JPH04113059U - オンライン運動摩擦計 - Google Patents

オンライン運動摩擦計

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JPH04113059U
JPH04113059U JP1691691U JP1691691U JPH04113059U JP H04113059 U JPH04113059 U JP H04113059U JP 1691691 U JP1691691 U JP 1691691U JP 1691691 U JP1691691 U JP 1691691U JP H04113059 U JPH04113059 U JP H04113059U
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豊 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 運動摩擦の幅方向を測定することにより摩擦
ムラを監視し、従来に比較して品質の良いウェブの製造
に寄与できる。 【構成】 走行するウェブ1、該ウェブに接触する接触
子2、該接触子に対して前記ウェブを挟んで反対側の面
に設けられた基準面5、前記ウェブの走行方向時に前記
接触子に働く摩擦力を検出する摩擦荷重計4を具備し、
測定時に前記接触子に一定荷重を加えて前記摩擦荷重計
から前記ウェブの運動摩擦を測定することでウェブ幅方
向の摩擦プロフィ―ルを測定するオンライン運動摩擦計
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、紙等のシ―ト状物質(以下「ウェブ」という)の特性等を測定する 装置等に用いられて最適な運動摩擦計に係わり、特に前記ウェブの運動摩擦をオ ンライン上で連続して測定することができるオンライン運動摩擦計に関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の技術、つまり、ウェブの運動摩擦をオンライン上で連続して測 定することができるオンライン運動摩擦計に関する技術はなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来、新聞紙や週刊誌等のような連続印刷するためのウェブの場合においては 、幅方向の運動摩擦にムラがあると、印刷の際、蛇行や印刷ムラの原因となって いた。しかしながら、上述するように、ウェブの運動摩擦をオンライン上で連続 して測定することのできる装置がなかったために、上述の問題点を解消する手立 てはほとんどなかった。
【0004】 本考案は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると ころは、運動摩擦の幅方向を測定することにより摩擦ムラを監視し、従来に比較 して品質の良いウェブの製造に寄与できるオンライン運動摩擦計を実現し提供す るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、走行するウェブ、該ウェブに接触する 接触子、該接触子に対して前記ウェブを挟んで反対側の面に設けられた基準面、 前記ウェブの走行方向時に前記接触子に働く摩擦力を検出する摩擦荷重計を具備 し、測定時に前記接触子に一定荷重を加えて前記摩擦荷重計から前記ウェブの運 動摩擦を測定することでウェブ幅方向の摩擦プロフィ―ルを測定するオンライン 運動摩擦計である。
【0006】
【作用】
走行するウェブに接触するシャフトに組付けられた接触子を配置し、運動摩擦 測定時に前記シャフトのウェブ走行方向の反対側の摩擦力を検出する摩擦荷重計 を備付け、さらに前記接触子に対して前記ウェブを挟んで反対側の面に基準面を 設ける。その上で、測定時にシャフトを介して接触子に一定荷重を加えることに より、前記摩擦荷重計からウェブの運動摩擦を測定する。この荷重計の信号と、 別途上下ヘッドの現在の位置信号と、接触子に加わる摩擦荷重との関係から演算 手段においてウェブの幅方向の摩擦プロフィ―ルを測定する。
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1は本考案のオンライン運動摩擦計の実施例を示す構成図である。 図2は図1のさらに具体的な実施例を示す構造図である。
【0008】 図1において、走行するウェブ1 に接触する接触子2 が配置される。この接触 子2 はシャフト3 に組付けられる。さらに、運動摩擦測定時においてシャフト3 に働くウェブ走行方向の反対側の摩擦力を検出する摩擦荷重計4 が備付けられる 。一方、これに対応する側においては、接触子2 に対してウェブ1 を挟んで反対 側の面に基準面5 が配置される。従って、測定時においては、シャフト3 を介し て接触子2 に一定荷重Wを加えることによって、シャフト3 に働くウェブ走行方 向Fに対する反対側の摩擦力について摩擦荷重計3 で測定することができる。
【0009】 このような基本的な測定構造を元にして成されたより具体的に構成されたオン ライン運動摩擦計を図2を用いて説明する。 図2において、20は走行するウェブ1 に上方から接触する上方接触子であり、 ここでは例えば内部に図示しないコイルを有する電磁石構造となっている。30は シャフト部であり、測定時に前記上方接触子20を下げることができるように又非 測定時には上昇させるように上方接触子20に係止するシャフト31,シャフトをガ イドし保持するためのスライドベアリング32及び単動式のエアシリンダ33から成 る。40はスライドベアリング32を保持する機構に組付けられて運動摩擦測定時に シャフト31に働くウェブ1 の走行方向(流れ方向)Fの反対側の摩擦力を検出す る摩擦荷重計である。60はエアシリンダを駆動するための供給空気圧力を制御す るためのレギュレ―タである。70は制御手段である。この制御手段70は、エアシ リンダ33を駆動制御するためレギュレ―タ60を介して前記エアシリンダに供給さ れる空気について接・断する機能(例えば電磁弁)と、上方接触子が測定時に下 降したときにその上方接触子に一定の電磁力を発生させるための機能とを具備す る。以上のように構成されたものが、例えばウェブの特性を測定するための上側 ヘッド(個の種のヘッドについては例えば実開平2−20152号「シ―ト状物 質の特性装置」等の技術により周知)に組付け構成される。尚、これ等の動作を するには図示しないウェブ検知用の例えばスイッチ(紙端検知スイッチ)等から (このスイッチも例えば前記ヘッドに設けられることができる)の検知信号Iin が制御手段70に入力するものとする。
