JPH04115888U - 移動式クレーンにおけるジヤツキ装置の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置 - Google Patents
移動式クレーンにおけるジヤツキ装置の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置Info
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- JPH04115888U JPH04115888U JP2716391U JP2716391U JPH04115888U JP H04115888 U JPH04115888 U JP H04115888U JP 2716391 U JP2716391 U JP 2716391U JP 2716391 U JP2716391 U JP 2716391U JP H04115888 U JPH04115888 U JP H04115888U
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 25
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 本考案は,移動式クレーンにおけるジャッキ
装置の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置に関する
ものである。閉じ込み圧防止装置は、複動油圧シリンダ
の伸長終端近傍位置を検出してこの複動油圧シリンダの
伸長駆動を制限しするように構成しているが、従来のも
のにあっては、複動油圧シリンダの伸長終端近傍位置を
検出する位置検出器を、複動油圧シリンダの油室内に配
置したリミットスイッチで構成しており、構造が複雑で
あるという問題があった。この考案は、構造の簡単な位
置検出手段を提供することを目的とする。 【構成】 位置検出手段10を、複動油圧シリンダのシ
リンダ4aにおけるピストンロッド側端部と、ジャッキ
装置のジャッキ内筒3の上端部間に取り付けて構成し
た。
装置の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置に関する
ものである。閉じ込み圧防止装置は、複動油圧シリンダ
の伸長終端近傍位置を検出してこの複動油圧シリンダの
伸長駆動を制限しするように構成しているが、従来のも
のにあっては、複動油圧シリンダの伸長終端近傍位置を
検出する位置検出器を、複動油圧シリンダの油室内に配
置したリミットスイッチで構成しており、構造が複雑で
あるという問題があった。この考案は、構造の簡単な位
置検出手段を提供することを目的とする。 【構成】 位置検出手段10を、複動油圧シリンダのシ
リンダ4aにおけるピストンロッド側端部と、ジャッキ
装置のジャッキ内筒3の上端部間に取り付けて構成し
た。
Description
【0001】
本考案は、移動式クレーンにおけるジャッキ装置の複動油圧シリンダの閉じ込
み圧防止装置に関するものである。
【0002】
図2に示すように移動式クレーンは、ジャッキ外筒1、下端に接地板2を備え
外筒1に伸縮自在に嵌挿したジャッキ内筒3、およびそのシリンダ4aのボトム
エンドをジャッキ外筒1上端部に連結しそのピストンロッド4bの先端をジャッ
キ内筒3の下端部に連結することでジャッキ外筒1とジャッキ内筒3間に内装配
設した複動油圧シリンダ4で以て構成してなるジャッキ装置Aを、車両5の左右
位置に装備し、これらジャッキ装置A,Aにより車両1を安定支持するよう構成
している。この種の移動式クレーンは、ジャッキ装置A,Aを接地して車両5を
安定支持した状態でクレーン作業をするものである。
【0003】
一方この種の移動式クレーンには、クレーン作業時の転倒を事前に警報するた
め、前記各ジャッキ装置A,Aの支持力が所定値以下になったことを当該ジャッ
キ装置A,Aの複動油圧シリンダ4の内圧を介して検出しその検出結果で警報器
6を作動するよう構成した転倒警報装置Bが取り付けられている。この転倒警報
装置Bは、図3に示す如く各複動油圧シリンダ4の伸び側油室の内圧が所定値以
下になったことを検出する支持力検出手段7(対応する伸び側油室の内圧が所定
値以下になると接となる圧力スイッチで構成)を、警報器6の作動電気回路中に
介装し、支持力検出手段7,7のいずれか一方が対応する伸び側油室の内圧が所
定値以下になったことを検出したとき警報器6が作動するようになっている。
【0004】
この様な転倒警報装置Bは、移動式クレーンの転倒の前兆として反転倒側のジ
ャッキ装置Aの支持力が低下することを利用したものである。ところで、このよ
うな転倒警報装置Bは、それが的確に作動するためには、ジャッキ装置A,Aの
支持力と複動油圧シリンダ4,4の油室の内圧を比例関係に維持する必要があり
、そのため前記複動油圧シリンダ4,4の伸長状態すなわちジャッキ装置A,A
の接地状態において複動油圧シリンダ4,4の伸び側油室に閉じ込み圧が残留し
ないようにする必要がある。この目的のために、各複動油圧シリンダ4,4には
、閉じ込み圧防止装置として、その伸長終端近傍位置(複動油圧シリンダ4が伸
長してストロークエンドに達する直前の位置)を検出する位置検出手段8を具備
しこの位置検出手段8の検出結果で複動油圧シリンダ4の伸長駆動を規制する閉
じ込み圧防止装置が取り付けられている。この閉じ込み圧防止装置における前記
位置検出手段8は、図3に示す如くシリンダ4a、ピストンロッド4bおよびピ
ストン4cとからなる複動油圧シリンダ4におけるシリンダ4aに配置され、複
動油圧シリンダ4の伸長終端近傍位置でピストン4cに係合して作動するリミッ
トスイッチで構成されていた。そして、位置検出手段8(リミットスイッチ)の
検出結果で以て、複動油圧シリンダ4の伸縮制御弁9を伸長側に切替えるための
操作用電気信号回路を遮断するようにしていた。
【0005】
以上の如く構成した従来の移動式クレーンにおけるジャッキ装置の複動油圧シ
リンダの閉じ込み圧防止装置は、その位置検出手段8が、複動油圧シリンダ4に
おけるシリンダ4aに配置され、複動油圧シリンダ4の伸長終端近傍位置でピス
トン4cに係合して作動するリミットスイッチで構成されていたため、位置検出
手段8(リミットスイッチ)を耐圧性のものに構成しなければならないという問
題があった。
本考案は、位置検出手段を耐圧性を要求されないリミットスイッチで構成でき
るようにし、上記従来技術の問題点を解決しようとするものである。
【0006】
上記の目的を達成するため、この考案の移動式クレーンにおけるジャッキ装置
の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置は、位置検出手段10を、複動油圧シリ
ンダ4の伸長終端近傍位置を検出するよう複動油圧シリンダ4のシリンダ4aの
