JPH04115049A - 防火機能を備えた天窓 - Google Patents

防火機能を備えた天窓

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JPH04115049A
JPH04115049A JP23356790A JP23356790A JPH04115049A JP H04115049 A JPH04115049 A JP H04115049A JP 23356790 A JP23356790 A JP 23356790A JP 23356790 A JP23356790 A JP 23356790A JP H04115049 A JPH04115049 A JP H04115049A
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JP
Japan
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skylight
blocking member
fire
sheet type
isolating member
Prior art date
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Pending
Application number
JP23356790A
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English (en)
Inventor
Toshio Idehashi
出端 利男
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KIYUUSAN KK
Original Assignee
KIYUUSAN KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、高層建築物の屋根部に設ける天窓の構造に関
する。
〔従来の技術〕
従来からビルや一般家屋の屋根部に天窓を設けることが
行われている。とくに近年においては、3〜40階建程
度の中高層建築物において、建物の中央部を最上階まで
吹抜は構造とし、この吹抜は部の明り採りを兼ねて屋根
部を天窓とした建物が出現している。
第6図は天窓の代表的な構造を示す概略図で、同図(a
)は天窓付き建物の外観を示し、同図ら)及び(C)は
天窓の断面構造を示す。建物8の中央部は吹抜は部81
となっており、最上部に天窓9が設置されている。天窓
9は、全体を梁材90で支持され、鉄骨91.ブラケッ
ト92.アルミ型材93等からなる骨格の最上部に網入
りガラス94を取り付けた構造となっている。なお、天
窓の全体形状や各部の構造はこの例の他にも種々のもの
がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上記のような吹抜は部の最上部を天窓とした
場合、防災面からつぎのような問題点が指摘されている
すなわち、天窓自体の構造は、鉄骨やアルミ型材等で形
成した骨格にガラスを嵌め込んだものであり、骨格及び
ガラスの下方には支持梁材のほかには何もなく階下まで
全部が空間となっている。
そのため、建物に火災が発生した場合、吹抜は部を上昇
する煙や炎の熱のだ約に天窓のガラスが破損し、吹抜は
部が煙突化して火災を拡大する。また、天窓のガラスが
破損したときにガラスの破片が落下して、階下の人が危
害を被るという問題がある。
本発明が解決すべき課題は、吹抜は部の最上部に設けた
天窓の、火災時の安全性を確保することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、天窓を支持する梁材と天窓との間に、天窓と
下方空間を遮断する遮断用部材を展開可能に設置して、
天窓に防火機能を持たせたものである。
ここで、前記遮断用部材は、常時は収納部に収納し、火
災検知器からの信号により自動的に展開する構造とする
ことができる。また、天窓を支持する梁材に遮断用部材
を冷却するための散水装置を取り付けることができる。
〔作用〕
本発明の天窓においては、火災発生時には収納部に収納
した遮断用部材を展開させて、天窓と下方の空間を遮断
する。遮断用部材は、鋼板等の耐火性の材料に断熱処理
を施して製作し、常時は積重ね式または巻取り式に収納
部に収納しておき、火災発生時に手動操作により展開す
るか、または、火災検知器と連動させて自動的に展開さ
せる。また、天窓を支持する梁材の下側に散水装置を取
り付け、火災時に遮断用部材の上方空間の温度が例えば
90℃以上に上昇した場合に熱感知センサーによりこれ
を感知して散水装置を作動させて、遮断用部材を冷却さ
せることにより、遮断用部材及び上方空間の温度上昇を
防止する。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例に係る天窓を設置した建物の全
体構造を示す概略図、第2図(a)は同天窓の構造を示
す部分斜視図であり、第2図(1))は遮断用部材の構
造を示す斜視図である。
第1図に示すように、天窓1は、中央部を吹抜は部2と
した8階建の建物3の最上部に設置されている。
天窓1自体の基本構造は、第6図に示した構造と同じで
ある。本実施例においては、天窓1の各棟11毎に、棟
11全体を支持する梁材12と棟11の下端との間に、
遮断用部材4の各板状部材41.42.43・・・4n
を摺動しつつ展開させるためのガイドフレーム13を設
置し、棟11の一端側に遮断用部材4の収納箱5を設置
している。
遮断用部材4は、鋼板に断熱処理を施した複数枚の板状
部材41.42.43.・・・4n(第2図ら)には板
状部材41.42.43のみ図示)からなり、常時は積
み重ねた状態で収納箱5に収納されている。板状部材4
1には、前端と後端に上向きの係止部41aと41bが
形成されており、板状部材41と最後の板状部材4nの
間の各板状部材42.43.・・・には、その前端に上
下に向いた係止部42a、 43a、・・・が形成され
、後端に上向きの係止部42b、 43b、・・・が形
成されている。最後の板状部材4nには、図示はしてい
ないが、前端に上下に向いた係止部4naが、後端に下
向きの係止部4nbが形成されている。各板状部材にこ
のような係止部が形成されていることにより、遮断用部
材4を展開するために各板状部材を収納箱5から引き出
すと、前の板状部材の後端の係止部が後の板状部材の前
端の係止部に当接して後の板状部材が順次引き出される
。最後の板状部材4nは、後端の係止部4nb が収納
箱5の開口51の下縁に当接して引き出しが停止する。
展開した遮断用部材4を収納箱5に収納するときは、各
板状部材を押し込むことにより、前の板状部材の前端の
係止部が後の板状部材の前端の係止部に当接して後の板
