JPH0750696Y2 - 漏液検知装置 - Google Patents
漏液検知装置Info
- Publication number
- JPH0750696Y2 JPH0750696Y2 JP6198290U JP6198290U JPH0750696Y2 JP H0750696 Y2 JPH0750696 Y2 JP H0750696Y2 JP 6198290 U JP6198290 U JP 6198290U JP 6198290 U JP6198290 U JP 6198290U JP H0750696 Y2 JPH0750696 Y2 JP H0750696Y2
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- Japan
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- liquid
- liquid leakage
- signal
- leakage
- leak
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は漏液検知装置に関する。
漏液検知センサーとしては、従来、例えば、第６図分解
斜視図に示すように、漏液の惧れのある個所に液溜容器
を配設し、その底板上に黒色の取付金具01を介して支え
られたセンサー本体02を配置するとともに、取付金具01
上に白色の吸液紙03を載置する光反射型が知られてい
る。同図で04,05はそれぞれ表示ランプ，シールド線で
ある。
斜視図に示すように、漏液の惧れのある個所に液溜容器
を配設し、その底板上に黒色の取付金具01を介して支え
られたセンサー本体02を配置するとともに、取付金具01
上に白色の吸液紙03を載置する光反射型が知られてい
る。同図で04,05はそれぞれ表示ランプ，シールド線で
ある。
この種のセンサーでは、常時は、第７図縦断面図に示す
ように、センサー本体02に組込まれた赤外線発光素子06
からの赤外線07が吸液紙03の表面で反射されセンサー本
体02に組込まれた受光素子08にて検出されているが、漏
液が発生すると、第８図に示すように、漏液09が吸液紙
03に吸収されそれが半透明になり、その下側の取付金具
01の黒色が表れて赤外線07の反射が大巾に減少し、受光
素子08の受光減少により漏液が検知される。同図で010
は液溜容器の底板である。
ように、センサー本体02に組込まれた赤外線発光素子06
からの赤外線07が吸液紙03の表面で反射されセンサー本
体02に組込まれた受光素子08にて検出されているが、漏
液が発生すると、第８図に示すように、漏液09が吸液紙
03に吸収されそれが半透明になり、その下側の取付金具
01の黒色が表れて赤外線07の反射が大巾に減少し、受光
素子08の受光減少により漏液が検知される。同図で010
は液溜容器の底板である。
しかしながら、このような手段では、下記のような欠点
がある。
がある。
（１） 漏液09の量がある程度溜まらないと漏液が検知
できないので、漏液の微量検出及び早期検出ができず、
従って検知手段として不十分である。
できないので、漏液の微量検出及び早期検出ができず、
従って検知手段として不十分である。
（２） 微少漏液か過大漏液かの漏液程度が検知できな
いので、検出信号受信のたびごとに現場を確認しなけれ
ばならず、従って検知の自動化には不向きである。
いので、検出信号受信のたびごとに現場を確認しなけれ
ばならず、従って検知の自動化には不向きである。
（３） 漏液信号受信のたびごとに吸液紙03を取換えな
ければならないので、連続的検出が不可能であり、従っ
て検知の自動化には不適当である。
ければならないので、連続的検出が不可能であり、従っ
て検知の自動化には不適当である。
本考案は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
微量検出及び早期検出が可能であるとともに、漏液程度
及び連続検出ができ、従って漏液対策及び自動化に採用
できる高性能の漏液検知装置を提供することを目的とす
る。
微量検出及び早期検出が可能であるとともに、漏液程度
及び連続検出ができ、従って漏液対策及び自動化に採用
できる高性能の漏液検知装置を提供することを目的とす
る。
そのために、本考案は衝撃吸収材に支持された漏液検出
板と、上記漏液検出板上に設置され上記漏液検出板上に
落下する漏液の落下音を検出する超音波センサーと、上
記超音波センサーの信号を増巾する前段増巾器及び主増
巾器と、上記主増巾器の出力をデイジタル化する信号処
理機と、上記信号処理機の信号を識別して漏液の形態，
程度を表示するコンピユーターとを具えたことを特徴と
する。
板と、上記漏液検出板上に設置され上記漏液検出板上に
落下する漏液の落下音を検出する超音波センサーと、上
記超音波センサーの信号を増巾する前段増巾器及び主増
巾器と、上記主増巾器の出力をデイジタル化する信号処
理機と、上記信号処理機の信号を識別して漏液の形態，
程度を表示するコンピユーターとを具えたことを特徴と
する。
衝撃吸収材に支持された漏液検出板上に落下した漏液落
下音を超音波センサーで検出して漏液を検知するので、
漏液の微量検出及び早期検出が可能になる。また、超音
波センサーの信号を増巾する前段増巾器及び主増巾器
と、上記主増巾器の出力をデイジタル化する信号処理機
と、その信号を識別して漏液の形態，程度を表示するコ
