JPH04113789U - 斜軸形ポンプ、モータの傾転位置検出装置 - Google Patents

斜軸形ポンプ、モータの傾転位置検出装置

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JPH04113789U
JPH04113789U JP1746891U JP1746891U JPH04113789U JP H04113789 U JPH04113789 U JP H04113789U JP 1746891 U JP1746891 U JP 1746891U JP 1746891 U JP1746891 U JP 1746891U JP H04113789 U JPH04113789 U JP H04113789U
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賢司 馬場
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内田油圧機器工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 コントロールピストンの比較的長いストロー
クを短く検出装置に伝達し、シリンダブロックの傾転位
置を小型の検出装置から電気的に検出すること 【構成】 斜軸形ポンプ、モータのコントロールピスト
ン7の側面に傾斜面9を設け、回転型ポテンショメータ
11の回転軸12に取り付けたカム13のカム面14と
該傾斜面9との間に摺動軸10を介在させ、該カム13
を摺動軸10を介して傾斜面9に当接させる 【効果】 コントロールピストンのストロークが回転型
ポテンショメータに短い動きで伝達され、シリンダブロ
ックの傾転位置を電気的に検出できる比較的小型の検出
装置が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、傾転するシリンダブロックを備えた斜軸形ポンプ、モータに於いて 、該シリンダブロックの傾転位置を電気的に検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のポンプ又はモータは、例えば図1に示すように、回転軸aと一 体のドライブプレートbにシリンダブロックcを挿通するセンターピンdの球状 の頭部を結着し、該シリンダブロックcはその背面に当接して設けたコントロー ルレンズeを圧力流体で作動するコントロールピストンfにより該回転軸aに対 して傾転され、その傾転によりピストン室gの容積が変化するように構成されて いる。該回転軸aの中心軸とシリンダブロックcのなす角を知れば、該ポンプ又 はモータの容積を知ることができ、そのために該コントロールピストンfにロッ ドkを連結し、その先端に差動トランス等のストロークセンサーhを取り付け、 シリンダブロックcの傾転位置を該ストロークセンサーhからの電気信号で検出 することが行われている。iはコントロールレンズeとコントロールピストンf を連結するピン、jは制御ばねである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記コントロールピストンfは、シリンダブロックcの傾転の中心から離れた 位置においてこれを傾転させるので、比較的長いストロークが必要で、これに伴 ないストロークセンサーhも長いストロークが必要になり、検出装置がポンプ本 体に比べて大型化する不都合があった。また、傾転位置を回転型のポテンショメ ータで検出しようとすると、ポテンショメータの使用範囲の角度が狭いために、 大きいコントロールピストンfのストロークを変換するための大型のカム装置が 必要になり、この場合も検出装置の大型化する不都合は解消できない。
【0004】 本考案は、シリンダブロックの傾転位置を電気的に検出できる比較的小型の検 出装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では、斜軸形ポンプ、モータの回転軸に対して傾転自在に連結したシリ ンダブロックを、コントロールピストンで傾転駆動を与え、該回転軸に対するシ リンダブロックの傾転位置を該コントロールピストンに連結した検出装置で電気 的に検出するようにしたものに於いて、該コントロールピストンの移動方向に沿 った側面に傾斜面を設け、回転型ポテンショメータの回転軸に取り付けたカムの カム面と該傾斜面との間に摺動軸を介在させ、該カムを摺動軸を介して傾斜面に 当接させることにより、上記の目的を達成するようにした。
【0006】
【作用】
斜軸形ポンプの場合、コントロールピストンに流体圧力を作用させると、原動 機により回転される回転軸に対するシリンダブロックの傾角が変更され、ポンプ の吐出量が変更されるが、該コントロールピストンが移動するときその側面に形 成した傾斜面で摺動軸が移動され、その移動距離に応じてカムが回転型ポテンシ ョメータの回転軸を中心に揺動し、該シリンダブロックの傾転位置を、該回転型 ポテンショメータから出力される電気信号で知ることができる。この場合、コン トロールピストンが比較的長いストロークを行なっても、摺動軸は短い距離しか 移動せず、従って使用範囲の狭い回転型ポテンショメータでシリンダブロックの 傾転位置を電気的に検出することが可能で、検出装置をポンプから大きく突出さ せることなく小型に構成できる。
【0007】
【実施例】
本考案を斜軸形ポンプに適用した図2及び図3に示す実施例に基づき説明する と、符号1は斜軸形ポンプの回転軸を示し、該回転軸1と一体に形成したドライ ブプレート2にシリンダブロック3から延びるセンターピン4とピストン5の球 状の頭部が係着される。そして該シリンダブロック3は、その背面に当接して設 けたコントロールレンズ6がコントロールピストン7の往復移動により矢印の方 向に移動されると傾転し、回転軸1との傾角が変わってポンプ吐出量が変更され る。8はコントロールレンズ6とコントロールピストン7とを連結するピンであ る。
【0008】 こうした構成は、従来のものと特に変わりがないが、本考案においては該シリ ンダブロック3の傾転位置を電気的信号により知るために、コントロールピスト ン7の移動方向に沿った側面に傾斜面9を形成し、該傾斜面9に該移動方向と直 交方向に配置した短い摺動軸10の一端を当接させ、該摺動軸10の他端を回転 型ポテンショメータ11の回転軸12に取り付けたカム13のカム面14に当接 させた構成の検出装置を設けるようにした。該傾斜面9はコントロールピストン 7のストロークに比例して変化する斜面で構成され、摺動軸10は該コントロー ルピストン7の側方のケーシングに形成した挿通孔15に摺動自在に挿通して設 けられる。回転型ポテンショメータ11の回転軸12は、摺動軸10の軸線から 外れた位置に設けられ、カム13は、そのカム面14が摺動軸10の端部に常時 当接するように、ばね16により押圧される。
【0009】 その作動を説明すると、ポンプ吐出量を減少するように圧力流体によりコント ロールピストン7が図示の位置から上方へ移動した場合、摺動軸10は次第に深 くなる傾斜面9に沿って摺動する。該摺動軸10の移動距離は、傾斜面9の傾斜 角を緩くすることによりコントロールピストン7のストロークに比べて著しく短 縮でき、これに伴なってカム13が旋回する角度が狭くなるので、通常の使用範 囲の狭い回転型ポテンショメータ11からの電気信号でシリンダブロック3の傾 転位置を検出することができる。カム13を押すばね16は、ポテンショメータ 11の回転軸12に巻き付けて設けることも可能であり、検出装置としては、回 転型ポテンショメータ11が差動トランスよりも作動部分が小さいこと及びコン トロールピストン7のストロークよりも摺動軸10の移動距離が短くなり小さな カム13で動きを伝達できることにより小形になる。
【0010】
【考案の効果】 以上のように本考案によれば、斜軸形ポンプ、モータのコントロールピストン の側面に傾斜面を設け、回転型ポテンショメータの回転軸に取り付けたカムのカ ム面と該傾斜面との間に摺動軸を介在させて互いに当接させたので、コントロー ルピストンのストロークを小さく変換して小型のカムに伝達した動きにより回転 型ポテンショメータからシリンダブロックの傾転位置を電気信号で検出すること ができ、検出装置が小型になる効果があり、傾斜面の傾斜を変えることにより任 意にカムの移動を変更できて検出装置の製作調整が容易になる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例の截断側面図
【図2】 本考案の実施例の截断側面図
【図3】 図2のA−A部分の断面図
【符号の説明】
1 回転軸 3 シリンダブロック 7 コントロールピストン 9 傾斜面 10 摺動軸 11 回転型ポテンシ
ョメータ 12 回転軸 13 カム 14 カム面 16 ばね