【0010】 50は上方接触子20に対応してウェブ1 を挟んで反対側の面に設けられる前記上 側ヘッドに対応した位置に設けられる下側ヘッドに組付けられる基準面である。 このときに基準面50は、走行するウェブに接触する例えばフェライト等の強磁性 体よりなり、測定時に上方接触子20の発する電磁力により引上げられるようにな っている下方接触子51と、この下方接触子51を支持するシャフト部52とからなり 、シャフト部52は、さらに、下方接触子20に係止するシャフト52a,このシャフ ト52aをガイドし保持するためのスライドベアリング52b及び重りを兼ねるシャ フト抜け止め部材52cから成る。80は、スライドベアリング32を保持する機構に 組付けられて運動摩擦測定時にシャフト52aに働くウェブ1 の走行方向Fの反対 側の摩擦力を検出する摩擦荷重計である。90は摩擦荷重計40,53からの信号と、 上下ヘッドの現在の位置信号Hinと、接触子に加わる荷重(これは制御手段から の信号に基づく接触子に加わっている荷重を予め知ることができる)とを用いる ことによりこれ等の関係からウェブ1 の幅方向の摩擦プロフィ―ルを演算するこ とができる演算手段である。
【0011】 このような構成の動作は以下のようになる。 (イ)非測定時は上方接触子20と下方接触子51は図1の破線のように互いに離れ ている。 (ロ)運動摩擦測定時においては、検知信号Iinが制御手段70にあるときに、シ ャフト31を介して上方接触子20に一定荷重Wを加える、即ち、上方接触子を図1 の実線のように下降させる(下側に突き出させる)ために、制御手段70によりエ アシリンダ33にレギュレ―タ60で制御された供給空気が加わる。と同時に、上方 接触子20からは内蔵されたコイルに一定の電流が印加されることによる電磁力が 発生させられる。これにより下方接触子51は上方に引上げられる。 (ハ)上/下接触子でウェブを挟み込んだ後においては、シャフト31,52aに働 くウェブ走行方向の反対側の力を荷重計40,80において知ることができる。 (ニ)従って、演算手段90において、荷重計の信号,ヘッド位置信号Hin及び制 御手段からの信号に基づく荷重Wとからウェブの幅方向の摩擦プロフィ―ルを測 定することができる。
【0012】 本考案は図2のように構成されることに限定されるものではない。あくまでも 走行するウェブに接触子を一定荷重をもって接触させることによりこの該接触子 に対してウェブの走行に基づく摩擦力を検出してウェブの運動摩擦を測定するこ とでウェブ幅方向の摩擦プロフィ―ルを測定することができればよいものである から、摩擦荷重計の取付け方向やその設置個数等は設計的に際して図2の位置等 に限定されることはない。
【0013】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果 を奏する。 (イ)運動摩擦が幅方向で測定できるので、幅方向の摩擦ムラの減少か可能にな り、例えば印刷紙であればその印刷紙としての品質が向上する。つまり、摩擦ム ラを監視できることから、従来に比較して品質の良いウェブを製造していくこと に寄与できる
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のオンライン運動摩擦計の実施例を示す
構成図である。
【図2】図1のさらに具体的な実施例を示す構造図であ
る。
【符号の説明】
1 ウェブ 2 接触子 20 上方接触子 30 シャフト部 4 ,40,80 摩擦荷重計 5 ,50 基準面 60 レギュレ―タ 70 制御手段 90 演算手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行するウェブ、該ウェブに接触する接
    触子、該接触子に対して前記ウェブを挟んで反対側の面
    に設けられた基準面、前記ウェブの走行方向時に前記接
    触子に働く摩擦力を検出する摩擦荷重計を具備し、測定
    時に前記接触子に一定荷重を加えて前記摩擦荷重計から
    前記ウェブの運動摩擦を測定することでウェブ幅方向の
    摩擦プロフィ―ルを測定するオンライン運動摩擦計。
JP1991016916U 1991-03-20 1991-03-20 オンライン運動摩擦計 Expired - Lifetime JP2561089Y2 (ja)

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JPH04113059U true JPH04113059U (ja) 1992-10-01
JP2561089Y2 JP2561089Y2 (ja) 1998-01-28

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ID=31903778

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101019026B1 (ko) * 2009-02-19 2011-03-04 주재우 보강토 인발시험장치

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4528273Y1 (ja) * 1966-07-11 1970-10-30
JPH04252938A (ja) * 1991-01-30 1992-09-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 摩耗試験装置

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