ンピユーターとを設けているので、漏液の状況が把握で
きる。更に、漏液検出に超音波センサーを使用している
ので、連続的検出が可能となる。
下音を超音波センサーで検出して漏液を検知するので、
漏液の微量検出及び早期検出が可能になる。また、超音
波センサーの信号を増巾する前段増巾器及び主増巾器
と、上記主増巾器の出力をデイジタル化する信号処理機
と、その信号を識別して漏液の形態，程度を表示するコ
ンピユーターとを設けているので、漏液の状況が把握で
きる。更に、漏液検出に超音波センサーを使用している
ので、連続的検出が可能となる。
本考案の一実施例を図面について説明すると、第６〜８
図と同一の符番はそれぞれ同図と同一の部材を示し、ま
ず、第１図斜視図において、１はフランジ接手２を介し
て互いに接続された配管、３はフランジ接手２のすき間
から落下する滴下液、４は床GL上に四隅がそれぞれ衝撃
吸収材５を介して支持された漏液検出板、６は漏液検出
板４上に落下した漏液、７は漏液検出板４に接着剤８で
固着されたセラミック９上に配置された超音波センサ
ー、10,11,12,13はそれぞれ超音波センサー７からコー
ド14を介して順次接続された前段増巾器，主増巾器、信
号処理機，コンピユーターである。
図と同一の符番はそれぞれ同図と同一の部材を示し、ま
ず、第１図斜視図において、１はフランジ接手２を介し
て互いに接続された配管、３はフランジ接手２のすき間
から落下する滴下液、４は床GL上に四隅がそれぞれ衝撃
吸収材５を介して支持された漏液検出板、６は漏液検出
板４上に落下した漏液、７は漏液検出板４に接着剤８で
固着されたセラミック９上に配置された超音波センサ
ー、10,11,12,13はそれぞれ超音波センサー７からコー
ド14を介して順次接続された前段増巾器，主増巾器、信
号処理機，コンピユーターである。
このような装置において、衝撃吸収材５により外乱雑音
が除去された漏液検出板４上に漏液６が滴下すると、第
２図流れ図に示すように、滴下衝突音の検出が超音波セ
ンサー７により行われ、その信号は前段増幅器10,主増
幅器11により増幅されたのち、信号処理機12で信号のデ
イジタル化が行われ、更にコンピユーター13においてパ
ターン処理による漏液程度の判別，漏液度合いの表示等
が行われる。
が除去された漏液検出板４上に漏液６が滴下すると、第
２図流れ図に示すように、滴下衝突音の検出が超音波セ
ンサー７により行われ、その信号は前段増幅器10,主増
幅器11により増幅されたのち、信号処理機12で信号のデ
イジタル化が行われ、更にコンピユーター13においてパ
ターン処理による漏液程度の判別，漏液度合いの表示等
が行われる。
その際のパターン処理は、第３図，第４図，第５図説明
図にそれぞれ示すように、信号波形の差違に基づいて、
信号処理機12に滴下信号15,連続滴下信号16,噴流信号17
が表示されたとき、コンピユーター13は滴下液3,連続滴
下液18,噴流液19と判断する。
図にそれぞれ示すように、信号波形の差違に基づいて、
信号処理機12に滴下信号15,連続滴下信号16,噴流信号17
が表示されたとき、コンピユーター13は滴下液3,連続滴
下液18,噴流液19と判断する。
このような装置によれば、下記効果が奏せられる。
（１） 衝撃吸収材に支持された漏液検出板上に落下し
た漏液落下音を超音波センサーで検出して漏液を検知す
る装置なので、漏液の微量検出及び早期検出が可能とな
り、従って漏液対策が容易になる。
た漏液落下音を超音波センサーで検出して漏液を検知す
る装置なので、漏液の微量検出及び早期検出が可能とな
り、従って漏液対策が容易になる。
（２） 超音波センサーの信号を増巾する前段増巾器及
び主増巾器と、上記主増巾器の出力をデイジタル化する
信号処理機と、その信号を識別して漏液の形態，程度を
表示するコンピユーターとを設けているので、漏液の状
況が把握でき、従って現場を確認する必要がなく、漏液
検知の自動化が可能となる。
び主増巾器と、上記主増巾器の出力をデイジタル化する
信号処理機と、その信号を識別して漏液の形態，程度を
表示するコンピユーターとを設けているので、漏液の状
況が把握でき、従って現場を確認する必要がなく、漏液
検知の自動化が可能となる。
（３） 漏液検出に，超音波センサーを利用しているの
で、連続的検出が可能となり、従って検知の自動化がで
きる。
で、連続的検出が可能となり、従って検知の自動化がで
きる。
要するに本考案によれば、衝撃吸収材に支持された漏液
検出板と、上記漏液検出板上に設置され上記漏液検出板
上に落下する漏液の落下音を検出する超音波センサー
と、上記超音波センサーの信号を増巾する前段増巾器及
び主増巾器と、上記主増巾器の出力をデイジタル化する
信号処理機と、上記信号処理機の信号を識別して漏液の
形態，程度を表示するコンピユーターとを具えたことに
より微量検出及び早期検出が可能であるとともに、漏液
程度及び連続検出ができ、従って漏液対策及び自動化に
採用できる高性能の漏液検知装置を得るから、本考案は
産業上極めて有益なものである。
検出板と、上記漏液検出板上に設置され上記漏液検出板
上に落下する漏液の落下音を検出する超音波センサー
と、上記超音波センサーの信号を増巾する前段増巾器及
び主増巾器と、上記主増巾器の出力をデイジタル化する
信号処理機と、上記信号処理機の信号を識別して漏液の
形態，程度を表示するコンピユーターとを具えたことに
