JPH04114813U - 熱交換器 - Google Patents
熱交換器Info
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- JPH04114813U JPH04114813U JP1850791U JP1850791U JPH04114813U JP H04114813 U JPH04114813 U JP H04114813U JP 1850791 U JP1850791 U JP 1850791U JP 1850791 U JP1850791 U JP 1850791U JP H04114813 U JPH04114813 U JP H04114813U
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガ−ドメッシュの取付け構造が簡単であって
その取付けを容易にした熱交換器を提供する。 【構成】 熱交換用チュ−ブ2が互に間隔をおいて且つ
その側縁を平面状に揃えて配設されて熱交換器本体を形
成していて、該熱交換器本体の損傷を防止するために、
その平面側にガ−ドメッシュ24を備えた熱交換器にお
いて、ガ−ドメッシュを熱交換器本体に溶接して取付け
た構成とした。
その取付けを容易にした熱交換器を提供する。 【構成】 熱交換用チュ−ブ2が互に間隔をおいて且つ
その側縁を平面状に揃えて配設されて熱交換器本体を形
成していて、該熱交換器本体の損傷を防止するために、
その平面側にガ−ドメッシュ24を備えた熱交換器にお
いて、ガ−ドメッシュを熱交換器本体に溶接して取付け
た構成とした。
Description
【0001】
本考案は自動車の空調装置等に使用される熱交換器の構造に関し、特に熱交換
器本体の損傷を防止するためのガ−ドメッシュの取付け構造に関するものであ
る。
【0002】
従来、この種の熱交換器として、マルチフロ−型とサ−ペンタイン等があ
る。
【0003】
図2は従来のマルチフロ−型の熱交換器の分解斜視図である。この熱交換器に
おいては、一対のヘッダパイプ1A,1B間に直線状の複数の扁平チュ−ブ2が
所定の間隔を有し且つ側縁を平面状に揃えて配設され、各扁平チュ−ブ2相互間
にコルゲ−トフィン3がろう付けされて取付けられている。上記のヘッダパイプ
1A,1B、扁平チュ−ブ2、コルゲ−トフィン3は熱交換器本体をなす。各扁
平チュ−ブ2には、冷媒入口4と冷媒出口5とを通して冷媒がパラレルに循環さ
れ、一方、強制通風により、扁平チュ−ブ2及びコルゲ−トフィン3の間を空気
が流通して、冷媒と空気との間で熱交換される。
【0004】
6A,6Bは熱交換器を外部部材に取付けるためのチャンネルで、ヘッダパイ
プ1A,1Bを挟持し、且つリベット7によってかしめ圧接されて取付けられて
いる。8は取付け金具で、各一端が取付け構造部材6A,6Bにそれぞれ溶接さ
れて取付けられ、各他端が図示しない車体のフレ−ムにねじ止めされて、この熱
交換器を固定している。
【0005】
9は小石などの外部障害物が熱交換器本体に当らないように保護しているガ−
ドメッシュで、枠10にメッシュ11が張設され、ねじ12により取付け構造部
材6A,6Bに取付けられている。
【0006】
図3は従来のサ−ペンタイン型の熱交換器の分解斜視図である。この熱交換器
においては、サ−ペンタイン型の扁平チュ−ブ13が、その直線部13Aを互に
所定の間隔にし且つ側縁を平面状に揃えて配設され、該直線部13A相互間には
コルゲ−トフィン14がろう付けされて取付けられている。上記の扁平チュ−ブ
13とコルゲ−トフィン14は熱交換器本体をなす。扁平チュ−ブ13には、冷
媒入口15と冷媒出口16とを通して冷媒が循環され、図2の熱交換器における
と同様に熱交換される。
【0007】
17A,17Bは熱交換器を外部部材に取付けるためのチャンネルよりなる取
付け構造部材で、熱交換器本体の両端を挟持し、且つリベット18によって加締
め圧接されて取付けられている。19は取付け金具で、各一端が取付け構造部材
17A,17Bにそれぞれ溶接されて取付けられ、各他端が図示しない車体のフ
レ−ムにねじ止めされて、この熱交換器を固定している。
【0008】
20はガ−ドメッシュで、図2のガ−ドメッシュ9と同様に枠21にメッシュ
22が張設され、ねじ12により取付け構造部材17A,17Bに取付けられて
いる。
【0009】
上記の各熱交換器においては、熱交換器を車体のフレ−ムに取付けるための取
付金具や熱交換器本体を小石などの外部障害物の衝突から保護するためのガ−ド
メッシュをねじ止めするため、熱交換器にチャンネルをリベット止めや、ねじ止
めをするなど、取付工数が大になるという問題点があった。
【0010】
本考案の目的は、取付け金具は勿論、ガ−ドメッシュと熱交換器本体とを一体
ろう付けし、ねじ止め作業をやめ、その取付けを容易にした熱交換器を提供する
ことにある。
【0011】
本考案は前記問題点を解決するために、熱交換用チュ−ブが互に間隔をおいて
且つその側縁を平面状に揃えて配設されて熱交換媒体を一側から他側に流通させ
るようにした熱交換器本体を形成し、外部障害物による該熱交換器本体の損傷を
防止するために前記平面に沿ってガ−ドメッシュを備えた熱交換器において、前
記ガ−ドメッシュを熱交換器本体に溶接して取付けた構造とした。
【0012】
本考案によれば、ガ−ドメッシュは、熱交換用チュ−ブの配設によって形成さ
れた平面に沿って、熱交換器本体に溶接されて取付けられており、熱交換器本体
の平面側に向けて飛来した小石などの外部障害物がこのガ−ドメッシュによって
