JPH04116398U - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH04116398U
JPH04116398U JP2744891U JP2744891U JPH04116398U JP H04116398 U JPH04116398 U JP H04116398U JP 2744891 U JP2744891 U JP 2744891U JP 2744891 U JP2744891 U JP 2744891U JP H04116398 U JPH04116398 U JP H04116398U
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JP
Japan
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voltage
discharge lamp
input voltage
output
tube
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JP2744891U
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Inventor
孔紀 福本
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、入力電圧の変動許容範囲が広い場合
でも安定した劣化検出を期待できるようにしたことを特
徴としている。 【構成】入力電圧Vinが与えられるインバータ13より
出力される交流電力により点灯される放電灯14の管電
圧VL に応じた出力電圧を抵抗18とコンデンサ19か
らなる出力回路に発生させるとともに、この出力電圧を
帰還させてインバータ13の入力電圧に重畳させるよう
にしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、液晶ディスプレイのバックライトとして用いられる照明装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、携帯用の小型テレビとして液晶ディスプレイを用いた液晶テレビが広く 普及している。
【0003】 ところで、このような液晶テレビでは、室内などの周囲が暗い場所でも画面を はっきり表示させるため、液晶ディスプレイに対して熱陰極管などで代表される 放電灯をバックライトとして組み込んだ照明装置を設けている。
【0004】 ところが、このような照明装置のバックライトとして用いられる放電灯は、液 晶ディスプレイに比べ、寿命が短いため、長時間使用していると放電灯が劣化し 、液晶ディスプレイ画面での表示品質が著しく損なわれることがある。
【0005】 そこで、従来、バックライト用放電灯の劣化を事前に知る方法として、放電灯 の管電圧を監視し、この管電圧の変動から使用末期の劣化状態を検出することが 考えられている。
【0006】 図3は、このような放電灯の管電圧を検出するためのもので、入力電圧Vinの 直流電源に制御回路1とともに、インバータ2を接続し、このインバータ2の出 力側に放電灯3を接続する。また、放電灯3と並列に抵抗4、5の直列回路を接 続し、この直列回路の抵抗5の両端にダイオードブリッジからなる全波整流回路 6を接続し、この全波整流回路6の出力端子に抵抗7とコンデンサ8の出力回路 を接続する。そして、放電灯3の管電圧に応じた分割電圧V1 を抵抗4、5の接 続点に出力し、この接続点の電圧V1 を全波整流回路6で全波整流するとともに 、コンデンサ8により平滑して出力電圧VOUT を検出するようにしている。
【0007】 この場合、放電灯3の管電圧に応じた出力電圧VOUT は、制御回路1に送られ 予め設定された基準電圧VB と比較器1aで比較され、放電灯3の劣化にともな い出力電圧VOUT が基準電圧VB より大きくなると、トランジスタ1bをオンし インバータ2の動作をオフにして放電灯3の点灯を停止するようにしている。
【0008】 従って、例えば、放電灯3が劣化して、その管電圧の変動として放電灯の一方 極性のピーク電圧のみが異常に大きくなることがあっても、全波整流回路6によ り出力端子tより出力電圧VOUT を検出できるので、安定した劣化検出を行うこ とができるとともに、劣化検出とともに速やかに放電灯3の点灯を停止すること ができる。
【0009】 ところで、このように構成した回路では、入力電圧Vinがある一定の範囲で変 動すると、この変動に対して放電灯3の管電流IL が図4に示す関係で変化する ことが知られている。また、放電灯3の管電流IL が変化すると、この変化に対 して管電圧VL が図5に示す関係で変化することも知られている。従って、入力 電圧Vinと放電灯3の管電圧VL の関係は、図6に示す負特性の関係となる。
