JPH04113983A - 水中機器の電気接続構造 - Google Patents

水中機器の電気接続構造

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JPH04113983A
JPH04113983A JP23064690A JP23064690A JPH04113983A JP H04113983 A JPH04113983 A JP H04113983A JP 23064690 A JP23064690 A JP 23064690A JP 23064690 A JP23064690 A JP 23064690A JP H04113983 A JPH04113983 A JP H04113983A
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JP
Japan
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electrical connection
sea water
battery
seawater
exhaust pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP23064690A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kawaguchi
徹也 川口
Tadashi Ebara
江原 正
Miki Kobayashi
小林 三樹
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 概要 水中機器の電気接続構造に関し、 電気接続部分が海水に接触することがないようにし、こ
れによって生じる電気漏洩を無くすことができ、また、
海水の浸食による腐食から保護することができる水中機
器の電気接続構造を提供することを目的とし、 水密構造の機器室とガス溜室との隔離部分を貫通して固
定された電気接続手段と、該電気接続手段を介して前記
機器室に設置された装置に電流を供給する前記ガス溜室
の下方に設置された海水電池とを具備し、海面に浮かせ
て使用する水中機器の電気接続構造において、前記隔離
部分の前記ガス溜室側に排気筒の端面を固定し、かつ該
隔離部分に、その外壁から該排気筒の貫通孔に連通ずる
貫通孔を形成して排気口を設けて構成する。
産業上の利用分野 本発明は、水中機器の電気接続構造に関する。
海面に浮かせて使用するラジオブイ等の水中機器は、そ
の殆どの部分が海水中に水没する為に、特に水中の電気
接続部分においては、その接続部分が海水に侵されない
防水構造にすることが要望されている。
従来の技術 第3図はラジオブイ (水中機器)の電気接続構造を示
す概略断面図である。
この図において、1はラジオブイであり、2はラジオブ
イ1の外箱である。この外箱2は、水密構造の機器室2
aと、底面に開口部2dを有する電池室2eとから構成
されている。
機器室2aと電池室2eとは、所望の厚みを有する隔離
部分2fによって隔離されており、隔離部分2fの所望
位置には、上下に抜ける貫通孔2gと隔離部分の側面か
ら下面中央部に向かってL字状に繰り抜いた貫通孔2g
とが設けられている。
貫通孔2gには、座がね、リード線、ボルト、ナツト等
を組み合わせて構成される電気接続端子部3が隙間無く
取りつけられており、機器室2aに設置された図示せぬ
光源機器等の装置が、電気接続端子部3の一端部に接続
されている。更に、電気接続端子部3の他端部には、電
池室2eの下方に設置された海水電池4の電源端子が、
接続端以外が被覆された電源リード線5によって接続さ
れており、電気接続端子部3の他端部と電源リード線5
との接続部分及び、電池室2eに突出した電気接続端子
部3が、樹脂或いはゴム等のンールド材6によってシー
ルドされている。
このような構造のラジオブイ1を海面に浮かせると、図
示するように、その外箱2上部の透明又は半透胡の半球
状部分が海面S上に突出し、他の部分が海水中に水没す
る。つまり、電池室2eの開口部2dから海水が流入し
て、海水が電池室2eを満たすことになり、海水電池4
と海水との接触による化学反応によって、起電力が生じ
る。これによって、前記光源機器等の装置が能動状態と
なる。また、その化学反応によって、海水電池4からガ
スが発生するが、このガスは、排気孔2bを通って排気
口8から抜けるようになっている。
発明が解決しようとする課題 ところで、上述したような海面に浮かんだラジオブイ1
 (水中機器)においては、電池室2eが水没状態とな
る。このような状態にあって、例えば電気接続端子部3
の他端部と電源リード線5との接続部分、或いは電池室
