JPH04113956U - インクローラ - Google Patents

インクローラ

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JPH04113956U
JPH04113956U JP1796991U JP1796991U JPH04113956U JP H04113956 U JPH04113956 U JP H04113956U JP 1796991 U JP1796991 U JP 1796991U JP 1796991 U JP1796991 U JP 1796991U JP H04113956 U JPH04113956 U JP H04113956U
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JP
Japan
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roller
ink
shaft
type
holder
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Application number
JP1796991U
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English (en)
Inventor
安夫 熊谷
Original Assignee
セイコーエプソン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 活字ホイール上あるいは活字ベルト上の活字
が大型化しても、構成部品を共通使用し、大型活字にイ
ンクを塗布可能とすることにある。 [構成] 本考案は、インクを染み込ませたローラ2
と、ローラ2を保持するローラ軸1、3と、ローラ2と
ローラ軸1、3を保持するローラ保持体4からなるイン
クローラに於て、ローラ軸1、3は、内側の間隔がロー
ラの長さより狭い一対のローラ固定係止部1a、3aを
有しているインクローラである。 [効果] ローラ外周はローラ固定係止部の内幅よりも
大きいより大きな活字へのインク塗布が可能となる。
又、ローラ軸に形成された一対のローラ固定係止部の外
側の間隔は、従来部品であるローラ保持体の内側の間隔
より狭いためローラ軸をローラ保持体への組み込みが可
能となり、構成部品の共通化が図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は活字にインクを供給し記録紙に転写するプリンタのインクローラに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の技術は、実用新案公報昭57ー9090、及び図4に示されるよ うな構造であった。従来例の図4は、インクローラの断面を示す図であるがイン クを染み込ませたローラ20、ローラを保持するローラ軸A21とローラ軸B2 2とこれらを保持するローラ保持体23からなるインクローラと、インクローラ をセットするフレーム24と活字を有する活字ベルト25からなり、活字ベルト 25にインクを供給するためのローラ22が、常時適当な圧力で活字ベルト25 に当接した構造になっていた。
【0003】 しかし、前述の従来技術、実用新案公報昭57ー9090また従来例のインク ローラの図4では、以下の課題があった。
【0004】 1)近年、読み易くするために印字された文字の大型化が要求されている。こ の対応として活字ホイール上の活字あるいは活字ベルトの活字が大型化し(図4 の26)、それにともないローラのサイズも合わせなければならない。しかしロ ーラのサイズを大きくした場合、ローラ軸、ローラ保持体が共通に使用できなく フレームも幅を広げる必要があった。
【0005】 2)これらの部品を変更により新規にすると従来の部品及び型代が無駄になり 、また変更のために多くの労力が必要となる。
【0006】 3)プリンタの使用者にとってはインクの大半を使いきった場合、インクロー ラの交換に迫られる。インクローラは消耗品であるため、メーカーは市場に多く のインクローラを供給している。しかしローラのサイズ変更に合わせて、他の構 成部品を変更した場合、従来のプリンタに新しいインクローラが組み込めないこ とになり市場において混乱を引き起こしていた。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案はこのような課題を解決するものであり、本考案の目的は、活字ホイー ル上あるいは活字ベルト上の活字が大型化しても、フレームやローラ保持体等の 構成部品を共通使用し、大型活字にインクを塗布可能とすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案のインクローラは、インクを染み込ませたローラと、ローラを保持する ローラ軸、ローラとローラ軸を保持するローラ保持体からなるインクローラに於 て、ローラ軸は、内側の間隔がローラの長さより狭い一対のローラ固定係止部を 有していることを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案の上記の構成によれば、ローラ長さは活字より大きなサイズとなり、活 字へのインク塗布が可能となる。更にローラ軸に形成された一対のローラ固定係 止部の内側の間隔が、ローラの長さより狭いため、ローラを圧して組み込みロー ラ軸に形成された一対のローラ固定係止部の外側の間隔は、ローラ保持体の内側 の間隔より狭いためローラ軸をローラ保持体への組み込みが可能となる。
【0010】
【実施例】
以下に本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
【0011】 本実施例は、ローラ軸をローラ軸Aとローラ軸Bの2体構造とする。
【0012】 図1はインクローラをプリンタに組み込んだ時の断面図である。図2は図1の 平面図である。
【0013】 図において1はローラ軸Aで、ローラ軸A1には外径がローラ2の外径よりも 小さなローラ固定係止部1aが形成されている。2はゴム、プラスチック等を素 材として製造され、連続多孔体からなり、可撓性があり、その中にインクを染み 込ませたローラ長さL2の筒状のローラである。3はローラ軸Bで外径がローラ 2の外径よりも小さなローラ固定係止部3aが形成されている。ローラ軸A1に 軸長さL1よりも長く、軸径E1にほぼ同じ穴径のローラ2を組み込み、ローラ 軸A1に形成されてある凹部1Cにローラ軸B3に形成されている凹部1Cの深 さよりも短い凸部3bを圧入させ、ローラ軸B3を組み込む。
