JPH04113880A - マーキングシート - Google Patents

マーキングシート

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JPH04113880A
JPH04113880A JP2233217A JP23321790A JPH04113880A JP H04113880 A JPH04113880 A JP H04113880A JP 2233217 A JP2233217 A JP 2233217A JP 23321790 A JP23321790 A JP 23321790A JP H04113880 A JPH04113880 A JP H04113880A
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JP
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colored
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marking sheet
sheet
marking
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JP2233217A
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Tatsuro Yoshida
達郎 吉田
Atsushi Takahashi
厚 高橋
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Nippon Carbide Industries Co Inc
Original Assignee
Nippon Carbide Industries Co Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、装飾用、表示用等として用いられるマーキン
グシートに関し、更に詳しくは、ガラス板、アクリル樹
脂板、ポリカーボネート樹脂板等の透明板に貼着された
状態において表面側から見る色彩(明るさ)と裏面側か
ら見る色彩(明るさ)とが異なるマーキングシートに関
する。
〔従来の技術〕
従来、所謂マーキングシートは、フィルム層を接着剤層
を介して剥離性支持体に積層したもので、切り文字、切
り絵等の所定のパターンにカッティングされたフィルム
層を、被着体の表面、例えば壁面等に貼付けて装飾用又
は表示用等に供するものである。
上記切り文字、切り絵等のカンティングパターンを作成
するには、近年コンピュータ制御されたカッティングマ
シンによる作成する方法が普及し、主流となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来のマーキングシートは、フィルム層
に装飾用又は表示用の図柄が印刷された着色層が単一で
あるため、ガラス等の透明板に貼着された状態では、表
面、裏面共に路間−の色彩及び明るさを呈することが多
く、透明板を境にした両側において変化がなく単調なも
のであった。
従って、本発明の目的は、ガラス等の透明板に貼着して
用いると、透明板を境にした一方の側から見た場合と他
方の側から見た場合とでは視覚的効果を異にして意外性
のあるマーキングシートを提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 本発明は、着色フィルム層と該着色フィルム層に積層さ
れた着色粘着剤層とを有し、該着色粘着剤層の明度が上
記着色フィルム層の明度より低いことを特徴とするマー
キングシート(第1の発明)を提供することにより上記
目的を達成したものである。
また、本発明は、透明粘着剤層を有する透明フィルム層
と、該透明フィルム層に積層された第1着色層と、該第
1着色層に積層された遮蔽層と、該遮蔽層に積層された
第2着色層とを有し、且つ上記第1着色層の色と上記第
2着色層との色とが異なっていることを特徴とするマー
キングシート(第2の発明)を併せて提供するものであ
る。
〔作用〕
本発明の第1の発明によれば、ガラス等の透明板にマー
キングシートを貼着することによって、表面側からマー
キングソートを通して裏面側を見ると裏面側が暗く見え
対象物を視認し難く、また、裏面側からマーキングシー
トを通して表面側を見ると表面側が明るく見えて対象物
を良く視認することができる。
また、本発明の第2の発明tこよれば、ガラス等の透明
板にマーキングシートを貼着することによって、表面側
からマーキングシートを通して裏面側を見ると表面側の
第2着色層の色彩を視認、シ、また、裏面側からマーキ
ングシートを通して表面側を見ると第2着色層の色彩と
は別の第1着色層の色彩をそれぞれ独立した状態で視認
することができる。
〔実施例〕
以下、第1図〜第5図に示す一実施例に基づいて本発明
を詳述する。尚、第1図は第1の発明のマーキングシー
トがガラス板に貼着された状態を示す断面図、第2図は
第1図に示すマーキングシートを細長形状の帯状に切断
したものを所定間隔を明けて多数並置した状態を示す正
面図、第3回は第2の発明のマーキングシートがガラス
板に貼着された状態を示す断面図、第4回は第3図に示
すマーキングシートを不均一な幅を呈する細長形状の帯
状に切断したものを所定間隔を明けて多数並置して濃淡
図柄を表した状態を示す正面図、第5図は第4図に示す
細長形状のマーキングフィルムによって形成された濃淡
図柄の○で囲まれた部分を拡大して示す拡大図である。
第1の発明の実施例におけるマーキングシート10は、
第1図に示す如く、着色フィルムN11と、該着色フィ
ルム層11に積層された着色粘着剤N12とを有し、上
記着色粘着剤層12によってガラス板Gに貼着されるよ
うに構成されている。
そして、上記着色フィルム層110色と上記着色粘着剤
層12の色とが異なっている。また、本マーキングシー
ト10は、ガラス板Gに貼着する前の状態では、図示し
ない剥離紙によって着色粘着剤層12が保護されている
と共にこれら両層11.12が支持されている。
このように、本マーキングシート10は、上記着色フィ
ルム層11と上記着色粘着剤層12との色が異なってい
るため、本マーキングシート10がその剥離紙を除いて
ガラスGに貼着されると、一方の側から本マーキングシ
ート10を見る場合と他方の側から本マーキングシート
10を見る場合とでは、それぞれの色彩が異なって見え
、色彩の異なった美観を呈し、装飾的に優れている。し
かも、本マーキングシート10は、上記着色フィルムJ
iill及び上記着色粘着剤層12の明度が上記着色フ
ィルム層11の明度より低くなっている。
この場合の明度Nは、JIS  Z  8724に規定
された明度スケールで表すことができ、上記各層11.