2eに突出した電気接続端子部3のシールドが不完全で
あったとすると、その部分が海水に接触するたtに電気
漏洩が生じて電池寿命が短くなり、また、海水に接触し
た部分が腐食するといった問題があった。
そして、このように電気接続端子部3が腐食すると、適
正な電流が供給できなくなることがあり、光源機器等の
装置が作動しなくなる。更に、ラジオブイ1を一旦引き
上げてから再使用する場合、腐食部分を補修しなくては
ならず、その公平間がかかるので、余計なコストが発生
する問題が生じる。
また、このような問題が発生しないようにするためには
、電気接続端子部3のシールドを完全に行う必要があり
、この作業に細心の注意と手間を要することになり、そ
の分作業工数がかかるので、結果的に製造コストが高く
なる問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、
電気接続部分が海水に接触することがないようにし、こ
れによって生じる電気漏洩を無くすことができ、また、
海水の浸食による腐食から保護することができる水中機
器の電気接続構造を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 水密構造の機器室とガス溜室との隔離部分を貫通して固
定された電気接続手段と、該電気接続手段を介して前記
機器室に設置された装置に電流を供給する前記ガス溜室
の下方に設置された海水電池とを具備し、海面に浮かせ
て使用する水中機器の電気接続構造において、前記隔離
部分の前記ガス溜室側に排気筒の端面を固定することに
よって、該排気筒が前記海水電池方向に突出するように
該隔離部分に固定する。そして、該隔離部分に、その外
壁から該排気筒の貫通孔に抜ける貫通孔を形成すること
によって、ガスの排気口とする。
また、前記排気筒の長さを、波の動揺によって機器全体
がその最大傾斜角に傾いた際、該排気筒の突出した側の
端面中心に接する水平線が、前記電気接続手段下端より
下方にくるような寸法にする。
作   用 上述した本発明による電気接続構造の水中機器を海面に
浮かせた場合、海水との化学反応によって、海水電池か
ら発生するガスが、ガス溜室に蓄積されて、ガス溜室に
突出した排気筒の端面の所まで充満するので、ガス溜室
側に突き出た電気接続手段が、海水に触れることはない
。ガスが排気筒の端面まで充満した状態で海水電池から
発生したガスは、排気口を通って外部へ排8される。
また、水中機器が波の動揺によって傾いた場合でも、ガ
ス溜室の一部に海水が流入するものの、排気筒の長さが
上述したような長さに成形されているので、排気筒端面
中心に接する水平線までは、常時ガスが蓄積されている
。これにより、電気接続手段は、その水平線よりも下方
側(海水電池側)に突き出ないので、海水に接触するこ
とは無い。
このように、電気接続手段が海水に接触しないので、従
来のように電気接続手段が海水に接触するために電気漏
洩が生じることが無く、また、海水に接触した部分が腐
食するといったことも無くなる。
実  施  例 以下、図面を参照して本発明の一実施例について説明す
る。
第1図は本発明の一実施例によるラジオブイ(水中機器
)の電気接続構造を説明するための概略断面図であり、
この図において第2図に示す従来例の各部に対応する部
分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
この第1図に示す本発明のラジオブイ1Aの構造が、第
3図に示す従来のラジオブイ1の構造と異なる点は、ガ
ス溜室2cの天井中央部、つまり隔離部分2fの下面中
央部に円筒形状の排気筒7を固定し、隔離部分2fに、
その側面から下面中央部に向かってL字状に繰り抜いた
貫通孔2gを設け、この貫通孔2gと排気筒7の貫通孔
7gとを接続して排気口8を形成し、また、電気接続端
子部3のシールドを無くすと共に、横穴2bを無くした
ことである。但し、排気筒7の長さは、第2図に示すよ
うに、ラジオブイ1Aが波の動揺によって、その最大傾
斜角に傾いた場合において、排気筒7の下端中心に接触
する水平WAHが、電気接続端子部3下端より下方にく
るような寸法とする。
このような構造のラジオブイ1Aを海面に浮かせた場合
、最初は、ガス溜室2cに空気が充満しているので、ラ
ジオブイ1Aの半球状部分以外が海水中に水没しても、
ガス溜室2cに海水が入り込むことはない。そして、電
池室2eの開口部2dから海水が流入し、電池室2eが
海水で満たされると、海水電池4と海水との接触による
化学反応によってガスが発生し、このガスがガス溜室2
cに蓄積される。更に、ガス溜室2cの排気筒7下端ま
でガスが充満すると、それ以後発生したガスは、排気口