より微量検出及び早期検出が可能であるとともに、漏液
程度及び連続検出ができ、従って漏液対策及び自動化に
採用できる高性能の漏液検知装置を得るから、本考案は
産業上極めて有益なものである。
第１図は本考案の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図装置の作用を示す流れ図、第３図，第４図，第５図は
それぞれ第１図装置のコンピユーターの判断要領を示す
説明図である。 第６図は公知の漏液センサーを示す分解図、第７図，第
８図はそれぞれ第６図漏液センサーの非検出時，検出時
の状態を示す縦断面図である。 １……配管、２……フランジ接手、３……滴下液、４…
…漏液検出板、５……衝撃吸収材、６……漏液、７……
超音波センサー、８……接着剤、９……セラミック、10
……前段増巾器、11……主増巾器、12……信号処理機、
13……コンピユーター、14……コード、15……滴下信
号、16……連続滴下信号、17……噴流信号、18……連続
滴下液、19……噴流液、GL……床、
図装置の作用を示す流れ図、第３図，第４図，第５図は
それぞれ第１図装置のコンピユーターの判断要領を示す
説明図である。 第６図は公知の漏液センサーを示す分解図、第７図，第
８図はそれぞれ第６図漏液センサーの非検出時，検出時
の状態を示す縦断面図である。 １……配管、２……フランジ接手、３……滴下液、４…
…漏液検出板、５……衝撃吸収材、６……漏液、７……
超音波センサー、８……接着剤、９……セラミック、10
……前段増巾器、11……主増巾器、12……信号処理機、
13……コンピユーター、14……コード、15……滴下信
号、16……連続滴下信号、17……噴流信号、18……連続
滴下液、19……噴流液、GL……床、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 芝池 国雄 兵庫県高砂市荒井町新浜２丁目１番１号 三菱重工業株式会社高砂研究所内 (72)考案者 今吉 信一 兵庫県高砂市荒井町新浜２丁目８番25号 高菱エンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】衝撃吸収材に支持された漏液検出板と、上
記漏液検出板上に設置され上記漏液検出板上に落下する
漏液の落下音を検出する超音波センサーと、上記超音波
センサーの信号を増巾する前段増巾器及び主増巾器と、
上記主増巾器の出力をデイジタル化する信号処理機と、
上記信号処理機の信号を識別して漏液の形態，程度を表
示するコンピユーターとを具えたことを特徴とする漏液
検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6198290U JPH0750696Y2 (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 漏液検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6198290U JPH0750696Y2 (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 漏液検知装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0421837U JPH0421837U (ja) | 1992-02-24 |
| JPH0750696Y2 true JPH0750696Y2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=31590725
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6198290U Expired - Lifetime JPH0750696Y2 (ja) | 1990-06-12 | 1990-06-12 | 漏液検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0750696Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220008678A (ko) * | 2020-07-14 | 2022-01-21 | 오태헌 | 냉매 누액 감지 방법 및 장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11230648A (ja) * | 1998-02-13 | 1999-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 可燃性冷媒を用いた冷凍機器の冷媒漏洩警報装置 |
-
1990
- 1990-06-12 JP JP6198290U patent/JPH0750696Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20220008678A (ko) * | 2020-07-14 | 2022-01-21 | 오태헌 | 냉매 누액 감지 방법 및 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0421837U (ja) | 1992-02-24 |
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