JPH04113048U - 漏液検知装置 - Google Patents

漏液検知装置

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JPH04113048U
JPH04113048U JP2449091U JP2449091U JPH04113048U JP H04113048 U JPH04113048 U JP H04113048U JP 2449091 U JP2449091 U JP 2449091U JP 2449091 U JP2449091 U JP 2449091U JP H04113048 U JPH04113048 U JP H04113048U
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JP
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leakage
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liquid
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liquid leakage
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JP2449091U
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悦司 崎野
泰久 飯田
国雄 芝池
信一 今▲よし▼
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三菱重工業株式会社
高菱エンジニアリング株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油の識別,微量検出,早期検出,連続検出,
漏率把握,漏量確認等が可能な、従って検出精度及び自
動化に優れた漏液検知装置を図る。 【構成】 衝撃吸収材2に支持され一方に若干傾斜した
漏液検出板1と、漏液検出板1に設置され漏液検出板1
上に落下する漏液の落下音を検出する超音波センサー5
と、超音波センサー5の信号を増巾してアナログ化する
信号処理器8と、信号処理器8の信号を識別して漏液の
形態,程度を表示するコンピューター9と、漏液検出板
1の最低部に凹設された漏液溜め12に配設された膨潤
型油センサー13とを具える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は漏液検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
漏液検知センサーとしては、従来、例えば、図2分解斜視図に示すうに、漏液 の惧れのある個所に液溜容器を配設し、その底板上に黒色の取付金具01を介し て支えられたセンサー本体02を配置するとともに、取付金具01上に白色の吸 液紙03を載置する光反射型が知られている。同図で04,05はそれぞれ表示 ランプ,シールド線である。 この種のセンサーでは、常時は、図3縦断面図に示すように、センサー本体0 2に組込まれた赤外線発光素子06からの赤外線07が吸液紙03の表面で反射 し、センサー本体02に組込まれた受光素子08にて検出されているが、漏液が 発生すると、図4に示すように、漏液09が吸液紙03に吸収されそれが半透明 になり、その下側の取付金具01の黒色が表れて赤外線07の反射が大巾に減少 し、受光素子08の受光減少により漏液が検知される。同図で010は液溜容器 の底板である。
【0003】 しかしながら、このような手段では、下記のような欠点がある。 (1) 液体例えば水と油との識別ができないので、漏油センサーとしては使用 することができない。 (2) 漏液09の量がある程度溜まらないと漏液が検知できないので、漏液の微 量検出及び早期検出ができず、従って検知手段として不十分である。 (3) 微少漏液か過大漏液かの漏液程度が検知できないので、検出信号受信のた びごとに現場を確認しなければならず、従って検知の自動化には不向きである。 (4) 漏液信号受信のたびごとに吸液紙03を取換えなければならないので、連 続的検出が不可能であり、従って検知の自動化には不適当である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、このような事情に鑑みて提案されたものであり、油の識別,微量検 出,早期検出,連続検出,漏率把握,漏量確認等が可能な、従って検出精度及び 自動化に優れた漏液検知装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのために、本考案は衝撃吸収材に支持され一方に若干傾斜した漏液検出板と 、上記漏液検出板に設置され上記漏液検出板上に落下する漏液の落下音を検出す る超音波センサーと、上記超音波センサーの信号を増幅してアナログ化する信号 処理器と、上記信号処理器の信号を識別して漏液の形態,程度を表示するコンピ ューターと、上記漏液検出板の最低部に凹設された漏液溜めに配設された油セン サーとを具えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