8を通って外部へ排出される。
このように、ガス溜室2cは常に、ガス或いは空気で充
満されているので、海水が電気接続端子部3に接触する
ことはない。
ところで、このラジオブイ1Aが波の動揺によって第2
図に示すように傾いた場合、ガス溜室2cの一部には、
海水が流入することになるが、排気筒7の長さが上述し
たような長さに成形されているので、水平線Hの部分ま
では、常時ガスが蓄積されており、海水がより上の電気
接続端子部3に接触することはない。
従って、長時間使用しても、従来例のように、電気接続
端子部3が海水に接触するたtに生じる電気漏洩が無く
なり、電池寿命を長くすることができる。また、海水に
接触した部分が腐食するといった問題もなくなり、電気
接続端子部3に接続される装置を適正に作動させること
ができる。
更には、このような構造のラジオブイ1Aにおいては、
電気接続端子部3をシールド材でシールドしなくとも、
海水が接触することがないので、作業工数のかかるシー
ルド作業が不要となる。
発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、電気接続部分が海
水に触れることがないので、電気漏洩が生じることが無
くなり、電池寿命を長くすることができると共に、電気
接続部分を海水の浸食による腐食から保護することがで
きる効果がある。
これによって、電気接続端子部に接続される装置を適正
に作動させることができ、また、電気接続部分が腐食す
る事がないので、そのまま再使用することができる効果
がある。更に、従来のように、腐食が発生して、この腐
食部分を補修する手間が生じることがないので、余計な
コストが発生することはない。
更には、電気接続部分のシールド作業が不要となるので
、その分作業工数を削減することができ、製造コストを
低減させることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるラジオブイ(水中機器
)の電気接続構造を説明するための概略断面図、 第2図は第1図に示すラジオブイが波の動揺によって、
その最大傾斜角に傾いた場合を示す図、第3図は従来の
ラジオブイ (水中機器)の電気接続構造を示す概略断
面図である。 1A・・・水中機器全体(ラジオブイ)、2a・・・機
器室、 2c・・・ガス溜室、 2f・・・隔離部分、 2g・・・隔離部分2fに設けられた貫通孔、3・・・
電気接続手段、 4・・・海水電池、 7・・・排気筒、 7a・・・排気筒70貫通孔、 8・・・排気口。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水密構造の機器室(2a)とガス溜室(2c)との
    隔離部分(2f)を貫通して固定された電気接続手段(
    3)と、該電気接続手段(3)を介して前記機器室(2
    a)に設置された装置に電流を供給する前記ガス溜室(
    2c)の下方に設置された海水電池(4)とを具備し、
    海面に浮かせて使用する水中機器の電気接続構造におい
    て、 前記隔離部分(2f)の前記ガス溜室(2c)側に排気
    筒(7)の端面を固定し、かつ該隔離部分(2f)に、
    その外壁から該排気筒(7)の貫通孔(7a)に連通す
    る貫通孔(2g)を形成して排気口(8)を設けたこと
    を特徴とする水中機器の電気接続構造。 2、前記排気筒(7)の長さを、波の動揺によって機器
    全体(1A)がその最大傾斜角に傾いた際、該排気筒(
    7)の突出した側の端面中心に接する水平線が、前記電
    気接続手段(3)下端の下方にくるような寸法としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の水中機器の電気接続構造
JP23064690A 1990-09-03 1990-09-03 水中機器の電気接続構造 Pending JPH04113983A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016500464A (ja) * 2012-12-13 2016-01-12 フローオーシャン リミティッド 係留ブイ
CN109895981A (zh) * 2017-12-11 2019-06-18 中国科学院大连化学物理研究所 一种浮力调节系统

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016500464A (ja) * 2012-12-13 2016-01-12 フローオーシャン リミティッド 係留ブイ
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