【0014】 この組み込みによりローラ2は、ローラ軸A1とローラ軸B3に形成されたロ ーラ固定係止部1aとローラ固定係止部3aにより圧縮され、幅はローラ軸A1 の軸長さL1の長さとなり、ローラ固定係止部1aとローラ固定係止部3aに係 止されない部分ではローラ軸A1の軸長さL1より長くローラ2の単体のローラ 長さL2になっている。
【0015】 またローラ軸A1ならびにローラ軸B3に形成されたローラ固定係止部1aと ローラ固定係止部3aの外側の外側長さL3は、ローラ保持体4の内側の内幅L 4より短い。
【0016】 ローラ2の組み込み後、ローラ保持体4の外形寸法L5がプリンタのフレーム 寸法L6より短いローラ保持体4に組み込み、インクローラを成す。インクロー ラはローラ保持体4に形成されたインクローラのつまみ部4aをつまみ、活字面 6aを有する活字ベルト6が組み込まれたプリンタのフレーム5に形成された軸 5aに差し込み、ローラ保持体4の先端部4bをフレーム5に係止させる。ロー ラ保持体4は弾性部材7によって活字ベルト6側に適当な力で押されて活字面に 接し、インクを活字面に塗布する。このときローラ2は活字面6aの活字高さM 1より長く形成されており活字面6aの全面にインクを塗布可能となり、更にプ リンタのフレーム5、ローラ保持体4、ローラ軸A1、ローラ軸B3は、従来の 寸法の部品にもかかわらず、活字ベルトの活字面の長さを従来高さM2から大き い活字高さM1にすることができ、M1とM2の差だけ活字寸法を大きくできる 。
【0017】 更に前述のようにプリンタのフレーム5、ローラ保持体4、ローラ軸A1、ロ ーラ軸B3は、従来の部品と共通使用が可能となり、部品の無駄も生じない。
【0018】 更に、部品の共通化は、プリンタの使用者にとって、インクローラの交換時に 新しいインクローラが組み込み可能となる。
【0019】 図3は、本考案の他の実施例を示すインクローラの断面図である。図において 8はローラ軸Cで、ローラ軸C8には外径がローラ9の外径よりも小さなローラ 固定係止部8aが形成されている。ローラ固定係止部8aのローラ9との内壁8 bは、軸径F1との中心部8cに比べ外径部8dがローラ9の反対方向に倒れた 形の円錐状で成形されている。9はゴム、プラスチック等を素材として製造され 、連続多孔体からなり、可撓性があり、その中にインクを染み込ませたローラ長 さN2の筒状のローラである。10はローラ軸Dで固定係止部8aと同形状のロ ーラ固定係止部10aが形成されている。
【0020】 ローラ軸C8に軸長さN1よりも長く、軸径F1にほぼ同じ穴径のローラ9を組 み込み、前例同様ローラ軸C8にローラ軸D10を組み込む。
【0021】 この組み込みによりローラ9は、ローラ軸C8、ならびにローラ軸D10に形 成されたローラ固定係止部8aと、ローラ固定係止部10aの間では圧縮されロ ーラ軸C8の軸長さN1の長さとなり、ローラ固定係止部8aと、ローラ固定係 止部10aに係止されない部分ではローラ軸C8の軸長さN1より長くローラ9 の単体のローラ長さN2になっている。
【0022】 またローラ軸C8、ならびにローラ軸D10に形成されたローラ固定係止部8 aとローラ固定係止部10aの外側の外側長さN3は、ローラ保持体4の内幅L 4より短い。
【0023】 ロール9の組み込み後の説明については前例と同様である。
【0024】 この様にローラ固定係止部のロール側の形状は、ローラの中心部が圧縮されロ ールが所定の長さとなり、かつロール外周の長さが活字面より長く確保できれば 、どの様な形状でもよく、本考案の主旨を逸脱するものではない。
【0025】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、インクを染み込ませたローラと、ローラを 保持するローラ軸、ローラとローラ軸を保持するローラ保持体からなるインクロ ーラに於て、ローラ軸は、内側の間隔がローラの長さより狭い一対のローラ固定 係止部を有していることにより、 1)ローラサイズを活字サイズの拡大に合わせて大きくでき、印字された文字 の大型化が可能となる。
【0026】 2)この対応として活字ホイール上の活字あるいは活字ベルトの活字が大型化 しても、それにともなう、ローラ軸、ローラ保持体を共通に使用できる。更にフ レームの共通化が可能となる。
【0027】 3)変更による部品の無駄が排除でき、また変更のために多くの労力を必要と しない。
【0028】 4)部品の共通化は、プリンタの使用者にとって、インクローラの交換時に新 しいインクローラが組み込み可能となり市場において混乱を引き起こす心配が無 い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】本考案の一実施例を平面図。
【図3】本考案の他の実施例を示す断面図。
【図4】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
1 ローラ軸A 1a ローラ固定係止部 2 ローラ 3 ローラ軸B 3a ローラ固定係止部 4 ローラ保持体 5 フレーム 6 活字ベルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを染み込ませたローラと、前記ロ
    ーラを保持するローラ軸、前記ローラと前期ローラ軸を
    保持するローラ保持体からなるインクローラに於て、前
    記ローラ軸は、内側の間隔が前期ローラの長さより狭い
    一対のローラ固定係止部を有していることを特徴とする
    インクローラ。
JP1796991U 1991-03-25 1991-03-25 インクローラ Pending JPH04113956U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1796991U JPH04113956U (ja) 1991-03-25 1991-03-25 インクローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1796991U JPH04113956U (ja) 1991-03-25 1991-03-25 インクローラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04113956U true JPH04113956U (ja) 1992-10-06

Family

ID=31904607

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JP1796991U Pending JPH04113956U (ja) 1991-03-25 1991-03-25 インクローラ

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