JPH04116971U - 洗濯機の配線処理構造 - Google Patents

洗濯機の配線処理構造

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JPH04116971U
JPH04116971U JP2110991U JP2110991U JPH04116971U JP H04116971 U JPH04116971 U JP H04116971U JP 2110991 U JP2110991 U JP 2110991U JP 2110991 U JP2110991 U JP 2110991U JP H04116971 U JPH04116971 U JP H04116971U
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lead wire
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protrusion
washing machine
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哲夫 石井
秀世 内田
則彦 石川
直幸 西澤
邦夫 猪瀬
栄一 小高
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日本建鐵株式会社
三菱電機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユニットケースから引出したリード線の抑え
部をユニットケースの外側面に直接形成することによ
り、リード線のまとめとユニットケースに沿わせての配
線が容易になる。また、リード線抑えのための部品を別
途格別に用意せずにすむ。 【構成】 運転用制御部品14を装着した基板15を取付け
るケースを上下2段に接合して組合わせたユニットケー
ス5を設ける洗濯機において、上部ケース5aの下部側
縁から側方に向け下向きフック状のリード線の抑え突片
6を突設し、下部ケース5bの上部側縁から前記フック
状のリード線抑え突片6に対向させてリード線の支承突
片8を水平に突設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、洗濯機に内蔵するユニットケース内に収納すに運転用制御部品に接 続するリード線の配線処理構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば一槽式の全自動攪拌式洗濯機は、図3に示すように洗濯兼脱水槽13を配 設した外箱2の上部にトップカバー1を取付け、洗濯兼脱水槽13の上方を蓋3で 開閉自在に覆っており、トップカバー1の例えば右側の上面部に洗濯スイッチな どの各種操作スイッチの押部や表示部を形成した操作パネル4aを設けて操作部 4を形成している。
【0003】 この操作部4はさらに図4〜図6に示すようにスイッチ類やリレー、コネクタ ーなどの運転用制御部品14を装着した基板15を収納したユニットケース5を操作 パネル4aの下方に配設するものでユニットケース5は上部ケース5aと下部ケ ース5bとを上下2段に接合して組合わせる2段式のものを用いている。そして 、運転用制御部品14に接続するリード線7の処理構造としては図4に示すように ユニットケース5から一個所にまとめてリード線7を引出した後、これら複数本 のリード線7を適宜個所でバインド線9で収束してユニットケース5の外側面に 沿わせたり、図5に示すようにユニットケース5の外側面に適宜間隔でバンド状 のリード線抑え具10を複数個取付け、このバンド状のリード線抑え具10内にリー ド線7を挿通してまとめている。また、他の方法として図6に示すように下部に リード線7の挿入用のスリット11aを形成した略倒U字状のリード線抑え部11を 、操作パネル4aの下方に配設したユニットケース5の側方近くに位置させて操 作パネル4aの下面から一体的に突出し、このリード線抑え部11内にスリット11 aを介してリード線7をまとめて収めている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 このようなリード線の処理構造のうち、例えば図4に示した方法ではリード線 をまとめるために、その都度バインド線を捩じる必要があり、また図5に示す方 法ではリード線抑え具をユニットケースに取付けるに際し、その位置決めを行う 必要があり、いずれの方法でも別途抑えのための部材を要するのみならず、組立 て工数が多く作業性がわるかった。さらに、図6に示す操作パネルにリード線抑 え部を一体的に形成する方法では、抑えのための部品を別途必要とはしないが操 作パネルの表面にヒケが生じてデザイン上見苦しく商品価値が低下するおそれが ある。
【0005】 本考案の目的は前記従来例の不都合を解消し、ユニットケースから引出したリ ード線をまとめて配線処理するためのものとしてバインド線やリード線抑え具を 別途必要とせず、ユニットケースが2段式のものの場合にはこのユニットケース を直接利用してリード線を簡単に配線処理でき、部品点数の削減と組立作業の作 業性の向上を図ることができ、さらに操作パネル表面のヒケ発生も防止できデザ イン上の美感も向上でき商品価値の低下も防止できる洗濯機の配線処理構造を提 供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案を前記目的を達成するため、運転用制御部品を装着した基板を取付ける ケース上下2段接合して組合して組合わせたユニットケースを設ける洗濯機にお いて、上部ケースの下部側線から側方に向け下向きフック状のリード線の抑え突 片を突設し、下部ケースの上部側縁から前記フック状のリード線抑え突片に対向 させてリード線の支承突片を水平に突設したことを要旨とするものである。
【0007】
【作用】
ケースを上下2段に接合して組合わせた2段式のユニットケースの、上部ケー スの側縁から一体的に突出した下向きフック状のリード線抑え突片と、下部ケー スの側縁から一体的に突出したリード線の支承突片との間に、ユニットケース内 に配設した運転用制御部品に接続したリード線を差し込めば、ユニットケースの 側面にそってリード線がまとめて配線される。よって、別途バインド線や抑え具 などを用意せずに簡単に組立てられ、また操作パネル側にリード線抑え部を形成 する必要もない。
【0008】
【実施例】
