JPH04116446U - 芯線対照装置 - Google Patents

芯線対照装置

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JPH04116446U
JPH04116446U JP1991027043U JP2704391U JPH04116446U JP H04116446 U JPH04116446 U JP H04116446U JP 1991027043 U JP1991027043 U JP 1991027043U JP 2704391 U JP2704391 U JP 2704391U JP H04116446 U JPH04116446 U JP H04116446U
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core wires
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 各芯線に応じた信号を、対照芯線と互いに短
絡した残りの各芯線との間に送出することによって、ケ
ーブルの両端間の多芯線の対照作業を簡単に行うことが
できる芯線対照装置を提供する。 【構成】 芯線対照装置は、下記のA〜Cを備えた送信
部13a とD〜Fを備えた受信部13b とで構成される。A
各芯線毎に異なる信号を出力するための信号発生回路1
6,Bこの信号発生回路の出力を、指定された対照芯線
に送出し、他の全部の芯線を互いに短絡する切換回路1
5,C指定の対照芯線の所定の信号を送出するように制
御する切換制御部17,D各芯線を接続する受信端子18a
〜18d ,E各芯線の信号を受信する信号検出回路19a ,
F各信号検出回路を通過した信号を他の端子に帰還する
信号帰還回路19b 。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は例えば複数の子局装置と親局装置で監視するテレメータ等において各 装置間を接続する電話回線や各種制御回線を敷設する場合に回線の芯線を対照す る芯線対照装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば図7に示すように、複数本の回線(例えば4ワイヤ(4W))を使用し て親局装置1でもって複数の子局装置2を監視する場合は、親局装置1と各子局 装置2とをケーブル3で接続する。そして、このような監視システムを構築する 場合、先ず、親局装置1や子局装置2を所定場処理に据付たのちケーブル3を敷 設する。したがって、ケーブル3を各装置1,2に接続する場合には、当然ケー ブル3を構成する各芯線がどの信号が通流する芯線であるかを各接続点で1本1 本確認して接続する必要がある。
【0003】 しかしながら、一般に、電話回線や各種制御線を敷設する場合には、誘導回線 からの漏話(クロストーク)を防止するために、多数の芯線を撚り合わせてなる ケーブルを使用することが一般的である。例えば、二つの回線が平行している場 合には漏話が発生する。そこで、一方の回線の途中を交又したツイスト線を使用 すれば、隣接する線に流れる電流の向きが途中で逆向きになるので漏話は低下す る。また、4つの回線を使用する場合は、前述したツイスト線をさらに交又した 同一カッド内の芯線を使用する。
【0004】 このような、複雑な構造のケーブルにおいて、一方端から見た各芯線が他方端 からみた場合にそれぞれどの芯線に対応するかを対照するのは非常に繁雑である 。
【0005】 従来の対照方法を図8を用いて説明する。すなわち、親局装置側と子局装置側 とを専用の電話回線4で接続し、さらに、専用の共通線5を敷設する。そして、 子局装置側においては、短絡線7を用いて共通アース線5と各芯線La,Lb, Lc,Ldとを順次短絡していく。一方、親局装置側において、テスタ6等を用 いて、共通アース線5とケーブル3の各芯線L1,L2,L3.L4の間の導通 を順番に調べて行く。そして、導通が確認された時点の親局装置側の芯線と子局 装置側の芯線とが対応することになる。
【0006】 しかし、図8に示した手法によれば、親局装置側と子局装置側との両方に作業 員が必要となる。また、作業員どうしが連絡するための専用の電話回線4が必要 であり、さらに専用の共通線5が必要である。これらの専用線4,5を用いると 、親局装置1と子局装置2との間の距離が長くなれば、敷設作業能率が低下する のみならず、専用線4,5を敷設するための費用が増大する。