ピストンロッド側端部とジャッキ内筒3の上端部間に対向状に取り付けられたリ
ミットスイッチとこのリミットスイッチを作動させる作動子とで以て構成したの
である。
【0007】
以上の如く構成した本考案の移動式クレーンにおけるジャッキ装置の複動油圧
シリンダの閉じ込み圧防止装置は、その位置検出手段10のリミットスイッチとこ
のリミットスイッチを作動させる作動子が、複動油圧シリンダ4の伸長終端近傍
位置において互いに対向する複動油圧シリンダ4のシリンダ4aのピストンロッ
ド側端部とジャッキ内筒3の上端部間に配置されているので、リミットスイッチ
を耐圧構造にする必要がないのである。
【0008】
以下本考案の移動式クレーンにおけるジャッキ装置の複動油圧シリンダの閉じ
込み圧防止装置の実施例を図1に基づいて説明する。
本考案は位置検出手段の取り付け構成に特徴があるものであるから、図2およ
び図3に示し従来技術として上述した閉じ込み圧防止装置の説明および符号は、
位置検出手段8を除き以下の説明に援用する。
【0009】
図1において、位置検出手段10は、複動油圧シリンダ4のシリンダ4aのピス
トンロッド側端部に取り付けたリミットスイッチ10aとジャッキ内筒3の上端部
に取り付けた作動子10bとで以て構成している。リミットスイッチ10aと作動子
10bは、複動油圧シリンダ4の伸長終端近傍位置で作動子10bがリミットスイッ
チ10aを作動させるような位置関係を以て配置されている。
【0010】
閉じ込み圧防止装置は、従来のものと同様に作動して複動油圧シリンダ4の閉
じ込み圧の発生を防止するものであるが、その位置検出手段10のリミットスイッ
チ10aは、複動油圧シリンダ4の油室内に位置することがないので耐圧構造にす
る必要がないものである。
【0011】
以上の如く構成した本考案の移動式クレーンにおけるジャッキ装置の複動油圧
シリンダの閉じ込み圧防止装置は、その位置検出手段が従来のものに比べて簡単
になるという効果をもつものであり、その実用上の効果が大きいものである。
【図1】本考案の移動式クレーンにおけるジャッキ装置
の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置の要部説明
図。
の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置の要部説明
図。
【図2】移動式クレーンの説明図。
【図3】従来の移動式クレーンにおけるジャッキ装置の
複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置の説明図。
複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置の説明図。
A ジャッキ装置
1 ジャッキ外筒
2 接地板
3 ジャッキ内筒
4 複動油圧シリンダ
4a シリンダ
4b ピストンロッド
4c ピストン
5 車両
B 転倒警報装置
6 警報器
7 支持力検出手段
8 位置検出手段
9 伸縮制御弁
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
E02F 9/08 A 9022−2D
Claims (1)
- 【請求項1】 ジャッキ外筒、下端に接地板を備え外筒
に伸縮自在に嵌挿したジャッキ内筒、およびそのシリン
ダのボトムエンドをジャッキ外筒上端部に連結しそのピ
ストンロッドの先端をジャッキ内筒の下端部に連結する
ことでジャッキ外筒とジャッキ内筒間に内装配設した複
動油圧シリンダで以て構成してなるジャッキ装置を、車
両の左右位置に装備し、これらジャッキ装置により車両
を安定支持するよう構成してなる移動式クレーン、特
に、前記各ジャッキ装置の支持力が所定値以下になった
ことを当該ジャッキ装置の複動油圧シリンダの内圧を介
して検出しその検出結果で警報器を作動するよう構成し
た転倒警報装置を備えてなる移動式クレーンにおけるジ
ャッキ装置の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置で
あって、複動油圧シリンダの伸長終端近傍位置を検出す
る位置検出手段を具備しこの位置検出手段の検出結果で
当該複動油圧シリンダの伸長駆動を規制するよう構成し
てなるものにおいて、前記位置検出手段を、複動油圧シ
リンダの伸長終端近傍位置を検出するよう複動油圧シリ
ンダのシリンダピストンロッド側端部とジャッキ内筒の
上端部間に対向状に取り付けられたリミットスイッチと
このリミットスイッチを作動させる作動子とで以て構成
したことを特徴とする移動式クレーンにおけるジャッキ
装置の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2716391U JPH04115888U (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 移動式クレーンにおけるジヤツキ装置の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2716391U JPH04115888U (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 移動式クレーンにおけるジヤツキ装置の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04115888U true JPH04115888U (ja) | 1992-10-15 |
Family
ID=31911502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2716391U Pending JPH04115888U (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 移動式クレーンにおけるジヤツキ装置の複動油圧シリンダの閉じ込み圧防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04115888U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0231505U (ja) * | 1988-08-22 | 1990-02-28 |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP2716391U patent/JPH04115888U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0231505U (ja) * | 1988-08-22 | 1990-02-28 |
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