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。図1は本考案の洗濯機 の配線処理構造の実施例を示す斜視図で、図中、図4〜6に示した従来例と同一 の構成要素には同一の参照符号を付してある。図中5は洗濯機のトップカバー1 の下方に配設するユニットケースを示し、これは一方の面を開放面に形成した湾 曲型のボックス状の上部ケース5aと下部ケース5bとを底面を相互に背中合わ せにするようにして接合して組合わせた二段式のもので、内部には従来と同様、 スイッチ類やリレー、コネクターなどの運転用制御品14を装着した基板15を収納 してある。
【0009】 かかるユニットケース5の上部ケース5aの下部側縁からリード線7の抑え突 片6を側方に向け複数個(図示の側では2個)を適宜間隔で一体的に突設する。 この抑え突片6は一例として略コ字形の下向きフック状に形成するもので、先端 は外側に向けて斜め上向きに折り曲げ、折曲げ片6aとした。
【0010】 また、下部ケース5bの上部側縁からは前記抑え突片6に対向する位置からリ ード線7の支承突片8を一体的に突設した。この支承突片8は下部ケース5bと 同じ厚さの矩形板で構成され、上方の抑え突片6との間には折曲げ片6aとの間 にリード線7の挿入用の隙間Aが形成される。
【0011】 次に使用法について説明する。上部ケース5aから引出した複数本のリード線 7をまとめるには、これら複数本のリード線7を抑え突片6と支承突片8との間 の隙間Aから支承突片8の上面にそわせながらユニットケース5の方向へ押し入 れれば、抑え突片6の内側に入り込み、上法の抑え突片6と下方の支承突片8と で上下から挟み込まれた状態で押え突片6と支承突片8との間に挿入し、ここに まとめられる。なお、リード線7を抑え突片6内に挿入するに際し、折曲げ片6 aを多少上方へ引上げるようにすれば、隙間Aの巾が拡がるので、リード線7の 挿入が容易になる。以上のようにしてユニットケース5から引出したリード線7 をそのまますぐ隙間Aから抑え突片6内に挿入すれば、リード線7は支承突片8 上に載った状態で上方を抑え突片6に抑えられてユニットケース5の側面に添っ てまとめてたばねられる。
【0012】
【考案の効果】
以上述べたように本考案の洗濯機の配線処理構造は、ユニットケースを利用し て、その外側面にリード線の抑えを一体的に形成したので、リード線をまとめ処 理するための部品としてバインド線やリード線抑え具を別途格別に用意せずにす み、部品点数が削減するだけでなく、組立の作業性も向上する。また、操作パネ ルにリード線の抑え部を形成せずにすむので、操作パネル表面のヒケの発生も防 止できデザイン上の実感が向上して商品価値の低下も防げるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の洗濯機の配線処理構造の実施例を示す
斜視図である。
【図2】本考案の洗濯機の配線処理構造の実施例を示す
抑え突片と支承突片部分の縦断側面図である。
【図3】洗濯機の外観斜視図である。
【図4】洗濯機の配線処理構造の従来例を示す斜視図で
ある。
【図5】洗濯機の配線処理構造の他の従来例を示す斜視
図である。
【図6】洗濯機の配線処理構造のさらに他の従来例を示
す一部切欠いた斜視図である。
【符号の説明】
1…トップカバー 2…外箱 3…蓋 4…操作部 4a…操作パネル 5…ユニットケース 5a…上部ケース 5b…下部ケース 6…抑え突片 6a…折曲げ片 7…リード線 8…支承突片 9…バインド線 10…リード線抑え具 11…リード線抑え部 11a…スリット 13…洗濯兼脱水槽 14…運転用制御部品 15…基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 石井 哲夫 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内 (72)考案者 内田 秀世 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内 (72)考案者 石川 則彦 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内 (72)考案者 西澤 直幸 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内 (72)考案者 猪瀬 邦夫 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内 (72)考案者 小高 栄一 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転用制御部品を装着した基板を取付け
    るケースを上下2段に接合して組合わせたユニットケー
    スを設ける洗濯機において、上部ケースの下部側線から
    側方に向け下向きフック状のリード線の抑え突片を突設
    し、下部ケースの上部側縁から前記フック状のリード線
    抑え突片に対向させてリード線の支承突片を水平に突設
    したことを特徴とする洗濯機の配線処理構造。
JP2110991U 1991-04-02 1991-04-02 洗濯機の配線処理構造 Expired - Lifetime JP2534826Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2110991U JP2534826Y2 (ja) 1991-04-02 1991-04-02 洗濯機の配線処理構造

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JP2110991U JP2534826Y2 (ja) 1991-04-02 1991-04-02 洗濯機の配線処理構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04116971U true JPH04116971U (ja) 1992-10-20
JP2534826Y2 JP2534826Y2 (ja) 1997-05-07

Family

ID=31906979

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20070040622A (ko) * 2005-10-12 2007-04-17 엘지전자 주식회사 세정장치의 컨트롤 패널

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20070040622A (ko) * 2005-10-12 2007-04-17 엘지전자 주식회사 세정장치의 컨트롤 패널

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JP2534826Y2 (ja) 1997-05-07

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