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜軸形ポンプ、モータの回転軸に対して
    傾転自在に連結したシリンダブロックを、コントロール
    ピストンで傾転駆動を与え、該回転軸に対するシリンダ
    ブロックの傾転位置を該コントロールピストンに連結し
    た検出装置で電気的に検出するようにしたものに於い
    て、該コントロールピストンの移動方向に沿った側面に
    傾斜面を設け、回転型ポテンショメータの回転軸に取り
    付けたカムのカム面と該傾斜面との間に摺動軸を介在さ
    せ、該カムを摺動軸を介して傾斜面に当接させたことを
    特徴とする斜軸形ポンプ、モータの傾転位置検出装置。
  2. 【請求項2】 上記カムは、ばねにより常時上記摺動軸
    に当接されることを特徴とする請求項1に記載の斜軸形
    ポンプ、モータの傾転位置検出装置。
JP1746891U 1991-03-22 1991-03-22 斜軸形ポンプ、モータの傾転位置検出装置 Expired - Fee Related JP2541397Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1068474A (ja) * 1996-08-27 1998-03-10 Fujikin:Kk 弁の開度検出器
JP2006207493A (ja) * 2005-01-28 2006-08-10 Komatsu Ltd 斜軸式可変容量型ポンプ・モータ
JP2012524209A (ja) * 2009-04-21 2012-10-11 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 調節された行程容積を検出するための装置

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