【0010】 この結果、入力電圧Vinの変動許容範囲を大きく取ると、放電灯3の管電圧V L のバラツキが大きくなることになる。ところが、放電灯3での劣化が進んで末 期状態になった時の電圧上昇分は、入力電圧Vinに対して略一定であることから 、入力電圧Vinの変動許容範囲を広く取ると、放電灯3の正常状態と劣化による 末期状態での管電圧VL のバラツキ範囲が接近してしまうことがあった。図7は 、このような場合の入力電圧Vinの変動に対する管電圧VL に相当する出力電圧 VOUT の関係で、図中aは正常時、bは寿命末期の状態をそれぞれ示しているが 、特に、正常時において、入力電圧Vinの変動に対して管電圧VL が大きく変動 して出力電圧VOUT も大きく変動するので、入力電圧Vinの変動許容範囲を大き くすると、放電灯3が正常であるにも拘らず、放電灯3の劣化による末期状態で の管電圧VL のバラツキ範囲に接近するようになり、安定した劣化検出が難しく なるとともに回路設計が難しくなる欠点があった。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
このように従来のものでは、入力電圧Vinの許容範囲を広く取ると、放電灯の 正常状態と劣化による末期状態での管電圧VL のバラツキ範囲が接近してしまう ことになり回路設計が著しく難しくなる問題点があった。
【0012】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、入力電圧Vinの変動許容範囲が 広い場合でも安定した劣化検出を期待できる照明装置を提供することを目的とす る。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案の照明装置は、入力電圧が与えられる電源手段より出力される交流電力 により点灯される放電灯の管電圧に応じた出力電圧を出力回路に発生させるとと もに、この出力電圧を帰還させて電源手段の入力電圧に重畳させるように構成し ている。
【0014】
【作用】
この結果、本考案によれば、入力電圧に変動が生じても、これにともない変動 する放電灯の管電圧に応じた出力電圧により入力電圧を補償することができるの で、入力電圧の変動許容範囲を広くとっても安定した劣化検出を期待できるよう になる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に従い説明する。
【0016】 図1は、同実施例の回路構成を示している。図において、11は直流電源で、 この直流電源11は入力電圧Vinを制御回路12とインバータ13に供給するよ うにしている。
【0017】 この場合、制御回路12は、後述する放電灯14の劣化検出によりインバータ 13の動作をオフさせるもので、ここでは比較器121、、トランジスタ122 、抵抗123、ダイオード124、125を有している。また、インバータ13 は、直流電力を交流電力に変換するもので、ここではロイヤー型インバータが用 いられている。
【0018】 インバータ13の出力側に放電灯14を接続している。この放電灯14は、図 示しない液晶ディスプレイのバックライトとして用いられるもので、ここでは熱 陰極管が使用されている。
【0019】 放電灯14と並列に抵抗15、16の直列回路を接続する。この場合、抵抗1 5と16は等しい抵抗値のものが使用されている。
【0020】 この直列回路の抵抗16の両端にダイオードブリッジからなる全波整流回路1 7を接続し、この全波整流回路17の出力端子に抵抗18とコンデンサ19から なる出力回路を接続し、これら抵抗18とコンデンサ19の接続点に放電灯14 の管電圧VL に応じた出力電圧VOUT を出力するようにしている。
【0021】 また、抵抗18とコンデンサ19の接続点を抵抗20を有する帰還回路を介し て上記直流電源11の正側端子に接続し、出力電圧VOUT を帰還させて入力電圧 Vinに重畳させるようにしている。
【0022】 一方、抵抗18とコンデンサ19の接続点は、制御回路12の比較器121の 一方入力端子に接続し、この一方入力端子に出力電圧VOUT を与えらるようにし ている。この場合、比較器121は、他方入力端子に予め設定された基準電圧V B が与えられ、この基準電圧VB と出力電圧VOUT を比較するようになっており 、放電灯14の劣化にともない出力電圧VOUT が基準電圧VB より大きくなると 、トランジスタ122をオンしてインバータ13の動作をオフし、放電灯14の 点灯を停止するようにしている。
【0023】 次に、以上のように構成した実施例の動作を説明する。
【0024】 いま、直流電源11より直流電力がインバータ13に供給されると、インバー タ13で交流電力に変換され、放電灯14に供給される。これにより放電灯14 は点灯される。
【0025】 また、放電灯14の管電圧は、抵抗15、16に与えられ、これら抵抗15、 16で分圧される。そして、抵抗16の分圧出力は、全波整流回路17に与えら れ、ここで全波整流され、出力回路を構成する抵抗18とコンデンサ19の接続 点に放電灯14の管電圧に応じた出力電圧VOUT が出力される。
【0026】 この状態で、この抵抗18とコンデンサ19の接続点の出力電圧VOUT は、抵 抗20を通して上記直流電源11の正側端子に帰還され、入力電圧Vinに重畳さ れている。