【0007】 そこで、図9に示すように親局装置側に信号送信装置8を設け、前述した専用 線4,5を除去することが提唱されている。信号送信装置8内には、各芯線L1 ,L2とL3,L4との間にそれぞれ異なる信号SA,SBを出力する信号発生 器9a,9bを接続し、さらに、それぞれ一方の芯線L1,L3と大地との間に 直流電源10を介挿する。すなわち、各芯線L1,L3に直流バイアスを印加す る。
【0008】 そして、子局装置側で、例えばオシロスコープ11等を用いて、信号SA,S Bが出力される芯線La,Lb,Lc,Ldの組合せを探す。組合せが検出され ると、テスタ12を用いて各芯線La,Lb,Lc,Ldの大地に対する電位を 調べる。よって、信号の種類と大地に対する電位との関係から、親局装置側の各 芯線L1〜L4と子局装置側の各芯線La〜Ldとの対応が定まる。このような 芯線対照装置においては、一旦親局装置側において、信号送信装置8をケーブル 3の各芯線L1〜L4に接続すれば、親局装置側に作業員は必要でなくなる。し たがって、実際の芯線の対照作業は子局装置側の一人の作業員のみで実行できる 。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図9に示す芯線対照装置においてもまだ次のような問題があっ た。
【0010】 すなわち、子局装置側における接続の組合わせが多くなる。例えば図9に示す 4本の芯線の対照を行う場合には、6通り(4×3÷2=6)の組合わせがある 。したがって、芯線対照の作業能率が大幅に低下する。しかも、通常、ケーブル 3の芯線の数は膨大な数になるので、実際にはこの芯線対照装置を用いて芯線対 照作業を行うのは困難である。
【0011】 さらに、各芯線La〜Ldの大地に対する電位を測定する必要があるので、子 局装置2の設置場所が例えば建物の上層階等である場合等においては、大地に対 する電位が測定しにくい問題もある。すなわち、芯線対照するケーブル3が接続 される被監視制御2の設置場所が制限される。
【0012】 本考案はこのような事情に鑑みてなされたものであり、各芯線に応じた信号を 、対照芯線と互いに短絡した残りの各芯線との間に送出することによって、ケー ブルの一端側と他端側との間に専用線を敷設することなく、たとえ芯線数が多か ったとしても、ケーブルの両端間の芯線の対照作業を簡単に行うことができる芯 線対照装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解消するために本考案の芯線対照装置においては、複数の芯線を撚 り合わせてなるケーブルの一方端に送信部を配設し他方端に受信部を配設してい る。
【0014】 そして、送信部に、ケーブルの一方端の各芯線が接続される複数の送信端子と 、各芯線毎に異なる信号を出力する信号発生回路と、この信号発生回路と各送信 端子との間に介挿され、各送信端子に接続された複数の芯線のうち指定された対 照芯線を信号発生回路の出力の一方端子に接続すると共に、他の全部の芯線を互 いに短絡して信号発生回路の出力の他方端子に接続する切換回路と、この切換回 路へ対照芯線の指定指令を送出すると供に、この指定指令送出に同期して信号発 生回路へ該当対照芯線に対応する信号の出力指令を送出する切換制御部とを組込 んでいる。
【0015】 一方、受信部に、ケーブルの他方端の各芯線が接続される複数の受信端子と、 この各受信端子を介して受信した各信号をそれぞれ検出する信号検出回路と、こ の信号検出回路を通過した信号を検出された信号が接続されている端子以外の全 ての端子に帰還するための信号帰還回路とを組込んでいる。
【0016】
【作用】
このように構成された芯線対照装置によれば、送信部において、切換制御部が 例えば1つの芯線を対照芯線と指定すると、切換回路によって、指定された芯線 が信号発生回路の出力の一方端子に接続され、指定された芯線以外の全ての芯線 が短絡されて信号発生回路の出力の他方端子に接続される。同時に、信号発生回 路には切換制御部から芯線指定信号が入力される。信号発生回路は指定された芯 線に対応する信号を出力の端子間に送出する、 受信部においては、信号検出回路が各芯線の信号を検出する。この場合、図8 の共通線5および図9の接地線に相当する線が、指定された芯線以外の短絡され た全ての芯線に相当する。したがって、送信部で指定された芯線に対応する受信 部の芯線に送信部で指定された芯線を特定する信号が現れるので、送信部側の芯 線が受信部側のどの芯線に対応するかが判明する。
【0017】
【実施例】
以下本考案の一実施例を図面を用いて説明する。
【0018】 図1は実施例の芯線対照装置の概略構成を示すブロック図である。なお、この 実施例においては、図7に示した親局装置1に対してケーブル3でもって複数台 の子局装置2が接続され監視システムを構築する場合に用いる芯線対照装置を説 明する。
