅の導体部3を構成
した。この導体線部3を4cm間隔で配置して電磁遮へ
い体4を構成した。線状磁性体には直径数10〜100
□mの磁性アモルファス合金繊維を使用したため、隙間
の長さに合わせた切断が容易であり、隙間への適合を容
易にしている。第2図は金属筐体5の継目部に生じた隙
間6に本発明による電磁遮へい体4を挿入した状態を示
している。第2図(a)は斜視図、(b)は上からみた
図を示す。導体部3の存在により、隙間6の両側の導電
接触が保たれ、実質的に長さの短い隙間が複数存在した
場合と等価になる。したがって、広い周波数帯域にわた
り遮へい特性の改善が図られている。この実施例では第
2図の筐体の3辺に電磁遮へい体を形成した。1辺だけ
でも効果はあるが、全ての隙間に用いた方がより効果が
ある。
数の線状導体2を編み込み約2mm幅の導体部3を構成
した。この導体線部3を4cm間隔で配置して電磁遮へ
い体4を構成した。線状磁性体には直径数10〜100
□mの磁性アモルファス合金繊維を使用したため、隙間
の長さに合わせた切断が容易であり、隙間への適合を容
易にしている。第2図は金属筐体5の継目部に生じた隙
間6に本発明による電磁遮へい体4を挿入した状態を示
している。第2図(a)は斜視図、(b)は上からみた
図を示す。導体部3の存在により、隙間6の両側の導電
接触が保たれ、実質的に長さの短い隙間が複数存在した
場合と等価になる。したがって、広い周波数帯域にわた
り遮へい特性の改善が図られている。この実施例では第
2図の筐体の3辺に電磁遮へい体を形成した。1辺だけ
でも効果はあるが、全ての隙間に用いた方がより効果が
ある。
第3図は第2の実施例で、第1の実施例の変形例であり
、線状の磁性体複数本を束にして垂直に線状導体2を編
み込んだ構造である。断面が比較的小さい線状磁性体を
使用した場合に製作しやすく、上記電磁遮へい体と同等
の遮へい効果が得られる。
、線状の磁性体複数本を束にして垂直に線状導体2を編
み込んだ構造である。断面が比較的小さい線状磁性体を
使用した場合に製作しやすく、上記電磁遮へい体と同等
の遮へい効果が得られる。
第4図は本発明の電磁遮へい体の第3の実施例の斜視図
である。線状の磁性体を平行に配列し、さらに約2mm
幅の帯状導体7を4mm間隔で磁性体列に巻き付けた構
造である。帯状導体としては銅、アルミなどの金属箔の
他、銀、ニッケルなどをコーティングした導電性の布を
用いてもよい。導体を1本1本編み込む必要がないため
比較的製作が容易である。遮へい特性は、主として線状
磁性体の透磁率特性、帯状導体の幅、間隔などによって
定まり、本実施例の遮へい効果は第1の実施例とほぼ同
等である。
である。線状の磁性体を平行に配列し、さらに約2mm
幅の帯状導体7を4mm間隔で磁性体列に巻き付けた構
造である。帯状導体としては銅、アルミなどの金属箔の
他、銀、ニッケルなどをコーティングした導電性の布を
用いてもよい。導体を1本1本編み込む必要がないため
比較的製作が容易である。遮へい特性は、主として線状
磁性体の透磁率特性、帯状導体の幅、間隔などによって
定まり、本実施例の遮へい効果は第1の実施例とほぼ同
等である。
(発明の効果)
本発明の電磁遮へい体によれば、電気電子機器、装置等
の金属筐体に生じた隙間からの不要電磁波漏洩を広い周
波数帯域において有効に抑制できる効果を有する。特に
、大きな開口g5をもつ筐体にも容易に適用できるとと
もに、高周波特性の優れた電ffl &へい体が得られ
る。
の金属筐体に生じた隙間からの不要電磁波漏洩を広い周
波数帯域において有効に抑制できる効果を有する。特に
、大きな開口g5をもつ筐体にも容易に適用できるとと
もに、高周波特性の優れた電ffl &へい体が得られ
る。
第1図は本発明による電磁遮へい体の実施例の斜視図。
第2図は本発明の電磁遮へい体を電気電子機器金属筐体
の隙間に適応した状態を示す図。第3図は本発明の電磁
遮へい体の実施例の斜視図。第4図は本発明にによる電
磁遮へい体の斜視図。第5図は従来の電磁遮へい体の斜
視図であろっ 1線状磁性体 2線状導体 3導体部 4電磁遮−い体 5電気電子機器の金属筐体 6継目部に生じた隙間 7帯状導体 8電磁遮へい体
の隙間に適応した状態を示す図。第3図は本発明の電磁
遮へい体の実施例の斜視図。第4図は本発明にによる電
磁遮へい体の斜視図。第5図は従来の電磁遮へい体の斜
視図であろっ 1線状磁性体 2線状導体 3導体部 4電磁遮−い体 5電気電子機器の金属筐体 6継目部に生じた隙間 7帯状導体 8電磁遮へい体
Claims (2)
- (1)線状の磁性体を平行に配列した電磁遮へい体にお
いて、該磁性体列に垂直に線状の導電体を一定の幅に帯
状に編み込み導電体帯を構成し、かつ該導電体帯が一定
の間隔をおいて複数設けられていることを特徴とする電
磁遮へい体。 - (2)線状の磁性体を平行に配列した電磁遮へい体にお
いて、該磁性体列に垂直に帯状導体を一定の間隔をおい
て複数巻き付けた構造を特徴とする電磁遮へい体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23739190A JPH04117000A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 電磁遮へい体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23739190A JPH04117000A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 電磁遮へい体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04117000A true JPH04117000A (ja) | 1992-04-17 |
Family
ID=17014697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23739190A Pending JPH04117000A (ja) | 1990-09-07 | 1990-09-07 | 電磁遮へい体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04117000A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0161098B2 (ja) * | 1981-08-13 | 1989-12-27 | Mitsui Toatsu Chemicals |
-
1990
- 1990-09-07 JP JP23739190A patent/JPH04117000A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0161098B2 (ja) * | 1981-08-13 | 1989-12-27 | Mitsui Toatsu Chemicals |
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