衝撃吸収材に支持され一方に若干傾斜した漏液検出板と、上記漏液検出板に設 置され上記漏液検出板上に落下する漏液の落下音を検出する超音波センサーと、 上記落下音を解析する信号処理器及びコンピューターとを設けているので、滴下 漏液を検知することができ、従って微量検出,早期検出,連続検出,漏率把握等 が可能となる。 また、漏液検出板の最低部に凹設された漏液溜めに油センサーが設けられてい るので、水等の液体を油と誤認することがなくなるとともに、漏量確認が可能と なる。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を図面について説明すると、図1縦断面図において、1は床 GL上に複数の衝撃吸収材2を介して載設され一方に若干傾斜した受皿状の漏液 検出板、3は漏液検出板1の上方を前後に延びる配管に挿入された配管フランジ 、4は1対の配管フランジ3のすき間からの滴下漏液、5は漏液検出板1の央部 に接着剤6及びセラミックス7を介して載設され、滴下漏液4により漏液検出板 1に発生した固体伝播音6aを測定する超音波センサー、8,9はそれぞれ超音 波センサー5からコード10を介して順次接続された信号処理器,コンピュータ ー、11は漏液検出板1の最低部に凹設された漏液溜め12に溜められた貯溜液 、13は漏液溜め12の央部に取付けられた膨潤型油センサーである。
【0008】 このような装置において、まず配管フランジ3から滴下漏液4が漏液検出板1 上に落下すると、そこに発生した固体伝播音6aは超音波センサー5,信号処理 器8,コンピューター9等を介して漏液間隔,形態等が検出されるので、これら から漏液の状態が判明する。 次いで、滴下漏液4は漏液検出板1を伝って漏液溜め12に溜まり貯溜液11 となり、これに下部が浸漬した膨潤型油センサー13の電気抵抗が変化すること により、油及びその漏量の確認が行われる。
【0009】 このような、実施例の装置によれば、下記効果が奏せられる。 (1) 衝撃吸収材に支持され一方に若干傾斜した漏液検出板と、上記漏液検出板 に設置され上記漏液検出板上に落下する漏液の落下音を検出する超音波センサー と、上記落下音を解析する信号処理器及びコンピューターとを設けているので、 滴下漏液を検知することができ、従って微量検出,早期検出,連続検出,漏率把 握等が可能となり、検知精度が向上する。 (2) 上記漏液検出板の最低部に凹設された漏液溜めに油センサーが設けられて いるので、水等の液体を油と誤認することがなくなるとともに、漏量確認が可能 となり、従って油検知等が確実になる。
【0010】
【本考案の効果】
要するに本考案によれば、衝撃吸収材に支持され一方に若干傾斜した漏液検出 板と、上記漏液検出板に設置され上記漏液検出板上に落下する漏液の落下音を検 出する超音波センサーと、上記超音波センサーの信号を増幅してアナログ化する 信号処理器と、上記信号処理器の信号を識別して漏液の形態,程度を表示するコ ンピューターと、上記漏液検出板の最低部に凹設された漏液溜めに配設された油 センサーとを具えたことにより油の識別,微量検出,早期検出,連続検出,漏率 把握,漏量確認等が可能な、従って検出精度及び自動化に優れた漏液検知装置を 得るから、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】公知の漏液センサーを示す分解斜視図である。
【図3】図2のセンサーの漏液非検出時の状態を示す縦
断面図である。
【図4】図2のセンサーの漏液検出時の状態を示す縦断
面図である。
【0011】
【符号の説明】
1 漏液検出板 2 衝撃吸収材 3 配管フランジ 4 滴下漏液 5 超音波センサー 6 接着剤 6a 固体伝播音 7 セラミックス 8 信号処理器 9 コンピューター 10 コード 11 貯溜液 12 漏液溜め 13 膨潤型油センサー GL 床
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 芝池 国雄 同上 (72)考案者 今▲よし▼ 信一 兵庫県高砂市荒井町新浜二丁目8番25号 高菱エンジニアリング株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝撃吸収材に支持され一方に若干傾斜し
    た漏液検出板と、上記漏液検出板に設置され上記漏液検
    出板上に落下する漏液の落下音を検出する超音波センサ
    ーと、上記超音波センサーの信号を増幅してアナログ化
    する信号処理器と、上記信号処理器の信号を識別して漏
    液の形態,程度を表示するコンピューターと、上記漏液
    検出板の最低部に凹設された漏液溜めに配設された油セ
    ンサーとを具えたことを特徴とする漏液検知装置。
JP2449091U 1991-03-19 1991-03-19 漏液検知装置 Expired - Lifetime JP2500735Y2 (ja)

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JP2449091U JP2500735Y2 (ja) 1991-03-19 1991-03-19 漏液検知装置

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JPH04113048U true JPH04113048U (ja) 1992-10-01
JP2500735Y2 JP2500735Y2 (ja) 1996-06-12

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ID=31909437

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11230648A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 可燃性冷媒を用いた冷凍機器の冷媒漏洩警報装置
JP4736786B2 (ja) * 2005-12-20 2011-07-27 パナソニック株式会社 液体センサ用受液容器及びそれを備えた冷却装置

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Effective date: 19960123