【0019】 この芯線対照装置は大きく分けて、図7に示すケーブル3の親局装置1側に接 続される送信部13aと、ケーブル3の子局装置2側に接続される受信部13b とで構成されている。さらに、送信部13aは、ケーブル3の親局装置1に接続 されるべき各芯線L1.L2,L3,L4が接続される4個の送信端子14a, 14b,14c,14dと切換回路15と信号発生回路16と切換制御部17と で構成されている。
【0020】 信号発生回路16は、前記各芯線L1,L2,L3,L4に対応した4種類の 信号S1,S2,S3,S4を出力する機能を有している。具体的には、図2の タイムチャートに示すように、規定周期T1 内に出力されるパルス数を1〜4に 変更している。そして、4種類の信号S1〜S4のうちのどの信号を端子A,B 間に出力するかは、切換制御部17から前記規定周期T1 毎に入力される芯線指 定信号aに従う。なお、端子Aが正側であり、端子Bが負側である。
【0021】 前記切換回路15はアナログスイッチで構成されており、入力端子に接続され た各送信端子14a〜14dを信号発生回路16の各端子A,Bに切換制御部1 7からの芯線指定信号aに応じて切換接続する。例えば、切換制御部17から芯 線L1を指定した芯線指定信号aが入力されると、図1に示すように、送信端子 14aに接続されている芯線L1を信号発生回路16の正側の端子Aに接続し、 その他の指定されていない全ての芯線L2,L3.L4を短絡して信号発生回路 16の負側の端子Bに接続する。また、切換制御部17から芯線L2を指定する 芯線指定信号aが入力されると、芯線L2のみを信号発生回路16の端子Aへ接 続し、他の芯線L1,L3,L4を短絡して信号発生回路16の端子Bへ接続す る。このように、切換制御部17にて指定された芯線のみを信号発生回路16の 端子Aに接続し、その他の全ての芯線を短絡して信号発生回路16の端子Bへ接 続する。
【0022】 切換制御部17は、一種のマイクロコンピュータで構成されており、信号発生 回路16および切換回路15へ規定周期T1 経過する毎に異なる芯線指定信号 aを送出して、4個の芯線L1〜L4を順番に指定する。したがって、一つの芯 線が指定される周期T0 は規定周期T1 の4倍の周期となる(T0 =4T1 )。
【0023】 したがって、送信部13aからケーブル3の親局装置1側端の各芯線L1〜L 4に送出される各信号S1,S2,S3,S4は、図2のタイムチャートに示す ように、周期T0 を有し、かつ互いに規定周期T1 ずつずれて、互いの信号S1 〜S4が重複することはない。
【0024】 また、受信部13bは受信端子18a〜18dと信号検出回路19aと信号帰 還回路19bとで構成されている。すなわち、ケーブル3の子局装置2側の各芯 線La,Lb,Lc,Ldはそれぞれ受信端子18a,18b,18c,18d に接続されている。各受信端子18a〜18dは信号検出回路19aに接続され ている。信号検出回路19aを通過した信号は信号帰還回路19bに入力される 。
【0025】 そして、この受信部13bは具体的には図3に示すように構成されている。す なわち、芯線Laの受信端子18aは抵抗20aを介して図示極性のLED(発 光ダイオード)21aのアノードに接続されている。そして、LED21aのカ ソードはそれぞれ図示極性の各ダイオード22a,23a,24aを介してそれ ぞれの芯線Lb,Lc,Ldの受信端子18b,18c,18dに接続されてい る。
【0026】 同様に、芯線Lbの受信端子18bは抵抗20bを介してLED21bのアノ ードに接続されている。そして、LED21bのカソードはそれぞれダイオード 22b,23b,24bを介してそれぞれの芯線La,Lc,Ldの受信端子1 8a,18c,18dに接続されている。
【0027】 また、芯線Lcの受信端子18cは抵抗20cを介してLED21cのアノー ドに接続されている。そして、LED21cのカソードはそれぞれダイオード2 2c,23c,24cを介してそれぞれの芯線La,Lb,Ldの受信端子18 a,18b,18dに接続されている。
【0028】 さらに、芯線Ldの受信端子18dは抵抗20dを介してLED21dのアノ ードに接続されている。そして、LED21dのカソードはそれぞれダイオード 22d,23d,24dを介してそれぞれの芯線La,Lb,Lcの受信端子1 8a,18b,18cに接続されている。
【0029】 したがって、各抵抗20a〜20dおよび各LED21a〜21dは、各受信 端子18a〜18dを介して受信した信号をそれぞれ検出する信号検出回路19 aを構成し、各ダイオード22a〜22d,23a〜23d,24a〜24dは 、各LED21a〜21dからなる信号検出回路19aを通過した信号を検出さ れた信号が接続されている端子以外の全ての端子に帰還するための信号帰還回路 19bを構成する。