【0027】 従って、入力電圧Vinが変動するような場合、仮に、入力電圧Vinが低下した 場合には、上述した図6からも明らかなように入力電圧Vinの低下に伴い放電灯 14の管電圧VL は大きくなるが、この管電圧VL に応じた出力電圧VOUT が抵 抗20を通して入力電圧Vinに重畳されるので、インバータ13に対する入力電 圧は、入力電圧Vinが低下された分が補償された所定の大きさに維持され、出力 電圧VOUT は、入力電圧Vinの低下に対しても略一定の状態を保つことができる ようになる。
【0028】 一方、入力電圧Vinが上昇した場合も同様で、入力電圧Vinの上昇に伴い放電 灯14の管電圧VL は小さくなるが、この管電圧VL に応じた出力電圧VOUT が 抵抗20を通して入力電圧Vinに重畳されるので、インバータ13に対する入力 電圧は、入力電圧Vinの上昇した分が補償された所定の大きさに維持され、出力 電圧VOUT は、入力電圧Vinの低下に対しても略一定の状態を保つことができる ようになる。
【0029】 図2は、出力電圧VOUT を抵抗20を通して入力電圧Vinに重畳した場合の入 力電圧Vinの変動に対する出力電圧VOUT の関係を示し、図中aは正常時、bは 寿命末期の状態をそれぞれ示しているが、これら正常時、寿命末期のいずれの場 合も、入力電圧Vinの変動に対して出力電圧VOUT を略一定に保つことができる ので、入力電圧Vinの変動許容範囲を大きく取っても、放電灯14の正常状態と 劣化による末期状態での管電圧VL のバラツキ範囲が接近することがなくなり、 入力電圧Vinの変動許容範囲が広い場合でも安定した劣化検出を期待できること になる。
【0030】 なお、放電灯14が寿命末期まで劣化したような場合は、抵抗18とコンデン サ19の接続点の出力電圧VOUT が予め設定された基準電圧VB より大きくなり 、これを比較器121が検出すると、比較器121より「1」が出力され、トラ ンジスタ122がオンされる。これにより、インバータ13の動作が強制的にオ フされ、放電灯14の点灯を停止することができるようにもなる。
【0031】 なお、本考案は上記実施例にのみ限定されず、要旨を変更しない範囲で適宜変 形して実施できる。例えば、上述した実施例では、放電灯として熱陰極管につい て述べたが、冷陰極管を使用することも可能である。また、本考案の照明装置は 、液晶テレビに限らず、ワードプロセッサやパソコンなどの液晶ディスプレイに も適用することができる。
【0032】
【考案の効果】
本考案の照明装置によれば、入力電圧に変動が生じても、これにともない変動 する放電灯の管電圧に応じた出力電圧により入力電圧を補償することができるの で、入力電圧の変動許容範囲を広くとっても安定した劣化検出を期待でき、回路 設計も簡単なものにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す回路構成図。
【図2】図1の実施例を説明するための図。
【図3】従来の照明装置の一例を示す回路構成図。
【図4】放電灯の入力電圧Vinと管電流IL の関係を示
す図。
【図5】放電灯の管電流IL と管電圧VL の関係を示す
図。
【図6】放電灯の入力電圧Vinと管電圧VL の関係を示
す図。
【図7】放電灯の入力電圧Vinの変動に対する出力電圧
VOUT の関係を示す図。
【符号の説明】
11…直流電源、12…制御回路、13…インバータ、
14…放電灯、15、16、18、20…抵抗、17…
全波整流回路、19…コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力電圧が与えられ交流電力を出力する
    電源手段と、この電源手段より出力される交流電力によ
    り点灯される放電灯と、この放電灯の管電圧に応じた出
    力電圧を発生する出力回路と、この出力回路の出力電圧
    を上記電源手段の入力電圧に重畳させるように帰還させ
    る帰還回路とを具備したことを特徴とする照明装置。
JP2744891U 1991-03-28 1991-03-28 照明装置 Pending JPH04116398U (ja)

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JP2744891U JPH04116398U (ja) 1991-03-28 1991-03-28 照明装置

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JPH04116398U true JPH04116398U (ja) 1992-10-16

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ID=31911732

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JP2744891U Pending JPH04116398U (ja) 1991-03-28 1991-03-28 照明装置

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