12間の明度差ΔNが3以上あることが好ましく、5以
上あることがより好ましい。
而して、上記着色フィルム層11を形成するフィルムと
しては、例えば、樹脂フィルム、和紙、洋紙、天然紙、
合成紙などの紙、合成布や麻、絹などの天然布などの布
、アルミニウムシート、銅ノー)・、合成金属ノートな
どの金属ソート等がψげられ、特に本マーキングンート
lOとしては樹脂フィルムが好ましい。
好ましい樹脂フィルムを形成する合成樹脂は良好な透明
性を有するものが好ましく、このような合成樹脂としで
は、例えば、ポリ塩化ビニル系、ポリスチレン系、低密
度ポリエチレン系、ポリプロピレン系、メチル(メタ)
アクリル樹脂系、ポリカー上2−1系、線状ポリエステ
ル系等が挙げられ、なかでも塩化ビニル系樹脂、メチル
(メタ)アクリル系樹脂が好ましく、ポリ塩化ビニル系
樹脂がより好ましい。
上記塩化ビニル系樹脂としては、例えば、塩化ビニルホ
モポリマーの他に、約30重量%以下の共重合成分を含
有する塩化ビニル共重合体及び塩化ビニルホモポリマー
と塩化ビニル共重合体とのブレンド物等が挙げられる。
上記共重合成分としては、例えば、エチレン、プロピレ
ン、ブテン、アクリル酸エステル、塩化ビニリデン、ビ
ニルエステル、ビニルエーテル、酢酸ビニル等の単量体
が挙げられる。
更に、上記塩化ビニル系樹脂に、塩化ビニル系樹脂以外
のポリマーを約30重量%以下の割合でブレンドした塩
化ビニル系樹脂ブレンドも用いることができる。
また、特開昭60−4543号公報に開示されている半
硬質塩化ビニル樹脂成形用組成物も使用できる。即ち、
塩化ビニル樹脂ペーストm放物は、下記(A)及び/又
は(B)及び/又は(C)からなる塩化ビニルベースト
レジン組成物である。
(A) O〜約20重量%、好ましくはO〜約10重量
%、より好ましくは0〜約6重量%の共重合成分を含有
する塩化ビニルペースト用レジ2100重量部に対して
、 (B)数平均分子量(On)が約1500以上、好まし
くは約1500〜6000、より好ましくは約1500
〜4000、更に好ましくは約2000〜4000の液
状ポリエステル系可塑剤を約10〜約80重量部、好ま
しくは約20〜60重量部、より好ましくは約25〜5
0重量部及び他の塩化ビニル樹脂用可塑側をO〜約10
重量部、好ましくはO〜約5重量部、及び (C)数平均分子量(M口)が約1500〜約5000
0、好ましくは約20oo〜約40000、より好まし
くは約2500〜約30000で且っ23°Cで固体の
低分子量アクリルもしくはメタアクリル樹脂を上記(B
)可塑剤合計量に基づいて約0.2〜約200重量%、
好ましくは約10〜約150重量%、より好ましくは約
20〜約100重量%の量で含有して成る組成物が好ま
しい。
上記合成樹脂で成形する場合には、該フィルムに安定剤
、抗酸化剤、滑剤、可塑剤、紫外線吸収剤等の添加剤を
含有させることができる。これら添加剤それぞれの使用
量は、適宜に選択できるが、例えば、樹脂成分100重
量部に対して、安定剤約0.5〜約10重量部、抗酸化
剤約0.01〜約2重量部、滑剤的0.2〜約10重量
部、可塑剤約1〜約60重量部、紫外線吸収剤約0.0
5〜5重量部を使用する使用量が挙げられる。
これら添加剤としては、例えば、カルシウム亜鉛系安定
剤(勝田化工■製、CZ−19J)、錫系安定剤(勝田
化工■製、TM181FSJ)、バリウム亜鉛系安定側
(勝田化工■製、BZlooJ)、ステアリン酸鉛安定
剤(耕正蛛製、Pb5t)の如き安定剤、例えば、モノ
フェノール系酸化防止剤(吉富製薬■製、ヨシノックス
BHT)、アミン系酸化防止剤(吉冨製薬■製、ヨシノ
ックスEQ) 、ポリフェノール系抗酸化剤(チハガイ
ギー製、イルガノンクス1010)の如き抗酸化剤、例
えば、炭化水素系滑剤(アライドケミカル製、Ac−6
A)、脂肪酸系滑剤(用研ファインケミカル製、F−3
) 、脂肪酸エステル系滑剤(ヘキストジャパン製、ヘ