状部材が順次収納箱5に押し込まれる。
一方、建物3自体には、第1図に示すように、各階の吹
抜は部2側の壁面に、火災検知のための熱感知センサー
31、赤外線センサー32を設置している。遮断用部材
4の展開は、これら熱感知センサー31、赤外線センサ
ー32からの火災検知信号にもとづいて自動的に行う。
また、各階の吹抜は部2側の壁面及び天窓1を支持する
梁材12の下面に非常照明灯33を設置し、火災時に遮
断用部材4を展開して吹抜は部2が暗くなったときの照
明に用いる。さらに、本実施例においては、天窓1を支
持する梁材12の下側に、複数個の散水装置34及び放
水装置35をそれぞれ設置している。散水装置34は、
遮断用部材4の下面に向けて散水するもので、図示しな
い熱感知センサーで遮断用部材4の上方空間の温度を検
知し、同温度が90℃以上になると散水装置34を自動
的に作動させて遮断用部材4を冷却し、遮断用部材4及
び上方空間の温度上昇を防止する。放水装置35は、下
方の階の消火用に放水するもので、熱感知センサー31
、赤外線センサー32からの火災検知信号にもとづいて
自動的に放水する。
第3図は本発明の他の実施例における建物の全体構造を
示す概略図である。なお、同図において第1図と同じ装
置については同じ符番を付し、詳細な説明は省略する。
本実施例においては、建物3の吹抜は部2の5階部分に
、第4図に平面図として示す回廊21と渡り廊下22が
設置されており、この回廊21と渡り廊下22の下部に
第2図に示したものと同じ構造の遮断用部材4を設置し
ている。火災発生時にこの遮断用部材4を展開すること
により、吹抜は部2の煙突効果をより確実に阻止するこ
とができる。
第5図は遮断用部材の他の構造例を示す図である。
この例においては、同図(a)に示すように、天窓1の
各棟11毎に、棟11全体を支持する梁材12と棟11
の下端との間に、巻取り式の遮断用部材6を設ししてい
る。
遮断用部材6は、同図ら)に示すように、鋼板に断熱処
理を施した多数の板状部材を屈曲自在に連結したもので
あり、常時は収納箱7内に巻き取られており、火災時に
はこれを引き出して天窓1と下方空間を遮断する。
〔発明の効果〕
本発明の防火機能を備えた天窓によれば、以下の効果を
奏する。
■遮断用部材を展開させて天窓と下方の空間を遮断する
ことができるので、火災時に熱による天窓のガラス破損
が防止される。
■天窓と下方の空間が遮断用部材により遮断され、かつ
天窓も破損されないので、火災時に下方空間が煙突化す
ることがなく、火災の拡大を阻止することができる。
■火災時に天窓の破損物が落下することがなく、安全が
確保される。
■天窓を支持する梁材の下側に散水装置を取り付けてお
けば、遮断用部材とその上方空間の温度上昇を防止する
ことができるとともに、下方の階への散水もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る天窓を設置した建物の全
体構造を示す概略図、第2図は天窓と遮断用部材の構造
を示す斜視図である。第3図は本発明の他の実施例にお
ける建物の全体構造を示す概略図であり、第4図は同建
物の一部の構造を示す図である。第5図は遮断用部材の
他の構造例を示す斜視図である。第6図は天窓の代表的
な構造を示す図である。 1:天窓        11:天窓の棟12:粱材 
      13ニガイドフレーム2:吹抜は部   
   21:回廊 22:渡り廊下 3:建物        31 熱感知センづ−32:
赤外線センサー  33:非常照明灯34:散水装置 
    35:放水装置46;遮断用部材    41
42.43:板状部材41a、 42a、 43a、 
41b、 42b:係止部57:収納箱      5
1:開口 8:建物        81′吹抜は部9:天窓  
      90°粱材 91:鉄骨       92;ブラケット93ニアル
ミ型材    94ニガラス特許出顆大  株式会社 
キューサン 代  理  人   小  堀     益第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、天窓を支持する梁材と天窓との間に、天窓と下方空
    間を遮断する遮断用部材を展開可能に設置してなる防火
    機能を備えた天窓。 2、請求項1記載の遮断用部材を、常時は収納部に収納
    し、火災検知器からの信号により自動的に展開する構造
    とした防火機能を備えた天窓。 3、請求項1記載の天窓を支持する梁材に遮断用部材を
    冷却するための散水装置を取り付けた防火機能を備えた
    天窓。
JP23356790A 1990-09-03 1990-09-03 防火機能を備えた天窓 Pending JPH04115049A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23356790A JPH04115049A (ja) 1990-09-03 1990-09-03 防火機能を備えた天窓

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23356790A JPH04115049A (ja) 1990-09-03 1990-09-03 防火機能を備えた天窓

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04115049A true JPH04115049A (ja) 1992-04-15

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ID=16957097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23356790A Pending JPH04115049A (ja) 1990-09-03 1990-09-03 防火機能を備えた天窓

Country Status (1)

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JP (1) JPH04115049A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104826254A (zh) * 2015-04-20 2015-08-12 浙江省建筑设计研究院 升降式消烟挡烟垂壁

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104826254A (zh) * 2015-04-20 2015-08-12 浙江省建筑设计研究院 升降式消烟挡烟垂壁

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