【0030】 次に、このように構成された芯線対照装置の動作を説明する。
【0031】 先ず、ケーブル3の親局装置1側端の各芯線L1〜L4を送信部13aの各送 信端子14a〜14dに接続する。同時に、ケーブル3の子局装置2側端の各芯 線La〜Ldを受信部13bの各受信端子18a〜18dへ接続する。そして、 送信部13aの信号発生回路16,切換回路15および切換制御部17の電源を 投入すると、切換制御部17から図2に示すように規定周期T1 毎に指定芯線が 変化する芯線指定信号aが信号発生回路16および切換回路15へ送出される。 しかして、前述したように、送信部13aの各送信端子14a〜14dから各芯 線L1〜L4に対して信号S1〜S4が送出される。
【0032】 受信部13b側において、切換制御部17の芯線指定信号aが芯線L1を選択 している周期T1 においては、信号発生回路16aの端子Aから送信端子14a を介して芯線L1へ送出されたこの芯線L1を特定する信号S1は4個の受信端 子18a〜18dのうちの1個の受信端子へ入力される。例えば信号S1が受信 端子18bへ入力した場合には、この信号S1は抵抗20b,LED21bを通 過する。そして、LEDを通過した、信号S1はダイオード22b,23b,2 3bおよび受信端子18a,18c,18dを介して芯線La,Lc,Ldへ入 力する。これらの芯線La,Lc,Ldへ入力した信号S1は送信部13aの切 換回路15内で短絡されて信号発生回路16の端子Bに入力される。
【0033】 したがって、端子Aから端子Bへ帰還する電流路が形成される。よって、LE D21bに信号S1による電流が流れる。その結果、2番目のLED21bは周 期T0 経過する毎に1回点灯する。よって、送信部13aの芯線L1が受信部1 3bの芯線Lbに対応することが確認できる。
【0034】 同様に、切換制御部17が芯線L2を指定した周期に受信部13bの先頭のL ED21aが周期T0 経過する毎に2回点灯すれば、送信部13aの芯線L2が 受信部13bの芯線Laに対応することが確認できる。
【0035】 このように、受信部13bの各LED21a〜21dの点灯状態を監察するこ とによって、受信部13b側の各芯線La〜Ldが送信部13a側のどの芯線L 1〜L4に対応するかが即座に把握できる。
【0036】 したがって、図8に示した従来手法のように専用の電話回線4や共通アース線 5が不要である。また、図9に示した芯線対照装置のように受信側で何回もマニ ュアル操作で接続切換を行う必要がない。よって、芯線の対照作業の作業能率が 大幅に向上する。また、専用線4,5を敷設する必要がないので、設備費が大幅 に低減する。
【0037】 さらに、図9に示したアース線が不要になるので、どのような場所に設置され た制御装置1および被制御装置2を接続するケーブル3にも適用できる。
【0038】 また、受信端子18a〜18dにLa〜Ldの芯線が少なくとも2本が接続さ れれば、受信部13bでは、1本を信号受信線、他方を信号帰還線として、端子 Aから端子Bへの電源路を形成することができ、対応した芯線を判別できる。こ れにより、受信部13bにLa〜Ld以外の芯線が混在していたとしても、容易 に芯線の照合が可能であり、受信端子18a〜18dにLa〜Ld以外の芯線が 接続されれば、それが接続されている受信部13b以外の該当するLEDが不点 灯となるために、La〜Ld以外の線混入線も検出することができる。
【0039】 図4は本考案の他の実施例に係わる芯線対照装置の受信部13bの要部を取出 して示す回路図である。なお、送信部13aは図1の実施例と同じである。
【0040】 この実施例においては、図3のLED21aの代りにカウンタ25と表示器2 6とを設けている。カウンタ25は前記規定周期T1 経過毎にリセットされる。 なお、他のLED21b,21c,21dもそれぞへれカウンタと表示器に置き 換えられている。
【0041】 このような実施例装置によれば、カウンタ25が送信部13aからケーブル3 の各芯線を介して受信部13b側へ入力した各信号S1〜S4のパルス数を計数 して表示器26へ表示する。したがって、表示器26に表示された計数値がその まま送信側の芯線L1〜L4の番号となる。よって、より簡単に芯線対照作業が 行える。