キストWaXOP)、脂肪アルコール系滑剤(花王■製
、アルコール86)の如き滑剤、例えばフタル酸系可塑
剤(三建化工■製、DOP)、エポキシ系可塑剤(アデ
ヵアーガス蛛製、アデカサイダー0−130p)、アジ
ピン酸エステル系可塑剤(積水化学工業株製、DOA)
 、ポリエステル系可塑剤(ロームアンドハース社製、
パラフレックスG25)の如き可塑剤、例えば、ヘンヅ
トリアゾール系紫外線吸収剤(チバガイギー製、チヌビ
ンP、チヌビン326.327)、ヒドロキシヘンヅフ
ェノン系紫外線吸収剤(アメリカンサイアナミツド製、
サイアソーブUV−9)の如き紫外線吸収剤等が挙げら
れる。
上記フィルムとしては、流延法フィルムが好ましく用い
られ、この流延法フィルムを成形する場合には、該フィ
ルムを形成する樹脂成分を含有する溶液を、例えば、キ
ャスト法、コーター法等の公知の方法によって成形する
ことができ、成形の際に用いられる溶媒としては、テト
ラハイドロフラン、メチルエチルケトン、塩化メチレン
、ジメチルホルムアミド、アルコール等が挙げられる。
このようにして得られたフィルムの降伏応力は好ましく
は1〜5kg/m”、より好ましくは1.2〜4.5k
g/閣2、更に好ましくは1,5〜4kg/鵬2である
。また、上記着色フィルム層11は、そのフィルムが合
成樹脂フィルムの場合には、フィルム自体に所望の公知
の着色剤を含有させて着色することができ、・また、そ
の合成樹脂フィルム及びその他の場合には印刷等の手段
によって着色することもできる。
また、上記着色粘着剤層12を形成する粘着剤としては
、例えば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、酢酸ビニ
ル系粘着側、ウレタン系粘着剤、シリコン系粘着側、そ
の他の粘着剤類及びそれらの適当な混合系粘着剤が挙げ
られる。
上記ゴム系粘着剤としては、例えば、天然ゴム、イソブ
チレンゴム、スチレンブタジェンゴム、スチレンブタン
ジエンブロック共重合体、スチレンイソプレンブロック
共重合体、ブチルゴム、ポリイソブチレン、シリコーン
ゴム、ポリビニルイソブチルエーテル、クロロプレンゴ
ム、ニトリルゴムなどからなるもの及びそれらの混合物
もしくはそれらの少なくとも一種を主成分としてなるも
のが挙げられ、またこれらの化合物としては分子間に若
干の架橋構造を有するものが好ましく用いられる。
アクリル系粘着剤、酢酸ビニル系粘着剤としては、例え
ば、不飽和カルボン酸エステル系共重合体を主成分とす
る溶剤タイプの粘着剤で、特に不飽和カルボン酸エステ
ルモノマー99.9〜85重量部と架橋性官能基を有す
るビニルモノマー0.1〜15重量部とから誘導された
ガラス転移温度(Tg)が−20°C以下の共重合体1
00重量部、溶剤70〜400重量部及び上記架橋性官
能基と架橋し得る架橋剤0.01〜20重量部からなる
溶剤タイプの粘着剤が挙げられる。
上記粘着剤を構成する上記共重合体を得るための不飽和
カルボン酸エステルモノマーとしては、例えば、(メタ
)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メ
タ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、
(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸へブ
チル及び(メタ)アクリル酸オチクル等の(メタ)アク
リル酸エステルのモノマー、酢酸ビニル及びプロピオン
酸ビニル等のビニルエステルのモノマー等が挙げられる
また、上記共重合体を得るための架橋性官能基を有する
ビニルモノマーとしては、例えば、アクリル酸、メタク
リル酸及びイタコン酸等のカルボキシル基を有するビニ
ルモノマー、及び(メタ)アクリル酸のヒドロキシメチ
ルエステル、ヒドロキシエチルエステル、ヒドロキンプ
ロピルエステル、ヒドロキシブチルエステル、ヒドロキ