阻止される。
【0013】
図1は本考案の第1の実施例を示すマルチフロ−型の熱交換器の分解斜視図で
ある。同図において、図2と同等の部分には同一の符号を付して示し、以下に異
なる部分について説明する。
【0014】
23は取付け金具で、各一端がヘッダパイプ1A,1Bに溶接して取付けられ
、各他端が図示しない車体のフレ−ムにねじ止めされて、この熱交換器を固定し
ている。
【0015】
24はガ−ドメッシュで、図2におけると同様に、枠25にメッシュ26が張
設されてなる。ヘッダパイプ1A,1Bはアルミニウム材よりなり、枠25もこ
れに合わせてアルミニウム材を用いている。
【0016】
ガ−ドメッシュ24をこの熱交換器本体に取付けるに当っては、適宜の形状の
ろう材27をヘッダパイプ1A,1Bのろう接個所に仮止めしておき、ガ−ドメ
ッシュ24を二点鎖線で示す所定位置に載せてろう接個所を加熱するとろう接が
完了する。なお枠25にろう材をクラッドしておき、熱交換器本体を組付ける際
にガ−ドメッシュ24も所定位置に仮止めして、扁平チュ−ブ2とコルゲ−トフ
ィン3等と同時に炉で加熱してろう接してもよい。
【0017】
図4は本考案の第2の実施例を示すサ−ペンタイン型の熱交換器の分解斜視図
である。同図において、図3と同等の部分には同一の符号を付して示し、以下に
異なる部分について説明する。
【0018】
28は取付け金具で、コルゲ−トフィン14の一部に代えてろう接された取付
け座29の裏面側にその各一端がねじ止めして取付けられ、各他端が図示してい
ない車体のフレ−ムにねじ止めされてこの熱交換器を固定している。
【0019】
30はガ−ドメッシュで、ろう材がクラッドされたアルミニウム材の枠31に
、メッシュ32が張設されてなる。そして枠31は、扁平チュ−ブ13の湾曲部
13Bの側縁に当接するようにした取付け面31Bが枠主部31Aより裏面側に
突出していて、このガ−ドメッシュ30を熱交換器本体に取付けたとき、メッシ
ュ32と扁平チュ−ブ13の直線部13A側縁との間に隙間を有して空気の流通
が円滑になるようにしている。
【0020】
ガ−ドメッシュ30をこの熱交換器本体に取付けるに当っては、熱交換器本体
を組付ける際に、ガ−ドメッシュ30を二点鎖線で示す位置に載せて、取付け面
31Bを扁平チュ−ブ13の側縁に当接させて仮止めし、コルゲ−トフィン14
等と同時に炉で加熱してろう接する。
【0021】
なお上記の各実施例においては、枠付きのガ−ドメッシュ24或は30を用い
たが、ろう材がクラッドされたアルミニウム材のメッシュにより、枠なしでガ−
ドメッシュを所要の大きさに形成して、各熱交換器本体に同様にろう接してもよ
い。
【0022】
以上説明したように本考案によれば、ガ−ドメッシュを熱交換器本体に溶接し
て取付けるようにしたので、その取付けのための特別のチャンネルなどのような
構造部材を必要とせず、よって取付け構造が簡略化され、熱交換器の軽量化が図
れ、かつ取付け作業も容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の第1の実施例を示す熱交換器の分解
斜視図
斜視図
【図2】 従来の熱交換器の分解斜視図
【図3】 従来の熱交換器の分解斜視図
【図4】 本考案の第2の実施例を示す熱交換器の分解
斜視図
斜視図
1A,1B…ヘッダパイプ、2,13…扁平チュ−ブ、
3,14…コルゲ−トフィン、4,15…冷媒入口、
5,16…冷媒出口、24,30…ガ−ドメッシュ。
3,14…コルゲ−トフィン、4,15…冷媒入口、
5,16…冷媒出口、24,30…ガ−ドメッシュ。
Claims (1)
- 【請求項1】 熱交換用チュ−ブが互に間隔をおいて且
つその側縁を平面状に揃えて配設されて熱交換媒体を一
側から他側に流通させるようにした熱交換器本体を形成
し、外部障害物による該熱交換器本体の損傷を防止する
ために前記平面に沿ってガ−ドメッシュを備えた熱交換
器において、前記ガ−ドメッシュが溶接によって熱交換
器本体に取付けられている、ことを特徴とする熱交換
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1850791U JPH04114813U (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1850791U JPH04114813U (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 熱交換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04114813U true JPH04114813U (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=31904988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1850791U Pending JPH04114813U (ja) | 1991-03-26 | 1991-03-26 | 熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04114813U (ja) |
-
1991
- 1991-03-26 JP JP1850791U patent/JPH04114813U/ja active Pending
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