【0042】 図5は本考案のさらに他の実施例に係わる芯線対照装置における送信部13a の信号発生回路16から出力される各芯線L1〜L4に対応する信号S1〜S4 の波形を示す図である。すなわち、各信号S1〜S4をパルス幅TP を変化させ ている。この実施例においては、各芯線L1,L2,L3,L4に対して、1ms ,2ms,3ms,4msに設定されている。そして、受信部13b側においては、各 LED21a〜21dの点灯時間の長さでもって信号種類を判断する。このよう な構成であっても先に説明した実施例とほぼ同様の効果を得ることが可能である 。
【0043】 図6は本考案のさらに他の実施例に係わる送信部13aの信号発生回路16か ら出力される各芯線L1〜L4に対応する信号S1〜S4を示す図である。この 実施例装置においては、各周期T1 に出力する各信号S1〜S4をそれぞれ周波 数が異なる信号に設定している。
【0044】 そして、受信部13b側には、例えば周波数カウンタ等を用いて入力信号の各 周波数を検出する。よって、先に説明した実施例とほぼ同様の効果を得ることが 可能である。
【0045】 なお、本考案は上述した各実施例に限定されるものではない。例えば送信部1 3aを子局装置2側に接続し、受信部13bを親局装置1側に接続してもよい。 さらに、実施例においては、芯線が4本の場合を説明したが、4本に限定される ものではなく、ケーブル3の芯線の数に対応して変化させればよい。
【0046】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の芯線対照装置によれば、各芯線に応じた信号を、 対照芯線と互いに短絡した残りの各芯線との間に送出し、受信部側でその信号を 受信して受信した芯線が送信側のどの芯線に対応するかを対照している。したが って、ケーブルの一端側と他端側との間に専用線を敷設することなく、また、た とえ芯線数が多かったとしても、簡単にケーブルの両端間の芯線の対照作業を行 うことができる。
【0047】 また、送信部に接続されていない線が受信部に混入接続された場合では、少な くとも送信部に接続されている線が2本以上受信部に接続されていれば、送信部 からの信号を検出できない線を検出することにより、該当線を混入接続線として 発見できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の一実施例に係わる芯線対照装置の概
略構成を示すブロック図、
【図2】 同実施例装置の送信部の動作を示すタイムチ
ャート、
【図3】 同実施例装置の受信部の回路図、
【図4】 本考案の他の実施例の芯線対照装置の要部を
取出して示す部分回路、
【図5】 本考案の別の実施例の芯線対照装置の信号波
形図、
【図6】 本考案のさらに別の実施例の芯線対照装置の
信号波形図、
【図7】 一般的な監視システムを示すブロック図、
【図8】 従来の芯線対照手法における接続図、
【図9】 同従来芯線対照手法の操作手順を示す図。
【符号の説明】
1…親局装置、2…子局装置、3…ケーブル、13a…
送信部,13b…受信部、14a〜14d…送信端子、
15…切換回路、16…信号発生回路、17…切換制御
部、18a〜18d…受信端子、19a…信号検出回
路、19b…信号帰還回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の芯線を撚り合わせてなるケーブル
    (3) の一方端から見た各芯線( L1〜L4 )が他方端からみ
    た場合にそれぞれどの芯線( La〜Ld )に対応するかを対
    照する芯線対照装置において、前記ケーブルの一方端の
    各芯線が接続される複数の送信端子(14a〜14d)と、前記
    各芯線毎に異なる信号( S1〜S4 )を出力する信号発生回
    路(16)と、この信号発生回路と前記各送信端子との間に
    介挿され、前記各送信端子に接続された複数の芯線のう
    ち指定された対照芯線を前記信号発生回路の出力の一方
    端子に接続すると共に、他の全部の芯線を互いに短絡し
    て前記信号発生回路の出力の他方端子に接続する切換回
    路(15)と、この切換回路へ対照芯線の指定指令を送出す
    ると供に、この指定指令送出に同期して前記信号発生回
    路へ該当対照芯線に対応する信号の出力指令を送出する
    切換制御部(17)とからなる送信部(13a) と、前記ケーブ
    ルの他方端の各芯線が接続される複数の受信端子(18a〜
    18d)と、この各受信端子を介して受信した各信号をそれ
    ぞれ検出する信号検出回路(19a)と、この信号検出回路
    を通過した信号を検出された信号が接続されている端子
    以外の全ての端子に帰還するための信号帰還回路(19b)
    とからなる受信部(13b) とを備えた芯線対照装置。
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