シペンチルエステル及びヒドロキシヘキシルエステル等
の水酸基を有するビニル千ツマー1更にエボキノ基及び
アミノ基を有するビニルモノマー等が挙げられる。
また、上記溶剤としては、例えば、酢酸エチル、トルエ
ン、アセトン、イソプロピルアルール等が挙げられる。
また、上記架橋剤としては、例えば、有機多価イソシア
ネート化合物等が挙げられ、有機多価イソシアネート化
合物としては、例えば、p−フェニルレンジイソシアネ
ート、4.4 −ジフェニルメタンジイソシアネート、
2.4−)ルイレンジイソシアネート、26−トルイレ
ンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ト
リイソシアネート、ナフタリン1,5−ジイソシアネ−
ト等の所謂芳香族多価イソノア2−ト、ペンタメチレン
ツイソノアネート、ヘキサメチレンジイソノアネート、
ヘプタメチレンジイソンア不一ト、44−ジンクロヘキ
ンルメタンジイソソア7一ト等が挙げられる。
向、上記共重合体のガラス転移温度Tgは、下記の測定
方法により決定された値である。
即ち、セルに樹脂溶液試料的1omgを秤取し、100
 ’Cで2時間乾燥したものを測定試料として用いる。
この測定試料を島原製作所製のDT−30型示差走査熱
量計(Differenntial Scannnin
gCalorimeter)を用いて一80゛Cから昇
温温度20’C/lll1nで測定してガラス転移温度
Tgを決定する。この際キャリアー・ガスとしては窒素
ガスを20cc/lll1nの流速で供給する。
また、上記ウレタン系粘着側としては、トリフェニルメ
タン−p、p、p”−トリイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソノアネート、ジフェニルメタン−44゛−ジ
イソシア2−ト、トルエンジイソンアネート等のイソシ
アネートと活性水素原子を持つ化合物、例えば、活性水
素原子を持つポリエステル、ポリエーテルグリコール、
ポリアクリレート、ポリアミド等との反応により生成さ
れる高分子化合物からなるもの、及びそれらの混合物も
しくはそれらの少なくとも一種を主成分としてなるもの
が挙げられる。
また、上記シリコン系粘着剤jよしては、ジメチルポリ
ンロキサン、ジフェニルポリシロキサン、オルガノポリ
シロキサンを主成分とする直鎖もしくはグラフト化され
た化合物等が挙げられる。上記着色粘着剤層12は、そ
の粘着剤自体に所望の着色側を含有させて着色すること
ができる。
また、本マーキングシート10は、第2図に示す如く、
それ自体を細長い帯状に切断し、それぞれ隙間を明けて
多数配列することにより線図を形成して用いることが好
ましい、この場合、多数の細長形状に形成された単位マ
ーキングシート10゛は、それぞれの間に隙間δを形成
して、ガラス板Gに単位マーキングシート10゛の集合
体である本マーキングシート10として貼着された場合
、ガラス板G越しに違和感なく見透すことができるよう
に構成されている。この場合、単位マーキングシート1
0’ の幅を1〜30m+nすることが好ましく、2〜
10mmがより好ましい。また、各単位マーキングシー
ト10’間の間隔を1〜30rtnすることが好ましく
、2〜10mmがより好ましい。
この場合、本マーキングシートloをガラス板Gに貼着
すれば、明度の高い方を見る人は本マーキングソート1
0の線図を視認することができる反面、明度の低い方の
人をガラス板G越しに判断し難くなる。また、逆に、明
度の低い方を見る人は、本マーキングシー)10の線図
が暗くて明度の高い方の人がガラス板G越しに判断し易
くなる。
更に、本マーキングシート10は、各単位マーキングシ
ート10’が、第3図に示す如く、その幅が相互に独立
に長さ方向に沿って変化し、両側縁の大部分が非直線状
に形成されて全長に亘り輻に広狭を呈することによって
、これらの単位マーキングシー)10’ の集合体であ
る本マーキングシート10によって所定のfi淡図柄を
表現することができる。即ち、このような単位マーキン
グソート10”が集合して形成された本マーキングシー
10は、各単位マーキングシート1o゛の幅広部分10
“Aが集合する部分では隙間δが狭くなって全体として
着色フィルム層1】゛及び着色粘着剤層12゛それぞれ
の地色が濃くなり、逆に幅の狭い部分10゛ Bが集合
する部分では隙間δが広くなって全体としてフィルムの
地色が薄くなり、本マーキングシート10として濃淡の
ある図柄等として視認されるように構成されている。
従って、各単位マーキングシート10’ の全長に亘る
幅の広狭がそれぞれ調節されて、これらが集合した本マ
ーキングシート10を形成することよって線図に濃淡が
現れて、この濃淡によって所定の図柄等として視認され
るようになり、装飾用または表示用として好ましい′a
淡図柄等が表現され、特にガラス板Gに貼着された場合
にぼ、一方の側から本マーキングシート1oを見る場合
と他方の側から本マーキングシート1oを見る場合とで
は、それぞれの色及び明るさが異なって見え、色及び明
るさの異なった濃淡図柄として一層効果的な美観が発現
される。尚、このような濃淡図柄を表現する場合には、
本マーキングシートIOは、各単位マーキングシート1
0°の着色フィルム層11’ の表面に転写紙を付加し
、この転写紙によってガラス板Gに各細長形状のマーキ
ングシートlO゛を転写するようにすればよい。
また、濃淡図柄を呈するマーキングシート10は、特願
平2−80684号明細書に記載のカッティングマシー
ンを用いる方法によって作製することができる。
また、第2の発明の実施例におけるマーキングシート2
0は、第3図に示す如く、透明粘着剤層22を有する透
明フィルム層21と、該透明フィルム層21に積層され
た第1着色層23と、該第1着色層23に積層された遮
蔽層24と、該遮蔽層24に積層された第2着色層25
とを有し、上記透明粘着剤層22によってガラス板Gに
貼着されるように構成されている。
上記透明粘着剤層22を有する透明フィルム層21は、
それぞれ透明であって反対側を見透すことができるよう
になっている。そして透明粘着剤N22及び透明フィル
ムJ!21が第1の発明における着色粘着剤層12及び
着色フィルム層11と同様の材料によって形成されてい
る。
また、上記透明フィルム層21に積層された第1着色[
23は、印刷などの手段によって着色された層で、例え
ば、インク層等によって形成することができる。
また、上記遮蔽N24は、光を遮断する層として形成さ
れている。該遮蔽層24を形成する材料としては、例え
ば、白色インキ層、シルバーメタリックインキ層、アル
ミ蒸着層等が挙げられる。
また、上記遮蔽層24に積層された第2着色層25は、
上記第1着色層23と同様に形成される。
そして、これらの第1着色層23と第2着色N25とは
それぞれの色が異なっている。従って、本マーキングシ
ート20がガラスGに貼着されると、一方の側から本マ
ーキングシート20を見る場合と他方の側から本マーキ
ングシート20を見る場合とでは、着色層23.25そ
れぞれの色が遮蔽層24によって確実に遮断されて第、
1着色層23及び第2着色層25の各色が互いに影響さ
れることなく (混色されることなく)異なって見え、
それぞれの純粋な色彩の美観を呈し、装飾的に優れたも
のになる。そして、本マーキングシート20を第4図、
第5図に示す線図として形成すれば、それぞれの図柄を
全く異なった着色図柄として表現することができる。
尚、本マーキングシート20は、上記透明粘着剤層22
を保護する剥離紙(図示せず)を有し、該剥離紙として
は従来公知のものを用いることができる。
次に、具体的な下記実施例に基づいて本発明を更に説明
するが、本発明は下記実施例に何等制限されるものでは
ない。
実施例1 本実施例では、まず、50μの着色塩化ビニルフィルム
11に30μの着色したアクリル系粘着剤12を30.
 a 塗布したハイニスカル(日本カーバイト■製)を
得、更に剥離紙(図示せず)に貼り合わせてマーキング
シート10を作製した。この際に用いられた着色塩化ビ
ニルフィルム11はその色がJIS Z 8724に規
定される明度スチールのN9.5相当の白色のものであ
り、また、着色粘着剤12はN4.5相当の灰色に着色
されたものである。
次いで、上記ハイニスカルをコンピュータカッティング
マシーン(システマチック500150;サイントロニ
ック■製)によってカッティングして線画を作製した。
上記のようにして得られたマーキングシート10(本発
明品l)をガラス板Gに貼着してガラスGの面にハイニ
スカルからなる線画を形成した(第1図参照)。
カラスGの面に形成されたハイニスカルの線画をガラス
Gの両側からそれぞれ3mずつ離れた位置で見ると、明
度の高い方(i色フィルムFill)を兇る人は明度の
低い方(着色粘着剤層12)にいる人を判別することが
困難であったが、明度の低い方にいる人は明度の高い方
にいる人を判別することができた。
実施例2 剥離紙(RHA80;サンニー化学工業■製)上乙こ透
明粘着剤(PE−121,;日本カーハイド工業■製)
を塗布して30μの透明粘着剤層22を形成した後、5
0μの透明フィルムを積層して透明フィルム層21を形
成する。次いで、該透明フィルム層22にインクを塗布
して3μの第1着色層23を形成した後、白色インキを
塗布して5〃の遮1N24を形成し、引き続き、上記第
1着色層23を色彩を異にするインクを塗布して3μの
第2着色層25を形成してシートを構成する。
次いで、カッティングマシーン(システマチンク500
150;サインドロック株製)を用いてシートの透明粘
着剤層22、透明フィルム層21、第1着色層23、遮
蔽層24及び第2着色層25をカッターで多数の非直線
状にカッティング後、カス取りを行って上記ソートを細
長状ソート20′が並置された中間製品を作成する。
更に、中間製品に粘着剤(スチレンブタジェンゴム系粘
着剤)を塗布して粘着剤層を形成した後、転写紙を貼着
して本発明品2として作成した。
上記のようにして得られた本発明品2をガラス板Gの面
に貼着して転写紙を剥ぎ取り、ガラス板Gの面に′a淡
図柄を形成した(第5図参照)。
ガラス板Gの面に形成された線画く第5図参照)をガラ
ス板Gの両側から見ると、それぞれ異なった色の線画を
視認することができ、しかも各色はそれぞれ互いに影響
されることがなく、第1着色層23、第2着色層25、
本来の色を視認することができる。
〔発明の効果] 本発明の第1の発明のマーキングシートは、ガラス等の
透明板に貼着して用いると、透明板を境にした一方の側
から見た場合と他方の側から見た場合とでは視覚的効果
を異にして意外性のあるものであり、特に、第1の発明
のマーキングシートは、透明板を境にして表面側(着色
フィルム層)から裏面側(着色粘着剤層)を見る人は表
面側にの対象物を視認し難く、逆の場合には容易に対象
物を視認することができものであり、また、第2の発明
のマーキングシートは、ガラス等の透明板を境に両側か
ら見るとそれぞれ色また明るさを異にして美観が変化す
ると共に、それぞれ色また明るさが互いに影響されるこ
とのないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明のマーキングソートがガラス板に貼
着された状態を示す断面図、第2図は第1図に示すマー
キングシートを細長形状の帯状に切断したものを所定間
隔を明けて多数並置した状態を示す正面図、第3図は第
2の発明のマーキングシートがガラス板に貼着された状
態を示す断面図、第4図は第3図に示すマーキングシー
トを不均一な幅を呈する細長形状の帯状に切断したもの
を所定間隔を明けて多数並置して濃淡図柄を表した状態
を示す正面図、第5図は第40に示す細長形状のマーキ
ングフィルムによって形成された濃淡図柄のOで囲まれ
た部分を拡大して示す拡大図である。 10.20.マーキングシート 11;着色フィルム層 21;透明フィルム層 23;第1着色層 25;第2着色層 12;着色粘着剤層 22;透明粘着剤層 24;遮蒔層 、Iじ 第1 図 第4 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)着色フィルム層と該着色フィルム層に積層された
    着色粘着剤層とを有し、該着色粘着剤層の明度が上記着
    色フィルム層の明度より低いことを特徴とするマーキン
    グシート。
  2. (2)透明粘着剤層を有する透明フィルム層と、該透明
    フィルム層に積層された第1着色層と、該第1着色層に
    積層された遮蔽層と、該遮蔽層に積層された第2着色層
    とを有し、且つ上記第1着色層の色と上記第2着色層と
    の色とが異なっていることを特徴とするマーキングシー
    ト。
JP2233217A 1990-09-05 1990-09-05 マーキングシート Pending JPH04113880A (ja)

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